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第2章 トラブルメーカーが二人いればイベント盛りだくさん【柿崎健太視点】

1※ちょっとR指定

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「いけー!!、負けるな!!」、「女の子!頑張れ!!」「漢魂魅せたれ!!」、「勝利をもぎ取れ!!」

 周りのギャラリーが騒ぐ。

 (………………………ギャラリーうるさ。)

 俺とメイは、40人ぐらいの挑戦者達の中に混じって焼きそば5キロ+目玉焼き15個+唐揚げ20個+太いウィンナー20個を食べようとしてる

 なぜ俺とメイが大食いをしているのかというとダイジェスト風に説明する。



1.ホテルに着き父さんと合流
           
2.母さんは、午後の仕事ため別れる。優斗は、朝早く起きテンション上がりすぎてお昼ご飯食べずに疲れて寝る。

3.父さんが優斗を見てくれるらしいので俺とメイは、お昼ご飯食べに出かける

4.お店を探してるとき、『大食い、早食い大会!!時間内に食べきれば無料!!さらに一位、二位、は景品アリ』と書いてあり面白そうだったので参加することにした

で今に至る。






「さあ!制限時間45分❗❗時間内に食べきれなければ三万円の支払い!しかし!?勝てば関係ない!!チャレンジャー達よ己の限界かけて戦え!!!」

司会がそう言って開始のゴングを鳴らす 

         カン!! 

「「「「「「うぉー!!!」」」」」」 

俺達は、食べ始める。



















結果、一位が俺で23分30秒、二位がメイで23分35秒  
兄妹で一位、二位を取ることができた。ちなみに俺達以外食べきれなかった。

「いや~あんなに美味しいのタダで食べれて良かったね。」

「確かに。美味しかったなぁ。…………………メイ食後のデザートあっちのケーキ屋さん行かない?」

「いいね!浮いたお金でいっぱいたべよう!!」

俺とメイが元気にそんな会話をしてるなか死にかけ挑戦者達とギャラリーは、
 ((((((あんなに食べてまだ食べるのかよ!!))))))
と思っていた。

「さて、お二人に一位、二位の景品をお渡しします。まず二位のお嬢さんには、この『映画館1年無料チケット』をプレゼント!!」

「やった!!映画館無料だーー!!」

「そして一位のお兄さんには、4月限定の温泉カップル旅行4泊5日のチケットをプレゼント!!」

(……………………俺も映画館無料が良かったなぁ。)

そう思いながら景品を受け取った。

「さあ!チャレンジャー達よ次回も己の限界をかけて挑んでくれたまえ!!シーユー!!?」

司会の人が大会を締めた。



店を出たあと、俺とメイは、ケーキ屋、服屋、ゲームセンター周り、そのあと母さん、父さん、優斗と合流しホテルのバイキングでご飯を食べて明日の話をして別れた。

































俺は、1人で外を散歩してた。

(…………………前世と今じゃあ大分違うな。事件とかは、起こりがちだけど、それでも家族がいる。俺が思うに近くていいなぁ)

前世は、家族も友達も信じれず、自分自信しか信じれない人生だった。

(……………まぁ裏切られてもいいように色々考えちゃうのは、前世のクセかなぁ。)

俺は、小さく笑い近くのベンチに座る。

(………………アイリさんに会いたいなぁ。)

俺は、今日獲得した温泉旅行のチケットをみた。

(………………温泉行きたいなぁ。でもなんだよな。ハァー。)

「………………アイリさんにあげてもいいけど、でも相手いるって分かるのやだな。」ボソッ
(……………経験無いってのもあるけど、どうしてこんなに考えちゃうだろう。)

俺は、頭を抱える。

「アイリさんに会いたい、寂しい、嫌われたくない………………こんな気持ち知らない。」ボソッ

(俺は、アイリさんに恋愛感情としての好きを持っているのかなぁ。アンサーにアイリさんが俺にどう思ってるのか聞けば分かると思うけど、怖いな。)

