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魔王VS断罪の勇者 1
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「てなわけで、手分けして断罪の勇者を探すぞ。気絶していたらそのまま捕獲ネットに突っ込めばいい。反抗の意思が有れば瀕死まで追い込んでもいい。」
「「「「「はっ!」」」」」
魔法で巻き込んで、死んだとは考えられないし、そもそも勇者とか言う偉い人が前軍にいるとは考えられない。つまり、
「後軍のキャンプ地か…」
俺は後軍キャンプ地まで飛ぶ。
背後に殺意、俺はすぐさま後ろにあった岩を魔法で砕く。
すると、
「断罪の勇者のお出ましか…」
勇者はすぐさま、剣を構えこちらに迫ってきた。
「勇者との戦闘経験は…サシの戦いはひとつもないな…ちょいときつい戦いになりそうだ」
俺も影打を構える。影打の方がリーチがあるので射程範囲内に入った瞬間に星斬りがベストか。
射程範囲内に勇者が入る。
「魔王秘儀ー星斬りー」
しかし、
「なっ⁈消えた⁈」
目の前からなんの痕跡も残さず消えたのだ。
「ってことは、奇襲かけるのはだいたい…」
後ろに魔力を察知
と上から勇者が奇襲を仕掛けてきた。
「だよねっ‼︎」
「……」
魔王と勇者で鍔迫り合いが起こる。
「まずいな、予想以上の力だ…」
一旦距離を置こうと鍔迫り合い状態をとき、ステップで離れようとする。
その瞬間、
「……燕返し」
勇者の剣はぐるんと向きを180度変え、下から上へと俺を斬りつけた。
ポタポタと俺の頬から血が流れる。
「燕返しって…おいおい、あんたも転生者か?」
「……」
再び勇者が迫る。勇者の一撃は軽いが、スピードがある。下手に油断すれば一瞬で微塵切りだ。
隙のない戦闘スタイル、これじゃ始祖の御霊も発動できない。
「っ、きっつすぎ…防戦一方だな…」
勇者が距離を取る。
「…断罪の名の下に悪き魔王を討ち滅ぼさん…裂甲斬…」
勇者の剣が淡い光を帯び、再び背中から奇襲する。
「…砕けよ…」
すると影打は粉々に砕けた。すぐさま、緊急バックステップをする。
「チッ、生まれて3日も経たずにラスボス級と戦うって…」
だったら、体力温存は考えない方がいいか。俺は魔法を練り、自分を中心に半径500mの半球を作り出す。
「デビルルーム、此処からは俺の時間だ。」
すると、勇者のスピードが鈍り、命中率も低下する。
デビルルームは入ったものに地球の重量を基準にすると50倍の重力がかかる様になっている。しかも相手が今見ているのは1秒前の世界。つまり感覚がラグを起こして、反応が遅れているのだ。
まだまだ能力はあるが後々話そう。
「…魔王は悪だ…そもそも魔という存在が悪だ…私は断罪の勇者、悪きものを滅ぼさなければならない…ここで私が負ければ祖国は滅びてしまう。だから此処で殺させてもらうぞっ‼︎」
と三度突っ込んでくる。
「ムダムダ、此処は俺の世界だ。君がどう足掻こうと何もできない。」
だが、少しずつ剣のスピードが上がっている。
「慣れている…⁈」
ならば完全な状態になる前に仕留める。
「極魔法×創造魔法ー黒の十字架ー」
黒の十字架は対象者を中心に巨大な魔素で作られた十字架が突き刺さるというものだ。
「…かっ…」
勇者は血を吐く。その後勇者はぐったりとその場に倒れた。
「「「「「はっ!」」」」」
魔法で巻き込んで、死んだとは考えられないし、そもそも勇者とか言う偉い人が前軍にいるとは考えられない。つまり、
「後軍のキャンプ地か…」
俺は後軍キャンプ地まで飛ぶ。
背後に殺意、俺はすぐさま後ろにあった岩を魔法で砕く。
すると、
「断罪の勇者のお出ましか…」
勇者はすぐさま、剣を構えこちらに迫ってきた。
「勇者との戦闘経験は…サシの戦いはひとつもないな…ちょいときつい戦いになりそうだ」
俺も影打を構える。影打の方がリーチがあるので射程範囲内に入った瞬間に星斬りがベストか。
射程範囲内に勇者が入る。
「魔王秘儀ー星斬りー」
しかし、
「なっ⁈消えた⁈」
目の前からなんの痕跡も残さず消えたのだ。
「ってことは、奇襲かけるのはだいたい…」
後ろに魔力を察知
と上から勇者が奇襲を仕掛けてきた。
「だよねっ‼︎」
「……」
魔王と勇者で鍔迫り合いが起こる。
「まずいな、予想以上の力だ…」
一旦距離を置こうと鍔迫り合い状態をとき、ステップで離れようとする。
その瞬間、
「……燕返し」
勇者の剣はぐるんと向きを180度変え、下から上へと俺を斬りつけた。
ポタポタと俺の頬から血が流れる。
「燕返しって…おいおい、あんたも転生者か?」
「……」
再び勇者が迫る。勇者の一撃は軽いが、スピードがある。下手に油断すれば一瞬で微塵切りだ。
隙のない戦闘スタイル、これじゃ始祖の御霊も発動できない。
「っ、きっつすぎ…防戦一方だな…」
勇者が距離を取る。
「…断罪の名の下に悪き魔王を討ち滅ぼさん…裂甲斬…」
勇者の剣が淡い光を帯び、再び背中から奇襲する。
「…砕けよ…」
すると影打は粉々に砕けた。すぐさま、緊急バックステップをする。
「チッ、生まれて3日も経たずにラスボス級と戦うって…」
だったら、体力温存は考えない方がいいか。俺は魔法を練り、自分を中心に半径500mの半球を作り出す。
「デビルルーム、此処からは俺の時間だ。」
すると、勇者のスピードが鈍り、命中率も低下する。
デビルルームは入ったものに地球の重量を基準にすると50倍の重力がかかる様になっている。しかも相手が今見ているのは1秒前の世界。つまり感覚がラグを起こして、反応が遅れているのだ。
まだまだ能力はあるが後々話そう。
「…魔王は悪だ…そもそも魔という存在が悪だ…私は断罪の勇者、悪きものを滅ぼさなければならない…ここで私が負ければ祖国は滅びてしまう。だから此処で殺させてもらうぞっ‼︎」
と三度突っ込んでくる。
「ムダムダ、此処は俺の世界だ。君がどう足掻こうと何もできない。」
だが、少しずつ剣のスピードが上がっている。
「慣れている…⁈」
ならば完全な状態になる前に仕留める。
「極魔法×創造魔法ー黒の十字架ー」
黒の十字架は対象者を中心に巨大な魔素で作られた十字架が突き刺さるというものだ。
「…かっ…」
勇者は血を吐く。その後勇者はぐったりとその場に倒れた。
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