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寝不足。夜が僕の顔を見たらひでえ顔と言った。僕は苦笑した。うるせえと言った。
朝日がまぶしい。カーテンを開けば日差しがはいる。白く僕の手に光が反射する。床に明るい茶色にさせ、影を作る。寒い中、お腹がぐるるるっと、鳴る。空腹を訴える音ではなく、腸が勝手に動いている音だ。
夜はぼんやりした顔だった。昨日作った炒めしをレンジであたためる。
適当に買った粉末スープのもとを溶いた。それでできあがり。
さすがに文句も言わず食べている。黙々と。ローテーブルに茶碗を置いて、食事でくつろぐようにできていない部屋には違和感があった。いや、それよりも夜がいることに違和感が僕にはあった。
柔らかい夜の髪が朝日に反射している。それで少し赤くなった髪を見ていた。夜は僕の視線に気がつくと笑った。
「見惚れているのか」
そんな恥ずかしいことをあっさりという。僕は朝の寝ぼけた頭のせいか、真っ正面から夜を見られなくて恥ずかしいから目をそらした。だから、夜の反応を見ることができなかった。
「なんだ」
なにがなんだと僕は問いただしたい。そんな思考を読むかのごとく、夜は「おまえ、女みていな反応するな」と言われた。
「女、そうか?」
誰だって好きな人にそんなことを言われたらと僕が言い訳をした。そんな僕に夜はなにも言わない。
プッと笑った。夜が。そんな夜が恨めしく、爽やかな朝なので気分を悪く思わなかった。むしろ、もうちょっと意識してほしいくらいだった。
夜は気がついているのに、平然としている。それがたまらずに憎たらしい。
「食器洗って」
ほれほれと、夜がいう。
「今日の予定は」
「バイト」
「よく頭が働くよな」
「慣れだよ」
そんなものかと僕は考えていた。そんなものだったら、なぜうちに来たのか謎だった。食器洗う。いつもよりちょっと多いからかったるい。
水道の水は冷たい。ちょっと触っただけで手が真っ赤だ。そんなことを気にせずに洗う。泡が皿にまとい、油汚れを落とす。それはそれで楽しい。二人だけなのですぐに片付けが終わる。
夜は眠っていた。日向の中で。僕はそれを見ていた。そうして毛布をそっとかけた。僕はスマホを触り、微かな音を出さないように気をつけていた。
イヤホンをつけて、ラジオをつける。朝だ。元気なパーソナルティの声が聞こえる。これから仕事に向かう人がメールかSNSでメッセージを送っているのだろう。それが読まれた。
僕はメッセージを送る気もなく、ただ聞いていた。洋楽が流れる。なにを言っているか考えながら耳をすませる。やはり流暢な英語は聞き取りづらい。あいつだったらいいのにと思わないでもない。
そんなことを思う。
あっという声が聞こえていた。
みれば夜が毛布から顔を出した。
「俺」
「寝ていた」
イヤホンを外す。そうしてまばたきを繰り返す夜に「そのままでいいよ」と僕は言った。夜はそのまま毛布の中に潜り込んでいた。気がつけば夜の二つの目が僕に注がれていた。
僕は緊張した。
「なんで」
見ていると問いかけると夜はなにも言わない。そうして時間が過ぎていくのを待っているかのようだ。僕は夜に見られて平然としている趣味はないので「みなくていい」と言った。
「ありがとう」
いきなり言われた。面を食らう僕に夜はにっと笑った。
「付き合ってくれて」
そう夜がいう。付き合うのは悪くないから「また来いよ」と言った。僕の返事を聞いているのか不安になるが、夜はうんと返事をした。夜らしい返事だった。
まるで子供のような返事に僕は笑った。夜もふざけたようで笑っていた。夜らしいな、僕は思っていた。
「夜は不思議だな」
「不思議でもないさ」
そうかな、と僕はつぶやいていた。夜が笑っただけでこんなにも胸がときめいている。夜のせいとはわかっている。夜の笑顔を見ると、不思議と気持ちがざわざわする。
それは春が来たときに似ている。そわそわして不思議と落ち着かない気持ち。
「まあ、わかりやすいな」
夜が近づいてきた。いきなり近づいてくるから、目をそらそうとする僕は夜が両手で僕の顔を抑えていた。そうして、夜の顔がいたずらめいたものに変わっている。
「今日一日中俺のことしか考えないようにしてやる」
わけがわからなくて僕は夜を見ていた。そっと唇に柔らかいものが触れた。僕は顔を固定されたままだった。混乱していた。訳がわからなかった。そんな僕を満足そうに夜が見つめていた。
「どうだ」
