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対抗
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「え? 待って。じゃあ、オギワラのお母さんって……」
『お互いの立場がある』
分かり合えない相手と対峙した時、なぁなぁでその場を収めるための金言だ。
だが言葉を換えれば、目の前の停滞を甘んじて受け入れ、付かず離れずの関係を維持するための大義名分とも言える。
そしてその言葉の裏では、何人もの人間が泣き寝入りを余儀なくされている。
しかし、だからと言って『対立』が何かを生むかと言えば、必ずしもそうとは言えない。
俺と、宇沢さん。
まだ現段階では邪推に過ぎないが、二人の利害が一致しなければ、必然的に『救えない命』が出てきてしまう。
俺はこの先、どうすればいいのだろうか。
見当もつかない。
ただ一つ言えることは、俺は事態を少し甘く見過ぎていたようだ。
それだけは揺らぎようのない事実なのだろう。
「あぁ……。単純に偶然が重なったってだけで、お袋の癌が再発したってのも事実だし、余命2ヶ月ってのもマジなんだろうな。まぁつっても、奴らがこうして取り返しがつかなくなるまで、隠していたことに間違いはないが」
「そ、そっか……。あ、あのさ! そういう場合も、『マイナス提供』でどうにかなったりするの、かな?」
恐る恐る問いかけてくる新井を前に、俺は何も応えることが出来なかった。
「……結論から申し上げます。無論、その場合も正式な登録手続きを経た鑑定士、もしくはそれに相当する管理者が手を下せば、理論上は可能です」
「理論上は、ね……」
俺がぼそりとそう溢すと、宇沢さんは顔を逸らす。
新井の視線は、そんな俺と宇沢さんの顔の間を、目まぐるしいほどの勢いで往復する。
「まぁそうだな……。身も蓋もない言い方をすれば、お袋はヤツらに人質に取られている、という解釈でいいんすかね?」
「ひ、人質?」
俺が宇沢さんに問いかけると、新井は疑心暗鬼も最高潮といった様子で、首を傾げる。
「はい。恐らくこの先、荻原さんが政府に対して協力する姿勢を見せれば、新たな管理者を通して『マイナス提供』が実行され、お母様の病気は寛解されるはず。なおその場合、政府は名目上、『AGH』の延長線での出来事であると処理するでしょうから、彼女が実行者であることに変わりありません」
「つまり、これまでの仕打ちと田沼さんの犠牲を受け入れ、政府に完全屈服するならば……、という理解であってますか?」
「……そう捉えていただいて、問題ありません」
「……でもその場合、お袋の疑いは永遠に解けないし、刑期もそのまま。俺も含めて、親子共々一生底辺で這いつくばることが決定的になる、と」
俺はそう言うが、宇沢さんは何も応えなかった。
その沈黙の意味するものは、わざわざ聞くまでもなく分かる。
「……まぁ要するに、だ! 田沼さんは、俺がこの先どう打って出るか様子を見ているんだ。いや……。というより、俺に決定権そのものを禅譲した、といった方が正しいか。幸い、この場には宇沢さんがいる。場合によっては、ココで鑑定士登録を済ませる、なんて力業も可能なはずだ。俺が田沼さんのスペアっつったのは、そういう意味だ」
「そ、そうなんだ。でもそれってさ」
新井が言いかけたところで、宇沢さんは諦めるように深く息を吐いた。
「……荻原さんのおっしゃる通りです。スペアと言うと、少し語弊があるかもしれませんが、彼女は間違いなく、荻原さんに手綱を預けている。その先に待ち受ける、一切のリスクをその身に受ける覚悟で」
宇沢さんはそう言って、力なく俺と新井から視線を背けた。
そんな彼を見て、再び彼女の言葉が脳裏を掠める。
『一つ! 最大幸福社会を実現するための第一歩は、それを担う『為政者』が幸福を手にすること!』
何が、『選択』だ……。
こんなものが、『選択』であってたまるか。
これまであたかも、『為政者』かの如く振る舞っておいて、土壇場でバトンタッチなど都合が良過ぎるだろう。
それに何より、最大幸福社会の実現などと、他人に偉そうに講釈を垂れておきながら、自分をその頭数に入れないなど、エゴイスティックにもほどがある。
「一つ。事実関係を申し上げますと、荻原さんがどちらの計画に加担するにせよ、お母様の命を助けることは出来るでしょう。そして、たとえ荻原さんが彼女に協力する道を選んだとしても、『AGH』の実行者の名義は彼女になっていますから、あなたやお母様に何か不都合が生じることもありません」
「わざわざ言われなくても分かりますよ……」
「はい。ですから僕としても、このままのうのうと彼女の思惑通りにさせるわけにはいきません。僕は僕で、第三の道に進むつもりです」
俺の邪推を決定付けるような一言を、宇沢さんは言い放った。
やはり、か。
俺はこれから、この国の行く末を左右するほどの『選択』を強いられる。
そんな予感が、脳裏を駆け巡った。
「第三の道って……。ウザワさんは政府には従わないつもり、なんですか?」
新井は、心配そうに問いかける。
「えぇ。『FAD』であれ『AGH』であれ、彼女が形代になると決まっている以上、田沼 茅冴の身の安全は保証されません。であれば彼女を救うためにも、僕は僕で別の道を模索するまでです」
「……具体的に聞かせてもらってもいいですか」
「まず第一に。USBの使用権限を制限するため、ポイントのビッグデータにサイバー攻撃を仕掛け、システムの一部凍結を行います。これによりポイント回りに関して、政府の干渉を防ぎます」
俺の催促に、宇沢さんは静かに淡々と話し始めた。
「そして、その間に一部警察・自衛隊と連携して、官邸及び各省庁、主要メディアを占拠。全ての統治機構が麻痺したところで、マスコミを通じて全国民に『FAD』の全容を暴露し、彼らの非人道性を喧伝します。なお、この時点でシステムの使用権者は、事実上我々だけですので、改竄による妨害のリスクはありません。また、計画自体が明確に国連憲章に反しているので、米国をはじめとする各国から政権への外圧も期待できます」
大凡、昨日今日で思いついたようには思えない。
何一つ詰まることなく滔々と話すその姿を見るに、彼も彼で虎視眈々と機を窺っていたのだろう。
「肝心なのはここからです。その後、一連の混乱に乗じて、検察から彼女の身柄を奪い返します。そして、各メディアを通して、彼女を『政府の私情によって切り捨てられた悲運の厚労官僚』に仕立てあげ、世論を煽る。民意の後押しを得た上でビッグデータ及びUSBを破壊し、『不幸の再分配』という概念そのものをこの世から抹消します」
馬鹿げている。
率直に、そう思ってしまった。
聞けば聞くほど、彼女のことをどうこう言えるレベルではない、途方もない陰謀に感じてしまう。
実行可能性についても、大いに疑問だ。
だが……、それ以前に俺には、確認すべき事項がある。
「一つ、聞きたいことがあります」
「……なんでしょうか」
宇沢さんはそう言いながらも、俺がこれから投げかける質問をどこか悟っているかのような雰囲気だった。
「その場合……、お袋はどうなるんですか」
「システムそのものを物理的に破壊する以上、『マイナス提供』の実行は難しいかと……」
宇沢さんとしても、不本意。
そんなことは、目の前で疚しげに顔を伏せる彼の姿を見れば、一目瞭然だ。
しかしだからこそ、堪えるものがある。
また、か……。
この期に及んで、俺たちは切り捨てられようとしているのか。
分かっている。
このままお袋の命を救ったところで、次に犠牲になるのは田沼さんだ。
それを良しとする考えは、俺には微塵もない。
だがそれでも、邪で卑屈な恨み言が頭にちらついてしまう。
命の重さ、価値の違い。
事あるごとにそれを突きつけられ、抑圧されてきた俺たちは、誰の目から見ても疎ましく後ろめたい存在なのだろうか。
全ては、親父が撒いた種、因果応報、なのか。
「……無理を承知で申しますが、ご理解下さい。『不幸の再分配』を否定する立場でそれを扇動する以上、僕が制度の悪用を許すわけにはいきません。それに……。仮りに実行するとして、事実上の犠牲者となる実行者には誰を選ぶおつもりですか?」
言葉を失う俺に、先読みするかのように聞いてくる。
「……平然とよくそんなことが言えますね。平身低頭謝ってきたと思ったら、舌の根も乾かぬ内にこれですか? さっきのは、一体何だったんすかね!?」
「弁明の余地もないですね……。許して欲しいとも思いません。ですが、これは被害を最小限に抑制しつつ、現状の歪な支配体制を覆すための最善の策。今後将来に渡って、荻原さんのような方が現れないようにするためでもあるんです」
「また、ですか……。お袋はまた、一時の『正当性』とやらを担保するための生贄になるんですか……」
「荻原さんには、本当に申し開きようがありません……。しかしそれでも、です。僕はやらなければならない。これしか、彼女を救う道はないんです……。僕が選ばなければ、一体誰が彼女を選ぶというんですかっ!?」
宇沢さんは激しい剣幕でそう言うと、突き刺すような視線を向けてくる。
彼が発する、その場に縛り付けるかのような圧に、俺は思わず釘付けになってしまう。
『お互いの立場がある』
分かり合えない相手と対峙した時、なぁなぁでその場を収めるための金言だ。
だが言葉を換えれば、目の前の停滞を甘んじて受け入れ、付かず離れずの関係を維持するための大義名分とも言える。
そしてその言葉の裏では、何人もの人間が泣き寝入りを余儀なくされている。
しかし、だからと言って『対立』が何かを生むかと言えば、必ずしもそうとは言えない。
俺と、宇沢さん。
まだ現段階では邪推に過ぎないが、二人の利害が一致しなければ、必然的に『救えない命』が出てきてしまう。
俺はこの先、どうすればいいのだろうか。
見当もつかない。
ただ一つ言えることは、俺は事態を少し甘く見過ぎていたようだ。
それだけは揺らぎようのない事実なのだろう。
「あぁ……。単純に偶然が重なったってだけで、お袋の癌が再発したってのも事実だし、余命2ヶ月ってのもマジなんだろうな。まぁつっても、奴らがこうして取り返しがつかなくなるまで、隠していたことに間違いはないが」
「そ、そっか……。あ、あのさ! そういう場合も、『マイナス提供』でどうにかなったりするの、かな?」
恐る恐る問いかけてくる新井を前に、俺は何も応えることが出来なかった。
「……結論から申し上げます。無論、その場合も正式な登録手続きを経た鑑定士、もしくはそれに相当する管理者が手を下せば、理論上は可能です」
「理論上は、ね……」
俺がぼそりとそう溢すと、宇沢さんは顔を逸らす。
新井の視線は、そんな俺と宇沢さんの顔の間を、目まぐるしいほどの勢いで往復する。
「まぁそうだな……。身も蓋もない言い方をすれば、お袋はヤツらに人質に取られている、という解釈でいいんすかね?」
「ひ、人質?」
俺が宇沢さんに問いかけると、新井は疑心暗鬼も最高潮といった様子で、首を傾げる。
「はい。恐らくこの先、荻原さんが政府に対して協力する姿勢を見せれば、新たな管理者を通して『マイナス提供』が実行され、お母様の病気は寛解されるはず。なおその場合、政府は名目上、『AGH』の延長線での出来事であると処理するでしょうから、彼女が実行者であることに変わりありません」
「つまり、これまでの仕打ちと田沼さんの犠牲を受け入れ、政府に完全屈服するならば……、という理解であってますか?」
「……そう捉えていただいて、問題ありません」
「……でもその場合、お袋の疑いは永遠に解けないし、刑期もそのまま。俺も含めて、親子共々一生底辺で這いつくばることが決定的になる、と」
俺はそう言うが、宇沢さんは何も応えなかった。
その沈黙の意味するものは、わざわざ聞くまでもなく分かる。
「……まぁ要するに、だ! 田沼さんは、俺がこの先どう打って出るか様子を見ているんだ。いや……。というより、俺に決定権そのものを禅譲した、といった方が正しいか。幸い、この場には宇沢さんがいる。場合によっては、ココで鑑定士登録を済ませる、なんて力業も可能なはずだ。俺が田沼さんのスペアっつったのは、そういう意味だ」
「そ、そうなんだ。でもそれってさ」
新井が言いかけたところで、宇沢さんは諦めるように深く息を吐いた。
「……荻原さんのおっしゃる通りです。スペアと言うと、少し語弊があるかもしれませんが、彼女は間違いなく、荻原さんに手綱を預けている。その先に待ち受ける、一切のリスクをその身に受ける覚悟で」
宇沢さんはそう言って、力なく俺と新井から視線を背けた。
そんな彼を見て、再び彼女の言葉が脳裏を掠める。
『一つ! 最大幸福社会を実現するための第一歩は、それを担う『為政者』が幸福を手にすること!』
何が、『選択』だ……。
こんなものが、『選択』であってたまるか。
これまであたかも、『為政者』かの如く振る舞っておいて、土壇場でバトンタッチなど都合が良過ぎるだろう。
それに何より、最大幸福社会の実現などと、他人に偉そうに講釈を垂れておきながら、自分をその頭数に入れないなど、エゴイスティックにもほどがある。
「一つ。事実関係を申し上げますと、荻原さんがどちらの計画に加担するにせよ、お母様の命を助けることは出来るでしょう。そして、たとえ荻原さんが彼女に協力する道を選んだとしても、『AGH』の実行者の名義は彼女になっていますから、あなたやお母様に何か不都合が生じることもありません」
「わざわざ言われなくても分かりますよ……」
「はい。ですから僕としても、このままのうのうと彼女の思惑通りにさせるわけにはいきません。僕は僕で、第三の道に進むつもりです」
俺の邪推を決定付けるような一言を、宇沢さんは言い放った。
やはり、か。
俺はこれから、この国の行く末を左右するほどの『選択』を強いられる。
そんな予感が、脳裏を駆け巡った。
「第三の道って……。ウザワさんは政府には従わないつもり、なんですか?」
新井は、心配そうに問いかける。
「えぇ。『FAD』であれ『AGH』であれ、彼女が形代になると決まっている以上、田沼 茅冴の身の安全は保証されません。であれば彼女を救うためにも、僕は僕で別の道を模索するまでです」
「……具体的に聞かせてもらってもいいですか」
「まず第一に。USBの使用権限を制限するため、ポイントのビッグデータにサイバー攻撃を仕掛け、システムの一部凍結を行います。これによりポイント回りに関して、政府の干渉を防ぎます」
俺の催促に、宇沢さんは静かに淡々と話し始めた。
「そして、その間に一部警察・自衛隊と連携して、官邸及び各省庁、主要メディアを占拠。全ての統治機構が麻痺したところで、マスコミを通じて全国民に『FAD』の全容を暴露し、彼らの非人道性を喧伝します。なお、この時点でシステムの使用権者は、事実上我々だけですので、改竄による妨害のリスクはありません。また、計画自体が明確に国連憲章に反しているので、米国をはじめとする各国から政権への外圧も期待できます」
大凡、昨日今日で思いついたようには思えない。
何一つ詰まることなく滔々と話すその姿を見るに、彼も彼で虎視眈々と機を窺っていたのだろう。
「肝心なのはここからです。その後、一連の混乱に乗じて、検察から彼女の身柄を奪い返します。そして、各メディアを通して、彼女を『政府の私情によって切り捨てられた悲運の厚労官僚』に仕立てあげ、世論を煽る。民意の後押しを得た上でビッグデータ及びUSBを破壊し、『不幸の再分配』という概念そのものをこの世から抹消します」
馬鹿げている。
率直に、そう思ってしまった。
聞けば聞くほど、彼女のことをどうこう言えるレベルではない、途方もない陰謀に感じてしまう。
実行可能性についても、大いに疑問だ。
だが……、それ以前に俺には、確認すべき事項がある。
「一つ、聞きたいことがあります」
「……なんでしょうか」
宇沢さんはそう言いながらも、俺がこれから投げかける質問をどこか悟っているかのような雰囲気だった。
「その場合……、お袋はどうなるんですか」
「システムそのものを物理的に破壊する以上、『マイナス提供』の実行は難しいかと……」
宇沢さんとしても、不本意。
そんなことは、目の前で疚しげに顔を伏せる彼の姿を見れば、一目瞭然だ。
しかしだからこそ、堪えるものがある。
また、か……。
この期に及んで、俺たちは切り捨てられようとしているのか。
分かっている。
このままお袋の命を救ったところで、次に犠牲になるのは田沼さんだ。
それを良しとする考えは、俺には微塵もない。
だがそれでも、邪で卑屈な恨み言が頭にちらついてしまう。
命の重さ、価値の違い。
事あるごとにそれを突きつけられ、抑圧されてきた俺たちは、誰の目から見ても疎ましく後ろめたい存在なのだろうか。
全ては、親父が撒いた種、因果応報、なのか。
「……無理を承知で申しますが、ご理解下さい。『不幸の再分配』を否定する立場でそれを扇動する以上、僕が制度の悪用を許すわけにはいきません。それに……。仮りに実行するとして、事実上の犠牲者となる実行者には誰を選ぶおつもりですか?」
言葉を失う俺に、先読みするかのように聞いてくる。
「……平然とよくそんなことが言えますね。平身低頭謝ってきたと思ったら、舌の根も乾かぬ内にこれですか? さっきのは、一体何だったんすかね!?」
「弁明の余地もないですね……。許して欲しいとも思いません。ですが、これは被害を最小限に抑制しつつ、現状の歪な支配体制を覆すための最善の策。今後将来に渡って、荻原さんのような方が現れないようにするためでもあるんです」
「また、ですか……。お袋はまた、一時の『正当性』とやらを担保するための生贄になるんですか……」
「荻原さんには、本当に申し開きようがありません……。しかしそれでも、です。僕はやらなければならない。これしか、彼女を救う道はないんです……。僕が選ばなければ、一体誰が彼女を選ぶというんですかっ!?」
宇沢さんは激しい剣幕でそう言うと、突き刺すような視線を向けてくる。
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