「……………………ハァー。」

俺は、数分考えてため息をつく。

「………………悩んでる健太君も可愛いね♥️」

「!!」

耳元で呟かれ距離をとる

「ア、アイリさん!?」

「フフ…………ごめん、ごめん。ちょっと意地悪したくなってね。こんばんは。健太君。」

「こ、こんばんは。アイリさん。」

俺は、ドキドキしながらアイリさんに挨拶。

「ど、どうしてここに?」

「ちょっと、カラオケしたくてね?お店探してたら、健太君が頭を抱えてたから声をかけたんだよ。」

「そうですか////」

俺は、顔が赤くなる。

「フフ。そうだ健太君時間ある?一緒にカラオケ行かない?」

「時間は、ありますけど……………いいですか?自分なんか一緒で?」

「もちろん。健太君と一緒にいると楽しいし、それに悩みがあるなら聞くよ?」

(……………アイリさんと一緒にいれるなら)
「じゃあお願いします。」

「うん。じゃあ行こうか。」

俺とアイリさん2人でカラオケ店に向かった。





























「~♪~♪~!?……………フーこんなところかな。」

「凄い、スゴいです!アイリさん!?」

俺は、興奮しながら言う。

「フフ。ありがとう。健太君のアドバイスのお陰だよ。健太君は、スゴいなぁ。歌も上手し、アドバイスも上手いだね。」

「いえ、アイリさんも凄かったです!!J-POP、アニソン、ポカロ色んなジャンルのメロディを崩さず曲のイメージが、初めて聴いても伝わりました!!自分がアドバイスしたのは、クセと身体の使い方だけで。基盤は、アイリさんの努力です!!」

(アドバイスを一回で理解して使いこなすなんて)
俺は、そう考えながらアイリさんに言う。

「フフ//………………ありがとう。健太君にそう言われると嬉しいなぁ。」

アイリさんが照れながら言う。

「次は、何歌いますか?」

「う~ん。……………今日は、これくらいにしとこうかな。」

「そうですか…………確かにいっぱい歌いましたしね。」

「うん。それもあるけど」

そう言って俺の隣に座る

「え?」

「健太君の相談にのらないといけないしね」

そう言ってアイリさんの尻尾が俺の身体に巻き付く。

(逃げられない!?)

「さあ…………僕に健太君の悩み教えて」ナデナデ

頭を撫でながら耳元で呟かれ。

「////……………あ、え//」

「健太君…………僕達は、昨日出会ったばかり。お互いを知らない。でもね、僕は、君に一目惚れした。」

アイリさんと目が合う

「僕ね仕事仲間に『初対面に厳しい、冷たいで有名』って言われてね。自覚は、なかったけど確かに基本的に距離をとる感じで接してた。」

そう言ったあとアイリさんは、微笑む。

「だから僕は、助けてくれた人だからといって初対面の人に簡単に手の甲にキスしたり、一緒に遊んだりしない。それに」

反対の手で俺の唇を触る

「僕のをあげたりしない。」

「////」

俺は、顔が真っ赤になる。

「僕は、健太君のことを愛してる。だから健太君の気持ちを隠さず言ってほしい。どんな健太君でも僕は、嫌わない。だから健太君の悩み教えて?」

(嘘は、言ってない////…………………アンサー、アイリさんの言ったことは、本当?)
《嘘は、ありません。》

俺は、顔を真っ赤にしながら、温泉の話しと、寂しい気持ちの話をした。

「…………………なるほど。………………フフ。教えてくれてありがとう。」ナデナデ

「////」

俺は、ずっと顔が顔が真っ赤だ

「嬉しいなぁ。健太君が僕を意識してくただけじゃなく寂しいって感じてくれて。」

「……………////」

「ねぇ、健太君僕と……………付き合わない?」

「……………え?」

…………チュ、レロ、クチャ、レロ、

「………んっ!?………アッ…………ンッ♡」
アイリさんの舌が俺の口に入ってくる。優しく俺の口の中を舐めたり、舌を絡める。

「っん♡…………レロ、クチャ……………ウッン♡………フフ♡」

「アッ///…………♡♡」

唇が離れる

(今のアイリさん妖艶だ///)
俺は、力が抜けてアイリさんに寄りかかる。

「フフ………今健太君の顔トロトロだよ♡そんなに良かった♡」

「…………////」

俺は、顔を真っ赤しながら小さく頷く。

「嬉しい♡……………………ネガティブな健太君が誤解しないように言っておくけど、僕は、健太君のことを愛してるからしたんだからね?」

俺を撫でながら優しく抱きしめる。

「は、はい////」

小さい声で答えた。

「………………今日答えなくていい。次あった時教えて♡」チュ

俺の唇に優しくキスをする

「…………////」

俺は、顔を真っ赤にしながら頷く。

「じゃあ今日は、帰ろうか?」

俺は、もう言葉でなかったのでただ頷く。


俺とアイリさんは、カラオケ店を出て俺のホテルに向かう。…………手を繋いで。




























「健太君着いたよ。」

「は、はい。」

「…………………また、すぐ会えるから。悲しい顔をしないで」ナデナデ

「////……………ア、アイリさんは、明明後日は、時間ありますか?」

「う~ん。………………確認してみるね。わかったら連絡する。」

俺は、頷く。

「……………明明後日会えなくても必ず今月には、時間作って健太君に会うからだから顔を上げて」

アイリさんは、俺と同じ目線に合わせて言った。

「……………アイリさん」

「うん?」

「…………………」
少し間をあけて

俺は、アイリさんに抱きついて「チュ」と唇にキスして
距離をとる

「今日は、ありがとうございました。また会いましょう」

と早口で言ってホテルの中に入った。
















俺は、部屋に戻って顔を真っ赤にしてベッドに横になった。
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