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87 大翔視点《事件発生》
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【飛び降り事件当日】
「千尋部活頑張ってね」
「うん、じゃあな大翔」
「桐原バレー部あれから全然来ないじゃんたまには来てくれな、じゃあお先に」
「近いウチにね田中」
いつものように帰宅しようとしたら階段前にいた奴に呼び止められ大事な話だからと屋上に連れてかれた。
「でどうしたの?」
「話があるんだ、眺めいいし、上登ろうよ」
「なんで?危ないよ?」
「すぐ済むからさ」
入り口の天井上の事だ。
落ちたら危ないし普段登るなと注意書きあるけど彼は見せたいのがあるって半ば強引で
仕方なく上がった。
上がったのは始めてで下側を試しに見たら
かなりおっかない。
4階建てで更にその上だ。
下は草木もあるがコンクリートだ。
あっそれより話だ。
振り返ろうとしたらその前に軽く背中を押された気がした。
「さよならー桐原大翔」
えっ?
バランスが崩れ捕まる場所もなく身体が下に落ち始めた。
上履きがなぜか脱げて俺は落ちたと思ったら次の瞬間には……
ドスッ!……
一瞬全身から激痛が走り、意識がなくなった。
「千尋部活頑張ってね」
「うん、じゃあな大翔」
「桐原バレー部あれから全然来ないじゃんたまには来てくれな、じゃあお先に」
「近いウチにね田中」
いつものように帰宅しようとしたら階段前にいた奴に呼び止められ大事な話だからと屋上に連れてかれた。
「でどうしたの?」
「話があるんだ、眺めいいし、上登ろうよ」
「なんで?危ないよ?」
「すぐ済むからさ」
入り口の天井上の事だ。
落ちたら危ないし普段登るなと注意書きあるけど彼は見せたいのがあるって半ば強引で
仕方なく上がった。
上がったのは始めてで下側を試しに見たら
かなりおっかない。
4階建てで更にその上だ。
下は草木もあるがコンクリートだ。
あっそれより話だ。
振り返ろうとしたらその前に軽く背中を押された気がした。
「さよならー桐原大翔」
えっ?
バランスが崩れ捕まる場所もなく身体が下に落ち始めた。
上履きがなぜか脱げて俺は落ちたと思ったら次の瞬間には……
ドスッ!……
一瞬全身から激痛が走り、意識がなくなった。
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