12 / 27
第三章
蓮花君の不安
しおりを挟む
――――不安――――
屋上についたら、蓮花君がレジャーシートを三枚引いた。
紫苑と彼女たちはそのレジャーシートの上に靴を脱いで座った。
「ふふーふんふふー」
蓮花君は、鼻歌を歌いながら重箱を包んでいる風呂敷ほどいていく。
ぱかっ
重箱弁当のふたを開けるといつものようにぎっしりと中身が詰まっていた。
さすが蓮花君。相変わらず、とてもおいしそうだ。
そして…
「今日のお弁当は、紫苑さんの好きな、春巻きに唐揚げ、それにほうれん草の胡麻和え、大学芋、切り干し大根の煮物、エビチリ、・・・・・・・・その他もろもろです!どうぞ!」
と、いつものように蓮花君が献立を教えてくれる。
「いただきます!」
最初は大学芋から…パクパクもぐもぐ、ごっくん!
ん~美味しい!さすが蓮花君。こんなに料理が上手なんだ、きっとお菓子も作ったらめちゃくちゃ美味しいんだろうな!紫苑が頼んだら、お菓子、作ってくれるかな!あ~~~~楽しみ!♡
「わあ!すっごいねえ!このお弁当。もしかしてだけど黒川君の手作りィ?」
黒川ファンクラブのリーダー的存在、相沢 麗子さんが蓮花君に話しかけてきた。
麗子さんはつり目で黒髪で、逆三角形顔の長身の美女だ。
そして、ツインテールだ。ちょっと紫苑とかぶっている・・・
「そうですよ、相沢さん。このお弁当は俺が作りました。」
「わあ!本当?メチャクチャおいしそうなんだけどっ!私もそのお弁当、食べてもいい?」
「いいですよ」
「本当?チョー嬉しい♥」
相沢さんと蓮花君が楽しそうに話している。
「麗子だけずるい!うちも食べていい?ね!ね!?」
「私も食べたいなぁ♥」
村田 リネルさんと、秋田 カイルさんも、蓮花君に言い寄ってきている。
村田さんは、金髪の陽キャ、秋田さんは、たれ目で茶髪でお姫様キャラ。
どちらも違ったタイプの美女だ。
ハーレムって、こうやってできていくんだな…
紫苑は、ふとそう思った。
「そういえばさぁ、緑川さん、今日お弁当持ってきていないようだけど、もしかしていつも黒川君に手作り弁当作ってもらってるの?」
相沢さんが少し責めるような口調で紫苑にそう言った。
「俺がついつい作りすぎてしまうので、紫苑さんに食べてもらってるんですよ。」
蓮花君は彼女たちに、にこっと笑ってそう言った。
「「「きゅううううううううううううううん♥」」」
黒川ファンクラブは蓮花君の笑みを見るなり、突然一斉に変な声を出して後ろに倒れた。
「え?」
蓮花君の目が点になった。
そりゃそううだろう。目の前で三人、急に倒れたのだから。
蓮花君が気にする必要はない。そういうものだから。
村田さんが起き上がってきた。
「そういえばさぁ、いつも緑川さん、黒川君にお弁当作ってもらってるみたいやけど・・・・・・緑川さんは黒川君にお弁当作ってあげたことあるのかなぁ?」
相沢さんが飛び起きてきた
「確かにねぇ。でも、緑川さんって、黒川君の恋人なんでしょお?さすがにあるってぇ!リネル。」
秋田さんも起き上がってきた。
「麗子の言うとおりだよ、リネル。だってそうじゃなきゃ緑川さんが黒川君の手作り弁当を食べるためだけに、恋人やってるだけみたいじゃない?」
「フフッ。そうだよねー♥」
何それ
その、『恋人なら彼女が彼氏に弁当を作ってくるものだ』みたいな思考は!
確かにそうかもしれないけどっ
今の日本は男女平等社会でしょ!
もう古いのよ、その考えは!
蓮花君は料理をするのが好き、紫苑は食べるのが好き、だからこういう組み合わせになったの!
。。。。。。。。。。。。。。。。。
ダンっ!!
