精霊魔法は使えないけど、私の火力は最強だった

SA

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2 新人研修編

主な登場人物(新人研修編 終了時)

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主な登場人物(新人研修編終了時)


 新人研修編終了時点での状況なので、先に読むとネタバレになります。

 役職名だけとか名前がチラリとか、他にもいろんな人が出てきていますが、とりあえず。

 神様関係は、鑑定の儀編 2-8 神官長は語るを参照してください。




ネージュ・グランフレイム

 精霊魔法の一大家門に『技能なし』として生まれた。最終鑑定の儀の帰り道、乗っていた車が魔物に襲われ、崖下に落下して死亡した、とされている。



クロスフィア・クロエル・ドラグニール

 元ネージュ。赤種の四番目で破壊の赤種。黒竜に、執着の鎖で繋がれてる上、胃袋も掴まれている。
 特級補佐官として就職し、研修も終了。 



ラウゼルト・ドラグニール

 上位竜種の黒竜で、現役の竜種の中では最強。第六師団の師団長を勤める。
 新婚期間中のため、神経質になっていて、何かと悩み事も多い。
 奥さんと風呂で温まることが大好き。



リングテラ・クロエル

 赤種の一番目で創造の赤種。見た目は十歳くらいの子ども、中身は大神殿の最高責任者。
 クロスフィアのよき相談相手だが、惚気話を一方的に聞かされることも多い。
 舎弟の第一塔長とよく菓子会を開く。



ジン・ドゥアン

 風と土の適性を持つ、グランフレイムの精霊騎士。現在はマリージュの護衛騎士をしている。
 マリージュの師団見学に同行した際、ネージュにそっくりな人物を見かける。



メモリア・メランド・エアヘイゼル

 師団本部諜報班の元エースで、凄腕の精霊騎士。引退後、縁があってネージュの専属侍女となった。非常に無口。
 ネージュの死後、第六師団に引き抜かれて、クロスフィアの護衛となる。



セルージュ・グランフレイム

 ネージュの実の兄。グランフレイムの次期当主で、高位の精霊術士。末妹のマリージュを可愛がっている。
 第四師団所属で、師団の昇格試験に挑戦した。



マリージュ・グランフレイム

 ネージュの実の妹。全属性持ちの精霊術士で、天才ともてはやされている。精霊魔法以外は、あまり興味がない。



ヴィッツ・カーシェイ

 第六師団長の副官で戦術戦略担当。竜種のひとりで、物腰は丁寧で穏やか。第六師団を取り仕切る苦労人。
 クロスフィアとカーネリウスの異動を受けて、総師団長付きに異動になる予定。



マリティナ・エルヴェス

 第六師団長の副官で情報収集担当。美少女と美少年好きの変態、と周りから認知されている。実家があるらしい。
 仕事は迅速で的確。有能だが、よく妄想に取り付かれる。話し方に特徴あり。



マディアス・カーネリウス

 総師団長付きの副官で竜種。有能だが、まだまだ詰めが甘い。黒竜と黒竜録の大ファン。
 連絡ミスで事態を混乱させた責任をとり、本部から第六師団に異動となる。



レクシルド・エルメンティア

 第一塔長を勤めるエルメンティアの王子さま。鑑定技能は超級で、好きな菓子はチョコ。人事班にも所属しており、人員の選別も担当している。
 テラのことを師匠と呼ぶ、テラの舎弟。



ユクレーナ・フィールズ

 第一塔所属の特級補佐官で、全属性に適性のある精霊術士。第八師団にも所属している。
 言葉使いも物腰も丁寧だが、たまに尖る。ものぐさ上司にいいように働かせられている。



ナルフェブル

 第一塔所属の特級補佐官で、技能なし。第二塔にも所属する根っからの研究者。専門は魔物研究だが、魔導具開発にも造詣が深く、第三塔と共同で開発も行っている。
 よく、黒竜の威圧と殺気に脅えている。



ルミアーナ・エレバウト

 第一塔鑑定室所属の上級補佐官で恋人なしの十九歳。第一塔長のファンで、塔長室勤務を希望している。
 謎の情報収集力があり、クロスフィアから『ラウの同類』認定をされた。



マギナローザ・ノルンガルス

 第八師団所属。エレバウトの次にクロスフィアに絡んでいる精霊術士。(登場は名前だけ)



テオドリクス・グランスプリタス

 上位竜種の紫竜で、若手最有望株。第四師の師団長を勤める。
 竜種には珍しく、細身ですらりとした体格、優しげで王子様のような風貌が女性に人気。



猫(仮)

 黒毛赤目の猫のような見た目で、緋色の魔力を撒き散らす生き物。
 自然公園で魔物を呼び出し、破壊の赤種と激突したあと、消息を絶つ。
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