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戸井田は本を見繕っていた。同じ授業だが、探す文献はだいたい同じ。書きたいことが微妙に違っているから探す文献も少し変わっていく。僕はあくびをしながら本を読んでいた。使えそうなところだけ読んでいく。本を読むのも億劫だから、やはりネットにしようかと思った。
「それにしても真澄ちゃん、小説を書くんだ」
「ああ」
「男同士の。女子に人気じゃんそういうの」
「一部だろう。なんか違うみたい。普通に男女の恋愛だった」
「えっ。読んだ?」
「冒頭だけ」
「つまらなかった」
「本に出すだけはあると思う。嗜好が合えば買ったかも」
「男女の恋愛に興味はないのか」
「女性向けだからね」
ああなるほどと戸井田はうなずいた。戸井田はしばらく何かを考えていた。
「まあ。いいんじゃない。モデルになっても」
「なんで」
「真澄ちゃんだって、おまえをモデルにしたなんて公言するわけでもないからさ」
まあそうだけど、と僕はつぶやいた。僕をモデルにしたら、実体験を話すわけではない。僕は男女の営みをする僕らしき人がいやなのかもしれない。僕の預かり知らないところで一人歩きしていくのが怖いのかもしれない。それは確かだ。
「まあ。黙って使われないだけでもマシだよな」
「まあね」
モデルに使うと言うだけでもありがたいのかもしれない。現実はどうなるのかわからない。僕自身、重く受け止めているだけなのかもしれない。真澄ちゃんの性悪な性格を考えると信用できないのもある。どっちにしろ、真澄ちゃんの気分次第である。真澄ちゃんが物語を作る。真澄ちゃんが創造主なのだ。いかようにもできる。好き勝手に書かれたくない。
「おーい。大丈夫か」
「あっ、ごめん」
戸井田の声によって僕は我に返った。戸井田は頬杖をして、本のページをめくる。借りた本だから、マーカーは使えない。付箋を貼っていく。使えそうなものはあまりない。外れかと僕は思った。要領よく見つけられないかなと考えていた。
「今時、本か」
真澄ちゃん、アナログと言いながら僕は真澄ちゃんの本を取り出した。文庫サイズのそれは厚みがある。真澄ちゃんは何を描きたいのだろう。絡み合う二人を描きながら、何かを訴えてくるのかわからない。
「真澄ちゃん。意外と乙女なのか」
戸井田が問いかける。僕は知らない顔をした。
「さあ」
乙女とかそんなカテゴリーを作って、自分を安心させたいのかなと思う。人はカテゴリーを作る。あの人はああいう人だから、とか。その一見わかりやすいカテゴリーは、人の細部を見過ごすことかもしれない。なんて僕は本に影響されてそんなことをする。カテゴリー、ラベル、そんなものに人は簡単に安心する。だから、それのカテゴリーを外れた人に恐怖する。真澄ちゃんはそんな存在なのかもしれない。男でも女でもない。生き物。だから自分を化け物と呼ぶ。接していれば化け物ではなく、血の通った人間なのに、むしろ僕よりずっと勇ましい。
「難しい顔をしているより文献を探そう」
今日終わらせないとヤバいと戸井田が言った。確かにその通りだ。僕は考えていたことをなんとなく忘れようとした。自分を痛めつけるのはよくないことだ。
レポートの文献を集めて終わった。後は書くだけである。そうしてバイトに行く。バイトは夕方までだ。結構拘束される。最初は募集項目通りだったが、慣れと忙しさと人手不足のためか、時間が大幅に取られる。鈴さんは黙々と手を動かし、口を出す。それ太さがまばらとか。最近なんとか怒られる回数も減ったような気がしないでもない。休憩時間になり、お茶を飲んでいると鈴さんがこちらに来た。
「どう、慣れた?」
「まあはい」
「歯切れ悪いな。すぐにやめるっていうことはよしてね」
「はい」
裏切り行為という意味が少なからず含まれていた。鈴さんは缶コーヒーを飲みながら、じっと僕を見つめていた。
「心配だな」
とポツリと言われた。そんなに心配するような人間だろうか、僕はと思う。多分その類だろう。玉部先輩にも同じことを言われそうだ。パートのおばさん達はおやつを食べている。僕は買ってきたおにぎりを食べる。鈴さんも同様だ。
「鈴さん、いじめちゃだめ。こういう若い子は押しに弱いのよ」
いきなりパートのおばさんに言われた。僕と同じくらいの歳の女の子もうなずいている。ちょっとだけ、鈴さんは僕を見つめていた。
