20 / 184
第18話
しおりを挟む
「これでここのワイルドベアーは全部倒したな」
「クゥ」
《ユーマのレベルが上がりました》
《ウルのレベルが上がりました》
名前:ユーマ
レベル:8
職業:テイマー
所属ギルド :魔獣、冒険者
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:鑑定、生活魔法、インベントリ、『テイマー』、『片手剣術』
装備品:大荒熊と荒猪の片手剣、大荒熊と劣狼の革鎧、大荒熊と劣狼の小手、大荒熊と劣狼のズボン、大荒熊と劣狼の靴
名前:ウル
レベル:8
種族:子狼
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:勤勉、成長、インベントリ、『子狼』『氷魔法』
装備品:青の首輪(魔獣)
「後2レベルは上げたいし、モンスターを探しに行こうか」
「クゥ!」
噂が本当なら10レベルでウルが進化する。そのタイミングでボスに挑みたい。
「いないな」
歩いていると定期的にモンスターは見つかるのだが、数体だけしかいない。
このまま探し続けるのもいいが、落ち着いて休憩するのも必要か。
「ウル、ここらで一旦食事にしよう」
「クゥ!」
今考えると、全然食事をしていなかった。最初の方は食べ過ぎなくらいだったのに。
「今回は、ウサギ肉とシカ肉とイノシシ肉とクマ肉、味見がてら全部にするか」
ここでは焼くくらいしか調理方法はないが、ウルはそれでも楽しみなのか尻尾を振って待っている。
「よし出来たぞ。お腹空いてるだろうし、いただきますをして、しっかり食べてくれ」
「クゥ!」
ウルは言われた通り、いただきますの代わりに伏せのポーズをとってから食べ始めた。
ウルに続いて俺も食べるが、どの肉も美味しい。もはやどれが何の肉だったか忘れたが、違いがあるのは分かる。
鶏肉っぽいものや、あっさりした淡白なもの、旨味が強いものや脂身が多いもの、それぞれ特徴的で美味しいが、何よりも臭みがないのが良い。
「美味かったな。ただ、ここでご飯を食べてればまたモンスターが寄ってくるかなって思ってたんだけど、来なかったな」
これで近くにあまりモンスターがいないと言うことは分かったし、他の場所に行くか。
「ちょっとここから離れてみようか」
「クゥ」
ボスにすぐ挑戦できるように北側で探していたが、レベル上げができないなら離れるしかない。
「お、やっと居たな」
ワイルドボアにポイズンスライム、レッサーウルフも倒していくが、やはりワイルドベアーに比べると見劣りする。
「もう数を倒すしかない。多少荒くなってもいいからどんどん倒すぞ」
「クゥ!」
ポイズンスライムは氷魔法で倒して、それ以外の近くにいるモンスターは俺が倒し、離れているやつはウルに倒してもらう。
森の中を走りながら俺とウルはモンスター達を引き倒していった。
《ユーマのレベルが上がりました》
《ウルのレベルが上がりました》
名前:ユーマ
レベル:9
職業:テイマー
所属ギルド :魔獣、冒険者
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:鑑定、生活魔法、インベントリ、『テイマー』、『片手剣術』
装備品:大荒熊と荒猪の片手剣、大荒熊と劣狼の革鎧、大荒熊と劣狼の小手、大荒熊と劣狼のズボン、大荒熊と劣狼の靴
名前:ウル
レベル:9
種族:子狼
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:勤勉、成長、インベントリ、『子狼』『氷魔法』
装備品:青の首輪(魔獣)
ワイルドベアー達を倒して経験値がたまっていたのか、思っていたよりも割とすぐにレベルが上がった。
「結構離れたし、そろそろボスの近くに戻るか」
「クゥ」
今までの道を引き返すが、自分達で倒してしまったから当たり前といえばそうだがモンスターは少ない。
「お、ここらへんからは結構居るな」
「クゥ!」
途中まで全然モンスターがいなかったのだが、ある場所からモンスターが増え始めたので、特別な個体以外は1時間位でリポップするのかもしれない。
「あのワイルドベアー、なんか色が変じゃないか?」
「クゥ」
見てみるとワイルドベアー亜種と出た。前に倒した時は他と比べてデカかったんだが、あいつは何か違う特徴を持っているはずだ。
「俺が出来るだけ前で戦うから、ウルも俺の近くで攻撃してくれ。危ないと思ったら離れていいから」
