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1 鑑定の儀編

登場人物(鑑定の儀編 終了時)

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主な登場人物(鑑定の儀編終了時)


 新人研修編に関係する(もしくは名前がチラッと出てくる)名前ありの人物の紹介です。

 鑑定の儀編終了時点での状況なので、先に読むとネタバレになりますので、あしからず。

 役職名だけで名前が出てこなかった人物は除いてあります。

 神様関係は、鑑定の儀編 2-8 神官長は語るを参照してください。




ネージュ・グランフレイム

 精霊魔法の一大家門に『技能なし』(精霊魔法の先天技能がない)として生まれた。
 高位の詠唱魔法に加えて、剣技や体技も扱え、魔物も倒す、努力家のご令嬢。
 最終鑑定の儀の帰り道、乗っていた車が魔物に襲われ、崖下に落下して死亡した、とされている。



クロスフィア・クロエル・ドラグニール

 元ネージュ・グランフレイム。兄から見捨てられ崖下に落とされたときに、覚醒した、赤種の四番目。
 覚醒時に暴走していたが、上位竜種の黒竜に捕獲され、勝手に伴侶の契約をされて、現在に至る。
 お菓子作りが苦手。



ラウゼルト・ドラグニール

 上位竜種の黒竜で、現役の竜種の中では最強。第六師団の師団長を勤める。
 威圧感のある大柄な体格で、ちゃっかり、クロスフィアの夫に納まる。
 クロスフィアの元護衛が大嫌い。恋愛以外は、何かと器用。



リングテラ・クロエル

 赤種の一番目。創造の赤種。見た目は十歳くらいの少年だが、大神殿の最高責任者を勤める。
 立場上、あちこちに顔が利く。クロスフィアの良き相談相手。
 身長が低いことを気にしている。



ジン・ドゥアン

 ネージュの専属護衛で風と土の適性を持つ、グランフレイムの精霊騎士。ネージュに寄り添い、ネージュをずっと守っていた。
 ネージュの死亡を信じられず、グランフレイムでネージュの帰りを待つ。



メモリア・メランド・エアヘイゼル

 師団本部諜報班の元エースで、凄腕の精霊騎士。引退後、縁があってネージュの専属侍女となった。非常に無口。
 ネージュの死後、第六師団に引き抜かれて、クロスフィアの護衛となる。



セルージュ・グランフレイム

 ネージュの実の兄。グランフレイムの次期当主で、高位の精霊術士。テラからはバカ扱いされている。
 末妹のマリージュを可愛がる反面、技能なしのネージュを嫌い、魔物に襲われたネージュを見捨てる。



マリージュ・グランフレイム

 ネージュの実の妹。全属性持ちの精霊術士で、天才ともてはやされている。精霊魔法以外は、あまり興味がない。
 ネージュの死亡を聞き、精神的に不安定になっている、らしい。



ヴィッツ・カーシェイ

 第六師団長の副官で戦術戦略担当。竜種のひとりで、物腰は丁寧で穏やか。第六師団を取り仕切る苦労人。
 同僚のエルヴェスから『辛気くさい』とよく言われている。



マリティナ・エルヴェス

 第六師団長の副官で情報収集担当。美少女と美少年好きの変態、と周りから認知されている。夫がいるらしい。
 仕事は迅速で的確。有能だが、よく妄想に取り付かれる。話し方に特徴あり。



ユクレーナ・フィールズ

 第一塔所属の特級補佐官で、鑑定技能は特級。全属性に適性のある精霊術士で、第八師団にも所属している。
 言葉使いも物腰も丁寧だが、たまに尖る。ものぐさ上司に良いように働かせられている。



テオドリクス・グランスプリタス

 上位竜種の紫竜で、若手最有望株。第四師の師団長を勤める。
 竜種には珍しく、細身ですらりとした体格、優しげで王子様のような風貌が女性に人気。



猫(仮)

 大神殿近くの赤の樹林に生息している、黒毛赤目の猫のような見た目の生き物。
 ネージュが一方的に友だち扱いしていたが、ジンから猫ではないと指摘される。
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