「そうなの?」
「いや、そうでもないかな」
「歯切れ悪い」
イライラしたように鈴さんが言った。鈴さんは笑った。正直、怖かったのもある。
「あからさまに怯えるな」
鈴さんは上機嫌に言った。僕はおにぎりを食べていた。咀嚼している。表情が出ていることにこんなにもいやだとは思わなかった。鈴さんはコーヒーをまた飲んだ。僕はおにぎりを食べていた。
鈴さんはパン屋をなぜ始めたのかはあまり公言しない。家の借金とかあらぬことを噂されている。僕はわからないふりをした。僕は頭が悪いんでそういうことがわかりませんというふり。ノータッチで周りも僕をいないもののように話す。たいてい鈴さんがいないとき。鈴さんは作るパンはうまい。僕も食べた。シーチキンにマヨネーズをあえてパンに挟んだ奴。コーンが散らして、生野菜と一緒に食べた。とてもおいしかった。鈴さんは仕事に熱中しているということは誰の目にもわかる。それは何か忘れようとしているのではないか。つらい恋とか。そこで僕の妄想はつきた。
帰り道、くたくたで力が抜けて、後もう少しで自分のマンションだ。階段を登るんだと思うと力が抜けるような。そんな気持ち。鈴さんのことを考えていたが、レポートのことを考える。頭の中でぽろぽろとどんな出だしにするか考えていた。
部屋に戻ると、階段のせいで体力が大分削がれたことに気がついた。ノートパソコンをつけて、シャワーの準備をする。改めて総菜のご飯。
シャワーを浴びて、すっきりしたとこれでご飯を食べた。姉から連絡があった。
『あんた、元気なの? 何をしていたの?』
『バイト』
『なんのバイト?』
『パン屋』
『いつ家に来れる』
『さあ』
ご飯食べながら、打ち込んでいく。姉は元気だなとつくづく思う。結局週末、実家に帰ることになった。いやだなと思いながらうまい飯にありつけるだろうかと考えた。その前にレポートだと僕は思った。
レポートを書いていると真澄ちゃんから連絡があった。僕は無視した。真澄ちゃんはどうしたいのかわかっている。小説を書きたいだけなんだ。それがどういう結果になるかは興味はないのだ。真澄ちゃんらしいといえばらしい。第一真澄ちゃんの本が人気かさえわからない。人気だったら人をモデルにするようなことはないだろう。そんなことを考えていた。
真澄ちゃんのメッセージは簡単だった。朝になって見たら「何をしている」というものだった。
だから返事した。今レポートを書いている。窓の外を見た。晴れている。青と白の混ざった不思議な色。なんとなく日差しが心地よい。頭の中を空っぽなのがよくわかる。使いすぎた頭は休息が終わったことを抗議しているように睡眠を欲していた。コーヒーを入れて飲む。カフェインが頭の中で眠るなと命令していればいい。とりあえず、頭の中が空っぽから朝食を食べるまで意識のレベルが上がった。
食パンを食べてぼんやりする中、インスタントスープを飲む。お惣菜を食べる。ああと思う。家が恋しい。勝手にご飯ができて、勝手に掃除、ゴミだし、風呂の掃除までしてくれるんだ。家が恋しい。僕はそんなことを考えて身支度をする。
学校にたどり着いたとき戸井田が手を振る。
「憔悴した顔をしているな」
「元気そうでなにより」
「まあ。元気だ」
「レポート、書けた」
「無理やり書いた」
「昨日ネットで提出したけど、確認したらやっぱり誤字っていた」
「ヤバいな」
そんな会話をする。僕はあくびをした。列に並ぶようにバス停から学校の校内に入る。人ごみがすごい。人ごみの中から真澄ちゃんを見かける。人ごみでも真澄ちゃんは目立つ存在である。
真澄ちゃんはいつもの女子達と歩いている。元気そうだ。それを見て、僕は平和な日常が訪れるような気がした。
「やっぱり、真澄ちゃんとできているのか」
違うと言いながら笑っていた。校舎に入り、ベンチに座っている梨田さんを見かけた。彼女といるからそのまま見ないことにした。
「知り合い?」
戸井田が尋ねる。うんまあとお茶を濁していた。なんで自分がお茶を濁しているのかわからない。ただ、梨田さんと知り合いと言ったら夜のことを話さなければならないのが億劫なのかもしれない。
夜のことを話すというのはそんなにいいことではないような気がする。インディーズのアーティストに夢中といえばいいだけだ。
「おまえ、顔が広いような狭いような」
「どっちだよ」
そんなことを言いながら笑っていた。真澄ちゃんはもうどこか行ってしまったようだ。
