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始まりました歓迎会

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「さぁっ!!!始まりました!歓迎会!実況はこの私放送委員委員長の高場隼人と!」

「生徒会の寛也だ「七晴と」「由鷹」「慶真ぷらす藍ちゃんがお送りします~みんな頑張ってね~~」

癖毛が藍を抱っこして手を振った。ああも懐いてしまうとな、離すに離せない

「ではルール解説です!鬼である生徒会ツートップと風紀全メンバーから逃げる鬼ごっこです!体のどこかを触られた時点でアウトです!鬼にバツ印をつけられますので!大人しく牢屋に来てくださいね~暴力行為があった場合停学ですので!それには気をつけて!あ!ちなみに全カメラあるので悪いことは出来ませんよ~!!1時間逃げ切った方にはご褒美がありますので頑張ってください!では!開始とします!!鬼は10分後に開始です!」

STARTと聞こえさっさと捕まりたいが始まる前に藍ちゃんと1位になるって約束してしまったしなぁ、とりあえず北舎をうろうろしよう

鬼も開始され着々と逃げが捕まっている

「おおっ!さすが風紀の冷鬼!!俊敏だあぁあああああの美しさにはやはりMをひきつけますね」

「そうだねぇ、放送委員ちょーえむっぽいし」

先程から思ってたけどうるさいなアイツら

「はぁ、ベッド行きたいねむーいひまー」

この声は七晴とかだなピンク髪の

歩きながらそんなことを思っていると

「~~~~~~!!!!」

変な音が聞こえて見てみると小柄な子を取り囲むゴリラが4頭いた。あぁ人間か、

カメラが無い死角を狙ったつもりなのだろうか360°見渡せるカメラだと気づかないのがゴリラらしい

藍ちゃんにこんな汚いものを見せたくないのでゴリラ4頭をさっさと縛りあげ鬼がきやすいところに放置して小柄な子にジャケットを被せ

「だいじょうぶ?救護テント行く?」

泣きじゃくる子を刺激しないように優しく問いかけると涙がぶわりとわきだした

「ひっぐ、あ、ありがとうございます、、」

とりあえず立たせようとしたが腰が抜けてしまっているらしい

「ご、ごめんなさい、鬼が来ちゃうから、僕おいてってください、、だいじょうぶですから、」

それくらいは撒けるから大丈夫である。その子を抱き抱え、藍ちゃんを抱っこするような感じになってしまったが運びやすいしいいか、

廊下に出ると

「あっ!!!いたぞ!!」

鬼の面々がやってくるが遅いさっさと撒いて救護テントに向かいその子を置いてバイバイと手を呑気に振っていると

「いました。救護テント側です」

また鬼が来たこんどは、言うなら冷たい美しさ?この子はめんどくさそうだ、さっさと逃げ教室に逃げ込んだ

「おぉっ!!冷鬼こと麗しき風紀副委員長花園苑様VSエロ代表嶺川叶様のワンオンワンですかね!!これは!!!特典が高い!!皆さん鼻血注意です!!」

「あっ!お兄ちゃん頑張って~!「そう身を乗り出すと危ないぞ」あいっ!」

藍の応援がかわいい、はーあと20分も会えないのかつらいなぁ

「先輩、苑って言うんだ苑先輩足速いねぇ」

窓際に腰掛けていると苑先輩の影が見えたので入ってくる瞬間窓を開けベランダに移り

「苑先輩おっさき~」

ひゅっとベランダから飛び降りた

「おおっとおおおおおおおおおおおお追いついた冷鬼をまたもやまく、嶺川様がベラんだから飛び降りたぞぉぉぉぉだいじょうぶか!?だいじょうぶなのか?!!放送委員!!!」

その声に慌てて放送委員がカメラを向けるとそこには軽やかに着地する叶の姿が映っていた

「あっカメラじゃん藍ちゃん~お兄ちゃん頑張るよ~」

カメラに向かって手を振るともうすでに捕まり牢屋で観戦していた人達がその笑顔で鼻血を出して倒れていたことは知る由もなかった、、、、


「ここ、3階ですよね、」

ベランダでは呆気に取られて珍しい表情をしていた苑先輩が居た

先輩から逃げたあとはどこに行こーかなー

「残り時間10分です!!」

ほんとにうるさいな、そろそろ眠たいし今日は抱き枕欲しい気分

「いたぞ、ってうわっ!嶺川!!!」

僕の顔を見た瞬間逃げ回るひゅーちゃんがいた。逆でしょこれ、面白いから追いかけよ

「委員長!?ぎゃく!!追いかけて捕まえるんですよ!???逃げてどうするんですか!???」

「うわぁ、可哀想に、いいんちょーがんばれ、、」

何事か癖毛は察しているようである。

「はっ!俺は何を、、」

正気に戻ったのかこちらに向かって走り俺を捕まえようとするひゅーちゃん

ひゅーちゃん追いかけてたらあと1分なんだよねぇこのまま走る力をとめずに向かってくるひゅーちゃんをひょいっと上の棒を掴んでジャンプした

「なんでこんなとこに棒あるんだろうねぇ」

まぁ助かったからいいか

「う、うおおおおおおおおおおお!!!!!!すごい!!運動神経どうなってるんですか???!!!!嶺川様!!!
のこり30秒!鬼は!鬼よ!!がんばれ!!!!嶺川様を捕まえろぉぉぉぉ」

指示があったのか鬼がバラバラと四方から俺を取り囲んだ終わったらまっさきに藍ちゃんに会いたいから生徒会室行くかあ、


生徒会室の方にいる男を飛び越え藍のいる所へ向かう

丁度部屋の前に着いた瞬間


「時間切れだあぁああああああああああああぁぁぁ」

びーっ!と大きな音が鳴った後それよりも大きな声が学校に響き渡った

生徒会室の部屋の扉を開けると。ピンク髪とすやすやと眠る姿があった。寝ている藍を起こさないようにしてあいさつも簡素に済まし部屋に戻った

「えーっとただ今嶺川様は藍様とお部屋で寝ているそうで、褒美はいらないとのことです、、、、これにて歓迎会を終了します!皆さんかいさん!!」



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