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第2章 トラブルメーカーが二人いればイベント盛りだくさん【柿崎健太視点】

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「………………………はぁ~。どうしよう」

俺は、ライブ会場を出てアイリさんとメールやり取りして一緒にご飯をたべることになった。それでアイリさんを待っていたが

(気まずい………………………キレた件も気まずいけど母さんのあの言葉のせいで変に意識してしまう。)

『アイリと泊まってもいいから』母さんのあの言葉を思い出して顔が赤くなる。

「…………………付き合いたいけど告白の返事なんて言えばいいだろか」ボソ

(……………………あの時答えてれば良かったなぁ)

俺は、頭を抱えて色々悩んでいた。



……………………  ギュー捕まえた♪」

「え…………………ア、アイリさん///」

アイリさんが後ろから抱きついてきた。

「フフ♪お待たせ健太君」チュ

アイリさんは、頬っぺにキスする。

「///…………ど、どうしたんですか///急に///」

「健太君のことだから『今日キレたことで気まず』って考えていると思ってね。だから大丈夫だよって意味をこめてね♪」

「ッッ///…………そ、そうですか///」
(心臓に悪い///)

「フフ。健太君は、いい反応するね♪」

アイリさんは、俺から離れる。

(またアイリさんのペース///)
「と、とにかく///アイリさんが予約してくれたお知り合いのお店に行きましょ!」

俺とアイリさんは、店に向かって歩く。

……………………フーーッそういえばライブ終わったあと打ち上げしないですか?もしかしてわざわざ断ったり………」

「打ち上げはするよ。ただ今日は、色々あったからね。流石に今日は、出来ないってことで、また別の日にやることになったよ。だから健太君とご飯食べに行っても大丈夫♪」

「なるほど……………イヤイヤ⁉それならなおさら今日は、ホテルに戻った方がいいじゃあ!?」

俺が焦って言うのに対してアイリさんは、微笑む。

「心配ありがとう♪でも僕は、何も心配してないよ。だって」

アイリさんは、俺の手を握る。

「健太君が僕を守ってくれるって信じてるし。」

「え///も、もちろん。何かあったら対処しますけど絶対対処出来る分けじゃ……………」
(信頼してもらってる///)

俺は、照れて言う

「フフ。もちろん絶対は、ないのは、知ってるよ。でも生きてれば危険は、付きものだしね。僕もそれなりに対処出来るし。」

「そ、そうですね。……………………アイリさん話変わるですけど、何で今日メイにあんなこと言ったんですか?」

俺は、アイリさんに『僕を男と勘違いして遊びに誘ってきたのがきっかけだね』とメイに言った理由を聞く。

「ああ、あれね。流石に『アイリス・フィッチ』ファンの妹さんに健太君にナンパされたって言ったら発狂しそうだったからね」

「ナンパしてません///」

俺は、顔を真っ赤にしながら否定する。

「フフ。冗談だよ。健太君は、1発で女性って分かってくれたけど、僕よく男の人と間違えられるだよ。インタビューや配信でも話したことあるから、妹さんに変に理由つけて言うよりしっくりくると思ったんだよ。」

「なるほど。でもあまり誤解をうむような言い方しないでください。恨みは、しないと思いますけど誤解解くの大変ですから。」

「フフ。そうだね。妹さんにとしてじゃなくとして紹介してもらわないといけなくなるかもしれないし。」

「そうですよ。…………………こ、恋人⁉」

俺は、一気に顔が赤くなる。

「うん?もちろん返事もらってないから、かもしれないだよ。どうしたの?そんなに赤くなって♪」

「な、何でもないです///」
(落ち着け俺///冷静になるんだ///前世を思い出せ!!)

俺は、深呼吸する。

……………………   フーーッアイリさん今日テンション高いですね。ライブ終わったからですか?」

「そうだね。それもあるけど」

アイリさんは、立ち止る。

「一番は、僕の愛してる健太君と一緒にいれるのが嬉しいからかなぁ♡」ボソ

俺の耳元で呟く。

「あ、愛して///」

「フフ。ごめんね♪健太君に僕のを伝えた時の反応可愛くてついついからかいたくなるだよね♪」ナデナデ

「ッッ///」
(もうダメだ///…………タイミングとか場所とか考えず今言おう!!)

