恋愛メッセージ

ショーリ

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74 大翔視点

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綾乃さんに送って貰い、母さんと夕食食べた後
部屋に戻ったら着信…晴翔だった。

「兄ちゃん全然元気なかったよ?
それに今日の事も怪しんでるみたいだし、
俺に話してみてよ」

途中まで話したら

「アイツと浮気って何?」

悠里?聞いてたのか…誤解招くタイミングに

「今すぐウチに来て説明して、
来なきゃどうなっても知らないからブチ」

「悠里まっ」

とにかく支度して玄関向かったら

「待ちなさい大翔、ドア開いてて今の悠里くんの声聞こえてたわよ。
浮気とか。まずママに話してみなさい」

母さん全てではないが浮気行為や千尋の事は話した。

「ハァ、ハッキリ言えば最低だけど、
唯一良かったのはちゃんと悠里くんを選んでそれを隠さず伝えようとした事よ。
でも最後は悠里くん次第よ。あなたも覚悟と誠意を持って話しなさい」

「うんわかってる、行ってくる」

「待ってすぐ支度出来るからママも行くわ。あなたがお世話になってるし、ご挨拶したいから」


それで今に至る。

バチーン!

俺は悠里に引っ叩かれた。
でも全部覚悟の上だ。

「ひろくん…これは仕方ないよね?」

「わかってる、悠里.晴翔全部話すよ」

悠里は黙っただがこれまでの立花家の関わり全部話した。
千尋とのエッチや雪哉や父親の事も。
ついでに晴翔とした事も全て。

「悠里本当にごめん、許してとは言わないけど、やり直すチャンスはください。
その為ならどんな償いでもするから」

俺は土下座した。

「晴翔の事はまだ許すけどそれ以外は別だよ!
今日半ば無理やり呼ばれたのは仕方ない、
でもエッチする必要あったのか?
拒否出来た事なのに
今日も一昨日のやつもアイツに気があるからしたんだろ?
だから立花兄貴にもつけいられたそうだろ?結局全部自分の意思で浮気した自業自得じゃないか!脅されたのも自分のせいだよ!」

「………」

「何とか言えよ!
俺許さないから絶対!
隠し事されるのは確かに嫌だけど、話せば俺なら許して明日からまた笑顔で恋人面出来ると思ったか?虫がよすぎだ!」

「………」

「償いなんかいらない。帰って…
もう別れるし、2度と顔も見たくない。
LINEもブロックするし、
学校で会っても話しかけて来るな!
今後は晴翔にも近づかないで!家にも。
もう立花と付き合って好きなだけイチャイチャしてればいいだろ!もう帰れ!」

悠里は涙が出始めて、俺も久しぶりに涙が出た。
悠里にここまで言われたの始めてだから。
でも反論する権利はない。確かに甘いな。
やり直せるかもと期待した俺が都合良すぎた。悠里の言う事は当たり前…

「兄ちゃん流石にあんまりだよ!
浮気したのは勿論よくないけどひろくんは
正直に謝りに来てくれて反省してるし、ちゃんと兄ちゃんをえらん…」

「うるさいうるさい!かえれ桐原!」

「悠里…」

触れようとしたら…バチーン…手を叩かれた。

「立花触った手で触んな
2度と名前も呼ぶな、かえれー!バカ」

悠里はベットに潜ってしまった。
全部で自分で壊してしまった。
悠里も千尋も傷つけてだだけだった……

「ひろくんとりあえず今日は…」

「帰るよ…」

晴翔と下に行くと

「ひろちゃん全て聞いちゃったけど
ちゃんと仲直りは出来た?」

「いえ…今別れました」

「「「ええっ?」」」

母さんと悠里達の両親は意外そうな反応だった。
松丸一家からもバカップルと言われるくらい
喧嘩してもすぐ仲直り出来る程仲良しだったから。

「大翔…別れたってしっかりお話したの?」

「うん全て話した…グスッ…でも」
 
母さんに抱きついて泣いてしまった
 
「そう…ちゃんと頑張ったのね、
もう今日は帰りましょう」
「うん」  「ひろくん…」

「はるちゃん…ゆうちゃんはどうしたの?」

「…罵声浴びせるだけ浴びしてベットに潜り込んだよ」

「当然の事しか言ってない!
早く帰れよバカ!」

「ゆうちゃんそんな言い方やめなさい!」

「まぁまぁ落ち着こう、とりあえず悠里が嫌なら今日は帰ってもらおう」

「あなた!」

「違うよ、もうすぐ家のバーベキューだし、皆んなで楽しくやろう、
大翔くんは泊まるんだから、
一日過ごせば仲直り出来るだろ?」

「桐原は絶対呼ばない!
2度と泊まる日なんかない!」

「悠里くん大翔の事は聞いた。
確かにこの子は浮気したし、
私も予定は知らなかったけど嘘に加担してしまった。本当にごめんなさい、
でもこれだけはわかってほしいの…
大翔は悠里を心から想ってる。
検察官としては正しいとは全く思わないけど別れるかはもう少し考えてから結論だしてほしいの、どうかお願い」

母さん頭下げて皆んな驚いた。

でも悠里は無表情で俺に対して汚いものを見る目だ。
俺が悠里をこんな風にしたんだ…

「あなたに言われたくない!さようなら」

「ゆうちゃん待ちなさい!」

悠里はさっさと2階に上がってしまった

「ごめんなさい…全部俺が悪いんです…
母と帰ります今までありがとうございました。さようなら…」

「お邪魔いたしました。
息子の件で皆様にご迷惑おかけしてしまい
申し訳ございません」

「いえいえ息子こそあんな態度で全く… 
あの子の悪い所はすぐ人に当たり散らすから、、ひろちゃんこれで諦めちゃダメよ?」

「えっ?」

「恋にはね失敗も多々あるものなのよ?
だから諦めずに時間をかければゆうちゃんも許してくれるわ。
あんなに怒るのはそれ程ひろちゃんが大好き
だからよ。もちろん私達もね」

「お父さんもそう思うぞー。
俺はな君だから悠里との付き合い許して
やってるんだ。優しく誠実で。
浮気したことで悠里を傷つけたのは事実だ。だが大翔くんのさっきの態度見てもかなり反省してるようだし失敗は誰にもある。
保証しよう悠里はいくら口や体で拒絶しても大翔くん以外を好きにならない。
信じろ。仲直りしたらまたウチに来なさい。今日のことを笑い話にしようじゃないか」

「そうだよひろくん、
俺も反省伝わったし許してあげる。
俺もひろくん大好きだし、さっきの兄ちゃんは酷すぎる。俺は味方だからね?それにあんな豆腐メンタルのメンヘラ兄貴を扱える彼氏はひろくんだけなんだから」チュッ


「松丸一家は皆んな味方だからな大翔くんも悠里もな」
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