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学校に向かう。なんとなくというより、まだやるべきことがあった。就職活動を支援する部署に向かう。パン職人になりたいがどうすればなれるなんて聞いたら呆れられるかもしれない。そんなことを考えていた。切り出すには勇気が必要になってくる。
外は晴れている。青空と日差しが窓から輝いている。まぶしい光が顔に当たる。太陽の光が強く、隣接する棟の壁を白く輝かす、それで目を細めている。
春休み中だから、棟内は学生が少ない方である。しかし、それでも目的地には生徒がたくさんいる。就職先が決まったもの、リクルートスーツで焦っているもの、それぞれで僕もいつかこうなるのかと考えていた。
「こんにちは」
自分の担当の就職支援の先生に挨拶をする。インターンに行った印象から話してみて、怖かったけどパン職人の話をした。
「パン職人でもなくても、パンの製造に関わることができますよ」
「えっ」
「もう少し仕事のことを調べてみるといいですよ」
僕はしばらく黙っていた。別の道を見せられてしまった。それでいいのか、それで大丈夫なのかと言われてしまった。それは確かにそうだけど、自分の道なんだとようやく気がついた。後悔も楽しみも自分にしかわからない。僕は流されていないかと考えていた。
棟を出て行く。そうして、日差しの中、マスクをつけた僕は花粉症のためにくしゃみをしていた。そうして、コンビニのコーヒーを買った。ドリップコーヒーを飲みながら頭の中に言われたことを反芻する。そうして、メモを見ていた。
僕は僕です。そうつぶやいていた。姉が正しいのはわかっている。そこまで強い情熱でないと見抜かれたからだ。こんなふにゃふにゃの気持ちではダメだとわかっている。だから、先生も別の道を示す。後悔しないように。
疲れたと僕はつぶやきそうになった。ひたすらだらけたいと思った。現実逃避だとわかっている。逃げ出したい気持ちでいっぱいだ。
そんな僕はコンビニの外からちびちびとコーヒーを飲んでいた。コーヒーの香りが少しだけ憂うつな気持ちを晴らしてくれる。そんな僕はため息をついた。
「喜一さん」
彼の言った言葉を思い出す。自分に正直になれと。本当にそうだ。僕は重い気持ちになる。本当に大学を卒業したい? 中退したい? そこまでのやりたいことか?
やりたいことなのか、よくわからないならばもう少し大学にいていいのではないか。そんなことを考えていた。日和る考え方かもしれない。自分に都合の良い解釈かもしれない。そんな後味の悪いものがある。それでも僕は前に進められたと思う。
「怖いんだ」
そうつぶやいていた。怖かったのだ。前に進むことが怖かった。このままがいいと思っていた。こういう気持ちや状態をなんというだろう。そう考えていた。
また現実逃避をしていた。僕は青い空を見上げていた。雲が散らばり、あったかい風が頬を撫でる。春なんだ。春が、すく側まで来ている。
「あら、拓磨ちゃんじゃないの。奇遇ね」
真澄ちゃんがいた。今日は男装ではない。パンプスの低いヒールに、白いパンツに茶色のコート、黒いシックなリボンのブラウスだ。
「なんか、印象が違う。派手じゃない」
「うるさいわね。今はシックに決めているの。いい女風味」
「風味なんだ」
「なによ」
そんな会話をしていた。真澄ちゃんは近くによる。香水の匂いなのか、柔軟剤の匂いが鼻についた。
「くっさ」
「いい香りよ。今日はちょっと強いけど」
「せっかくのコーヒーの香りが」
「あら! コーヒーを飲んでいたの?」
あんたもご飯は? と言われた。まだというと「コンビニで、すます? それとも、違うところ」と言われた。
安売りをしている弁当屋の弁当を買う。いつもより人がいない棟内のラウンジのイスに座る。そうして、弁当と水を用意する。落ち着けるからと言ってインスタントのスープをつけて、真澄ちゃんは食べている。僕は一番安い。シャケ弁にする。それでも学生が買うからご飯もオカズもボリュームがある。パンを少し買いたいなと考えていた。今度自分でパンを作ってみようかと考えていた。
「拓磨ちゃん。上の空になっているわよ」
「あっ、ごめん」
そんなことを言い出す僕に真澄ちゃんは苦笑している。そうして、唐揚げ弁当を食べている。リッブが更にツヤツヤと油で汚れるが、真澄ちゃんは一口ずつお行儀良く食べていく。
「真澄ちゃんは将来なにに、なりたい?」
「まあ。会社員ね。オネエの会社員。普通の」
「真澄ちゃんの女装が見られないんだ」