「ふざけたのか」
「さあな」
「やめろ! そういうのは一番相手を傷つけるんだ! やめろ!」
僕は叫んでいた。夜はしまったという顔をした。
「悪い」
「その気もないのに期待するのがどんなに惨めかわかるか」
僕は勝手に口走っていた。混乱のためか、怒りのためかわからない。ただ、殴り倒してそのまま、走り去ってしまいたい。
「ごめん」
気まずい沈黙が流された。なにか言葉を発するのはためらいを覚えるような沈黙だった。なにを言っても間違いとなるような。
「からかって」
失望が僕の顔に色濃く出ていると思う。
「男でもするなよ。こうなるから」
僕は気がついていたら、夜を押し倒し、顔を近づけていた。彼の目は驚愕の表情を浮かべていた。だから、僕は苦笑した。
「だから、気をつけて」
体を離した。
夜は戸惑っている顔をした。怯えたような顔をしていた。
「好きなんだ」
そう言った僕を夜はなにも言わなかった。いうことがないとわかった。
「帰る」
いきなり夜が言った。夜の言葉に「そう」とつぶやいた。
それ以上言葉を交わさない僕を夜は肩をすくめた。
「おまえさ。ちょっと怖かった」
「そう」
「だから、かうかうことをやめる」
そうと僕はつぶやいた。終わったと僕は気がついた。終わったのだ。そう告げられた気が僕にはした。
「ちゃんと好きになったら来るわ」
「はあ」
また訳のわからないことを言い出す夜に僕は混乱した。
「よくわかんねえ。自分の気持ち。ちょっとゾクッと来たのは確かだし、なんか泣きそうなおまえをぐちゃぐちゃにするのは俺のような気がした」
「そんな勝手な」
「ちょっと距離を置く。近づいていいことはないからな。わかったら、言うよ。顔を突き合わせて」
「いや、無理だろう。おまえって本当にわがまま。男は無理だ」
「おまえが女役ならいいよ」
「ふざけているだろう」
「まあ、そういうことだ。ふらふらするなよ。その顔を、誰かに見せるなよ」
勝手なことをいう夜に対して呆れた僕は好きにしろと言った。
バイトに向かう夜に対して、僕は惰眠をむさぼる。やることはたくさんある。就活に向けてやるべきことが、早めの方が絶対にいいのだ。なにをやればいいのか、途方くれてしまうが。やらなきゃいけないことを手に着けることは気が重くなる。
SNSを開けば、俺絞られたと話していた。その話を友人達と一緒に聞く。仕事場にお邪魔して、一緒に仕事をしたという話だ。
『めちゃ、へこんだ』
と書かれていて女子かと思う僕はやらなきゃな、と強く思う。ひさしぶりに大学に行かなきゃなと思った。ネットの大学掲示板を見ていた。
急に夜の顔を思い出した。その唇の感触も。からかうためだけにキスする夜に対して僕は混乱した。イライラもする、悲しい、裏切られた気分にもなる。夜がどうしてそんなことを考えていたのかさっぱりだった。
そろそろバイトの時間になったら返事は返ってくるだろうか。そればかり考えていた。
「好きだから距離を置くって」
わけわかんねえと僕はつぶやいていた。ベッドに潜り込んで蓑虫みたいに、布団にくるまる。真っ暗な中で僕はスマホを見ていた。
聞きたいことはあるのに、スマホを前にしてみても結局答えなどわからなかった。
「不安定な気持ちになる」
やめろ、考えるなと僕は考えていた。相手の思うつぼだと思う。それが悔しいのにまた考えていた。
バカだと僕自身も思う。もっと建設的なことをしろと考えて、前学期の復習をしようと考えていた。資料を読んで、読みたい本はないか、ネットの本屋を見ていた。
そうこれでいいのだと思う。夜のことなんか忘れればいい。あっちも忘れている。
あんなデリカシーのない人間なんて忘れてしまえばいいんだと僕は考えていた。そんな僕はちょっとだけむなしくなった。
本当に僕は夜のことが好きなのかわからなかった。夜の一面に触れるたびに勝手に失望して喜んで、それが恋ならば面倒で、恋なんてしたくない。夜がどういう気持ちでキスしたか、考えていたら失望して、もしかしたらとはしゃいで。
「なにをやっているんだ」
勉強の手も止まる。首をふって集中する。夜のせいだとわかっている。フォローくらい入れろと思うのは僕だけだろうか。いいや違う。ひさしぶりに反語まで使う始末の自分に情けなさを感じる。
「ああ、バカバカ」
とひとり叫んでいた。バカなのだ。恋をすればみんなバカになるのだと言い聞かせて、夜のSNSにあれはなんだと書き込みたいのを我慢して、今なにしていると問いかけていた。
返事なんて返ってこないとわかっている。返ってもスルーしてやりたいが、結局僕はそんな気持ちも忘れてしまうんだろう。またはしゃいで返事をしてしまう。バカ。
朝日がまぶしい。カーテンを開けば日差しがはいる。白く僕の手に光が反射する。床に明るい茶色にさせ、影を作る。寒い中、お腹がぐるるるっと、鳴る。空腹を訴える音ではなく、腸が勝手に動いている音だ。
夜はぼんやりした顔だった。昨日作った炒めしをレンジであたためる。
適当に買った粉末スープのもとを溶いた。それでできあがり。
さすがに文句も言わず食べている。黙々と。ローテーブルに茶碗を置いて、食事でくつろぐようにできていない部屋には違和感があった。いや、それよりも夜がいることに違和感が僕にはあった。
柔らかい夜の髪が朝日に反射している。それで少し赤くなった髪を見ていた。夜は僕の視線に気がつくと笑った。
「見惚れているのか」
そんな恥ずかしいことをあっさりという。僕は朝の寝ぼけた頭のせいか、真っ正面から夜を見られなくて恥ずかしいから目をそらした。だから、夜の反応を見ることができなかった。
「なんだ」
なにがなんだと僕は問いただしたい。そんな思考を読むかのごとく、夜は「おまえ、女みていな反応するな」と言われた。
「女、そうか?」
誰だって好きな人にそんなことを言われたらと僕が言い訳をした。そんな僕に夜はなにも言わない。
プッと笑った。夜が。そんな夜が恨めしく、爽やかな朝なので気分を悪く思わなかった。むしろ、もうちょっと意識してほしいくらいだった。
夜は気がついているのに、平然としている。それがたまらずに憎たらしい。
「食器洗って」
ほれほれと、夜がいう。
「今日の予定は」
「バイト」
「よく頭が働くよな」
「慣れだよ」
そんなものかと僕は考えていた。そんなものだったら、なぜうちに来たのか謎だった。食器洗う。いつもよりちょっと多いからかったるい。
水道の水は冷たい。ちょっと触っただけで手が真っ赤だ。そんなことを気にせずに洗う。泡が皿にまとい、油汚れを落とす。それはそれで楽しい。二人だけなのですぐに片付けが終わる。
夜は眠っていた。日向の中で。僕はそれを見ていた。そうして毛布をそっとかけた。僕はスマホを触り、微かな音を出さないように気をつけていた。
イヤホンをつけて、ラジオをつける。朝だ。元気なパーソナルティの声が聞こえる。これから仕事に向かう人がメールかSNSでメッセージを送っているのだろう。それが読まれた。
僕はメッセージを送る気もなく、ただ聞いていた。洋楽が流れる。なにを言っているか考えながら耳をすませる。やはり流暢な英語は聞き取りづらい。あいつだったらいいのにと思わないでもない。
そんなことを思う。
あっという声が聞こえていた。
みれば夜が毛布から顔を出した。
「俺」
「寝ていた」
イヤホンを外す。そうしてまばたきを繰り返す夜に「そのままでいいよ」と僕は言った。夜はそのまま毛布の中に潜り込んでいた。気がつけば夜の二つの目が僕に注がれていた。
僕は緊張した。
「なんで」
見ていると問いかけると夜はなにも言わない。そうして時間が過ぎていくのを待っているかのようだ。僕は夜に見られて平然としている趣味はないので「みなくていい」と言った。
「ありがとう」
いきなり言われた。面を食らう僕に夜はにっと笑った。
「付き合ってくれて」
そう夜がいう。付き合うのは悪くないから「また来いよ」と言った。僕の返事を聞いているのか不安になるが、夜はうんと返事をした。夜らしい返事だった。
まるで子供のような返事に僕は笑った。夜もふざけたようで笑っていた。夜らしいな、僕は思っていた。
「夜は不思議だな」
「不思議でもないさ」
そうかな、と僕はつぶやいていた。夜が笑っただけでこんなにも胸がときめいている。夜のせいとはわかっている。夜の笑顔を見ると、不思議と気持ちがざわざわする。
それは春が来たときに似ている。そわそわして不思議と落ち着かない気持ち。
「まあ、わかりやすいな」
夜が近づいてきた。いきなり近づいてくるから、目をそらそうとする僕は夜が両手で僕の顔を抑えていた。そうして、夜の顔がいたずらめいたものに変わっている。
「今日一日中俺のことしか考えないようにしてやる」
わけがわからなくて僕は夜を見ていた。そっと唇に柔らかいものが触れた。僕は顔を固定されたままだった。混乱していた。訳がわからなかった。そんな僕を満足そうに夜が見つめていた。
「どうだ」
「ふざけたのか」
「さあな」
「やめろ! そういうのは一番相手を傷つけるんだ! やめろ!」
