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第79話
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「エマが、エマがあんなに楽しそうに、ゔぅぅ」
「あなた、本当に、本当に今まで頑張ってきてよかっだわ゙」
「レイ様どうぞ、ハンカチでございます」
フカさん達はエマちゃんがモニカさんと少し訓練用の木剣で打ち合うのを見ただけで泣いてしまった。
「あの、エマちゃんってどんな人だったんですか? 毎日ここには来ますけど、来る時は玄関ではなくて裏口から来ますし、俺はほぼ話さないのであまりエマちゃんのこと知らないんですよ」
「エマは昔はとても活発な子だった」
「そうね。でも女の子らしいところもあって、元気な女の子だったわ」
「セバスの仕事を真似してみたり、私の仕事を手伝おうとしたり、ターニャと一緒に裁縫をしたり、興味を持ったものは何でも挑戦していた」
それは俺が最初のエマちゃんに抱いた印象とは全く違ったものだった。
「そうなんですか。てっきり俺はもっと静かなイメージを持ってたんですけど」
「それは病気になってからそうなったんだ」
「私達に迷惑をかけないように、あまり動くこともなくなって、治療院に居た頃も私の前では弱音を一切吐かないで、ゔぅぅ」
「ターニャ様どうぞ、新しいハンカチです」
確かに病気になれば精神的な部分も変わるだろうし、エマちゃんは親に心配をかけないように気持ちを強く持っていたのかもしれないな。
「俺が思っていたよりエマちゃんって強い子だったんですね」
「あぁ、本当にエマは私達の宝だ」
もう俺としては2人がここでエマちゃんの姿を見て、これだけ感動してくれたなら良かったと思うが、毎日親に見られるのもそれはそれでエマちゃんが嫌だろうし、たまに来てもらうくらいにしよう。
「あ、そうだ。エマちゃんとターニャさんがここに来る前にフカさんと話してたんですけど、やっとエマちゃんへのプレゼントが決まりました」
「あぁ、確か私の妻と娘が帰ってくると話した時にプレゼントを用意すると言ってくれたね。私としてはエマがこれだけ元気で居られる環境を与えてくれただけでもう十分なんだが」
「まぁ一応用意しましたし、他の誰にあげるものでもないので受け取ってもらいますよ」
「そうか、ありがとう」
そしてエマちゃんに渡すプレゼントに関して、先に見せて渡しても大丈夫なのか確認しておくことにする。
「で、一応このネックレスがエマちゃんには似合うかなと思って」
そう言ってエメラルドのネックレスをフカさん達に見せる。
「綺麗ですね」
「こんなに高価なものを貰ってもいいのかい?」
「自分で掘ったのでかかったお金なんて加工費くらいですよ」
「でもこれほど見事な宝石を見つけるには、10や20の原石じゃ足りなかっただろう」
「え、えっと、まぁ運が良かったです」
ごめんなさいフカさん、それ15の原石から7つ出た宝石のうちの1つです。
「エマは治療院生活で、アクセサリーを目にする機会もほとんどありませんでしたから、喜ぶと思います」
「ユーマくんからエマに渡してあげてほしい」
「分かりました」
モニカさんとエマちゃんの訓練は長い時間やるわけでは無いので、プレゼントの確認をしている間に終わってしまっていた。
「今日はエマも連れてきたぞ」
「お父さんとお母さんに見られるのはちょっと恥ずかしかったかも」
「エマ~~、おどうざんは、エマが元気なだけでもううれじぐでうれじぐで……」
「お父さん、恥ずかしいよ!」
このままだとすぐエマちゃんが帰ってしまいそうなので、ここで先にプレゼントを渡しておく。
「エマちゃん、これどうぞ」
「え、これは?」
「エマちゃんへのプレゼント。前にエマちゃん達が帰ってくるって話をフカさんに聞いた時に、俺がフカさんの娘さんにプレゼントを用意するって言ってたんだけど、まぁ名目で言うと回復祝いになるのかな?」
「綺麗」
「気に入ってくれたならよかった」
もしかしたら好みではない可能性もあったから、喜んでくれてる姿を見るとホッとした。
「あ、あと今までも別に良かったことなんだけど、今度からはこの家の玄関から入ってきてもいいからね? エマちゃんとハセクさんはいつも裏口から入ってくるから。まぁそのままがいいならそのままでも良いけど」
「えっと、迷惑になるかなと思って極力避けてはいました」
「そっか。まぁ迷惑なんてことはないから自由にしてくれていいよ」
「私がユーマの家に住んでいる時点でユーマがエマのことを迷惑などと思わないことは分かるだろう」
「確かに」
モニカさんの言葉はエマちゃんに刺さるのか、モニカさんのトンデモ理論で納得している。というかそれ自虐になってる気がするけど。