「あら、だって今はもう一つ仕事を持っていいのよ。夜の街に私は花開いているわ」
あまり考えたくないことだ。僕はふうんと言っていた。真澄ちゃんはにこりと微笑みながら「あんたはどうなのよ」と言われた。
「よく、わからない」
「あら、悩みすぎてわからない口?」
「わからないか。そうかも。自分がない。自分がしたいこと、それが正しいのかわからない」
「ふうん。まあ、私はそれ、わからないでもない。親に悪いとか、遠慮しちゃうのよね」
「真澄ちゃんもあるの」
「女装する前に悩んだわ」
そうかと考えていた僕がいた。確かに悩む人は悩むだろう。真澄ちゃんみたいに。ちょっとそれが僕には意外だった。真澄ちゃんでも悩むことがあるんだとわかると、なぜか安心する。
「だから、とことん悩んでみたら。私が言ったってあんたは勝手に悩むんだから」
「ひどいな」
「私はひどい女よ」
女ではなく、男でオネエだろうとは流石に言えなかった。ここまで言ってくれるのは優しいからかと僕は解釈する。そう、真澄ちゃんは優しいんだ。まるで自己暗示のように言い聞かせる。
「ありがとう。聞いてくれて」
「あら、あんた、怒らないの」
「怒っても意味ないから」
ふうんと真澄ちゃんが言った。真澄ちゃんにとって僕はなんだろうかと改めて考えそうになる。ただのクラスメイトというのはわかっているつもりだ。親しいかどうか、僕にはわからないが、親しいと解釈している。なぜならば、真澄ちゃんとは小説のモデルになった上、こうして食事を共にする。
「真澄ちゃんは強いよ」
「女は強いわよ」
そうかもねと僕は言った。
「それでバイトの想い人になにをあげるのよ」
「それ、今疲れたからパス」
「若者がすぐに疲れたとは言わないでよ」
「いやいや、真澄ちゃんと話して疲れた」
「嘘つけ」
「別に差し入れするだけ」
「なにを差し入れするのよ」
「うーん。栄養ドリンクとつまみ」
「あら、男なの。想い人」
「そうだけど。真澄ちゃんが言うようなもの人じゃないから」
「あら、ラブじゃないの。つまんない」
「つまんないって。別にいいけど」
真澄ちゃんは明らかに話すことをやめて、スマホを触り始めていた。画面の中の人と話しているようだ。
「真澄ちゃんらしい」
つい僕は言っていた。呆れていた。あの真面目な回答はどこに行ったのだろう。今はただのゴシップを狙う人間と変わりはない。真澄ちゃんは顔を上げていた。
「梨田ちゃん」
梨田さんが歩いていた。スーツ姿である。にこやかな笑顔でこちらに来る。僕に気がつくと、気まずそうに下を向いた。
「久しぶり」
「どう、就活は、終わった?」
「まあ、そんなところ。真澄ちゃんと拓磨は?」
「ランチよ。人生相談しながら」
「立派なカウンセラーだな」
梨田は目を細めていた。そうして、空いている席に座ると、真澄ちゃんと近況を話す。最近の経済の話から、周りのこと、就活の報告に来たという話。あとゼミの卒論を取り組まないといけない話。なにを研究テーマにするか、決まっているのか、データを取るのが大変だという話になっている。
「とりあえず、今度は単位と卒論に集中するんだ」
「いいわね。ここに悩める人がいるけど」
「真澄ちゃん」
僕は声を荒げると、梨田さんは笑った。
「個人的なことは言わない。好きな方にした方が楽しいよ」
と言われた。
「自分の軸がない人はどうすればいいか、わかりますか」
「とことん悩め。過去のことを思い出せばいいんだ。辛いのか、それ?」
「いえ、そんなことは」
「じゃあさ。なにが楽しかったか、考えているのがいいんじゃないかな」
「ピンと来ないんです」
「じゃあ、もっと昔のことを掘り下げる」
「うーん」
「今は、やってみるとか、行動する時期だから、どんどん興味ある方に行ったら?」
「そうですね。ありがとうございます」
「なによ、あたしよりずっとカウンセラーじゃないのよ」
「いや、俺はそんなたいそうなものじゃないから」
聞けてよかったのかと僕は考えていた。キスは流石にされないかと僕は警戒していると、梨田さんは困ったように笑っていた。梨田さんはもうしないとわかっている。そういうことはわかっている。でも、怖い僕もまたいる。
「まあ、そんなところ。じゃあな」
「ありがとうございます」
「うん。まあ、固く考えず、気楽に、な」
それは梨田さんに対してとは流石に言えなかった。梨田さんの親切が身にしみる言葉でもある。僕は頭を下げていた。
「ちょっと」
「ありがとうございます」
梨田さんはキョトンしたまま、僕を見ていた。
