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第84話 白い悪意

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――示に従い、落ち着い

 ママ、どこ

――険です。乗務員の指示に従い、

 パパ、お兄ぃ、助けて

――避難して下

 僕はここだよ


 煙が充満する機内。搭乗口へ殺到する乗客。
 恐慌状態は瞬く間に広がり、鋼鉄の箱は檻となった。

 感じたことの無い恐怖に身を竦ませた幼い少年は、座席の下で小さく蹲るより他なかった。祈るように目を閉じ、やがて意識を失う。目が覚めた時には、故郷から遠く離れた異国で、ひとりぼっちになっていた。

 言葉は通じない。見知った顔は無い。やがて迎えがきたと告げられ、名前も知らぬ子供たちと一緒に連れて行かれた。故郷へ帰れるという希望はすぐに打ち砕かれ、待っていたのは奴隷のような日々。

 諦めなかったのはなぜか

 心折れなかったのはどうしてか

 訳も分からぬままただ生きる事にしがみつき、辿り着いた無法が跋扈する町リバティ・シティ

 広く美しく青い海も、輝く白い砂浜も、夜を彩る宝石のような夜景も

 ただただ、自分の居場所を惨めにするだけで、目障りだった

 何が悪かった? 誰が悪かった?

 幾度となく問うえども、答えは得られぬまま

――成功したら、お前等をイタリアに帰してやるよ

 信じちゃいない。けれど、縋らずにはいられない

 炎に向かう蛾のように、哀れであろうと

 悪事に手を染め、何もかもを諦めていても

 この身は、まだ
           ★

 途絶えていた意識が浮上すると、エディは鳩尾の辺りに強い痛みを覚えた。

「う、げ……」
 鈍痛に呻きながら、しかしお陰ですぐに思考が再開する。

(横やりが入った、誰だ? サヴェトニクか?)
 連中のやりそうなことだが、仕事を与えておいて自ら奪うなど論理的ではない。別の勢力、何かで噂を聞きつけた町の誰かが、人質を奪いに来たのだろうかと考える。だが、その可能性も薄い。エディたちに仕事を投げるロシアンマフィアのサヴェトニクは、そういうやり方を好まない。根っからの悪党のクセに、自分のやり方への拘りが強いヤツだからだ。

「お目覚めか、野良犬サバーカ
 声の方に視線を向けると、黒いフードの男がエディを見下ろしている。

「なん、だ、てめぇ」
 両手両足を拘束されていると気付きながらも、気炎を吐くエディ。反撃の為の手段など何一つありはしないが、ありったけの憎悪を燃え立たせる。四肢を使わず、身体の筋力だけで体勢を起こす。せめてもの抵抗とばかりに、殴りかかるような眼光を男に向けてやる。

「ほう」
 男は感心したように、小さく感嘆する。そしてエディに近付き、目の前でしゃがんで視線の高さを合わせた。観察するようにエディの顔をしげしげと眺めると、突然、エディの髪を掴みそのまま床に顔を打ち付けた。

「よく聞け」
 無感情に男が言う。
 衝撃で意識が吹っ飛びそうになりながらも、エディは辛うじて堪える。

「お前等には、自分の仕事を最後まで・・・やってもらう。まったく、初手で殺しておけば良かったよ。ガキを殺すのは趣味じゃないが、余計な仕事を増やす方がよっぽど業腹なんでな。だが、愚痴を言っても始まらない。やるべきことを片付けて、さっさとおウチに帰るんだな」

「なに、ワケわかんねぇことを」
 顔を床に押し付けられながらも、決して服従の態度は取らないエディ。自分よりも細く見えるその男は、だが恐ろしいほどの剛腕でエディの動きを制している。まるで、エディの心を腕力で直接へし折ろうとするかのような剛圧だ。

「フン」
 男は鼻で嗤うと、エディから手を離す。
 そしてナイフを使い、音も無く拘束を解いた。

「……なんのつもりだ?」
「言っただろう。お前等には、自分の仕事を最後までやってもらう。それで充分だ。お膳立てはうちの頼れるボスが整えてくれたらしいからな。お前等はお前等の自由を勝ち取る為、せいぜい最後まで野良犬の意地を見せりゃあいい」

 そういって、男はことのあらましを説明し始める。始めは半信半疑だったが、内容を聞くにつれて、なるほど確かにとエディにも思えてきた。しかしエディは、自分たちがどうすれば得なのかを冷静に判断する一方、こう考えていた。

(どうしていつも、オレ達は誰かの手のひらの上なんだ)

           ★

 聖とミヤビを誘拐したメンバーを説得するといって、イタリアチームの監督であるリッゾは別室へと姿を消した。その間、ミヤビは誘拐犯である彼らの抱える事情について、ジオに説明を求めた。

