1 / 3
初めての出会い
しおりを挟む
私は霧嶋蒼(きりしまあおい)34歳独身
最近ジュエリーデザイナーとして独り立ちして仕事も軌道に乗ってきたところ
大手とは違いオーダーメイドで依頼人のイメージに合わせてデザインするため細々とだが口コミやテイスタで人気が出てきている。
今日は3ヶ月間分の依頼が無事終わったところだ。
今日は金曜日で明日からはしばらくグータラする為コンビニで夕食やツマミを買って帰る途中だった。
雪だ!もうすぐクリスマスだもんなあ、、、
ちょっと早いけど明日からはしばらく引きこもりだし!ちきんでも買ってこっと♪
ちょっと買い過ぎたかな、、、重い、、、
でも明日の為だ!
帰ったらまずお風呂でのんびりしてー、
ご飯食べたら読みかけの本でも読もうかなあ?
録画したままのドラマでも制覇する?
と考えながら帰宅していた。
雪が降ってきた!
そういえばあれから10年かぁ、、、
久しぶりにあっちの道から帰ろうかな♪
森が近づくとつい最近のように思い出す。
あれはちょうど10年前のこんな雪の降る日だった。
いつもなら通らない方の道を歩いているのにも気づかない程仕事で疲れてヘロヘロで歩いていた。
蒼「ん?ここどこ?」
どうやらいつもと違う道のようだけど、、、
あっ!森側の道を来ちゃったんだ!
私が住むこの辺りは自然が多く残っていて、ここは森。ちょっとした自然公園のようになっている。
ただ、夜は人通りも少なく暗い為あまり人も寄り付かないのだ。
蒼「考え過ぎてて気づかなかった、、、
さっさと帰ろっと♪」
とその時、
ドサッ!!!という音がすぐ側で聞こえた。
蒼「なっ何?!猿?イノシシ???」
蒼「まさか変質者じゃないよね?」
??「うっうぅっ」
蒼「?!?!?!誰?!」
??「&☆Ω...?」
あっちの方で誰か話してる?
変質者じゃないよね、、、?
このまま逃げようか!
でも、もし誰かが倒れてたら後味悪いし!
スマホを開いていつでも110番出来るようにして近づいてみたら、、、
!!!なっ?!
男の子?!が倒れてる?!なんで???
黒髪だから近所の子かと思ったけど服装が、、、違う???
それに褐色の肌に
あっ目があった!
!!!
モルダバイトみたいに透き通るような翠の瞳、、、凄く綺麗!
??「うっくっうっあっっ」
傷だらけの状態で大きな木の下で呻いてるって!そんなのんびり考えてる場合じゃなかった!!!
蒼「ちょっちょっと!僕!怪我してるの?!救急車呼ぼうか?!」
??「!!!っだっだれだ?!」
蒼「あっ!ごめんね!びっくりさせて。私は霧嶋蒼っていうの。貴方は?ここで何してるの??」
??「?!?!俺の言葉が分かるのか?!本当に?!」
蒼「???ええ分かるけど?迷子?」
私が言葉が分かると答えた途端にその子はホッとした顔をするなり飛びついてきた!
??「こっここはどこだ?!ディバイド国ではないのか?!」
蒼「??ディバイド国???ここは日本だけど?海外旅行中に誰かとはぐれたの???
泊まってるホテル分かる?それとも大使館とかのほうがいいのかな、、、ってその前に傷だらけだから手当てしたほうが良いわ!」
??「日本???アスラード大陸でもないのか???」
蒼「アスラード大陸?ってとこはこの国にはないと思うけど、、、」
??「そっそんなっ!!!」
男の子はそう叫ぶと同時に倒れてしまった!
えっ?!?!どっどうしよう???
咄嗟に頭を打たないよう抱えたが中学生くらいの子はガッシリしてるからおっ重いぃーー
「どこを怪我したの?病院行く?大人の人は?」
気を失ってる?!どうしよう、、、とりあえず怪我の具合を確認したいんだけどなぁ、、、
でも雪も降ってるしこのままじゃ風邪引いちゃう!
しょーがない!
まだ子供だし、、、誘拐にはならないよね?
話も聞かないといけないし、、、
子供とはいえ中学生くらいの子はあたしと身長が変わらないため半分引きずりながらやっとの事で自宅に着いた、、、
最近ジュエリーデザイナーとして独り立ちして仕事も軌道に乗ってきたところ
大手とは違いオーダーメイドで依頼人のイメージに合わせてデザインするため細々とだが口コミやテイスタで人気が出てきている。
今日は3ヶ月間分の依頼が無事終わったところだ。
今日は金曜日で明日からはしばらくグータラする為コンビニで夕食やツマミを買って帰る途中だった。
雪だ!もうすぐクリスマスだもんなあ、、、
ちょっと早いけど明日からはしばらく引きこもりだし!ちきんでも買ってこっと♪
ちょっと買い過ぎたかな、、、重い、、、
でも明日の為だ!
帰ったらまずお風呂でのんびりしてー、
ご飯食べたら読みかけの本でも読もうかなあ?
録画したままのドラマでも制覇する?
と考えながら帰宅していた。
雪が降ってきた!
そういえばあれから10年かぁ、、、
久しぶりにあっちの道から帰ろうかな♪
森が近づくとつい最近のように思い出す。
あれはちょうど10年前のこんな雪の降る日だった。
いつもなら通らない方の道を歩いているのにも気づかない程仕事で疲れてヘロヘロで歩いていた。
蒼「ん?ここどこ?」
どうやらいつもと違う道のようだけど、、、
あっ!森側の道を来ちゃったんだ!
私が住むこの辺りは自然が多く残っていて、ここは森。ちょっとした自然公園のようになっている。
ただ、夜は人通りも少なく暗い為あまり人も寄り付かないのだ。
蒼「考え過ぎてて気づかなかった、、、
さっさと帰ろっと♪」
とその時、
ドサッ!!!という音がすぐ側で聞こえた。
蒼「なっ何?!猿?イノシシ???」
蒼「まさか変質者じゃないよね?」
??「うっうぅっ」
蒼「?!?!?!誰?!」
??「&☆Ω...?」
あっちの方で誰か話してる?
変質者じゃないよね、、、?
このまま逃げようか!
でも、もし誰かが倒れてたら後味悪いし!
スマホを開いていつでも110番出来るようにして近づいてみたら、、、
!!!なっ?!
男の子?!が倒れてる?!なんで???
黒髪だから近所の子かと思ったけど服装が、、、違う???
それに褐色の肌に
あっ目があった!
!!!
モルダバイトみたいに透き通るような翠の瞳、、、凄く綺麗!
??「うっくっうっあっっ」
傷だらけの状態で大きな木の下で呻いてるって!そんなのんびり考えてる場合じゃなかった!!!
蒼「ちょっちょっと!僕!怪我してるの?!救急車呼ぼうか?!」
??「!!!っだっだれだ?!」
蒼「あっ!ごめんね!びっくりさせて。私は霧嶋蒼っていうの。貴方は?ここで何してるの??」
??「?!?!俺の言葉が分かるのか?!本当に?!」
蒼「???ええ分かるけど?迷子?」
私が言葉が分かると答えた途端にその子はホッとした顔をするなり飛びついてきた!
??「こっここはどこだ?!ディバイド国ではないのか?!」
蒼「??ディバイド国???ここは日本だけど?海外旅行中に誰かとはぐれたの???
泊まってるホテル分かる?それとも大使館とかのほうがいいのかな、、、ってその前に傷だらけだから手当てしたほうが良いわ!」
??「日本???アスラード大陸でもないのか???」
蒼「アスラード大陸?ってとこはこの国にはないと思うけど、、、」
??「そっそんなっ!!!」
男の子はそう叫ぶと同時に倒れてしまった!
えっ?!?!どっどうしよう???
咄嗟に頭を打たないよう抱えたが中学生くらいの子はガッシリしてるからおっ重いぃーー
「どこを怪我したの?病院行く?大人の人は?」
気を失ってる?!どうしよう、、、とりあえず怪我の具合を確認したいんだけどなぁ、、、
でも雪も降ってるしこのままじゃ風邪引いちゃう!
しょーがない!
まだ子供だし、、、誘拐にはならないよね?
話も聞かないといけないし、、、
子供とはいえ中学生くらいの子はあたしと身長が変わらないため半分引きずりながらやっとの事で自宅に着いた、、、
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説


セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

義弟の婚約者が私の婚約者の番でした
五珠 izumi
ファンタジー
「ー…姉さん…ごめん…」
金の髪に碧瞳の美しい私の義弟が、一筋の涙を流しながら言った。
自分も辛いだろうに、この優しい義弟は、こんな時にも私を気遣ってくれているのだ。
視界の先には
私の婚約者と義弟の婚約者が見つめ合っている姿があった。

[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる