フラグ回収したい魔女と何故か原作と違いまくるラプンツェル

緑山紫苑

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第二章

これは虐待に入るでしょうか?!

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謎迷はまるまる太った黒いカラスのような鳥から手紙を受け取った。

すると、まるまる太った黒いカラスのような鳥は、「今回ハ絶対来イヨナゴラァ!」
と叫んですぐにどこかに飛んでいってしまった。

 「、、、WAF?」

 何だったのだろう、、、あの黒い変な鳥は。

 謎迷は少し不気味に思いながらも、好奇心には勝てず、あの黒い鳥が咥えて持ってきた手紙を開いた。

 手紙にはこう書かれていた。

 『拝啓 緑の魔女、メイーナ・モーガン様
お体の具合はどうですか?
花の盛りも過ぎ 草木の緑がいよいよ濃くなる季節になりました。(4月)
1週間後、4月8日の夜に第四十七回魔女集会を緑雲山にて開催します。
今回の集会こそ必ずいらしてください。
体調が悪いのでしたら座ってるだけで何もしなくても良いので絶対に来てください。
黄の魔道士シオン・ミドリヤマより』


 、、、めちゃくちゃ魔女集会来い来いアピールしてくるじゃん!

 オリジナルのモーガンは何してたの?!

 この手紙を読むに相当の回数魔女集会休んでたんじゃない?

 これでもし謎迷が魔女集会に行ったらキャラ崩壊にならないかな?!

どうなんだろ?!

 でもこれからのことを考えて魔女同士の味方は作っておいたほうがいいよね?!

 てか、緑雲山って一体どこよ!!

 そういえば、モーガンって緑の魔女だったのね!

 以外!

 でも髪の毛を緑に染めてたし、そ~ゆ~意味もあったのかな?

 そういえば今謎迷はペナルティ食らって魔法使えないんだった。

 いや、使えたとしてもやり方わからんから魔法使えないけど、、、。

 謎迷はあとどれくらいの間魔力無し幼女のままなんだろう?

 流石に1週間後にはもとに戻ってるよね?

 謎迷が魔女集会に行く日までにはある程度魔法を使えるようになりたいし、、、

「っっっああああ!!!考えれば考えるほど疑問や知りたいことが積もってくんだけどーーー!!てちょーう!!、、、、、、、、、は、今塔の下か。早く取りに降りないとな。疑問に押しつぶされてもうだめだ!」

 謎迷は手帳を取りにこの高い塔の上からどうにかして降りることに決めた。

 塔の上から降りることに決めたのだが、、、

 「どうやって降りればいいのだろう、、、?」

 また新たな難問に苦悩するのだった、、、。



 ─────────────────────────────


謎迷は、モーガンの寝台のシーツを引き裂いてつなぎ合わせ、ロープとして塔の上から降りることにした。

謎迷は、早速シーツを素手で引き裂こうとするが、、、

 「破れない、、。」

そう、そもそもシーツを素手で引き裂こうとするのが間違っていたのだ。

 シーツとはそもそも紙とは違い布であり、そこそこ丈夫で普通の女性の腕力ではちぎれない。

 ましてはペナルティを食らって幼女になっている謎迷ではもちろんシーツはびくともしなかった。

まぁ、だからこそ、ロープにはもってこいの布なのだが。
 
ハサミ、ハサミ、ハサミが欲しい!