俺は、覚悟を決める。

「あ、あのアイリさん昨日のへ「ふざけんじゃねぇぞ!!やんのかテメゴラ!!?」………何だ?」

俺とアイリさんは、声がする方向を見る。そこには、お店の前で口論してる豚獣人と犬半獣人がいる。

「ですから、お客様のご迷惑になりますのでお引き取りください」

「こっちは、金払って飲んでるだぞ!!それに俺は、氷河狼虎組の組員なんだぞ!!?ナメるのも大概にしろよ!!」

(アンサー………あのお店守ってる組いる?あとあの男が言ってることは、本当か?)
《あのお店は、氷河狼虎組が守っています。そして彼は、氷河狼虎組の組員では、ありません。ただの半グレです》

「…………アイリさんもしかして予約してくれたのあそこのお店ですか?」
(あそこのお店じゃなくても犬の半獣人許さん。)

俺の質問に頷く

「そうだよ。でも揉めてるね…………警察呼ぼうか。」

「大丈夫です。俺が犬の半獣人を半ゴ○シ「ダメだよ?」……………話ししてきます。アイリさん何かあったらこれを押してください。」

俺は、アイリさんに小型のボタンを渡して揉めてる所に行く。

「すいません。ちょっといいですか?」

俺は、豚獣人と犬半獣人の間にはいる。

「なんだテメィ!!ガキが口だして「ここ氷河狼虎組が守ってるって噂のお店ですよ?守ってるお店なのに暴れて大丈夫ですか?」なん……だと」

(アンサー、今も働いてる氷河狼虎組の組員でよく来るのは、誰?)
松田翔大まつだしょうたがよくきます》

「氷河狼虎組の人なのに知らないですか?知り合いから聞いた話だと『美味しいお店だけどたまに怖い人も来る時があるらしくて、噂だとその怖い人松田さん?っていう氷河狼虎組員さんがよく来るらしいだって』って聞いたですけど、従業員さんそうなんですか?」

俺は、嘘と本当を混ぜながら豚獣人さんを見る。

「ええ、松田翔大さんって方がよくきます。お客様もし氷河狼虎組員の方であれば名前を教えてもらってもよろしいですか?」

豚獣人さんの言葉に犬半獣人は、顔が真っ青になる。

「いや、あの…………クソが!!!」

犬半獣人は、一言悪口言ってどこか行った。

「お客様助けてくださりありがとうございます。」

豚獣人さんは、頭を下げる。

「いえいえ。こちらこそ自分の嘘に乗ってくださりありがとうございます。」

俺の言葉に豚獣人さんは、驚く。

「え?お客様もしかして先ほどおっしゃったこと全部嘘何ですか!?」

「そうですよ?ここのお店自分初めてですし。氷河狼虎組って単語聴こえてきたので嘘つくために使ったですけど本当に守っているですか?」

俺の言葉に豚獣人さんは、頷く。

「ええ、そうです。てっきり松田翔大さんのお知り合いの方だと思ってたんですが………」

「ありゃ~。いや、まぁ名前は、適当に言っただけなんですけど。もしいなかったら『聞き間違え』って言って誤魔化すつもりでしたし。」

「なるほど…………危ない賭けをしてまで助けてくださりありがとうございます。」

豚獣人さんが頭を下げる。

「……………タクトさん無事で良かったです。」

アイリさんがこちらに来る。

「おお!アイリさんお久しぶりです。ライブお疲れ様でした。いつもライブ終わったら打ち上げあったと思うですが、打ち上げに行かなくてよろしいですか?」

アイリさんは、頷く。

「ええ。色々あって今日は、打ち上げなしになりましてこちらのお店に食べに来ました。」

「左様ですか。もしかしてこちらの男性は、アイリさんの彼氏さんですか?」

(か、彼氏///)

俺は、顔が赤くなる。

「フフ。まだそんな関係じゃないですよ。」

タクトさんは、驚く

「まだですか……………アイリさんにも春がきたのですね。それでは、お二人をお店に案内しますね。」

俺とアイリさんは、お店の中に入った。
























…………………………モグモグ モグモグここのお店めちゃくちゃいいですね。個室が広いのもそうですけど、焼き鳥………モグモグだけじゃなく麺系、ご飯系色々美味しいです!」

