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僕はスマホを見る度に笑っていた。ただの画面の吹き出しなのに、僕は言いようのない幸福感に包まれた。夜と電話したい。そう願うが、果たして夜はそこまで僕といたいのだろうかと思った。会いたいなんて言ったら重いのだろうか。そんなことを考えていた。
授業が始まる。とりあえず慌てて、僕は荷物をまとめた。図書館から出て行く人は多い。そうして入っていく人も。
中央にヒノキの木を植えた広場から歩いていく。冷たい風が吹いていた。僕は身を縮め、空を仰いだ。灰色の空が、まだ雨を降る前の不吉な色をしていた。濃い色の灰色ででこぼこに雲が作られている。僕は早足で建物の中に入った。
梨田さんがお知らせの前、無料冊子の前にいた。ペラペラと興味深そうにめくっている。そこは資格についてまとめたコーナーだ。
「梨田さん」
「おっ。授業か」
「はい」
冊子を元に戻して、梨田さんは僕を見つめた。僕は一瞬夜に似ているようで視線を逸らした。梨田さんはそんな僕に気がつかず、僕の隣に来た。
「真澄ちゃん、張り切っているな」
「そうですね」
困ったがそれ以上に僕の感情は混乱していた。梨田さん相手にすごいドキドキしてからだ。これは錯覚だと己に言い聞かせていた。梨田さんは何も言わず、不思議そうな顔をして、僕を見つめていた。
大丈夫だった。少し頬は熱いけど、いつもの梨田さんに見えた。
「顔、赤い」
梨田さんに指摘され、余計に赤くなるのはもう条件反射だった。しかし、羞恥心に耐えていると「まあいいけど」と困ったように言われた。
あえて指摘されないのも苦しいと僕は気がついた。
「梨田さん」
「言わないから。安心しろ」
かあああと熱が顔に集まるようだった。恥ずかしいことではないと言えるはずなのに、優しくされているはずなのに、僕はただ怖くて、苦しい。
「じゃあな」
梨田さんが別の建物の中に向かう。僕は置いてけぼりを食らって、ひとり梨田さんの背中を見つめていた。
梨田さんは言いふらす人ではないとわかっている。ただ、頭がパニックを起こしている。きっとバレたのかもしれない。自分が男好き、ゲイであることを。いやと僕は考えた。
戸井田は真剣にメモを取っている。とりあえず、僕は混乱したまま、授業を受けていた。
「彼女と帰るからじゃあな」
「うん」
「まあ、大丈夫か」
とつぶやく戸井田の声を聞いていた。心配されているんだなとぼんやりと思った。戸井田と別れて、バス停に向かわず、裏門から大学を出て行く。ぽつりと雨が降り出していた。僕は慌てて家へと駆け出した。雨はだんだん強くなる。
「傘を買ってくるんだった」
少しだけ濡れた自分がいた。慌てて階段を登っていく。これからバイトじゃなくてよかったとほっと胸をなでおろした。玉部さんが階段から降りていく。傘を持っていない。
「傘を取りに行った方がいいですよ」
「おっ、そうか」
「濡れました」
「災難だな。じゃあ、行くか」
軽い調子で、言う玉部さんに苦笑しながら、僕は階段を登っていた。薄暗い蛍光灯は橙色である。まるでセロハンを張って光を当てたように独特の色をしている。
僕は階段を登って部屋の前で別れる。玉部さんはさっさと傘を持って行ったようだ。本当は聞いて欲しかった。どうしたのか。それはあまえであるとよく自分が知っている。
「聞いてほしい人はいない」
もやもやが形になりそうで憂鬱だ。それで僕はしばらくしてノートを取り出す。たまにしか使わない日記帳だ。日記帳というには少しはばかりがある。それは百均のノートに日記帳と勝手に決めているからだ。
僕が持ったペン先はよどむなく動く。まるであらかじめ考えていたことをなぞっているような。ボールペンのインクが流れ、サラサラという音が聞こえる。重たい気持ちが柔らかなものになる。これを読むと僕は相当混乱していることがわかる。
当たり前だ。自分の性、自分の大切な部分に当たる。僕が僕である礎を作ったものだから。それを誰かに知られたことで人に遠ざけられた、嫌われた、理解できない、気持ち悪い、怖いと思われることは悲しい。
自分がまるで害をなす人間のように扱われるのは悲しい。だから、隠す。明らかになれば、周囲が戸惑う。迫害されることだってある。
原因はないのに、まるで違う、あなたはそうじゃない、女を知らないからだと言われるのもいやだ。そう僕だって受け止めきれないときだってある。
人間には喜怒哀楽がある。それを無視した人がいる。自分の気持ちばかり押し付けて、その人になりきろう、その人の立場を考えない人がいる。それは想像力の欠如と言われるが、それよりその人の意識に深くあるのは、理解したくないという気持ちが働いているからだ。
「ありのままに受け入れないことがこんなにも苦痛なこととは」
そんな嘆きが漏れる。それがまた、自分を惨めにするがゆえに僕は紙に書いた。
紙に書いてすっきりした僕はコーヒーを用意する。温かいコーヒーは香りがよく、部屋に広がる。ようやく自分の肩に力が入っていたと気がついて、スマホを何気なく見た。
『大丈夫か』
戸井田が問いかけてくる。大丈夫、落ち着いたと言った。
『そっか。そっか』
と言って、講義のレポートの話になる。僕は安心していた。何を隠そう、自分を安心させるために書いたものがある。それをぼんやりと眺めていた。
結論としては梨田さんは周りに話したりしない。
『ねえ、もしかして俺のこと、好き?』
僕は仰天した。何を言っているんだ、この人と思った。電話をかける。
「梨田さん」
『拓磨さ。そんなわけないような』
「ええ。違います」
『そっか。いや、そうならいいんだ』
「なら、切りますね」
『ちょっと待て。違うのか』
「何が」
『男が好き、つまりゲイってこと?』
「違いますよ。切りますよ」
『いや、待て。違うことはないだろう。俺って信用ない?』
「もしそうだとしてもなぜ言わないといけないんですか。梨田さんが後悔してもいいんですか」
『……』
「切りますよ」
『なあ。大丈夫だから、あーやっぱり混乱している』
「わかりました。好きにして下さい」
『会いたい、いや会いたくないような』
「会わない方がいいですよ。余計に混乱しますよ」
『俺は自分がもっと理解力がある人間だと思っていた』
違うんだったなとつぶやく梨田さんに僕は猛烈な怒りが湧いた。
「そうですか。じゃあ、切りますよ。俺も暇ではないので」
『ごめん』
snsには梨田さんの言葉が残っている。それを見るなり、僕はどうしたらいいのか頭を抱えた。結局梨田さんは正直な人かもしれない。意地悪な人かもしれない。
『ごめん。ちょっと聞いていい』
と言われた。SNS上でメールにして下さいと頼んだ。承諾してくれた。梨田さんからメールはなかなか届かないので夕飯にする。キャベツを炒め、肉を炒め、知らない内にメールが届いた。
「関わらなきゃいいのに」
わからないなら離れてほしい。それがワガママな僕の考えだった。面倒である。伝えるのは頭を使う。伝えたくないことだってある。
メールは長かった。
要約すれば、真澄ちゃん以外でゲイを見たことがない梨田さんは混乱していて、真澄ちゃんの同じように女装するのか、好きな人はやはり男なのか、梨田さんを好きかと疑われているらしい。僕は箸をつけながら、丁寧に書いていくが面倒になってきた。
どちらかともなくテレビ電話になった。
『あのさ。ゲイなのか』
梨田さんが恐る恐るといった。
「なんでそう思うんですか」
『あのとき、夜と仲良くしていると言ったときから怪しいなって。俺の顔を見たとき顔を赤くしていたから』
「たまたま熱があったんです」
『あー。信用ないんだな。俺。混乱したけど落ち着いたよ』
「じゃあ、仮定としてゲイだとするけど、そんなことを知って梨田さんの得になることはありますか」
『自分の身を守るために』
ふざけていると僕は思った。イライラしながらご飯をかきこむ。
『怒っている?』
「いえ、違いますよ」
『じゃあ。聞くけど、好きなの俺のこと』
「好きではありません」
大っきらいと言いたかった。しかし、僕は黙っていた。
食事を終えて流しに茶碗を置いた。
「梨田さんのお悩み相談室ですから。それ以上質問も聞きます」
『皮肉を言うな』
「皮肉です」
『俺のこと、そういう目で見た』
「僕にも好みがあります。梨田さんはそういう目で見ていません」
そっかと梨田さんは安心したような顔をした。お互いに気まずい沈黙を守ったまま。静かだった。チャポンと水道から水の音と、車が車道を走る音が聞こえた。
「梨田さん。わかりましたか」
『うん。わかった。ごめんな。誰にも話さない』
当たり前だと僕は思った。他言していいことではない。
「だから、違いますよ」
『いいよ。隠さなくて』
