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「スターリングラード」攻防戦
「ステンカ・ラージン」 登場人物一覧
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「第二次探索隊」、実は「第一次探索隊救出部隊」関係
ヤヨイ・ヴァインライヒ
突如発生したポールシフトにより滅亡しかけた人類の千年後の世界。最大にして最強の国家「帝国」の首都に生まれ育った21歳の陸軍少尉。本作の主人公。
平民出身。ヤーパン系の母とドイツ系の父を持つ。母は国母貴族、レディー・マリコ・フォン・シュトックハウゼン。
帝国の最高学府「バカロレア」で電波工学を専攻し院生として電波の研究に当たっていたところ20歳を迎え、帝国の国法に従って徴兵される。新兵訓練を受けている途中で特務機関のウリル少将に見いだされリクルートされてエージェント兼、アサシンとなる。空手の達人でそれをさらに磨きあげた最強の殺人技を持つ。コードネームは「マルス」。
「レオン少尉反乱事件」「戦艦ミカサ拿捕事件」を経て正式に士官に任官。陸軍特務少尉となり、帝国軍人に与えられる最高の褒賞である「鉄十字章 アイゼネス・クロイツ」を授与される。「チナ戦役」においては一時的に空挺部隊に転属され一小隊の指揮官を務め、その武勲が東の隣国ノール王国にまで聞こえたため、ノールの革命分子の抹殺作戦にも従事した。
戦災孤児であるチナ人の少年タオを引き取り養子にしている。離婚歴あり。幼いころから夜空の星が好きで、いつの日にか宇宙船に乗って月まで行くのを今も夢見ている。
今回は、北の野蛮人の地を探索中行方不明になった部隊を捜索・救出する任務に就く。
ユルゲン・ヘルツォーゲンベルク・フォン・シェンカー大尉
第一次探索隊救出部隊の隊長。特務機関エージェント。コードネームは「ウラヌス」
ウリル少将に見いだされて特務機関に来たが、階級も年齢も下でしかも女であるヤヨイが気に入らない。ちょっとカタブツの男尊女卑的傾向のあるオラオラ系マッチョ。
しかし、任務にあたるうちにヤヨイのポテンシャルの高さを認めないわけには行かなくなり、やがて心酔してゆく? 得意技などはまだ未知数。
北の野蛮人の地にある前進基地の指揮官エーリヒ・ヘルツォーゲンベルク・フォン・シェンカー少佐の弟。名前からわかる通り、貴族出身。
リーズル・ルービンシュタイン予備役上等兵
ヤヨイと同じく第十三軍団の偵察部隊出身で北の野蛮人相手に実戦経験も豊富な金髪の射撃の名手。その後空挺部隊にも参加した。今はホモ・ノヴァス(新興成金)の夫がいて新兵訓練所で射撃の教官もしている。
アラン・フリードマン調査官
帝国内閣府傘下の資源調査院勤務。
元は第十三軍団の偵察部隊出身で異常なほどに聴力と視力が優れていたためにヤヨイのレオン少尉捕捉作戦に狙撃の名手リーズルと共に参加した。
ビアンカ・エッケルト一等兵
ブルネットでポニーテールの似合う可愛い娘。第3作「遠すぎた橋」で、徴兵ながら空挺部隊に志願しスナイパーリーズルに狙撃の才能を認められ、陸軍で最も過酷な北の独立偵察大隊に志願して転属した。
ハンナ・ペトローヴナ・ヤーノワ
北の異民族、あるいは野蛮人と呼びならわされてきた土地のシビル族に住む娘。父は族長のヤーノフ。
帝国と同盟を結んだことにより、シビル族は帝国の庇護のもと帝国の軍制や習俗、科学を受け入れ付近に建設された帝国の前進基地を通じて近代化を図っていたが、その感化を強く受けたハンナは次第に帝国への憧れを持つに至っていた。
今回、ハンナは通訳兼スナイパーとしてヤヨイの作戦に参加することになる。6人姉弟の長女で金髪の17歳。
ディートリヒ一等兵・カミル一等兵
ビアンカと同じ第十三軍団第38連隊独立偵察大隊の兵士。二人とも、ヤヨイの大ファン。