「クゥ!」
ウルにとってワイルドベアー亜種は超えなければならない相手だ。
前回は相手の防御力が高くて、接近戦も危なかったのでほぼ何も出来ずに終わったが、今回はウルにもしっかり戦ってもらう。
「っと、こいつは素早いの、ねっ!」
赤みがかったワイルドベアー亜種は、他のやつよりも敏捷値が高いのだろう。攻撃力が高いのは前と同じだが、これはなかなか戦うのが難しい相手だ。前回と同じならばと言う言葉が入るが。
「良かった、装備を更新してて」
前回は相手に攻撃するのも一苦労だったが、今回は素の攻撃でもダメージが入るし、防具をつけたことにより防御力も上がった。
「ウル、そっち行ったぞ!」
俺を相手にするのは厳しいと感じたのか、ウルに向かって行く。
「クゥ!」
『ガウ、ウ』
が、ウルもレベルが上がって、戦い方も学んで、攻撃が通る相手に怯むことはない。
ウルの攻撃がトドメの一撃になり、ワイルドベアー亜種を討伐することができた。
「お疲れ様、よくやったな」
「クゥ!」
ワイルドベアー亜種と出会って倒せたのは良かった。
仮に1体しかワイルドベアー亜種がこのあたりに生まれてこないのだとすると、約半日いなかった事になる。
普通のモンスターの湧きが1時間くらいだとすると、ワイルドベアー亜種はこのあたりでは相当珍しいモンスターなのだろう。
「なんならテイムとかするほうが良かったかな?」
失敗に終わる可能性もあるが、せっかくだしやってみても良かったな。
「なんなら黒い獅子をテイムしてもいいけど、出来るかな?」
「クゥ」
もしチャンスがあればやってみてもいいだろう。
「まぁとりあえず後1レベあげてボスに挑戦しよう」
「クゥ」
俺達はまたボスの近くでモンスター狩りをしようとしていたのだが、近くに知らない人達が居た。
「俺達でもワイルドベアー倒せたな!」
「でも1体が限界だ。1回戻ろう」
「ワイルドボアを倒しまくるほうが効率よくね?」
「それも一回戻ってから考えよう。こんなとこでまた襲われたら、タンクの俺がやられる」
「了解」
そのパーティーは話し合いながら街の方へと向かっていった。
「まずいな、このままだと先にボスに挑戦されるかもしれない」
まだあのパーティーが倒せるとは思わないが、万が一ってこともある。できれば一番最初にあのボスは俺たちが倒したい。
「なぁウル、本当は10レベルになってからが良かったんだが、急がないと先を越されるかもしれない」
「クゥ……」
「だから、ここからボスの場所まで出会ったモンスターを倒して、それでレベルが上がらなかったら、このままやろうと思う」
「クゥ!」
もしかしたらワイルドボアと、ワイルドベアーの群れが襲いかかってくるかもしれない。
その可能性にかけて、俺たちは進んでいく。
「ウル、氷魔法で頼む」
「クゥ!」
俺もウルも、先程までとはうって変わってボスの場所までゆっくりと歩いていく。
1体たりともモンスターを逃さないように、ウルに氷魔法で攻撃してもらい、敵に俺たちの存在を気付かせる。
「こいつらは俺がやる、ポイズンスライムは任せた」
俺もボス戦を前にして気持ちが高ぶってきたのか、戦いたい気持ちが強くなってきた。
「まぁそう上手くはいかないよな」
「クゥ」
目に映る全てのモンスターを倒してきたが、間に合わなかったようだ。
「よし、予定通り、このまま挑もう」
最初に決めていた通り、レベル10は諦めてボスに挑むことにする。
《南のエリアボスが討伐されました》
《南の街が解放されました》
「まぁ、そりゃそうか。このボスに挑まれなかっただけ良しとしよう」
「クゥ」
おそらくやったのはかつての俺の仲間たちだ。俺が自慢することじゃないが、みんな強い。
もしかしたらボスを倒すのは俺らが最初になるかもと思ってたんだが、簡単にはいかないな。
「ウル、気合入れろよ。この1回でここをクリアするぞ」
「クゥ!」
久しぶりに自分以外の誰かに、初めのボス討伐ワールドアナウンスを取られた。
気にしていないふりをしても、やっぱり悔しいものは悔しい。
「よし、行くぞ!」
そんな気持ちを力に変えるよう声を出し、俺達はボスのフィールドへと足を踏み入れた。
「クゥ」
《ユーマのレベルが上がりました》
《ウルのレベルが上がりました》
名前:ユーマ
レベル:8
職業:テイマー
所属ギルド :魔獣、冒険者