蓮花君は両手を床につけて相沢さんたちを強くにらみつけた。
「別にそれでもいいじゃないですかっ!!」
蓮花君の怒鳴り声が屋上に響く。
恐い
蓮花君はなぜ、そこまで怒るのだろうか
彼が彼女たちに悪口を言われているわけでもないのに・・・
トットットトト・・・ガチャ
「あっ!紫苑君、ここにいたんだね!も~探したよぉって!何?蓮花君のお顔が怖いよ?紫苑君、いったい何があったのさ!」
カエアンが腰まである、紫髪のみつあみを揺らしながら屋上にやってきた
ほっ
やっと、まとな人が来てくれたよ...
「実はね、カエアン,,,,」
「俺と紫苑さんは恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!別にいいじゃないですか!たとえ紫苑さんが俺の手作り弁当を食べるためだけにお付き合いをしていたとしても・・・・・・いいじゃないですか!蓮玲姉上もおっしゃっていましたっ!恋情など、後からついてくるものだとっ!だからいいんです!今はゆっくりと手順を踏んで・・・・・・ハハッ別に愛されていなくても、一応恋人になれたのです!俺と紫苑さんは恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!うははははは!アハハ!はははははははは・・・・・・」
・・・・・・蓮花君が壊れた
蓮花君は、『恋人なんです!』と、言いなが笑い転げだした。
顔は真っ青で、目からは滝のように水が流れ出している。鼻水が垂れている。
イケメンが台無しだ。
カエアンはそんな蓮花君を見るなり、いやそうな顔をして
「こいつ、狂ってやがる・・・」
と、まるでごみを見るような目で蓮花君を見ていた。
「そうだね…蓮花君狂っちゃったみたい・・・。どうしよう?カエアン・・・。」
紫苑は、カエアンに、そう、聞いてみた。
「う~ん。とりあえずは蓮花君がこうなる前までのことを教えておくれよ、紫苑君。」
「わかったよ、カエアン。実はね、・・・・・・・」
紫苑はカエアンに蓮花君がこうなる前のことを話した。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「・・・・・なるほど・・・。理解した…って、その、相沢さんたちはどこに?」
「ああ、蓮花君が怒鳴り始めてから、怖がってそそくさと逃げて行ったよ。」
「まあ、・・・・・・そうなるよね。」
カエアンはあー、と、ため息をついて蓮花君のほうに歩いて行った。
そして
ゴッ!
蓮花君の顔面を勢いよくぶん殴った。
蓮花君は起き上がってカエアンをにらみつけた。
鼻血が出ていた
「何をするんですか!カエアンさん!痛いです!」
「ああ、よかった。やっと正気に戻ったね、蓮花君。」
カエアンは、蓮花君にこにこと笑いながら話しかける。
ただし、目は笑っていない。
「ねえ、蓮花君。君、今何をしてたかわかってる?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「相沢さんたちにいやなことを指摘されたからって、彼女たちに怒鳴り散らかして?泣いてわめいて?『別に愛されてなくても、一応恋人になれたんです!』?・・・・・・ふっざけるんじゃねぇよ!君は赤ちゃんなのかい?」
「っつ……!」
カエアンの言葉に蓮花君の表情が大きく歪む。
カエアンは諭すように立て続けに蓮花君に言った。
「さっきからずっと僕と紫苑君は君の言葉を聞いていたよ...紫苑君は蓮花君の言葉を聞いて君のことを、どう思っただろうね。」
「ううっ・・・」
カエアンの言葉に、すでに真っ青だった蓮花君の顔がさらに血の気をなくしていく。
蓮花君は恐る恐る紫苑のほうに目を向けた。
紫苑は、苦笑いした。
「蓮花君、ごめんね。」
蓮花君は、真っ青な顔で必死になって叫ぶ
「し、紫苑さん!ち、違うんです!ごめんなさい!俺は……俺は!」
なぜ、そんなにも必死なのだろう、それにもともと紫苑と蓮花は恋人言う名の友達だ。
「別に恋人じゃなくてもいいじゃん。ただの友達に戻ろうよ。」
蓮花君の為にも紫苑は、いったん距離をとったほうがいいい。
今日のお昼休みはこうして終了した。
屋上についたら、蓮花君がレジャーシートを三枚引いた。
紫苑と彼女たちはそのレジャーシートの上に靴を脱いで座った。
「ふふーふんふふー」
蓮花君は、鼻歌を歌いながら重箱を包んでいる風呂敷ほどいていく。
ぱかっ
重箱弁当のふたを開けるといつものようにぎっしりと中身が詰まっていた。
さすが蓮花君。相変わらず、とてもおいしそうだ。
そして…
「今日のお弁当は、紫苑さんの好きな、春巻きに唐揚げ、それにほうれん草の胡麻和え、大学芋、切り干し大根の煮物、エビチリ、・・・・・・・・その他もろもろです!どうぞ!」
と、いつものように蓮花君が献立を教えてくれる。
「いただきます!」
最初は大学芋から…パクパクもぐもぐ、ごっくん!