「固くなっているぞ。もっとフランクに。だって、俺とおまえは友達だろう。友達にあんなことをしたのは悪かったけど」
と梨田さんは眉毛を下げて言っていた。
外は晴れている。青空と日差しが窓から輝いている。まぶしい光が顔に当たる。太陽の光が強く、隣接する棟の壁を白く輝かす、それで目を細めている。
春休み中だから、棟内は学生が少ない方である。しかし、それでも目的地には生徒がたくさんいる。就職先が決まったもの、リクルートスーツで焦っているもの、それぞれで僕もいつかこうなるのかと考えていた。
「こんにちは」
自分の担当の就職支援の先生に挨拶をする。インターンに行った印象から話してみて、怖かったけどパン職人の話をした。
「パン職人でもなくても、パンの製造に関わることができますよ」
「えっ」
「もう少し仕事のことを調べてみるといいですよ」
僕はしばらく黙っていた。別の道を見せられてしまった。それでいいのか、それで大丈夫なのかと言われてしまった。それは確かにそうだけど、自分の道なんだとようやく気がついた。後悔も楽しみも自分にしかわからない。僕は流されていないかと考えていた。
棟を出て行く。そうして、日差しの中、マスクをつけた僕は花粉症のためにくしゃみをしていた。そうして、コンビニのコーヒーを買った。ドリップコーヒーを飲みながら頭の中に言われたことを反芻する。そうして、メモを見ていた。
僕は僕です。そうつぶやいていた。姉が正しいのはわかっている。そこまで強い情熱でないと見抜かれたからだ。こんなふにゃふにゃの気持ちではダメだとわかっている。だから、先生も別の道を示す。後悔しないように。
疲れたと僕はつぶやきそうになった。ひたすらだらけたいと思った。現実逃避だとわかっている。逃げ出したい気持ちでいっぱいだ。
そんな僕はコンビニの外からちびちびとコーヒーを飲んでいた。コーヒーの香りが少しだけ憂うつな気持ちを晴らしてくれる。そんな僕はため息をついた。
「喜一さん」
彼の言った言葉を思い出す。自分に正直になれと。本当にそうだ。僕は重い気持ちになる。本当に大学を卒業したい? 中退したい? そこまでのやりたいことか?
やりたいことなのか、よくわからないならばもう少し大学にいていいのではないか。そんなことを考えていた。日和る考え方かもしれない。自分に都合の良い解釈かもしれない。そんな後味の悪いものがある。それでも僕は前に進められたと思う。
「怖いんだ」
そうつぶやいていた。怖かったのだ。前に進むことが怖かった。このままがいいと思っていた。こういう気持ちや状態をなんというだろう。そう考えていた。
また現実逃避をしていた。僕は青い空を見上げていた。雲が散らばり、あったかい風が頬を撫でる。春なんだ。春が、すく側まで来ている。
「あら、拓磨ちゃんじゃないの。奇遇ね」
真澄ちゃんがいた。今日は男装ではない。パンプスの低いヒールに、白いパンツに茶色のコート、黒いシックなリボンのブラウスだ。
「なんか、印象が違う。派手じゃない」
「うるさいわね。今はシックに決めているの。いい女風味」
「風味なんだ」
「なによ」
そんな会話をしていた。真澄ちゃんは近くによる。香水の匂いなのか、柔軟剤の匂いが鼻についた。
「くっさ」
「いい香りよ。今日はちょっと強いけど」
「せっかくのコーヒーの香りが」
「あら! コーヒーを飲んでいたの?」
あんたもご飯は? と言われた。まだというと「コンビニで、すます? それとも、違うところ」と言われた。
安売りをしている弁当屋の弁当を買う。いつもより人がいない棟内のラウンジのイスに座る。そうして、弁当と水を用意する。落ち着けるからと言ってインスタントのスープをつけて、真澄ちゃんは食べている。僕は一番安い。シャケ弁にする。それでも学生が買うからご飯もオカズもボリュームがある。パンを少し買いたいなと考えていた。今度自分でパンを作ってみようかと考えていた。
「拓磨ちゃん。上の空になっているわよ」
「あっ、ごめん」
そんなことを言い出す僕に真澄ちゃんは苦笑している。そうして、唐揚げ弁当を食べている。リッブが更にツヤツヤと油で汚れるが、真澄ちゃんは一口ずつお行儀良く食べていく。
「真澄ちゃんは将来なにに、なりたい?」
「まあ。会社員ね。オネエの会社員。普通の」
「真澄ちゃんの女装が見られないんだ」
「あら、だって今はもう一つ仕事を持っていいのよ。夜の街に私は花開いているわ」
あまり考えたくないことだ。僕はふうんと言っていた。真澄ちゃんはにこりと微笑みながら「あんたはどうなのよ」と言われた。