「全部丸く収めてくれるにしたって、少しくらい説明があっても良いでしょ?」
 ミヤビの言葉に同意すると、ジオは自分より適任者がいると告げて、隣室から老婆を連れてきた。水着のままで連れ去られた自分たちに、服を貸してくれたあの老婆だ。

「飛行機事故?」
 老婆が語った所によると、誘拐を実行した彼らはアメリカからイタリアへ帰るための飛行機が空港で火災に遭い、その混乱が原因で今に至ったのだという。

「エディのお兄さんは、元々テニス選手を目指していたそうなの。でも、イタリアはテニスで大きな八百長の事件があったじゃない。それで、テニスアカデミーがイタリア人の選手を一時的に帰国させることにしてね。迎えにきた家族と一緒に帰る間際、事故に巻き込まれたの」

 その事故で家族と離れ離れになったエディ。ほどなくして、イタリア大使館から委任されたNPO組織の者だと名乗る人物が、入院先の病院を訪れる。親と離れ離れになった子供を優先的に帰国させると言って、エディを含む十数人の子供たちを別の施設へ移した。

「結局それは、ロシアンマフィアが孤児院を隠れ蓑にした人身売買の組織だったのさ。たぶん、病院もグルだったんだろうねぇ。エディたちは事故の際に死亡したことにされて、行き場を失ってしまった」

 そして、犯罪組織に飼われる事となった彼らは、生きる為に奴隷に落ちた。

<映画が作れそうなレベルだなァ。悪役にしろ、主人公にしろ、背景バックボーンは充分だ>

 頭のなかでアドが茶化す。だが聖も老婆の話を聞いていて、作り話のようだと感じずにはいられない。聖の知っている常識とは大きくかけ離れ過ぎている。アドがいうように、それこそ、映画の登場人物が持つ悲惨な過去の話でも聞いているかのような気分になった。

「う~ん、想像してたより重かったなぁ」
 ミヤビが苦笑いを浮かべながら感想を述べる。
 まったくだ、と聖が無言で頷くと、ミヤビが言葉を続けた。

「でも聖くん、聞いておいて良かったでしょ?」
「えっ」

 聖には、その言葉の意味が分からない。確かに知らないよりはマシだとは思うが、良かったかと言われるとなんとも言えない。むしろ、自分がこれまで知らずにいた世界の汚い部分を見せられたようで、あまり気分は良くないというのが本音だ。


「私らが協力する理由としては、充分じゃない?」

 その一言で、ミヤビが彼らの事情について説明させたのは、自分を納得させる為だったのだと聖は気付いた。

「さっきは勢いで私が了承しちゃったけど、聖くんはそうでもなかったでしょ。せっかく助けてもらったのに、わざわざ危ない橋を渡るわけだし」

 本音を言い当てられたような気恥ずかしさから逃れるように、聖は視線を外す。確かに話を聞く前まで、聖はミヤビの判断に納得していなかった。なぜ自分たちが、わざわざ何も知らない彼らの為に危険を顧みず協力しなければならないのか。仮に、聖がただ純粋に誘拐に巻き込まれた立場であったなら、ミヤビの判断に反対していたかもしれない。

 だが聖には、仮説の域は出ないものの、虚空のアカシック・記憶レコードから担わせされた役割がある。その役目を課されている以上、恐らく自分には命の危険は及ばないだろう、と聖は考えていた。客観的に見れば甘い算段だが、聖は確信に近い予感を持っている。そして自分が傍にいれば、恐らくミヤビも大丈夫なはず。そう思ったからこそ、ミヤビの身の安全を確保するために彼女の判断に追従した。しかしそれはつまり、ミヤビの為であって、彼らの為ではない。その小さな意識の違いを、どうやらミヤビは感じ取っていたらしい。

「きっと、私ら二人の協力が必要になると思うから」

 そう付け足して、ミヤビはおどけるように舌を出した。

           ★

「待たせたな」
 唐突に扉が開くと、イタリアの監督であるリッゾが現れた。その後ろから、不満げな表情を浮かべた少女や、図体の割に気の弱そうな表情を浮かべた3人の男たち、そして額から血を流し不貞腐れた様子のエディがついてくる。それを見た聖は、リッゾが彼らをどう説得した・・・・のか何となく察し、思わず頬が引きつった。同時に、こういう連中がいるからこそ、エディたちのような被害者が出るのではという考えが頭をもたげる。

 聖とミヤビは、リッゾたちが乗ってきたというピックアップトラックに乗り込んだ。運転手はエディ、助手席にリッカ、荷台には聖とミヤビ。当初、リッカはエディ達の離反を抑止するため、リッゾたちのバンに乗せられる予定だった。だが3人の弟が猛反対し、彼らが代わりにリッゾたちのバンに乗ることになった。