「拓磨ちゃん」
いきなり呼ばれた。振り返ると真澄ちゃんがいた。どうやら女子達と別れたようだ。それがわかって平和な日常とは心の中で自分に問いかけていた。
「なに、げんなりしているのよ」
「気になさらず」
「あなた。元気がないのね」
いやな予感がして、戸井田に視線を合わせようとするが、そらされた。戸井田と僕は思った。裏切る気か。
「それにしても真澄ちゃん、小説を書くんだ」
「ああ」
「男同士の。女子に人気じゃんそういうの」
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「えっ。読んだ?」
「冒頭だけ」
「つまらなかった」
「本に出すだけはあると思う。嗜好が合えば買ったかも」
「男女の恋愛に興味はないのか」
「女性向けだからね」
ああなるほどと戸井田はうなずいた。戸井田はしばらく何かを考えていた。
「まあ。いいんじゃない。モデルになっても」
「なんで」
「真澄ちゃんだって、おまえをモデルにしたなんて公言するわけでもないからさ」
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「まあ。黙って使われないだけでもマシだよな」
「まあね」
モデルに使うと言うだけでもありがたいのかもしれない。現実はどうなるのかわからない。僕自身、重く受け止めているだけなのかもしれない。真澄ちゃんの性悪な性格を考えると信用できないのもある。どっちにしろ、真澄ちゃんの気分次第である。真澄ちゃんが物語を作る。真澄ちゃんが創造主なのだ。いかようにもできる。好き勝手に書かれたくない。
「おーい。大丈夫か」
「あっ、ごめん」
戸井田の声によって僕は我に返った。戸井田は頬杖をして、本のページをめくる。借りた本だから、マーカーは使えない。付箋を貼っていく。使えそうなものはあまりない。外れかと僕は思った。要領よく見つけられないかなと考えていた。
「今時、本か」
真澄ちゃん、アナログと言いながら僕は真澄ちゃんの本を取り出した。文庫サイズのそれは厚みがある。真澄ちゃんは何を描きたいのだろう。絡み合う二人を描きながら、何かを訴えてくるのかわからない。
「真澄ちゃん。意外と乙女なのか」
戸井田が問いかける。僕は知らない顔をした。
「さあ」
乙女とかそんなカテゴリーを作って、自分を安心させたいのかなと思う。人はカテゴリーを作る。あの人はああいう人だから、とか。その一見わかりやすいカテゴリーは、人の細部を見過ごすことかもしれない。なんて僕は本に影響されてそんなことをする。カテゴリー、ラベル、そんなものに人は簡単に安心する。だから、それのカテゴリーを外れた人に恐怖する。真澄ちゃんはそんな存在なのかもしれない。男でも女でもない。生き物。だから自分を化け物と呼ぶ。接していれば化け物ではなく、血の通った人間なのに、むしろ僕よりずっと勇ましい。
「難しい顔をしているより文献を探そう」
今日終わらせないとヤバいと戸井田が言った。確かにその通りだ。僕は考えていたことをなんとなく忘れようとした。自分を痛めつけるのはよくないことだ。
レポートの文献を集めて終わった。後は書くだけである。そうしてバイトに行く。バイトは夕方までだ。結構拘束される。最初は募集項目通りだったが、慣れと忙しさと人手不足のためか、時間が大幅に取られる。鈴さんは黙々と手を動かし、口を出す。それ太さがまばらとか。最近なんとか怒られる回数も減ったような気がしないでもない。休憩時間になり、お茶を飲んでいると鈴さんがこちらに来た。
「どう、慣れた?」
「まあはい」
「歯切れ悪いな。すぐにやめるっていうことはよしてね」
「はい」
裏切り行為という意味が少なからず含まれていた。鈴さんは缶コーヒーを飲みながら、じっと僕を見つめていた。
「心配だな」
とポツリと言われた。そんなに心配するような人間だろうか、僕はと思う。多分その類だろう。玉部先輩にも同じことを言われそうだ。パートのおばさん達はおやつを食べている。僕は買ってきたおにぎりを食べる。鈴さんも同様だ。
「鈴さん、いじめちゃだめ。こういう若い子は押しに弱いのよ」
いきなりパートのおばさんに言われた。僕と同じくらいの歳の女の子もうなずいている。ちょっとだけ、鈴さんは僕を見つめていた。
「そうなの?」
「いや、そうでもないかな」
「歯切れ悪い」