帝国皇帝直属特務部隊 通称「ウリル機関」関係
ウリル少将
皇帝直属の特務機関の責任者。帝国内外に浸透するスパイ網を統括するスパイ・マスター。帝国の存立と将来に障害となる、あるいは障害となりそうな人物を調査し、排除する。
ヤヨイのエージェントとしての素質を見出し徴募する。少数民族出身の平民。帝国皇帝の甥でもある。
ピアノとギターを愛するミュージシャンでもあり、ヤヨイの養子であるチナの少年タオに天賦の音楽の才能を見出しピアノを手ほどきした。
シャルル・リヨン中尉
ウリル少将の副官兼ヤヨイの先輩エージェント。日ごろは無口だが時に饒舌になる。が、その言は常に正鵠を射る。常に陰でヤヨイを見守り、支え、重要な場面で彼女に示唆を与える貴重な存在。貴族出身。元の名は、シャルル・キャピュレット・ド・リヨン。ヤヨイと数々の任務を共にするうちに密かな思慕を持つにいたる。コードネームは「マーキュリー」
タオ
チナの豪族ミン支配下のナイグンに住んでいた少年。第3作「遠すぎた橋」でヤヨイたちが拠点にしてしまった家に住んでいたが、両親と弟を戦争で喪い孤児になる。賢い子で、豪族兵の見よう見真似で50ミリ砲をぶっ放したりもするコワい一面も持つが、ウリル少将に天賦の音楽の、ピアノの才を認められて瞬く間に上達、今は小学校に通いながら帝国立の音楽学校の講師もしている。
「ステンカ・ラージン」
本名は「ヘルマン」以外にはわからない。
歳は30代中ごろと思われる。北の民族の習わしどおり肌を青く染めていて髪も伸び放題のを後ろで結わえて髭も鬱陶しいほどではない。どことなく精悍さを感じさせる男。
他部族への疑心暗鬼に囚われて協調ができず合従連衡を繰り返し続ける北の民族のなかにあって唯一人心を集めて目標に向かって率いることができるカリスマの持ち主。
帝国の探索網にもこれまでノーマークであり、であるがゆえにそのポテンシャルは未知数。数個連隊に匹敵する騎馬部隊を率いて神出鬼没で帝国の北辺やドンの領地を伺い襲撃する強敵。
果たしてヤヨイはこの強敵を躱して任務を完遂できるのだろうか。
ヤヨイ・ヴァインライヒ
突如発生したポールシフトにより滅亡しかけた人類の千年後の世界。最大にして最強の国家「帝国」の首都に生まれ育った21歳の陸軍少尉。本作の主人公。
平民出身。ヤーパン系の母とドイツ系の父を持つ。母は国母貴族、レディー・マリコ・フォン・シュトックハウゼン。
帝国の最高学府「バカロレア」で電波工学を専攻し院生として電波の研究に当たっていたところ20歳を迎え、帝国の国法に従って徴兵される。新兵訓練を受けている途中で特務機関のウリル少将に見いだされリクルートされてエージェント兼、アサシンとなる。空手の達人でそれをさらに磨きあげた最強の殺人技を持つ。コードネームは「マルス」。
「レオン少尉反乱事件」「戦艦ミカサ拿捕事件」を経て正式に士官に任官。陸軍特務少尉となり、帝国軍人に与えられる最高の褒賞である「鉄十字章 アイゼネス・クロイツ」を授与される。「チナ戦役」においては一時的に空挺部隊に転属され一小隊の指揮官を務め、その武勲が東の隣国ノール王国にまで聞こえたため、ノールの革命分子の抹殺作戦にも従事した。
戦災孤児であるチナ人の少年タオを引き取り養子にしている。離婚歴あり。幼いころから夜空の星が好きで、いつの日にか宇宙船に乗って月まで行くのを今も夢見ている。
今回は、北の野蛮人の地を探索中行方不明になった部隊を捜索・救出する任務に就く。
ユルゲン・ヘルツォーゲンベルク・フォン・シェンカー大尉
第一次探索隊救出部隊の隊長。特務機関エージェント。コードネームは「ウラヌス」
ウリル少将に見いだされて特務機関に来たが、階級も年齢も下でしかも女であるヤヨイが気に入らない。ちょっとカタブツの男尊女卑的傾向のあるオラオラ系マッチョ。
しかし、任務にあたるうちにヤヨイのポテンシャルの高さを認めないわけには行かなくなり、やがて心酔してゆく? 得意技などはまだ未知数。