謎迷はキョロキョロとモーガンの部屋を見回し、ハサミを探す。

 しかし、この部屋にはハサミらしき物体は見つからなかった。

 ラプンツェルに聞いてみるか。

 謎迷がそう考えたところ、ちょうど良く、とたっとたっという足音が近づいてきた。

 ラプンツェルだ。

 謎迷の予想通り、部屋の外からラプンツェルの声が聞こえてきた。

 「モーガン様!只今、朝餉を作り直してきました!遅くなり申し訳ございません!」

それに対して謎迷はまたオリジナルモーガンおなじみの返事を返す。

──入れ──

 「入れ」

謎迷は、オリジナルのモーガンと自分の言葉をなるべく合わせることにした。

 ペナルティの定義がどうなのかは未だ不明だが、気をつけるに越したことはない。

「はい!」

 ラプンツェルは明るく返事をし、モーガンの部屋に入る。

 手には食べ物らしきものが乗った盆を持っていた。

「え、、、、、、、。」

 ラプンツェルは謎迷の姿を瞳に写した途端、目をかっぴらいたままその場でピタッと固まった。

 謎迷は一瞬、何があったの?!と、戸惑ったが、自身が世界からのペナルティを受け、幼女姿だと思い出し納得した。

 ラプンツェルからしたらモーガン様だと思ってドアを開けたら、モーガン様似の幼女が寝台に座ってたんだもんね、、、

 そりゃびっくりするよ、、、

 ラプンツェルは固まって数十秒後、盆を寝台にそっと置き、しゃがんで謎迷と目を合わせた。
 
それから、ニコニコと少しひきつった笑みを浮かべ、幼女な謎迷に向けてこう聞いてきた。

「えっと、モーガン様の娘さまでしょうか?」

 「、、、?!」

 なるほど、そうきたか!

 たしかに普通はこんなに急に体が若返るなんてありえない。

 部屋にモーガン似の幼女が居たら、モーガンではなく、モーガンの親戚か娘かと考えるだろう。

さて、このまま自分はモーガンだと言ってもラプンツェルは信じるのだろうか?

 、、、信じるかもな。

 だってモーガンって魔女だし、魔女って魔法で何でもできるイメージあるし。

じゃあ、謎迷はこのまま自分がモーガンだってラプンツェルに伝えてよいのか?

 いやいやいや、そりゃだめだ。

 謎迷がこれからラプンツェルに優しくすると言っても、モーガンがラプンツェルに虐待していた5年間は消えない。

 モーガンがラプンツェルに好かれていないことは間違いないのだ。

 もし、そんなモーガンがペナルティを受け幼女になっててしかも魔法が使えないただの人間だってラプンツェルが気づいてしまったら、、、?

、、、、、、復讐される!!!

 そんなの嫌だ!!

 では、どうする?

 考えろ!考えるんだ、謎迷よ、、、

 いっそのことモーガンの娘って事にしちゃう?

 でもそれだとモーガンに良い人がいたってことになるよね?

この世界で自分が恋愛しづらくなるんじゃね。

 子持ちとか複雑な設定はボロが出そうだし、、、

 そ・れ・に!せっかくこの世界に転生したんだし、ある程度この世界に慣れたら謎迷も恋くらいしたい!

ここは小説の世界みたいだし?!イケメン男子たくさんいそーだし?!

 図々しいとか思わないでよね!
 
これでも謎迷はモーガンに転生する前は花の18歳だったんだからぁ!
 
ってことで、娘設定はブー!バッテンで!

 となると親戚、、、もう、モーガンの妹で良いかな?

あー、記憶喪失設定とかも良いかも!

 戻ったあとの説明が楽そうだし!
 
 うん、うん、そうしよ!

謎迷はラプンツェルをじっと見つめ、幼女らしく可愛くかわいくを意識する。


 
 ──わかんにぁい!!おねぇちゃんはだあれ?──

「知るかっ!クソババア!死ね!」

 「っつ!?」

 、、、、、、、、、ウワァー!ラプンツェルがすごい顔してるよ。

 そりゃそうだよねぇ、謎迷もホント、意味分かんないよ、、、。

謎迷、ほんとにラプンツェルにこんなこと言うつもり無かったんだよ?

 かわいくお名前教えて♡って言うつもりだったんだからね!

 それなのに生意気な暴言吐いちゃうなんて誰が思う?!

、、、キャラ補正、辛し!

おおう!

 ラプンツェルの額に血管がピキリピキリと浮き出てきた!
 
ガリッとラプンツェルが自身の唇を噛む。

 やばいやばいヤバイヤバイ!

 これ、ラプンツェルキレてるよね?

 もー、マジギレ寸前だよね?!

 どどどどうしよう?

 ラプンツェルは謎迷をキッと睨んで大きく口を開く。

 「そこはクソババアじゃなくてクソジジイだろう?!俺は男だ!」

 「は?」

謎迷はラプンツェルの発した言葉を理解するのに少しばかり時間がかかった。

 え?何?そこ?!