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:鑑定、生活魔法、インベントリ、『テイマー』、『片手剣術』
装備品:大荒熊と荒猪の片手剣、大荒熊と劣狼の革鎧、大荒熊と劣狼の小手、大荒熊と劣狼のズボン、大荒熊と劣狼の靴
名前:ウル
レベル:8
種族:子狼
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:勤勉、成長、インベントリ、『子狼』『氷魔法』
装備品:青の首輪(魔獣)
「後2レベルは上げたいし、モンスターを探しに行こうか」
「クゥ!」
噂が本当なら10レベルでウルが進化する。そのタイミングでボスに挑みたい。
「いないな」
歩いていると定期的にモンスターは見つかるのだが、数体だけしかいない。
このまま探し続けるのもいいが、落ち着いて休憩するのも必要か。
「ウル、ここらで一旦食事にしよう」
「クゥ!」
今考えると、全然食事をしていなかった。最初の方は食べ過ぎなくらいだったのに。
「今回は、ウサギ肉とシカ肉とイノシシ肉とクマ肉、味見がてら全部にするか」
ここでは焼くくらいしか調理方法はないが、ウルはそれでも楽しみなのか尻尾を振って待っている。
「よし出来たぞ。お腹空いてるだろうし、いただきますをして、しっかり食べてくれ」
「クゥ!」
ウルは言われた通り、いただきますの代わりに伏せのポーズをとってから食べ始めた。
ウルに続いて俺も食べるが、どの肉も美味しい。もはやどれが何の肉だったか忘れたが、違いがあるのは分かる。
鶏肉っぽいものや、あっさりした淡白なもの、旨味が強いものや脂身が多いもの、それぞれ特徴的で美味しいが、何よりも臭みがないのが良い。
「美味かったな。ただ、ここでご飯を食べてればまたモンスターが寄ってくるかなって思ってたんだけど、来なかったな」
これで近くにあまりモンスターがいないと言うことは分かったし、他の場所に行くか。
「ちょっとここから離れてみようか」
「クゥ」
ボスにすぐ挑戦できるように北側で探していたが、レベル上げができないなら離れるしかない。
「お、やっと居たな」
ワイルドボアにポイズンスライム、レッサーウルフも倒していくが、やはりワイルドベアーに比べると見劣りする。
「もう数を倒すしかない。多少荒くなってもいいからどんどん倒すぞ」
「クゥ!」
ポイズンスライムは氷魔法で倒して、それ以外の近くにいるモンスターは俺が倒し、離れているやつはウルに倒してもらう。
森の中を走りながら俺とウルはモンスター達を引き倒していった。
《ユーマのレベルが上がりました》
《ウルのレベルが上がりました》
名前:ユーマ
レベル:9
職業:テイマー
所属ギルド :魔獣、冒険者
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:鑑定、生活魔法、インベントリ、『テイマー』、『片手剣術』
装備品:大荒熊と荒猪の片手剣、大荒熊と劣狼の革鎧、大荒熊と劣狼の小手、大荒熊と劣狼のズボン、大荒熊と劣狼の靴
名前:ウル
レベル:9
種族:子狼
パーティー:ユーマ、ウル
スキル:勤勉、成長、インベントリ、『子狼』『氷魔法』
装備品:青の首輪(魔獣)
ワイルドベアー達を倒して経験値がたまっていたのか、思っていたよりも割とすぐにレベルが上がった。
「結構離れたし、そろそろボスの近くに戻るか」
「クゥ」
今までの道を引き返すが、自分達で倒してしまったから当たり前といえばそうだがモンスターは少ない。
「お、ここらへんからは結構居るな」
「クゥ!」
途中まで全然モンスターがいなかったのだが、ある場所からモンスターが増え始めたので、特別な個体以外は1時間位でリポップするのかもしれない。
「あのワイルドベアー、なんか色が変じゃないか?」
「クゥ」
見てみるとワイルドベアー亜種と出た。前に倒した時は他と比べてデカかったんだが、あいつは何か違う特徴を持っているはずだ。
「俺が出来るだけ前で戦うから、ウルも俺の近くで攻撃してくれ。危ないと思ったら離れていいから」
「クゥ!」
ウルにとってワイルドベアー亜種は超えなければならない相手だ。
前回は相手の防御力が高くて、接近戦も危なかったのでほぼ何も出来ずに終わったが、今回はウルにもしっかり戦ってもらう。
「っと、こいつは素早いの、ねっ!」
赤みがかったワイルドベアー亜種は、他のやつよりも敏捷値が高いのだろう。攻撃力が高いのは前と同じだが、これはなかなか戦うのが難しい相手だ。前回と同じならばと言う言葉が入るが。
