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FC互換機「プレイコンピューターレトロ」

内蔵ゲーム No.61~No.89

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 さてさて。再開しましょうか。
 01からナンバー順で遊んでいるため、前回は類似ゲームに悩まされましたが、それでも楽しめたゲームは多かったです。
 今回は何があるかな?


61.ASSART 『個人的評価「C」』
 よくある一筆書きパズルのようなゲーム。6×6マスに歩ける草原マスと障害物の岩マスがあり、草原マスは一度歩くと足跡マスに変わり、引き返せない。1ステージにつき3回まで障害物である岩マスを壊すマトックが使えるみたいだが……。ちょっと待って。このゲームのステージクリアの条件とゲームオーバーの条件ってなに? ……何度か試してみた結果、どうやら25マス以上を足跡マスに変えればクリアで、それに満たなかった場合がゲームオーバーになるみたい。なんで岩以外を走破って条件にしなかったんだろ? 結果、簡単にクリアできました。……おしい。

62.BOMB KING 『個人的評価「B」』
 俗に言う「海戦ゲーム」を工場の爆撃に置き換えたような感じのゲーム。ゲームボーイやファミコンで発売された「ネイビーブルー」というゲームとほぼほぼ同じルール。
 12×9マスのフィールドに、2マス、3マス、4マス、5マスで出来たコマを配置し、交互に攻撃するマスを指定して、相手のコマ全てに攻撃を当てて撃沈させれば勝ちというゲーム。
 ネイビーブルーにあった特殊爆撃も使うことが出来る。ただ、ネイビーブルーの特殊爆撃とは違い、こちらの特殊爆撃はポイント消費制。最初に20BOMBポイントが与えられ、使う特殊爆撃によって2~4ポイント消費して使うことが出来るというもの。
 攻撃時の判定が「ヒット」「ミス」「撃沈」しかなく、ネイビーブルーにあった「ニアミス」(指定したマスの隣にコマがある)判定がないので、ちょっとコマの位置を特定するヒントが少ないかな。

63.BUG’S WAR 『個人的評価「C」』
 またもや海戦ゲーム。こちらは隠れた虫のコマを狙って爆撃する。ただし、こちらのゲームには自軍配置がなく、一方的にこちらが爆撃を繰り返すだけのゲームになっている。
 一応、スコアがあって、攻撃ミスが少ないほど得点が高くなるようだが、こちらが狙われて負けるといった要素がないため、緊迫感はない。海戦ゲームの攻撃パートだけを楽しむゲーム。

64.PATTERNMAKER 『個人的評価「D」』
 画面中央で絵柄を選択して、左右を流れる穴の開いた板にピッタリはまる絵柄を割り振っていくだけのゲーム――というか、作業。制限時間内に全部の板に絵柄をはめ込めばクリアみたいだけど……、面白い?

65.BUBBLE 『個人的評価「C」』
 海底に落ちてくる変な魚のような敵を、海底に降りてこられないように泡玉を放って退治していく一画面型シューティング。魚が海底に降りつくとなぜかこちらがダメージを受ける。
 自機の仕様上、画面右端が攻撃できないのに、そこにも魚がやってくるのは反則だろ?

66.DEVIL RIDER 『個人的評価「C」』
 制限時間内にゴールを目指す、見下ろし型縦スクロールバイクレース。
 とにかく障害物や敵バイクを避けて先に進むだけのシンプルな内容で、敵バイクや障害物にぶつかってミスをしても、機数はないのでペナルティはタイムロスだけ。
 ただ、かすっただけでもミスになるほど当たり判定が厳しい。

67.DINOSAUR 『個人的評価「D」』
 微妙にブサイクな恐竜キャラを操作する、一画面型障害物落下回避アクション。
 だけど、随分と当たるとミスになる障害物が少ないような……。落下してくる石(宝石)は得点で、ネジはミスっていうのもまた、他のゲームでもあった敵キャラとアイテムの見分けがつかない欠点と同じですな。

68.DUNE WAR 『個人的評価「D」』
 見下ろし型の戦場アクションシューティング。なんだけど、操作感覚のせいで、戦場シューティングをやっているというよりは、ファミコンの「バンゲリングベイ」という見下ろし型ヘリコブターシューティングをプレイしている感じ。ただただ広大な砂漠を走り回りながら、敵を探して撃ち落としていく。
 このゲーム、左右で方向旋回、Bボタンで前進なんて操作にする意味あんの?

69.EGGS 『個人的評価「E」』
 ゲームを選択すると、タイトル画面もなしにいきなりゲームスタート。
 空から鳥が落とす卵をキャッチするゲームのようだが、取れなくてもペナルティなし。
 卵を取ると、画面中央になにやらイラストが現れる。
 どうやらプレイヤーのレベルをなにかに例えているみたいだが……、基準がわからない。
 なんなんだろ、このゲーム。ミスも成功もないゲームをどう楽しめと?

70.FIRE BASE 『個人的評価「D」』
 自機が移動式砲台の一画面型シューティング。……下手に動くより、動かずにAボタンを押し続けている方が死なないため、ただAボタンを押し続けるだけのゲーム。たまに目の前で攻撃されたらかわして再び中央へ。
 ……もう少し緊迫感をください。

71.FISH WAR 『個人的評価「D」』
 魚になって、自分より小さな魚を食べていくゲーム、らしい。
 けど、泳いでくる魚は全部自機より大きいんですけど? あいつとあいつは食べれたのに、なんで同じくらいの大きさのあいつには食われるんだ? って感じのゲーム。ゲームボーイで発売された、これに似たコンセプトの「うぉーず」ってゲームは、小魚を食べつつ、大きな魚から逃げる緊迫感があったのに、これにはそれが全くない。

72.GARDEN WAR 『個人的評価「C」』
 70番とほぼ同じ一画面型シューティング。管理ロボットを操作して庭園を害虫から守るってのが名目かな?
 70番とは違い、敵の動きを見て攻撃を回避しなければならないから、歯ごたえはある。……っていうか、それが普通の一画面型シューティングなんじゃないのかなぁ。

73.GHOST PALACE 『個人的評価「C」』
 あきらかに33番のゲームを少しだけ作り変えて作ったゲーム。一画面のアクションシューティングで、33番の場合はドラゴンを倒せばクリアだったけど、こちらは画面上部を水平に動く火の玉みたいなのを何匹か倒せばクリアになるみたい。……しかし、33番のドラゴンの吐く球と、このゲームの火球は逆の方がよかったんじゃないかな。

74.MAGIC PLACE 『個人的評価「C」』
 シンボルアイテム回収型の一画面アクション。星型のアイテムを全部回収し、出口に行けばステージクリア。
 こちらのゲームにもタイミングを見計らってアイテムを回収する楽しみがある。
 ただ、最初どれが自機でどれが敵だかわからなかった。自機が赤くて四角い物体って、すぐに気付ける?

75.MOTO RUSHING 『個人的評価「C」』
 66番と全く同じ見下ろし型縦スクロールバイクゲーム。障害物のグラフィックが若干違うだけで、障害物配置パターンもほぼほぼ同じ。制限時間内にゴールにたどり着くというルールまでまったく同じ。うーん。

76.PARTNER 『個人的評価「D」』
 またもや神経衰弱。こちらのゲームのカード数は16枚。タイトル画面もなしにいきなりゲームが始まって30秒以内に全部めくればクリア。それだけ。クリアしたら画面が止まり、リセットするしかなくなる。

77.RESISTANT 『個人的評価「C」』
 またもや70番と同じ一画面型シューティング。このゲームならではの特徴として、回数制限付きでシールドを張れるってことだけ。一応、70番ほど単調ではないが、72番ほど歯ごたえはない。

78.ROBOT 『個人的評価「D」』
 自動で歩くロボットの曲がる方向を指示してゴールに導くパズルゲーム。Tマークの書かれたパネルを踏むと右に曲がるか左に曲がるかを選べるのだが、なんでわざわざ曲がるポイントを指定してんの? こうするぐらいだったら、矢印パネルを踏むたびに指定出来たほうがより深いパズルになるんじゃない?

79.GALLOP 『個人的評価「C」』
 画面分割を採用した見下ろし型縦スクロールレーシング。だけど、二人対戦機能はない。何のための画面分割? ゲームはプレイヤーとCOMが同時にゴールを目指して走り出す。とはいっても、互いに干渉することは出来ず、よりうまく敵車かわしつつ先にゴールできるかを競う。先にゴールしても、COMがゴールするのを待たなくてはならない。しかも、COMの運転はめちゃくちゃ。誰得の画面分割? せめて二人対戦できるようにしようよ。

80.SHREW MOUSE 『個人的評価「B」』
 対戦型の陣取りアクションゲーム。ファミコンで発売された「ウィッツ」というゲームと同じと言えばわかるかな?
 自機が移動した後が壁になり、その壁で敵を動けなくしたら勝ちのルール。この手のゲームは対戦が楽しいのに、こちらもまた二人対戦に対応していない。対戦機能ってそんなにハードル高いのかな?

81.MOTOBOAT 『個人的評価「C」』
 こちらも66番、75番同様の見下ろし型縦スクロールレーシング。ただし、自機はモーターボート。
 ゲームのルールはほぼ同じだが、66番と75番のように使いまわしではない。
 ……ボートレースを題材にしたわりに、コースの色は灰色。濁って汚れた水ですか? なんで青っぽい色にしなかったんだろう。

82.BLOBMAN 『個人的評価「D」』
 落下物回収型の一画面アクション。自機の色と同じ色の液体をキャッチし、その液体が満タンになればステージクリア。色の違う液体をキャッチすればダメージ。黒い液体をキャッチすると即死。
 液体以外の落下物がなく、自機の行動範囲に敵キャラもいないので単調。

83.CELL COMPETITION 『個人的評価「D」』
 パイプのような空間で行う、二人対戦対応の鬼ごっこ。……二人対戦機能入れれるんじゃん。
 肝心のゲームは、ただただ1対1で鬼ごっこをするだけのゲーム。単調。一応背中を向けている方向には進めないと言う制限あり。……対戦機能が欲しかったのはこのゲームじゃないんだよっ。

84.EIDOLON’S REVENGE 『個人的評価「D」』
 自機を動かし、敵が×マークの上に立ったら、ハンマーで叩きつぶすという一画面型アクション。
 ただし、敵と接触してもミスにはならない。ただ、×マークに敵をつぶして刷り込んでいくだけのゲーム。……これも作業って言い換えたほうがいい?

85.RUSHING BROTHERS 『個人的評価「C」』
 三段積みにされた自機を操作し、障害物をジャンプしてかわしていく強制横スクロールアクション。
 下段の障害物をかわすには下段の自機にカーソルをあわせてジャンプ、中段の障害物をかわすなら中段の自機に、上段の障害物をかわすなら上段の自機にカーソルをあわせてジャンプすることで障害物を回避できる。
 ジャンプするタイミングが若干シビア。

86.CAPER ALONE 『個人的評価「C」』
 木々をジャンプで飛び移りながらゴールの扉を目指す。横スクロールアクション。
 内蔵ゲームでは珍しいコンテニュー機能付き。
 着地の判定がシビアで、ちゃんと飛び移ったつもりでも落ちてミスになることがしばしば。
 ゴールに着いたら、Bボタンで扉を開ける必要があるという謎仕様も。

87.KANGAROO 『個人的評価「C」』
 カンガルーを操作し、タイミングよくリフトに乗り移って上に登っていくジャンプアクション。
 歩くことが出来ないと言う縛りと、リフトのタイミングの悪さがあいまって、とにかくよく落ちる。
 根気のいるジャンプアクションでした。

88.COWPOKE 『個人的評価「B」』
 3つのラインを移動しながら、敵を倒していく一画面アクション。
 トレジャーハンターっぽい自機を動かして、敵を撃って退治していく。
 ロープを使ってライン移動するシステムは、若干慣れが必要だけど、ロープのライン移動で敵の攻撃をかわし、隙を突いて敵を撃つ感覚はなかなか爽快。トレジャーハンターっぽく、カッコよく決める楽しさがある。

89.THE WORMS 『個人的評価「B」』
 いもむしが自機の、横スクロールジャンプアクション。なんとなく「サーカスチャーリー」の火の輪潜りや綱渡りを思い浮かべます。
 ゲームはタイミングよくジャンプして障害物を跳び越し、ゴールに向かうという単純なモノ。
 ステージが進むごとに大きくグラフィックが変わるのは好印象。(ほとんどが同じようなステージの繰り返しをするゲームがこの内蔵ゲームには多いからね)


 今回はここまでとしましょうか。……しかし、類似ゲームが多いなぁ。まぁ、そんな中でいいゲームかどうかを見極めるのも楽しいからいいんだけど。
 次回で全部のゲームの紹介ができるかな?
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