「じゃあ私はこれから冒険者ギルドに行く」
「ありがとうございました」
「あとはユーマに任せる」
「任せるって言われてももう終わりですけど、分かりました。いってらっしゃい」
「行ってくる」
モニカさんはそう言って家を出ていった。
「こういうところからもユーマくんがモニカさんに信頼されているのが分かるな」
「エマ、色々あって忘れているのかもしれないけど、まだ言わないといけないことがあるわ」
「え、なんだろう」
「お礼よ、お礼」
エマちゃんのネックレスを持っている手を指差しながら、ターニャさんは言う。
「あ、そうでした! ユーマさんありがとうございます! 大事にしますね」
「喜んでくれたなら良かったよ。あんまりエマちゃんと話す機会がないし、好みも知らないしでちょっと不安だったからね」
「わたし、ほぼ治療院の中で生活してたので、味の薄いご飯と白くて硬いベッド以外なら何でも嬉しいです」
「そっか、ならそこのフライドポテトはエマちゃんのお口に合うかも」
「いただきます!」
こりゃフカさん達が言う通り活発な子だったんだろう。話してみると最初とは随分印象が違うし、これなら昔は色んなことに興味を持っていたと言われても納得できる。
「あ、ユーマくん。商品用のアイスはどう?」
「まだ商人ギルドに行ってないので分からないですけど、たぶん売れてると思います。何から何までありがとうございます。ハセクさんにも助けていただいてますし、本当に感謝しかないです」
「ハセクも商人ギルドへ持っていくのはあまり負担に思ってないし、むしろあぁでもしないとずっと厩舎に居そうだからね」
フカさんの言う通り、ハセクさんは最近厩舎かライドホースの上に乗っているかだ。
ただ、うちのモンスターはハセクさんのおかげで良い暮らしが出来てるっぽいので、これからも居てもらえると助かる。
「あ、そうだ。不思議な種が成長したので収穫したんですけど、見てもらっても良いですか?」
「それは楽しみだね」
インベントリから出してフカさんに見てもらう。
「これは凄いね」
「これってどう使うべきですかね?」
「花と根は錬金で使うしか思いつかないな。そのまま植えてたら何か周りに影響を与えたかもしれないけど」
「確かにそうか。まぁ取っちゃったものは仕方がないし、また不思議な種を手に入れた時に植えるしかないかな」
「ちなみにその聖なる種はどうするんだい?」
「あ、いります?」
「いいのかい?」
「はい、どうぞ」
フカさんに聖なる種を渡して、俺は外に出て幸福な種を植えることにする。
「あの、私も少し手伝っても良いですか?」
「あ、じゃあこの骨粉を撒いてもらっていい?」
「はい!」
エマちゃんが手伝いを申し出てくれたので、骨粉を撒くのは任せて、俺が万能農具で耕し、ウル達が種と水をやる。
「手伝ってくれてありがとう」
「いえ、わたしもやってみたかったので」
「ユーマくんはこれ以上植えるものは増やさないのかい?」
「これ以上畑を大きくするとライドホース達の動ける場所が狭くなりますからね」
「なら土地を買うのはどうだい?」
「あぁ、そういえばここの隣の土地がプレイヤー向けに売ってましたね」
「それも元を辿れば私の持ち物だったんだ」
確かあそこは500万Gと言われた土地だった気がする。
「確かにあそこを買えば色々育てることはできますけど、それをすると俺は農家になっちゃいますよ」
「わたしも手伝います!」
「ユーマさんにも事情があるでしょ。無理にお願いするのは良くないです」
「だが、ユーマくんがあの土地を買えば、変なプレイヤー様が近くに来ることは無くな「レイ?」いや、なんでもない」
ターニャさんに凄まれてフカさんがしなしなになったところで、今日のエマちゃんの特訓を見る会は終わりになった。
「今の所持金でも買えることには買えるけど、どうしようか」
俺は結構素材を誰かにあげることが多いから、探索だけでお金が稼げるかというとそうではない。そしてオークションの存在からも、これから欲しいものがあった時にお金が必要になるのは絶対だ。
「ウル達はあの土地買う方がいいと思う?」
「クゥ?」「アウ?」「……?」
「うーん、なんて言えばいいんだろうな。あの畑を買ったら今のお金が減る代わりに色んなものを育てられるようになるんだ」
「クゥ?」「アウ?」「……?」
「だから果物とか野菜とかは今よりも色んな種類が食べられるようになるだろうな。まぁ買えば食べることは出来るんだけど」
「クゥ」「アウ!!」「……!!」
ウルはどっちでも良さそうだが、ルリとエメラは急に土地の購入に必死になった。
「なら買ってみるか」