「フフ。そんなに喜んでもらえて嬉しいよ。」

アイリさんは、嬉しそうに言う。

「そういえば、アイリさんは、明日のテーマパーク行くですよね?」

俺の質問にアイリさんは、頷く。

「うん。レオと約束したからね。ただ母さんと父さん一緒に回れないからレオ落ち込んでるかもしれないね。まぁ健太君と一緒って分かったら元気だすかもしれないけど。」

「あ、それなんですけど明日自分とメイは、多分午後からの合流すると思います。」

「何かあるのかい?」

「今日襲って来た連中、氷河狼虎組の傘下の人達らしくて組長さんが自分とメイに会いたいそうなんです。」

そう言いながら、ハンバーガーと焼き鳥を食べる。

「氷河狼虎組の組長さんが会いたいかぁ…………氷河狼虎組は、悪い噂聞かないけどヤクザだからね。気をつけてね。」

俺は、頷く。

………………………モグモグ モグモグもちろんです。それに少しきになることが「~♪~♪」あ、アイリさんスマホ鳴ってますよ?」

「あ、本当だ……………ごめん。健太君。ちょっと電話してくるね。」

アイリさんは、立ち上がって部屋を出ていくと思いきや

「なるべく早く戻ってくるからいい子で待っててね健太君」チュ

俺の耳元で呟き、頬っぺにキスするアイリさん。

…………ゲホゲホあ、アイリさん///」

「フフ♪ごめん、ごめん。じゃあ行ってくるね♪」

アイリさんは、部屋を出てった。

(もう///何で不意打ちするだ///)

俺は、顔を赤くしながら料理を食べる






















アイリさんが出てって1、2分後 コンコン とドアが叩かれる。

(追加料理かなぁ?)

俺は、ドアに手をかける。

(うん?………………殺しをしたことがある気配。人数は2人。殺気はない)

俺は、前世の経験で気配や気配など普通の人が感じない気配を感じとることが出来る。

………………モグモグ モグモグ
(今食ってる焼き鳥の串で対処出来そうだな)

俺は、ドアを開ける。そこには、人間とシカの半獣人がいた。

「食事中にすまないな。俺は、氷河狼虎組の松田翔大だ」

「同じく氷河狼虎組の里山大樹さとやまたいきです。」

………………モグモグ モグモグ
(松田さんめちゃくちゃいい覚悟いや、信念を持ってるな。俺の好きなタイプだ)

俺は、焼き鳥を食べながら2人を見る。

「………………今回うちの組の名前を使ったクズからこの店を守ってくれたことを感謝してる。ただうちにもメンツがある。ガキがあまり首を突っ込まないことだ」

松田さんは、圧をかけてくる。

………………ハァ~あんたらのメンツ何て知らないですよ。この店を守っているってことは、お金をもらっているんですよね?ならまず俺に上から目線で忠告するじゃなくて、その男をしばくのとこの店に詫びをいれるべきじゃないですか?」

俺は、不敵に笑う

「氷河狼虎組さんは、地域に信頼されてるって噂でしたけど、高校生に正論言われるほど落ちぶれている極道いや…………さん何ですね」

俺は、あえてを強調して2人を煽る

「なんだと!?テメィ!!氷河狼虎組を馬鹿にしてるのか!!」

里山さんが前に出る。

「里山やめろ。ボウズあまり極道をナメるなよ。いくらカタギでも俺達はやる時は……………殺るぞ」

俺に殺気を当てる。

「松田さんあんたの信念に免じて1つ忠告しとくけど、脅しだからといってって言葉を言う時は、…………………を持ちな」ニヤリ
   
       「「!!」」

俺の本気の殺気を2人に当てる。

「あ、あああ!!!?」

里山さんは、腰を抜かしたのか尻をつき震えてる。
※あと顔が真っ青になってオシッコも漏らしてる

「……ツツ!!」

松田さんは、震えてるが歯を食い縛り耐える。そして震えながらも手を動かし懐から短刀をだそうとする。しかし

「殺気を耐えるだけでも凄いのに武器を構えようとする根性素晴らしいですね。でも……………一手遅いですよ」

松田さんが手を動かす前に首に食べ終えた焼き鳥の串を突きつける。

「!!」

「松田さん動かないでください。人間、半獣人、獣人誰であっても首に刺されば死にますよ?」

「………………何が望みだ」

松田さんは、降参したのか武器を取らず手をおろす。

(どうしよう。ノリでやったから特に望みないだよなぁ~。これからどうしよう)

「……………これは、どうゆう状況です。」

俺は、これからどうしようか悩んでたら料理を持ってきたタクトさんと何故か怒ってるアイリさんが来た。
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