「お前らが先行しろ。着いたら普段通り、サヴェトニクと話をするんだ」
 リッゾがエディにそう命令する。エディは返事をしなかったが、一応指示に従う態度を見せてトラックの運転席に乗った。目的地までは車でおよそ30分程度。何事もなければ、指定された時間よりもかなり早く到着できる。ボスのワガママで当初の予定とは違ってしまったが、このまま行けば無事に夜明けを迎えられそうだと思い、リッゾは煙草に火をつける。

「何事も無ければ、な」
 煙を美味そうに吐き出しながら、つぶやいた。


「すいませんが、僕は別行動です。心配しなくても、ロシア側が君らに危害を加えることはないでしょう。絶対とは言い切れませんが、彼らは目的の為なら手段を選ばない一方、目的が果たされるなら筋を通します。変に聞こえるでしょうけど、表の社会以上に、裏の社会は信用が重要なので」

 荷台に乗り込んだ聖に、ジオがそう言った。見た目のせいもあってか、とても聖と同い年とは思えない妙な貫禄がある。テニスの選手として大会に出場しながら、裏ではマフィアを指揮しているなど、まるでフィクションのように現実味がない。誘拐されて以降、そんな印象を持つことが多いなと聖は胸中で苦笑いを浮かべる。

「いつか、君とも試合がしたい。いい勝負ができると思う」
 ジオが固く聖の手を握る。蓮司を圧倒的な実力で打ち倒した者に真顔でそう言われ、気後れしてしまう聖。素の実力ではきっと及ばないだろう。もしジオと対戦することがあるとしたら、ひょっとすると撹拌事象が起こるのではないか、そんな気がした。

           ★

 二台の車が、闇夜に沈む無法が跋扈する町リバティ・シティを駆けていく。役割を果たしている街灯はまばらで、その弱々しい光が却って町の暗さを強調するかのよう。アメリカ特有の広い道路に他の車は見当たらず、二台の車は闇のなか黙々と目的地へ向かっていく。そして、テールライトの残光が闇に消えた直後、白い人影が忍び寄るように闇を裂いた。

「見つケた」
 先を行く車のテールライトを捉え、白い人影が呟く。脚部に装着している超電導式のブレードが、アスファルトとの間に磁気相互力を産み出し、僅かに浮いている。まるで氷上の最速競技アイススケートを思わせる動きで道路を滑走する姿に、音は無い。全身白ずくめでありながら闇に溶けるその様は、死神の持つ大鎌の刃のよう。先を行く車との距離をみるみる縮め、およそ30mほどまで接近した。

「さテ、ゴ挨拶トいクか」
 男とも女とも見分けのつかぬ姿と声を持つ白ずくめの人物は、滑走しながら手首の装着型制ウェアラブル・御機器ユニットを操作した。すると背中側から、ペットボトルか空き缶を思わせる円柱状の何かが5つ、切り離されるように浮遊して、白づくめの頭上に滞空した。とうの昔に条約で軍事利用が禁止された、電子制御ホーミング型追尾兵器・ドローン。それを更にバージョンアップさせた特殊兵器。

「#include <iostream> int main() {std::cout 
 << "aim setting目標設定" << std::endl; return 0; }
 disp('Prepare攻撃 to attack準備');」

 白ずくめはその顔に獰猛で狂気じみた笑みを浮かべながら、機械音のような声を発した。すると呼応するようにドローンが動き出し、5台で小さな双三角錐を描くように展開。前方を走る大型のバンをカメラに捉え、照準を車体後部の右側テールライトに定めた。

「disp('Initiate攻撃 attack開始');」

 夜闇のなか、糸のように細い光が明滅する。
 直後、走行中の大型バンの右側が熔けて裂けた・・・・・・

「ハハッ!」
 無邪気で残酷な嗤い声をあげる白ずくめ。前を走るバンが異常に気付いたらしく、一瞬だけ車体が左右に揺れて加速した。まるで、捕食者の存在を察して慌てて逃げ出す草食獣のよう。その様がますます白ずくめの嗜虐心を強く刺激し、顔を歓喜に歪ませる。そこから二度、三度と、高出力レーザーが夜の闇に細く光る。わざと車体を外し、先の道路を削り熔かして牽制する。その度にバンが怯えたように揺れ動いた。

「逃げロ逃ゲロ、地獄に向カッて逃ゲ惑え」

 真夜中の無法が跋扈する町リバティ・シティに、悪意の嘲笑が小さく響いた。

           ★

 異音が車内に響いた直後、リッゾの運転する大型バンに裂け目が生じた。

「オイ、なんだッ!?」
 異常を察したリッゾが前を向いたまま怒鳴る。

「車の壁が、裂けた!?」
 エディの弟の一人が、見たままを叫ぶ。言葉通り、突然車体の右側が裂け、外が見えたのだ。断面は一瞬だけオレンジ色に染まり、すぐ色を失って黒くなった。同時に、鉄や内装のプラスチックの焦げる臭いが車内に漂う。

「レーザー?! なんだこの出力はよォ!」
 損傷箇所の特徴から、即座に何をされたのか予想するビアンコ。先日、イタリアの選手であるロシューが受けた攻撃を思い出すが、威力は比にならない。もしこれが人体に当たろうものなら、当たった場所は一瞬で蒸発してしまうだろう。

 ビアンコが拳でリアウインドウを叩き割り、短機関銃イングラムM10を片手で構える。ありったけの敵意と憎悪を宿したその肉眼に、不気味な白い人影が映った。直後、パラララと乾いた銃声と、排莢されたカートリッジの転がる音が車内にこだまする。描かれた射線は白い人影に真っ直ぐ向かうが、影はぬらりと不規則に動いてそれを躱す。

「なんだ、ありゃ……!」
 白い人影が暗闇で踊る。
 その周りを、5つの小さな光が舞うように浮遊している。

「ビアンコ! どうなっている!」
「歩兵だ! 性能がケタ違いのグラビティ・ブーツを履いてやがるッ!」
 襲撃者の動きが恐ろしく速いと見切ったビアンコは、フルオートから3バーストに切り替えて牽制射撃を続行。撃退ではなく、相手に攻撃させない為の威嚇。もし隙を与えれば、さきほど食らったレーザーで車そのものが真っ二つに両断される可能性すらある。

「てめぇら邪魔だ、詰めとけ! アルマージ!」
 ビアンコはエディの弟ら3人に命令し、仲間であるアルマージの名を呼ぶ。坊主頭の小柄な人物が、ポシェットから手のひらサイズの黒い球体、小型グレネードを取り出した。

「隙間に投げる。合わせろ」
 アルマージがグレネードのピンを静かに抜く。
 ビアンコは3バーストを不規則に放ち、牽制する。
 白い人影は物ともせずに銃弾を避け続ける。

「右カーブ! 3カウント!」
 運転するリッゾが宣言し、続けざまにカウントした。

トーレ! ドゥーエ! ウーノ!」
 車が急激に右にカーブし、ほんの一瞬、人影がその姿を消す。

Viaいけッ!」
 合図と同時に、アルマージがグレネードを窓から放る。
 高く弧を描き、一気に車から離れていく。アスファルトの上でワンバウンドし、大きく跳ねたところに、白い人影が現れる。衝撃によって作動したグレネードの信管が炸薬に点火し、凶悪な轟音と爆炎が、白い人影を飲み込んだ。

Guarda làざまあみろ!」
 アルマージが咆える。グレネードの爆発が直撃した瞬間を、リッゾも確かにサイドミラーで見ていた。だが爆炎が広がると同時に、何かが高く飛び上がるのを、リッゾは見逃さなかった。

「まだだ! 野郎、飛んで避けやがった!」
 およそ十数メートルは飛んだであろう白い人影は、爆発をものともしない様子で着地する。ややスピードは落ちたが、それも時間の問題であろうことは誰の目にも明らかだ。

「なんなんだあの白いのは! ロシアの連中か!?」
 マガジンをリロードし、再び牽制射撃を行うビアンコが叫ぶ。

「ナメやがって!」
 悪態をつきながらアルマージがもう一度、グレネードを投げる。すると今度は、投げたグレネードが空中で爆発してしまう。その直前、白い人影から細い光が放たれているのがかすかに見えた。

「どういう命中率だよオイ。つぅか、あの精度なら初撃で殺れただろうが!」
「野郎、遊んでるんだ。わざわざ力の差を見せつけてやがってよお!」

 ハンドルを操作し、時折ミラーで白い人影を確認しながら、リッゾは敵の正体について考えを巡らせる。夜中とはいえ、こんな派手な戦闘を躊躇いなく始めるなどバカげている。それに、異常な性能の兵器を用いて自分たちをピンポイントで、しかも単独で狙ってきているとあれば、思い当たる節は一つしかない。

「皆殺しにして、人質を回収。ついでにロシアも撃滅するつもりか」

 牽制射撃を無視するように、再び細い光が闇に光った。
 すると、今度はバンの屋根だけが、バターのように熔けて裂ける。

「これだから、アーヴィングヒス女ってやつはタチが悪い」

 心の底から憎悪を込めて、リッゾはつぶやいた。

                                    続く
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