「良かった、装備を更新してて」
前回は相手に攻撃するのも一苦労だったが、今回は素の攻撃でもダメージが入るし、防具をつけたことにより防御力も上がった。
「ウル、そっち行ったぞ!」
俺を相手にするのは厳しいと感じたのか、ウルに向かって行く。
「クゥ!」
『ガウ、ウ』
が、ウルもレベルが上がって、戦い方も学んで、攻撃が通る相手に怯むことはない。
ウルの攻撃がトドメの一撃になり、ワイルドベアー亜種を討伐することができた。
「お疲れ様、よくやったな」
「クゥ!」
ワイルドベアー亜種と出会って倒せたのは良かった。
仮に1体しかワイルドベアー亜種がこのあたりに生まれてこないのだとすると、約半日いなかった事になる。
普通のモンスターの湧きが1時間くらいだとすると、ワイルドベアー亜種はこのあたりでは相当珍しいモンスターなのだろう。
「なんならテイムとかするほうが良かったかな?」
失敗に終わる可能性もあるが、せっかくだしやってみても良かったな。
「なんなら黒い獅子をテイムしてもいいけど、出来るかな?」
「クゥ」
もしチャンスがあればやってみてもいいだろう。
「まぁとりあえず後1レベあげてボスに挑戦しよう」
「クゥ」
俺達はまたボスの近くでモンスター狩りをしようとしていたのだが、近くに知らない人達が居た。
「俺達でもワイルドベアー倒せたな!」
「でも1体が限界だ。1回戻ろう」
「ワイルドボアを倒しまくるほうが効率よくね?」
「それも一回戻ってから考えよう。こんなとこでまた襲われたら、タンクの俺がやられる」
「了解」
そのパーティーは話し合いながら街の方へと向かっていった。
「まずいな、このままだと先にボスに挑戦されるかもしれない」
まだあのパーティーが倒せるとは思わないが、万が一ってこともある。できれば一番最初にあのボスは俺たちが倒したい。
「なぁウル、本当は10レベルになってからが良かったんだが、急がないと先を越されるかもしれない」
「クゥ……」
「だから、ここからボスの場所まで出会ったモンスターを倒して、それでレベルが上がらなかったら、このままやろうと思う」
「クゥ!」
もしかしたらワイルドボアと、ワイルドベアーの群れが襲いかかってくるかもしれない。
その可能性にかけて、俺たちは進んでいく。
「ウル、氷魔法で頼む」
「クゥ!」
俺もウルも、先程までとはうって変わってボスの場所までゆっくりと歩いていく。
1体たりともモンスターを逃さないように、ウルに氷魔法で攻撃してもらい、敵に俺たちの存在を気付かせる。
「こいつらは俺がやる、ポイズンスライムは任せた」
俺もボス戦を前にして気持ちが高ぶってきたのか、戦いたい気持ちが強くなってきた。
「まぁそう上手くはいかないよな」
「クゥ」
目に映る全てのモンスターを倒してきたが、間に合わなかったようだ。
「よし、予定通り、このまま挑もう」
最初に決めていた通り、レベル10は諦めてボスに挑むことにする。
《南のエリアボスが討伐されました》
《南の街が解放されました》
「まぁ、そりゃそうか。このボスに挑まれなかっただけ良しとしよう」
「クゥ」
おそらくやったのはかつての俺の仲間たちだ。俺が自慢することじゃないが、みんな強い。
もしかしたらボスを倒すのは俺らが最初になるかもと思ってたんだが、簡単にはいかないな。
「ウル、気合入れろよ。この1回でここをクリアするぞ」
「クゥ!」
久しぶりに自分以外の誰かに、初めのボス討伐ワールドアナウンスを取られた。
気にしていないふりをしても、やっぱり悔しいものは悔しい。
「よし、行くぞ!」
そんな気持ちを力に変えるよう声を出し、俺達はボスのフィールドへと足を踏み入れた。
214
お気に入りに追加
382
あなたにおすすめの小説

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。

動物大好きな子が動物と遊んでいたらいつの間にか最強に!!!!
常光 なる
ファンタジー
これは生き物大好きの一ノ瀬夜月(いちのせ ないと)が有名なVRMMOゲーム
Shine stay Onlineというゲームで
色々な生き物と触れて和気あいあいとする
ほのぼの系ストーリー
のはずが夜月はいつの間にか有名なプレーヤーになっていく…………
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる