異世界の訪問者

らび

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嵐の到来

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えっ????

男達「おかえりなさいませ!!!!!」

どぉぉぉん!!!と美形集団が部屋にずらっと立ってる?!?!

はいぃぃぃぃ?!?!

橙子「どっどちら様ですか?!」

男1「お荷物をお持ち致します!」

男2「いえ!私めが!」

男3「お前達は下がってろ!私が奥様のお荷物をお持ちする!」

、、、今なんてゆった???
奥様????家間違えてへんか?こいつら、、、頭大丈夫やろか、、、

橙子「あの~、、、お客様ですか?まだ開店していないんですけど。」

男3「失礼致しました!ルーファス様の部下でアルトラン帝国近衛騎士団の第2分隊隊長を務めておりますラリドと申します!
本日より奥様の護衛任務に着く為、先程近衛騎士団の第2分隊がご命令により到着しました!
これより任務にあたらせて頂きます!」

橙子「あるとらん?ルーファス?護衛?
一体なんの事でしょうか?」

ラリド「ルーファス様の奥方様のトーコ様ですよね?」
橙子「たしかに私はトーコですけど、独身ですが、、、」
ラリド「ルーファス様からお聞きになっていませんか?ルーファス・ダイラー様ですよ?」

橙子「ルーファスとは友人の関係です。それに護衛とは何の事でしょうか?」

ラリド「?!トーコ様は団長の番様であると伺っていますが?!」

橙子「あー、、、たしかに初めてお会いした時そのような事をおっしゃっていましたけど、、、その、、、いきなり言われても困ると、、、で、とりあえず友人から始めようってお話ししたんです」


ラリド「そうでしたか、、、ですが団長の番様に違いはありませんのでどうか我々が滞在する事をお許しくださいませんか?
任務にも支障が出ないギリギリの人数にしました!トーコ様にはもちろん、お店やお客様にもご迷惑をおかけしないよう最善をつくしますのでどうか!!!」

団員達「お願い致します!!!」

なんでこんなに青い顔して必死なん?!

橙子「もしかして、、、ルーファスがなんか言うてんの?断られたら罰則とか???」

団員達「!!!そっそれは、、、その、、」

やっぱり、、、あのあほ!

橙子「はぁ、、、分かりました。」

ラリド「!では!」

橙子「ただし!お客様に迷惑をかけた場合は即刻出て行ってもらいます!あとルーファスと話をさせて!」

ラリド「ありがとうございます!団長にもすぐ通信を行います!」

ラリド「通信班!」

団員「はっ!☆□×◇△…どうぞ!繋がりました!」

ラリド「団長!トーコ様とお会い出来ました!無事任務に着任致しました!」

ルーファス「ご苦労!」

橙子「ご苦労!ちゃうわ!!どーなってんねん!ルーファス!」

ルーファス「トーコ♡元気だったか?!会いに行けずすまない!」

橙子「元気だったか?!じゃないわ!護衛ってなんなん?聞いてへんし!それにいきなり
団員の人達来させて何してんの?!この人達って国のしかも近衛隊の人達ちゃうの?!
思いっきり私情につこてしもてるやん!
何考えてんねん!💢」

ルーファス「!とっとーこ?!いや!あの!その、、、な」

橙子「それに番っていうのは聞いたけどまずは友人からやてゆーたやろ?!何勝手に話進めてんねん!私の意思無視する奴は縁切るで!!!」

ルーファス「!?!、。!すまない!トーコお願いだ!貴方の意思をもう無視しないと誓う!だからお願いだ!縁を切るなどと言わないで欲しい!この通りだ!」

団員「!?!?!」

映像の向こうで団長が土下座してる?!?!
団員達は顔を青ざめていた、、、


一方、橙子はブチギレていた、、、
一国の騎士団長を土下座させている事に気づいていなかった、、、


ラリド「トーコ様!団長に悪気はないんです!我々一族の習性上仕方ない部分もあるので!どうか話を聞いて頂けないでしょうか?!」

橙子「一族の習性???」

怒りが収まってきた橙子。
状況が掴めてきたのかルーファスが映像の中で土下座したままであり、団員達が顔を真っ青にさせている事に気づき、、、

橙子「とっとにかく話を聞きたいからそのカッコやめて!団員の方達も座って下さい!今お茶を用意しますから!ルーファスはこっちこれないの?」

ルーファス「!すぐに行く!」

ブツッと映像が途切れた、、、

ラリド「団長、、、まさか転移してくる気では?!」

橙子「はっ?転移とか出来るの?!」

ラリド「はい!団長クラスでしたら高位魔法が使えますので!」

魔法!異世界や!

橙子「魔法って私も出来るのかな?」

ラリド「生きている者は魔力があるので訓練次第では可能かと!」

橙子「マジか!」

ラリド「マジ???」

橙子「なんでもない!」

突然部屋が眩しくなった!!!!
パアーーーーと明るくなり魔法陣のような円形の物が光っている

中心「人影が出来たと思ったら
ルーファスだ!

ルーファス「トーコ♡さっきはすまなかった!」

橙子「それは聞いたからとりあえずルーファスも座って!」

ルーファス「分かった!お前達も同席を許す!」

団員達「はっ!ありがたく!」

橙子「どうぞ。麦茶です」

みんなにお茶を出して自分も座ろうとすると、グイッと腕を引っ張られて、、、あれ?

橙子「なっなんでルーファスの膝に乗ってるの????」

ルーファス「番だから離れていた分一緒に居させて欲しい!頼む!」

うっ!美形がそっそんな潤んだ目して見るな!

はぁ、、、、、

橙子「分かったから、、、その目やめてよ」

ルーファス「!ありがとう♡トーコ♡」

後ろからハグされてるし、、、心臓ヤバイ泣

橙子「そっそれで?ルーファスは何故彼等に護衛をするよう言ったの?」

ルーファス「じつは、、、」
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