うざいなと思った。正直画面越しから殴り倒して、ボコボコにしたいくらいイライラが募っていた。
「じゃあ」
『じゃあ』
僕はため息をついた。勝手な人だと思う。勝手に自分一人で混乱して、勝手に納得する。理解したくないのは見え見えで面白いものを見ているような錯覚をしているのではないか。
『今日はありがとう』
そのメッセージを既読のままにした。
授業が始まる。とりあえず慌てて、僕は荷物をまとめた。図書館から出て行く人は多い。そうして入っていく人も。
中央にヒノキの木を植えた広場から歩いていく。冷たい風が吹いていた。僕は身を縮め、空を仰いだ。灰色の空が、まだ雨を降る前の不吉な色をしていた。濃い色の灰色ででこぼこに雲が作られている。僕は早足で建物の中に入った。
梨田さんがお知らせの前、無料冊子の前にいた。ペラペラと興味深そうにめくっている。そこは資格についてまとめたコーナーだ。
「梨田さん」
「おっ。授業か」
「はい」
冊子を元に戻して、梨田さんは僕を見つめた。僕は一瞬夜に似ているようで視線を逸らした。梨田さんはそんな僕に気がつかず、僕の隣に来た。
「真澄ちゃん、張り切っているな」
「そうですね」
困ったがそれ以上に僕の感情は混乱していた。梨田さん相手にすごいドキドキしてからだ。これは錯覚だと己に言い聞かせていた。梨田さんは何も言わず、不思議そうな顔をして、僕を見つめていた。
大丈夫だった。少し頬は熱いけど、いつもの梨田さんに見えた。
「顔、赤い」
梨田さんに指摘され、余計に赤くなるのはもう条件反射だった。しかし、羞恥心に耐えていると「まあいいけど」と困ったように言われた。
あえて指摘されないのも苦しいと僕は気がついた。
「梨田さん」
「言わないから。安心しろ」
かあああと熱が顔に集まるようだった。恥ずかしいことではないと言えるはずなのに、優しくされているはずなのに、僕はただ怖くて、苦しい。
「じゃあな」
梨田さんが別の建物の中に向かう。僕は置いてけぼりを食らって、ひとり梨田さんの背中を見つめていた。
梨田さんは言いふらす人ではないとわかっている。ただ、頭がパニックを起こしている。きっとバレたのかもしれない。自分が男好き、ゲイであることを。いやと僕は考えた。
戸井田は真剣にメモを取っている。とりあえず、僕は混乱したまま、授業を受けていた。
「彼女と帰るからじゃあな」
「うん」
「まあ、大丈夫か」
とつぶやく戸井田の声を聞いていた。心配されているんだなとぼんやりと思った。戸井田と別れて、バス停に向かわず、裏門から大学を出て行く。ぽつりと雨が降り出していた。僕は慌てて家へと駆け出した。雨はだんだん強くなる。
「傘を買ってくるんだった」
少しだけ濡れた自分がいた。慌てて階段を登っていく。これからバイトじゃなくてよかったとほっと胸をなでおろした。玉部さんが階段から降りていく。傘を持っていない。
「傘を取りに行った方がいいですよ」
「おっ、そうか」
「濡れました」
「災難だな。じゃあ、行くか」
軽い調子で、言う玉部さんに苦笑しながら、僕は階段を登っていた。薄暗い蛍光灯は橙色である。まるでセロハンを張って光を当てたように独特の色をしている。
僕は階段を登って部屋の前で別れる。玉部さんはさっさと傘を持って行ったようだ。本当は聞いて欲しかった。どうしたのか。それはあまえであるとよく自分が知っている。
「聞いてほしい人はいない」
もやもやが形になりそうで憂鬱だ。それで僕はしばらくしてノートを取り出す。たまにしか使わない日記帳だ。日記帳というには少しはばかりがある。それは百均のノートに日記帳と勝手に決めているからだ。
僕が持ったペン先はよどむなく動く。まるであらかじめ考えていたことをなぞっているような。ボールペンのインクが流れ、サラサラという音が聞こえる。重たい気持ちが柔らかなものになる。これを読むと僕は相当混乱していることがわかる。
当たり前だ。自分の性、自分の大切な部分に当たる。僕が僕である礎を作ったものだから。それを誰かに知られたことで人に遠ざけられた、嫌われた、理解できない、気持ち悪い、怖いと思われることは悲しい。
自分がまるで害をなす人間のように扱われるのは悲しい。だから、隠す。明らかになれば、周囲が戸惑う。迫害されることだってある。
原因はないのに、まるで違う、あなたはそうじゃない、女を知らないからだと言われるのもいやだ。そう僕だって受け止めきれないときだってある。
人間には喜怒哀楽がある。それを無視した人がいる。自分の気持ちばかり押し付けて、その人になりきろう、その人の立場を考えない人がいる。それは想像力の欠如と言われるが、それよりその人の意識に深くあるのは、理解したくないという気持ちが働いているからだ。
「ありのままに受け入れないことがこんなにも苦痛なこととは」
そんな嘆きが漏れる。それがまた、自分を惨めにするがゆえに僕は紙に書いた。
紙に書いてすっきりした僕はコーヒーを用意する。温かいコーヒーは香りがよく、部屋に広がる。ようやく自分の肩に力が入っていたと気がついて、スマホを何気なく見た。
『大丈夫か』
戸井田が問いかけてくる。大丈夫、落ち着いたと言った。
『そっか。そっか』
と言って、講義のレポートの話になる。僕は安心していた。何を隠そう、自分を安心させるために書いたものがある。それをぼんやりと眺めていた。
結論としては梨田さんは周りに話したりしない。
『ねえ、もしかして俺のこと、好き?』
僕は仰天した。何を言っているんだ、この人と思った。電話をかける。
「梨田さん」
『拓磨さ。そんなわけないような』
「ええ。違います」
『そっか。いや、そうならいいんだ』
「なら、切りますね」
『ちょっと待て。違うのか』
「何が」
『男が好き、つまりゲイってこと?』
「違いますよ。切りますよ」
『いや、待て。違うことはないだろう。俺って信用ない?』
「もしそうだとしてもなぜ言わないといけないんですか。梨田さんが後悔してもいいんですか」
『……』
「切りますよ」
『なあ。大丈夫だから、あーやっぱり混乱している』
「わかりました。好きにして下さい」
『会いたい、いや会いたくないような』
「会わない方がいいですよ。余計に混乱しますよ」
『俺は自分がもっと理解力がある人間だと思っていた』
違うんだったなとつぶやく梨田さんに僕は猛烈な怒りが湧いた。
「そうですか。じゃあ、切りますよ。俺も暇ではないので」
『ごめん』
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『ごめん。ちょっと聞いていい』
と言われた。SNS上でメールにして下さいと頼んだ。承諾してくれた。梨田さんからメールはなかなか届かないので夕飯にする。キャベツを炒め、肉を炒め、知らない内にメールが届いた。
「関わらなきゃいいのに」
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どちらかともなくテレビ電話になった。
『あのさ。ゲイなのか』
梨田さんが恐る恐るといった。
「なんでそう思うんですか」
『あのとき、夜と仲良くしていると言ったときから怪しいなって。俺の顔を見たとき顔を赤くしていたから』
「たまたま熱があったんです」
『あー。信用ないんだな。俺。混乱したけど落ち着いたよ』
「じゃあ、仮定としてゲイだとするけど、そんなことを知って梨田さんの得になることはありますか」
『自分の身を守るために』
ふざけていると僕は思った。イライラしながらご飯をかきこむ。
『怒っている?』
「いえ、違いますよ」
『じゃあ。聞くけど、好きなの俺のこと』
「好きではありません」
大っきらいと言いたかった。しかし、僕は黙っていた。
食事を終えて流しに茶碗を置いた。
「梨田さんのお悩み相談室ですから。それ以上質問も聞きます」
『皮肉を言うな』
「皮肉です」
『俺のこと、そういう目で見た』
「僕にも好みがあります。梨田さんはそういう目で見ていません」
そっかと梨田さんは安心したような顔をした。お互いに気まずい沈黙を守ったまま。静かだった。チャポンと水道から水の音と、車が車道を走る音が聞こえた。
「梨田さん。わかりましたか」
『うん。わかった。ごめんな。誰にも話さない』
当たり前だと僕は思った。他言していいことではない。
「だから、違いますよ」
『いいよ。隠さなくて』
うざいなと思った。正直画面越しから殴り倒して、ボコボコにしたいくらいイライラが募っていた。
「じゃあ」
『じゃあ』
僕はため息をついた。勝手な人だと思う。勝手に自分一人で混乱して、勝手に納得する。理解したくないのは見え見えで面白いものを見ているような錯覚をしているのではないか。
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