購入する覚悟は決まったものの、俺は商人ギルドへ向かいながら何回も自分の所持金が表示してある欄を見てため息をつくのだった。
「あなた、本当に、本当に今まで頑張ってきてよかっだわ゙」
「レイ様どうぞ、ハンカチでございます」
フカさん達はエマちゃんがモニカさんと少し訓練用の木剣で打ち合うのを見ただけで泣いてしまった。
「あの、エマちゃんってどんな人だったんですか? 毎日ここには来ますけど、来る時は玄関ではなくて裏口から来ますし、俺はほぼ話さないのであまりエマちゃんのこと知らないんですよ」
「エマは昔はとても活発な子だった」
「そうね。でも女の子らしいところもあって、元気な女の子だったわ」
「セバスの仕事を真似してみたり、私の仕事を手伝おうとしたり、ターニャと一緒に裁縫をしたり、興味を持ったものは何でも挑戦していた」
それは俺が最初のエマちゃんに抱いた印象とは全く違ったものだった。
「そうなんですか。てっきり俺はもっと静かなイメージを持ってたんですけど」
「それは病気になってからそうなったんだ」
「私達に迷惑をかけないように、あまり動くこともなくなって、治療院に居た頃も私の前では弱音を一切吐かないで、ゔぅぅ」
「ターニャ様どうぞ、新しいハンカチです」
確かに病気になれば精神的な部分も変わるだろうし、エマちゃんは親に心配をかけないように気持ちを強く持っていたのかもしれないな。
「俺が思っていたよりエマちゃんって強い子だったんですね」
「あぁ、本当にエマは私達の宝だ」
もう俺としては2人がここでエマちゃんの姿を見て、これだけ感動してくれたなら良かったと思うが、毎日親に見られるのもそれはそれでエマちゃんが嫌だろうし、たまに来てもらうくらいにしよう。
「あ、そうだ。エマちゃんとターニャさんがここに来る前にフカさんと話してたんですけど、やっとエマちゃんへのプレゼントが決まりました」
「あぁ、確か私の妻と娘が帰ってくると話した時にプレゼントを用意すると言ってくれたね。私としてはエマがこれだけ元気で居られる環境を与えてくれただけでもう十分なんだが」
「まぁ一応用意しましたし、他の誰にあげるものでもないので受け取ってもらいますよ」
「そうか、ありがとう」
そしてエマちゃんに渡すプレゼントに関して、先に見せて渡しても大丈夫なのか確認しておくことにする。
「で、一応このネックレスがエマちゃんには似合うかなと思って」
そう言ってエメラルドのネックレスをフカさん達に見せる。
「綺麗ですね」
「こんなに高価なものを貰ってもいいのかい?」
「自分で掘ったのでかかったお金なんて加工費くらいですよ」
「でもこれほど見事な宝石を見つけるには、10や20の原石じゃ足りなかっただろう」
「え、えっと、まぁ運が良かったです」
ごめんなさいフカさん、それ15の原石から7つ出た宝石のうちの1つです。
「エマは治療院生活で、アクセサリーを目にする機会もほとんどありませんでしたから、喜ぶと思います」
「ユーマくんからエマに渡してあげてほしい」
「分かりました」
モニカさんとエマちゃんの訓練は長い時間やるわけでは無いので、プレゼントの確認をしている間に終わってしまっていた。
「今日はエマも連れてきたぞ」
「お父さんとお母さんに見られるのはちょっと恥ずかしかったかも」
「エマ~~、おどうざんは、エマが元気なだけでもううれじぐでうれじぐで……」
「お父さん、恥ずかしいよ!」
このままだとすぐエマちゃんが帰ってしまいそうなので、ここで先にプレゼントを渡しておく。
「エマちゃん、これどうぞ」
「え、これは?」
「エマちゃんへのプレゼント。前にエマちゃん達が帰ってくるって話をフカさんに聞いた時に、俺がフカさんの娘さんにプレゼントを用意するって言ってたんだけど、まぁ名目で言うと回復祝いになるのかな?」
「綺麗」
「気に入ってくれたならよかった」
もしかしたら好みではない可能性もあったから、喜んでくれてる姿を見るとホッとした。
「あ、あと今までも別に良かったことなんだけど、今度からはこの家の玄関から入ってきてもいいからね? エマちゃんとハセクさんはいつも裏口から入ってくるから。まぁそのままがいいならそのままでも良いけど」
「えっと、迷惑になるかなと思って極力避けてはいました」
「そっか。まぁ迷惑なんてことはないから自由にしてくれていいよ」
「私がユーマの家に住んでいる時点でユーマがエマのことを迷惑などと思わないことは分かるだろう」
「確かに」
モニカさんの言葉はエマちゃんに刺さるのか、モニカさんのトンデモ理論で納得している。というかそれ自虐になってる気がするけど。
「じゃあ私はこれから冒険者ギルドに行く」
「ありがとうございました」
「あとはユーマに任せる」
