恋愛メッセージ

ショーリ

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108 大翔視点

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バーベキューも無事終え、体調も良くなってきた。
今は10月中旬に入り少し涼しくなってきた。
中間試験は俺は受けずに個人授業を受けてた。
12月の期末から受ける事になる。
千尋や悠里の水泳部も秋冬は大会も少なく
活動日も減るため悠里との時間も増えた。

俺もあれからまた検査や診察何度か受けだいぶ元通りに近くなってきた。

「大翔帰ろ?」「帰るぞ千尋ちゃん大翔」

「うん、千尋また明日ね」

「じゃあな」

「千尋ちゃん変態が来たら全力で逃げるんだぞー」

「うるさいバーカ」
フフ相変わらずだ

「じゃあな、大翔も大丈夫そうだな無理すんなよ」

「ありがとうな奏多じゃあね」 
「また明日」


「じゃあね悠里」 「うん明日ね」チュッ

悠里と別れてから歩きだした。
マンション前に着いたら
黒のレクサスが1台止まっていた。

まさか千尋んちのかな?
だとしたら千尋パパの招待かな?
千尋は言ってなかったけどなぁ…



珍しく3人も降りて俺に近づいてきた。
3人ともスーツだけど皆んなタイプ層が違う。
一体何事?いつもは1人なのに、
3人って拐う気か?まさかね

1人は30代くらい母さんより少し若い女性でスーツにズボンだ髪はボブくらいで軽く後ろで結んでる。
母さんタイプなキャリアウーマンみたいな人だな。

もう1人は50代くらいの男性少しくたびれたスーツで無精髭?かな、強面にメガネだ。
顔だけなら相澤さんより怖いかも

3人目は1番若そう20代か30前半くらい普通の真面目くんみたいなタイプだ。

「あの俺に何か?千尋の家の方ですか?」

「桐原大翔くんかしら?」

女性の人が尋ねてきた。
スマホも手元にないけど…

「そうですが?」
あれっ知らないって事は立花家じゃない?

すると3人は胸ポケットから何かを出して見せた。

えっ!これって


「私は警視庁捜査一課の桜木と言います」

「警視庁 組織犯罪対策部 倉田だ」

「警視庁 特命捜査対策室 安藤です」
 


警視庁?…何で警察が俺に?
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