ん~美味しい!さすが蓮花君。こんなに料理が上手なんだ、きっとお菓子も作ったらめちゃくちゃ美味しいんだろうな!紫苑が頼んだら、お菓子、作ってくれるかな!あ~~~~楽しみ!♡
「わあ!すっごいねえ!このお弁当。もしかしてだけど黒川君の手作りィ?」
黒川ファンクラブのリーダー的存在、相沢 麗子さんが蓮花君に話しかけてきた。
麗子さんはつり目で黒髪で、逆三角形顔の長身の美女だ。
そして、ツインテールだ。ちょっと紫苑とかぶっている・・・
「そうですよ、相沢さん。このお弁当は俺が作りました。」
「わあ!本当?メチャクチャおいしそうなんだけどっ!私もそのお弁当、食べてもいい?」
「いいですよ」
「本当?チョー嬉しい♥」
相沢さんと蓮花君が楽しそうに話している。
「麗子だけずるい!うちも食べていい?ね!ね!?」
「私も食べたいなぁ♥」
村田 リネルさんと、秋田 カイルさんも、蓮花君に言い寄ってきている。
村田さんは、金髪の陽キャ、秋田さんは、たれ目で茶髪でお姫様キャラ。
どちらも違ったタイプの美女だ。
ハーレムって、こうやってできていくんだな…
紫苑は、ふとそう思った。
「そういえばさぁ、緑川さん、今日お弁当持ってきていないようだけど、もしかしていつも黒川君に手作り弁当作ってもらってるの?」
相沢さんが少し責めるような口調で紫苑にそう言った。
「俺がついつい作りすぎてしまうので、紫苑さんに食べてもらってるんですよ。」
蓮花君は彼女たちに、にこっと笑ってそう言った。
「「「きゅううううううううううううううん♥」」」
黒川ファンクラブは蓮花君の笑みを見るなり、突然一斉に変な声を出して後ろに倒れた。
「え?」
蓮花君の目が点になった。
そりゃそううだろう。目の前で三人、急に倒れたのだから。
蓮花君が気にする必要はない。そういうものだから。
村田さんが起き上がってきた。
「そういえばさぁ、いつも緑川さん、黒川君にお弁当作ってもらってるみたいやけど・・・・・・緑川さんは黒川君にお弁当作ってあげたことあるのかなぁ?」
相沢さんが飛び起きてきた
「確かにねぇ。でも、緑川さんって、黒川君の恋人なんでしょお?さすがにあるってぇ!リネル。」
秋田さんも起き上がってきた。
「麗子の言うとおりだよ、リネル。だってそうじゃなきゃ緑川さんが黒川君の手作り弁当を食べるためだけに、恋人やってるだけみたいじゃない?」
「フフッ。そうだよねー♥」
何それ
その、『恋人なら彼女が彼氏に弁当を作ってくるものだ』みたいな思考は!
確かにそうかもしれないけどっ
今の日本は男女平等社会でしょ!
もう古いのよ、その考えは!
蓮花君は料理をするのが好き、紫苑は食べるのが好き、だからこういう組み合わせになったの!
。。。。。。。。。。。。。。。。。
ダンっ!!
蓮花君は両手を床につけて相沢さんたちを強くにらみつけた。
「別にそれでもいいじゃないですかっ!!」
蓮花君の怒鳴り声が屋上に響く。
恐い
蓮花君はなぜ、そこまで怒るのだろうか
彼が彼女たちに悪口を言われているわけでもないのに・・・
トットットトト・・・ガチャ
「あっ!紫苑君、ここにいたんだね!も~探したよぉって!何?蓮花君のお顔が怖いよ?紫苑君、いったい何があったのさ!」
カエアンが腰まである、紫髪のみつあみを揺らしながら屋上にやってきた
ほっ
やっと、まとな人が来てくれたよ...