いや、ラプンツェル男だったんかい!

 てっきりかわいい女の子だと、、、

 だって、おめめぱっちりまつ毛ビシバシ女顔の金髪ロングヘアーだぞ?

 女だと思うだろ!!!

 これで男なんて全人類の女が泣くわ!

 このラプンツェル見たら世界の半分の男はホモに走る気がする。

 いや、だからコンプレックスだったのかな、、、

暴言を言われるより性別を気にするなんて、、

それにしてもラプンツェル、俺っ子だったんだな?!

 ゴメンネ~、謎迷は俺っ子より僕っ子のほうが萌えまーす!

テヘっ!

 謎迷はもう吹っ切れた。

 怒ってるラプンツェルには悪いと思うんだけど、この口ではキャラ補正が入って余計なこと言っちゃいそうで、必要最低限しか話したくないんだよね、、、

 だってそのほうがお互いのためになるよ! 

 ──ラプンツェル、ハサミ持ってきて──

 「じゃあ、クソジジイ!ハサミ持ってこい!」

 あ、クソババアがクソジジイに変換されてる、、、

 でも相変わらず口が悪いなぁ、この口は

 それでもラプンツェルからしたら何故か合格点だったらしく、

 「ええ、そうです。俺はクソジジイです。」

 と、微笑んで幼女のモーガン(謎迷)の頭を撫でてきた。

 オイオイラプンツェル、本当にそれでいいのか?!

ああー、ワタシチョット、ラプンツェルノアタマンナカワカンナイ、、、!

 クソジジイって言われて喜ぶなんて、、、ちょっと大人ぶりたいお年頃なのかな?

 それにしてもジジイは飛ばし過ぎと思うけど、、、

ラプンツェルは再び気を降り直したかのように謎迷に向けて話し始める。

「えーと、おチビ様?何にハサミを使うのですか?」

 ラプンツェルは猫なで声、小さい子に話すような声で幼女な謎迷にハサミの使用理由を聞いてきた。

 それにしてもおチビ様って何?おチビ様って、、、

 ──おチビ様は辞めてよラプンツェル。出来れば謎迷(めいめい)様って呼んで。あとハサミの使用理由は、、、ラプンツェルが知る必要は無いよ──

「誰がおチビ様だ!クソジジイ!めいめい様と呼べ。私が私のものをどう使おうが私の勝手だろう!私に指図するなっ!」

、、、おおう。

 さすがオリジナルさまさまだな。

 生意気なことこの上ない、、、。

 なんかこのキャラ補正のせいでこの世界で一生友達ができない気がする、、、。

「そうですか、、、めいめいさま。それなら仕方がないですね。」

 ラプンツェルはさも悲しそうな顔を作って言う。

 「それならばラプンツェルはめいめいさまにハサミをお渡しすることはできません。もしモーガン様のご家族を間違っても刃物で怪我をさせてしまったらモーガン様に私が叱られてしまいますし。」

「なっ!」

 謎迷は驚いた。

 謎迷は別に自分を過信していたわけではないが、ラプンツェルに断られることを万が一にも考えていなかったからだ。
 
それに、〝モーガン様のご家族〝って、、、

 ラプンツェルは未だに今の幼女謎迷のことをモーガンの娘だと考えているらしい。

しかし困った。

 ハサミがないとロープを作れず、塔の下に降りて謎迷専用救済手帳を取りに行けない。

謎迷が困って眉間にシワを寄せ顎に手を添えうーんうーんと、唸っていると、、、

 くぅ~きゅるる

 自身のお腹がなった。

 恥ずかしくて謎迷は自身の顔が火照る感覚がした。

 ──お腹空いた──

 「お腹空いた」

謎迷がそうつぶやくと、ラプンツェルは慌てたように謎迷の前におかゆの乗った盆をそっと置いた。

 「どうぞ」

ラプンツェルがそうつぶやくと同時に謎迷は匙を手に取った。


────────────────────────────
 
謎迷が気がついたらお粥が入っていたお椀はスッカリ空になっていた。

ラプンツェルを見ると彼は満更でもなさそうにニコニコとしていた。

──ラプンツェル、美味しかったよ、ありがとう!鮭もプリっとしてて美味しかったし骨が抜いてあったからかとても食べやすかった!──

 「、、、、、、、、、。」

 たっく、もう!