北の野蛮人の地にある前進基地の指揮官エーリヒ・ヘルツォーゲンベルク・フォン・シェンカー少佐の弟。名前からわかる通り、貴族出身。
リーズル・ルービンシュタイン予備役上等兵
ヤヨイと同じく第十三軍団の偵察部隊出身で北の野蛮人相手に実戦経験も豊富な金髪の射撃の名手。その後空挺部隊にも参加した。今はホモ・ノヴァス(新興成金)の夫がいて新兵訓練所で射撃の教官もしている。
アラン・フリードマン調査官
帝国内閣府傘下の資源調査院勤務。
元は第十三軍団の偵察部隊出身で異常なほどに聴力と視力が優れていたためにヤヨイのレオン少尉捕捉作戦に狙撃の名手リーズルと共に参加した。
ビアンカ・エッケルト一等兵
ブルネットでポニーテールの似合う可愛い娘。第3作「遠すぎた橋」で、徴兵ながら空挺部隊に志願しスナイパーリーズルに狙撃の才能を認められ、陸軍で最も過酷な北の独立偵察大隊に志願して転属した。
ハンナ・ペトローヴナ・ヤーノワ
北の異民族、あるいは野蛮人と呼びならわされてきた土地のシビル族に住む娘。父は族長のヤーノフ。
帝国と同盟を結んだことにより、シビル族は帝国の庇護のもと帝国の軍制や習俗、科学を受け入れ付近に建設された帝国の前進基地を通じて近代化を図っていたが、その感化を強く受けたハンナは次第に帝国への憧れを持つに至っていた。
今回、ハンナは通訳兼スナイパーとしてヤヨイの作戦に参加することになる。6人姉弟の長女で金髪の17歳。
ディートリヒ一等兵・カミル一等兵
ビアンカと同じ第十三軍団第38連隊独立偵察大隊の兵士。二人とも、ヤヨイの大ファン。
帝国皇帝直属特務部隊 通称「ウリル機関」関係
ウリル少将
皇帝直属の特務機関の責任者。帝国内外に浸透するスパイ網を統括するスパイ・マスター。帝国の存立と将来に障害となる、あるいは障害となりそうな人物を調査し、排除する。
ヤヨイのエージェントとしての素質を見出し徴募する。少数民族出身の平民。帝国皇帝の甥でもある。
ピアノとギターを愛するミュージシャンでもあり、ヤヨイの養子であるチナの少年タオに天賦の音楽の才能を見出しピアノを手ほどきした。
シャルル・リヨン中尉
ウリル少将の副官兼ヤヨイの先輩エージェント。日ごろは無口だが時に饒舌になる。が、その言は常に正鵠を射る。常に陰でヤヨイを見守り、支え、重要な場面で彼女に示唆を与える貴重な存在。貴族出身。元の名は、シャルル・キャピュレット・ド・リヨン。ヤヨイと数々の任務を共にするうちに密かな思慕を持つにいたる。コードネームは「マーキュリー」
タオ
チナの豪族ミン支配下のナイグンに住んでいた少年。第3作「遠すぎた橋」でヤヨイたちが拠点にしてしまった家に住んでいたが、両親と弟を戦争で喪い孤児になる。賢い子で、豪族兵の見よう見真似で50ミリ砲をぶっ放したりもするコワい一面も持つが、ウリル少将に天賦の音楽の、ピアノの才を認められて瞬く間に上達、今は小学校に通いながら帝国立の音楽学校の講師もしている。
「ステンカ・ラージン」
本名は「ヘルマン」以外にはわからない。
歳は30代中ごろと思われる。北の民族の習わしどおり肌を青く染めていて髪も伸び放題のを後ろで結わえて髭も鬱陶しいほどではない。どことなく精悍さを感じさせる男。
他部族への疑心暗鬼に囚われて協調ができず合従連衡を繰り返し続ける北の民族のなかにあって唯一人心を集めて目標に向かって率いることができるカリスマの持ち主。
帝国の探索網にもこれまでノーマークであり、であるがゆえにそのポテンシャルは未知数。数個連隊に匹敵する騎馬部隊を率いて神出鬼没で帝国の北辺やドンの領地を伺い襲撃する強敵。
果たしてヤヨイはこの強敵を躱して任務を完遂できるのだろうか。
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