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第0回 「某3月、全ては現実逃避から」
しおりを挟むヨミト「※61が完結した訳だけど、 君はこの数週間何をしてたのかな? 何も進んでないよね」
作者「くっ……返す言葉もない」
ヨミト「また……瞑想してるんだね」
ホウゲツ「何だ、この世界観?」
※「61年後の香調」……儚方ノ堂の一作目
ヨミト「何って、メタメタのギャグ世界だよ」
ホウゲツ「うちシリアスさが売りなのに?」
作者「それは61でやったから疲れちゃった」
ホウゲツ「あれ前日談だろ? 本編まだなのに」
作者「時系列考えるの大変、難しい……」
ホウゲツ「しっかりやれよ、原作者」
ホウゲツ「そもそも俺をツッコミ担当にしないで下さいよ。キャラ崩壊でしょうに」
ヨミト「すでに原作者と会話してる時点で世界観崩壊してるから大丈夫だよ」
ホウゲツ「大丈夫とは?」
作者「こんな怪しい垢、誰も見てないから平気平気」
ホウゲツ「……もう好きにしろよ」
ホウゲツ「そもそも俺達、絡みなかったですよね? 何故ヨミトと俺なんです?」
作者「キャラデザ出来てるのが極わずかしかいない」
ホウゲツ「聞かなければよかった」
ヨミト「でも※栞恩・露命・居鶴も昔描いてたよね? 彼らは呼ばないのかい?」
作者「いや流石に世界観カオスになり過ぎるからやめとく(消失、行方不明、故人)」
※61の主要登場人物
ヨミト「普通にキャラデザ作業溜まってるね。あと何人待ちなんだい?」
作者「聞かないで……えっと40人くらいかな」
ホウゲツ「え、こんなマンガ描いてる場合か??」
作者「何を隠そう、俺にデザインセンスはない。キャラデザほんと厳しいなにあれ」
――時が過ぎ、6月某日
ヨミト「そんなこんなでお蔵入りしていた、メタい4コマ漫画のプロットを掘り起こして再利用するらしいよ」
ホウゲツ「何でもアリだな。それで? 元凶の本人はどこに……」
ヨミト「旅に出たって」
ホウゲツ「…………は?」
ヨミト「だからもう、ここには来ないから後は任せたってさ」
ホウゲツ「あの野郎……原稿しろよ」
ヨミト「まあ良いじゃない。週一でこの茶番劇に付き合ってあげようじゃないか」
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