 キャラ補正でお礼一つも言えないのか?

 「お気に召したようで何よりです。」

 しかしそれを気にした様子もなくラプンツェルはニコニコして謎迷が食べ終わった膳を持ち、失礼しますと言ってモーガンの部屋から出て行った。

 謎迷はラプンツェルが出て行ったドアを見つめてため息を吐いた。

 「はぁ。シーツでロープを作るのは諦めるか、、、。」
 
謎迷はドレッサー(化粧台)らしき机の上に置いてあったリボンを取り、そのリボンで自身の髪を少し高めに2つに結んだ。

コンコンコン

 「入ってもよろしいでしょうか。」

またもやラプンツェルがモーガンの部屋にやって来た。

 ──入れ──

 「入れ」

謎迷がラプンツェルに入室の許可を出すと失礼しますと言ってラプンツェルはモーガンの部屋に入ってきた。

ラプンツェルの手にはハサミが握られていた。

?!

 ラプンツェル、結局ハサミを持ってきてくれたのか!

 謎迷はラプンツェルに向けて手を伸ばした。

 ──ハサミ貸して!──

 「んっ!」
 
ラプンツェルは自身に向けて必死に手を伸ばす幼女な謎迷をニコニコと眺めながら片手でハサミの輪っかのところに人差し指を入れ、くるくると回す。

 「めいめいさま、ハサミを何に使うつもりなのですか?」

ラプンツェルは謎迷が答えないと目の前にハサミをちらつかさせながらも絶対にハサミを渡さないつもりだ。

 謎迷は初めてのこの自分の前にいる金髪主人公のことを性格悪いと感じた。

──シーツを切るのにハサミが必要なんだ──

「、、、、、、シーツ切るから。」

「めいめいさま、何故、シーツを切るのですか?」

 ──ロープ代わりにするんだ──

「、、、、、、ロープにする。」

「めいめいさま、何故、シーツをロープにするのですか?」

「、、、。」

 チっ、しっつけぇなぁ!

 何故ラプンツェルはそこまで細々と謎迷に聞くのだろうか。

今でも困惑している謎迷を見ながらラプンツェルはクスクス(*´艸`*)笑ってやがる。

まちがいない。

 こいつはドSだ。

 謎迷はラプンツェルに観念して最終目的を話した。

──大事なものを塔の下に落としてしまったから取りに降りたいんだ──

「塔の下に落としたから取りに行くために必要なのだ。」

 「へぇ。何を落としたので?」

 ──言っても理解できないと思うよ──

 「死ね!」

 「はぁ。」

ラプンツェルはハサミを自身のポケットに入れてしまった。

 何故に?

 ちゃんと使用理由は話したじゃないか!

 謎迷がラプンツェルをムスーと睨み付ければ、ラプンツェルは塔の下に降りるのならばもっと良い方法がありますよと言って窓から自身の長い髪の毛を垂らした。

 塔の下を見てみるとラプンツェルの髪が地面に届いているのが分かった。

なるほど、たしかにこの髪を伝って塔の下へ降りることが出来そうだ。

 だがしかーし!

 ──本当にいいの?ラプンツェル。髪の毛何本か抜けるかもよ?──

「禿げたいのか?」

 謎迷が心配してそう聞くとラプンツェルはニコリと笑って別に禿げても構わないと言う。

謎迷はそう言って笑うラプンツェルがよくわからなかった。

 なんだ?

 ラプンツェルは男の子だからあまり髪に頓着してないのか?

だから禿げても気にしないのか?

 てっきり謎迷はラプンツェルにとって長い髪の毛はアイデンティティだと思ってたのだけど、、、。
 
結局、謎迷はラプンツェルの提案に甘えてラプンツェルの髪の毛を伝って塔の下に降りることになったが、、、

これは虐待に入るでしょうか?

 入らないよね?!






 
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