僕は叫んでいた。夜はしまったという顔をした。
「悪い」
「その気もないのに期待するのがどんなに惨めかわかるか」
僕は勝手に口走っていた。混乱のためか、怒りのためかわからない。ただ、殴り倒してそのまま、走り去ってしまいたい。
「ごめん」
気まずい沈黙が流された。なにか言葉を発するのはためらいを覚えるような沈黙だった。なにを言っても間違いとなるような。
「からかって」
失望が僕の顔に色濃く出ていると思う。
「男でもするなよ。こうなるから」
僕は気がついていたら、夜を押し倒し、顔を近づけていた。彼の目は驚愕の表情を浮かべていた。だから、僕は苦笑した。
「だから、気をつけて」
体を離した。
夜は戸惑っている顔をした。怯えたような顔をしていた。
「好きなんだ」
そう言った僕を夜はなにも言わなかった。いうことがないとわかった。
「帰る」
いきなり夜が言った。夜の言葉に「そう」とつぶやいた。
それ以上言葉を交わさない僕を夜は肩をすくめた。
「おまえさ。ちょっと怖かった」
「そう」
「だから、かうかうことをやめる」
そうと僕はつぶやいた。終わったと僕は気がついた。終わったのだ。そう告げられた気が僕にはした。
「ちゃんと好きになったら来るわ」
「はあ」
また訳のわからないことを言い出す夜に僕は混乱した。
「よくわかんねえ。自分の気持ち。ちょっとゾクッと来たのは確かだし、なんか泣きそうなおまえをぐちゃぐちゃにするのは俺のような気がした」
「そんな勝手な」
「ちょっと距離を置く。近づいていいことはないからな。わかったら、言うよ。顔を突き合わせて」
「いや、無理だろう。おまえって本当にわがまま。男は無理だ」
「おまえが女役ならいいよ」
「ふざけているだろう」
「まあ、そういうことだ。ふらふらするなよ。その顔を、誰かに見せるなよ」
勝手なことをいう夜に対して呆れた僕は好きにしろと言った。
バイトに向かう夜に対して、僕は惰眠をむさぼる。やることはたくさんある。就活に向けてやるべきことが、早めの方が絶対にいいのだ。なにをやればいいのか、途方くれてしまうが。やらなきゃいけないことを手に着けることは気が重くなる。
SNSを開けば、俺絞られたと話していた。その話を友人達と一緒に聞く。仕事場にお邪魔して、一緒に仕事をしたという話だ。
『めちゃ、へこんだ』
と書かれていて女子かと思う僕はやらなきゃな、と強く思う。ひさしぶりに大学に行かなきゃなと思った。ネットの大学掲示板を見ていた。
急に夜の顔を思い出した。その唇の感触も。からかうためだけにキスする夜に対して僕は混乱した。イライラもする、悲しい、裏切られた気分にもなる。夜がどうしてそんなことを考えていたのかさっぱりだった。
そろそろバイトの時間になったら返事は返ってくるだろうか。そればかり考えていた。
「好きだから距離を置くって」
わけわかんねえと僕はつぶやいていた。ベッドに潜り込んで蓑虫みたいに、布団にくるまる。真っ暗な中で僕はスマホを見ていた。
聞きたいことはあるのに、スマホを前にしてみても結局答えなどわからなかった。
「不安定な気持ちになる」
やめろ、考えるなと僕は考えていた。相手の思うつぼだと思う。それが悔しいのにまた考えていた。
バカだと僕自身も思う。もっと建設的なことをしろと考えて、前学期の復習をしようと考えていた。資料を読んで、読みたい本はないか、ネットの本屋を見ていた。
そうこれでいいのだと思う。夜のことなんか忘れればいい。あっちも忘れている。
あんなデリカシーのない人間なんて忘れてしまえばいいんだと僕は考えていた。そんな僕はちょっとだけむなしくなった。
本当に僕は夜のことが好きなのかわからなかった。夜の一面に触れるたびに勝手に失望して喜んで、それが恋ならば面倒で、恋なんてしたくない。夜がどういう気持ちでキスしたか、考えていたら失望して、もしかしたらとはしゃいで。
「なにをやっているんだ」
勉強の手も止まる。首をふって集中する。夜のせいだとわかっている。フォローくらい入れろと思うのは僕だけだろうか。いいや違う。ひさしぶりに反語まで使う始末の自分に情けなさを感じる。
「ああ、バカバカ」
とひとり叫んでいた。バカなのだ。恋をすればみんなバカになるのだと言い聞かせて、夜のSNSにあれはなんだと書き込みたいのを我慢して、今なにしていると問いかけていた。
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