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「あからさまに怯えるな」
鈴さんは上機嫌に言った。僕はおにぎりを食べていた。咀嚼している。表情が出ていることにこんなにもいやだとは思わなかった。鈴さんはコーヒーをまた飲んだ。僕はおにぎりを食べていた。
鈴さんはパン屋をなぜ始めたのかはあまり公言しない。家の借金とかあらぬことを噂されている。僕はわからないふりをした。僕は頭が悪いんでそういうことがわかりませんというふり。ノータッチで周りも僕をいないもののように話す。たいてい鈴さんがいないとき。鈴さんは作るパンはうまい。僕も食べた。シーチキンにマヨネーズをあえてパンに挟んだ奴。コーンが散らして、生野菜と一緒に食べた。とてもおいしかった。鈴さんは仕事に熱中しているということは誰の目にもわかる。それは何か忘れようとしているのではないか。つらい恋とか。そこで僕の妄想はつきた。
帰り道、くたくたで力が抜けて、後もう少しで自分のマンションだ。階段を登るんだと思うと力が抜けるような。そんな気持ち。鈴さんのことを考えていたが、レポートのことを考える。頭の中でぽろぽろとどんな出だしにするか考えていた。
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シャワーを浴びて、すっきりしたとこれでご飯を食べた。姉から連絡があった。
『あんた、元気なの? 何をしていたの?』
『バイト』
『なんのバイト?』
『パン屋』
『いつ家に来れる』
『さあ』
ご飯食べながら、打ち込んでいく。姉は元気だなとつくづく思う。結局週末、実家に帰ることになった。いやだなと思いながらうまい飯にありつけるだろうかと考えた。その前にレポートだと僕は思った。
レポートを書いていると真澄ちゃんから連絡があった。僕は無視した。真澄ちゃんはどうしたいのかわかっている。小説を書きたいだけなんだ。それがどういう結果になるかは興味はないのだ。真澄ちゃんらしいといえばらしい。第一真澄ちゃんの本が人気かさえわからない。人気だったら人をモデルにするようなことはないだろう。そんなことを考えていた。
真澄ちゃんのメッセージは簡単だった。朝になって見たら「何をしている」というものだった。
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食パンを食べてぼんやりする中、インスタントスープを飲む。お惣菜を食べる。ああと思う。家が恋しい。勝手にご飯ができて、勝手に掃除、ゴミだし、風呂の掃除までしてくれるんだ。家が恋しい。僕はそんなことを考えて身支度をする。
学校にたどり着いたとき戸井田が手を振る。
「憔悴した顔をしているな」
「元気そうでなにより」
「まあ。元気だ」
「レポート、書けた」
「無理やり書いた」
「昨日ネットで提出したけど、確認したらやっぱり誤字っていた」
「ヤバいな」
そんな会話をする。僕はあくびをした。列に並ぶようにバス停から学校の校内に入る。人ごみがすごい。人ごみの中から真澄ちゃんを見かける。人ごみでも真澄ちゃんは目立つ存在である。
真澄ちゃんはいつもの女子達と歩いている。元気そうだ。それを見て、僕は平和な日常が訪れるような気がした。
「やっぱり、真澄ちゃんとできているのか」
違うと言いながら笑っていた。校舎に入り、ベンチに座っている梨田さんを見かけた。彼女といるからそのまま見ないことにした。
「知り合い?」
戸井田が尋ねる。うんまあとお茶を濁していた。なんで自分がお茶を濁しているのかわからない。ただ、梨田さんと知り合いと言ったら夜のことを話さなければならないのが億劫なのかもしれない。
夜のことを話すというのはそんなにいいことではないような気がする。インディーズのアーティストに夢中といえばいいだけだ。
「おまえ、顔が広いような狭いような」
「どっちだよ」
そんなことを言いながら笑っていた。真澄ちゃんはもうどこか行ってしまったようだ。
「拓磨ちゃん」
いきなり呼ばれた。振り返ると真澄ちゃんがいた。どうやら女子達と別れたようだ。それがわかって平和な日常とは心の中で自分に問いかけていた。
「なに、げんなりしているのよ」
「気になさらず」
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