「実はね、カエアン,,,,」
「俺と紫苑さんは恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!別にいいじゃないですか!たとえ紫苑さんが俺の手作り弁当を食べるためだけにお付き合いをしていたとしても・・・・・・いいじゃないですか!蓮玲姉上もおっしゃっていましたっ!恋情など、後からついてくるものだとっ!だからいいんです!今はゆっくりと手順を踏んで・・・・・・ハハッ別に愛されていなくても、一応恋人になれたのです!俺と紫苑さんは恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!恋人なんです!うははははは!アハハ!はははははははは・・・・・・」
・・・・・・蓮花君が壊れた
蓮花君は、『恋人なんです!』と、言いなが笑い転げだした。
顔は真っ青で、目からは滝のように水が流れ出している。鼻水が垂れている。
イケメンが台無しだ。
カエアンはそんな蓮花君を見るなり、いやそうな顔をして
「こいつ、狂ってやがる・・・」
と、まるでごみを見るような目で蓮花君を見ていた。
「そうだね…蓮花君狂っちゃったみたい・・・。どうしよう?カエアン・・・。」
紫苑は、カエアンに、そう、聞いてみた。
「う~ん。とりあえずは蓮花君がこうなる前までのことを教えておくれよ、紫苑君。」
「わかったよ、カエアン。実はね、・・・・・・・」
紫苑はカエアンに蓮花君がこうなる前のことを話した。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「・・・・・なるほど・・・。理解した…って、その、相沢さんたちはどこに?」
「ああ、蓮花君が怒鳴り始めてから、怖がってそそくさと逃げて行ったよ。」
「まあ、・・・・・・そうなるよね。」
カエアンはあー、と、ため息をついて蓮花君のほうに歩いて行った。
そして
ゴッ!
蓮花君の顔面を勢いよくぶん殴った。
蓮花君は起き上がってカエアンをにらみつけた。
鼻血が出ていた
「何をするんですか!カエアンさん!痛いです!」
「ああ、よかった。やっと正気に戻ったね、蓮花君。」
カエアンは、蓮花君にこにこと笑いながら話しかける。
ただし、目は笑っていない。
「ねえ、蓮花君。君、今何をしてたかわかってる?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「相沢さんたちにいやなことを指摘されたからって、彼女たちに怒鳴り散らかして?泣いてわめいて?『別に愛されてなくても、一応恋人になれたんです!』?・・・・・・ふっざけるんじゃねぇよ!君は赤ちゃんなのかい?」
「っつ……!」
カエアンの言葉に蓮花君の表情が大きく歪む。
カエアンは諭すように立て続けに蓮花君に言った。
「さっきからずっと僕と紫苑君は君の言葉を聞いていたよ...紫苑君は蓮花君の言葉を聞いて君のことを、どう思っただろうね。」
「ううっ・・・」
カエアンの言葉に、すでに真っ青だった蓮花君の顔がさらに血の気をなくしていく。
蓮花君は恐る恐る紫苑のほうに目を向けた。
紫苑は、苦笑いした。
「蓮花君、ごめんね。」
蓮花君は、真っ青な顔で必死になって叫ぶ
「し、紫苑さん!ち、違うんです!ごめんなさい!俺は……俺は!」
なぜ、そんなにも必死なのだろう、それにもともと紫苑と蓮花は恋人言う名の友達だ。
「別に恋人じゃなくてもいいじゃん。ただの友達に戻ろうよ。」
蓮花君の為にも紫苑は、いったん距離をとったほうがいいい。
今日のお昼休みはこうして終了した。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。

無吾非君は知らない
緑山紫苑
ファンタジー
主人公の宝山明依美が高校へ行くために電車を待っていると、後ろから美少年がぶつかってきた!?そして、その美少年は謎の力を使う少女に命を狙われていた?!
ドキドキな逃亡ストーリー!!!!
偽りの恋人と生贄の三日間
有坂有花子
ファンタジー
三日目に生贄になる魔女が、騎士と偽りの恋人としてすごす三日間
「今日から恋人としてすごして」
珍しい容姿と強い魔力から『魔女』と疎まれていたリコ。ともにすごしてきた騎士のキトエと、辺境の城で三日間をすごすことになる。
「三日だけだから」とリコはキトエに偽りの恋人として振るまってほしいとお願いし、キトエは葛藤しながらもリコのお願いに沿おうとする。
三日目の夜、リコは城の頂上から身を投げなければならない、生贄だった。
※レーティングは一応です
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる