拉致されたけど天国

あ

それにしても豪勢な家だなーお腹すいたし誰かいないかな～

曲がり角を曲がろうとした瞬間ドンッと、何かにぶつかった。

「わっ、、あててて」

前を見るとちっちゃい子どもがいた。

「大丈夫ですか？若」

とそのちっちゃいこのそばに居た人が話しかけた。

「あぁ、問題ない。お前は、、、父の情婦か」

と冷めた目で見られた。すごいなーちっちゃい子が俺より頭良さそう

「あーいきなりぶつかってごめんなさい？」

とりあえず謝っといた。面倒くさそうなのでじゃあと、おさらばしようとしたが

「待て何処へ行く気だ」

と問いかけられた

「えーとその辺？」

お腹すいたし早くどっか行かせてくんねーかなと思いっていたら俺の腹の虫は正直できゅるるると音を立てた

「な「あっれー若じゃないすかァこちびいじめてるんすか？」、、、ﾁｯ」

しろーさまがくるとしろー様を睨みつけて無言でどこかへ行ってしまった。笹木と言う奴も一礼してそいつに着いていった。

「逃げられちゃったなァ俺なんかしたっけなーま、いいかこちび腹減ってんだろ？飯連れてってやんよー」




車に乗せられて連れてかれた先は煌びやかな夜の世界だった

「あー！神崎様ー！なになに？隠し子ですかぁ？かーわーいいー！💕」

店に入っていくといきなり抱きしめられた。最近女の子触ってなかったからちょーどいいや

「おねえさん、くるしいです、、、」

上目遣いできゅるんとぶりっ子すると

「「「「「キャーーーーーーー」」」」」

店中に女の奇声が上がった。うるさいけどやっぱ女の子いーよねー

次々とお姉さんが奢るからこっちおいで！いや！私の方よ！！とか大乱闘すごい

「テメェら今日は好きに頼んでいいぞーこいつの面倒料込みだからなァおい、注文」

慣れた手つきでどんどん注文してくしろー様

「あっ！俺ハイボール！」

「はァ？ガキはオレンジジュースでいいんだよ」

「え？俺しろーさまより酒強いよ？」

「んじゃ勝負な酒持ってこい」