「よく、わからない」
「あら、悩みすぎてわからない口?」
「わからないか。そうかも。自分がない。自分がしたいこと、それが正しいのかわからない」
「ふうん。まあ、私はそれ、わからないでもない。親に悪いとか、遠慮しちゃうのよね」
「真澄ちゃんもあるの」
「女装する前に悩んだわ」
そうかと考えていた僕がいた。確かに悩む人は悩むだろう。真澄ちゃんみたいに。ちょっとそれが僕には意外だった。真澄ちゃんでも悩むことがあるんだとわかると、なぜか安心する。
「だから、とことん悩んでみたら。私が言ったってあんたは勝手に悩むんだから」
「ひどいな」
「私はひどい女よ」
女ではなく、男でオネエだろうとは流石に言えなかった。ここまで言ってくれるのは優しいからかと僕は解釈する。そう、真澄ちゃんは優しいんだ。まるで自己暗示のように言い聞かせる。
「ありがとう。聞いてくれて」
「あら、あんた、怒らないの」
「怒っても意味ないから」
ふうんと真澄ちゃんが言った。真澄ちゃんにとって僕はなんだろうかと改めて考えそうになる。ただのクラスメイトというのはわかっているつもりだ。親しいかどうか、僕にはわからないが、親しいと解釈している。なぜならば、真澄ちゃんとは小説のモデルになった上、こうして食事を共にする。
「真澄ちゃんは強いよ」
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そうかもねと僕は言った。
「それでバイトの想い人になにをあげるのよ」
「それ、今疲れたからパス」
「若者がすぐに疲れたとは言わないでよ」
「いやいや、真澄ちゃんと話して疲れた」
「嘘つけ」
「別に差し入れするだけ」
「なにを差し入れするのよ」
「うーん。栄養ドリンクとつまみ」
「あら、男なの。想い人」
「そうだけど。真澄ちゃんが言うようなもの人じゃないから」
「あら、ラブじゃないの。つまんない」
「つまんないって。別にいいけど」
真澄ちゃんは明らかに話すことをやめて、スマホを触り始めていた。画面の中の人と話しているようだ。
「真澄ちゃんらしい」
つい僕は言っていた。呆れていた。あの真面目な回答はどこに行ったのだろう。今はただのゴシップを狙う人間と変わりはない。真澄ちゃんは顔を上げていた。
「梨田ちゃん」
梨田さんが歩いていた。スーツ姿である。にこやかな笑顔でこちらに来る。僕に気がつくと、気まずそうに下を向いた。
「久しぶり」
「どう、就活は、終わった?」
「まあ、そんなところ。真澄ちゃんと拓磨は?」
「ランチよ。人生相談しながら」
「立派なカウンセラーだな」
梨田は目を細めていた。そうして、空いている席に座ると、真澄ちゃんと近況を話す。最近の経済の話から、周りのこと、就活の報告に来たという話。あとゼミの卒論を取り組まないといけない話。なにを研究テーマにするか、決まっているのか、データを取るのが大変だという話になっている。
「とりあえず、今度は単位と卒論に集中するんだ」
「いいわね。ここに悩める人がいるけど」
「真澄ちゃん」
僕は声を荒げると、梨田さんは笑った。
「個人的なことは言わない。好きな方にした方が楽しいよ」
と言われた。
「自分の軸がない人はどうすればいいか、わかりますか」
「とことん悩め。過去のことを思い出せばいいんだ。辛いのか、それ?」
「いえ、そんなことは」
「じゃあさ。なにが楽しかったか、考えているのがいいんじゃないかな」
「ピンと来ないんです」
「じゃあ、もっと昔のことを掘り下げる」
「うーん」
「今は、やってみるとか、行動する時期だから、どんどん興味ある方に行ったら?」
「そうですね。ありがとうございます」
「なによ、あたしよりずっとカウンセラーじゃないのよ」
「いや、俺はそんなたいそうなものじゃないから」
聞けてよかったのかと僕は考えていた。キスは流石にされないかと僕は警戒していると、梨田さんは困ったように笑っていた。梨田さんはもうしないとわかっている。そういうことはわかっている。でも、怖い僕もまたいる。
「まあ、そんなところ。じゃあな」
「ありがとうございます」
「うん。まあ、固く考えず、気楽に、な」
それは梨田さんに対してとは流石に言えなかった。梨田さんの親切が身にしみる言葉でもある。僕は頭を下げていた。
「ちょっと」
「ありがとうございます」
梨田さんはキョトンしたまま、僕を見ていた。
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