「任せるって言われてももう終わりですけど、分かりました。いってらっしゃい」
「行ってくる」
モニカさんはそう言って家を出ていった。
「こういうところからもユーマくんがモニカさんに信頼されているのが分かるな」
「エマ、色々あって忘れているのかもしれないけど、まだ言わないといけないことがあるわ」
「え、なんだろう」
「お礼よ、お礼」
エマちゃんのネックレスを持っている手を指差しながら、ターニャさんは言う。
「あ、そうでした! ユーマさんありがとうございます! 大事にしますね」
「喜んでくれたなら良かったよ。あんまりエマちゃんと話す機会がないし、好みも知らないしでちょっと不安だったからね」
「わたし、ほぼ治療院の中で生活してたので、味の薄いご飯と白くて硬いベッド以外なら何でも嬉しいです」
「そっか、ならそこのフライドポテトはエマちゃんのお口に合うかも」
「いただきます!」
こりゃフカさん達が言う通り活発な子だったんだろう。話してみると最初とは随分印象が違うし、これなら昔は色んなことに興味を持っていたと言われても納得できる。
「あ、ユーマくん。商品用のアイスはどう?」
「まだ商人ギルドに行ってないので分からないですけど、たぶん売れてると思います。何から何までありがとうございます。ハセクさんにも助けていただいてますし、本当に感謝しかないです」
「ハセクも商人ギルドへ持っていくのはあまり負担に思ってないし、むしろあぁでもしないとずっと厩舎に居そうだからね」
フカさんの言う通り、ハセクさんは最近厩舎かライドホースの上に乗っているかだ。
ただ、うちのモンスターはハセクさんのおかげで良い暮らしが出来てるっぽいので、これからも居てもらえると助かる。
「あ、そうだ。不思議な種が成長したので収穫したんですけど、見てもらっても良いですか?」
「それは楽しみだね」
インベントリから出してフカさんに見てもらう。
「これは凄いね」
「これってどう使うべきですかね?」
「花と根は錬金で使うしか思いつかないな。そのまま植えてたら何か周りに影響を与えたかもしれないけど」
「確かにそうか。まぁ取っちゃったものは仕方がないし、また不思議な種を手に入れた時に植えるしかないかな」
「ちなみにその聖なる種はどうするんだい?」
「あ、いります?」
「いいのかい?」
「はい、どうぞ」
フカさんに聖なる種を渡して、俺は外に出て幸福な種を植えることにする。
「あの、私も少し手伝っても良いですか?」
「あ、じゃあこの骨粉を撒いてもらっていい?」
「はい!」
エマちゃんが手伝いを申し出てくれたので、骨粉を撒くのは任せて、俺が万能農具で耕し、ウル達が種と水をやる。
「手伝ってくれてありがとう」
「いえ、わたしもやってみたかったので」
「ユーマくんはこれ以上植えるものは増やさないのかい?」
「これ以上畑を大きくするとライドホース達の動ける場所が狭くなりますからね」
「なら土地を買うのはどうだい?」
「あぁ、そういえばここの隣の土地がプレイヤー向けに売ってましたね」
「それも元を辿れば私の持ち物だったんだ」
確かあそこは500万Gと言われた土地だった気がする。
「確かにあそこを買えば色々育てることはできますけど、それをすると俺は農家になっちゃいますよ」
「わたしも手伝います!」
「ユーマさんにも事情があるでしょ。無理にお願いするのは良くないです」
「だが、ユーマくんがあの土地を買えば、変なプレイヤー様が近くに来ることは無くな「レイ?」いや、なんでもない」
ターニャさんに凄まれてフカさんがしなしなになったところで、今日のエマちゃんの特訓を見る会は終わりになった。
「今の所持金でも買えることには買えるけど、どうしようか」
俺は結構素材を誰かにあげることが多いから、探索だけでお金が稼げるかというとそうではない。そしてオークションの存在からも、これから欲しいものがあった時にお金が必要になるのは絶対だ。
「ウル達はあの土地買う方がいいと思う?」
「クゥ?」「アウ?」「……?」
「うーん、なんて言えばいいんだろうな。あの畑を買ったら今のお金が減る代わりに色んなものを育てられるようになるんだ」
「クゥ?」「アウ?」「……?」
「だから果物とか野菜とかは今よりも色んな種類が食べられるようになるだろうな。まぁ買えば食べることは出来るんだけど」
「クゥ」「アウ!!」「……!!」
ウルはどっちでも良さそうだが、ルリとエメラは急に土地の購入に必死になった。
「なら買ってみるか」
購入する覚悟は決まったものの、俺は商人ギルドへ向かいながら何回も自分の所持金が表示してある欄を見てため息をつくのだった。
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