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上映終了後
「いやー最高に面白かったね」
「うん、やっぱアクションがいいんだよね」
「・・・」
入場口までは3人で歩いた。
これからどうしようか考えてたら
「じゃあ…」
とだけ言って立花くんはさっさと帰ろうとした。
「帰るの?」
「他にないでしょ?お前バカ?」
「おい立花言い方悪いぞ!」
「いいよいいいよ悠里、ごめんね」
全く可愛い癖に可愛げはないんだから
素直じゃないし、口も悪いし。
悠里と真逆な性格だけどさっき大見得切った手前だし、負けないぞ!
「じゃあまずはLINE交換しよ」
「しない」
即答すぎ、、、言い終える前によ
ガックリしてみてると立花くんがスマホ出してQR見せてきた。えっ?
「ハア…気が変わる前に早くして、じゃなきゃ帰る」
俺も慌ててスマホだしてすぐ追加した
「ありがとう立花くん、これからは友達として仲良くしようね、あと千尋って呼んでもいい?俺も大翔いいからさ」
「無理ウザいしキモい、LINEも
しつこかったらすぐブロックするから」
言い捨てプンプンしながら出口に向かっていった。話してみて段々千尋の事分かってきたかも
「はいはいまたそれね、じゃあまた学校でね
ち・ひ・ろ」
一瞬振り返ってきた時少しだけど恥ずかしそうに顔赤くなってた。
千尋が去った後悠里とカフェに入った
「立花があんなしゃべったり感情的なとこ初めてみたよ、俺も部活でしか関わりないけど、部員ともほとんど話さないし、うちの顧問厳しいけど立花には何故か指導はせず自由に練習させてるよ。俺は下手だから以前コツを聞きに行ったら《辞めたら?》って言われただけだし」
やっぱりクラスだけじゃないんだ
「部活でもそうなんだ」
「ねぇさっきも見てて思ったけどさぁ
随分立花の事気にしてない?
まさか俺とクラス離れたからって立花と浮気する気じゃないよね?」
ヤバい今日はフグモードじゃなくて本気でキレかけてる、笑顔で言ってるけど目は絶対笑ってない。でもふざけてる場合じゃない
「違うよ、
真面目な話クラスでもすごい浮いてるんだ。陰口も出てきたり、本人も全然人と関わろうとしないから孤立してるんだ。
俺の勘だけど何か感情が抜けてる気がするし、千尋は強がってるけど心では辛いと思うんだ。
アイツの今までは知らないし、余計なお世話かもしれないけど、俺は力になりたいんだ。
思い出してよ去年の事を。
俺も悠里も孤立する怖さをよく知ってるじゃん。
2人だから乗り越えれた、だからクラスメイトとして千尋の役に立ちたいだけだよ。
でも俺が好きなのは恋人なのは悠里だけだよ」
悠里は真剣に聞いてくれた。
「やっぱり大翔は大翔だね。
俺もそんな人だから好きになったんだしね。
分かった友達としては許します。
俺だって奏太や智樹達がいるしね。
よし俺も協力するよ
部活でももっと根気よく話しかけたりね」
悠里が可愛い笑顔に戻ってくれた
これが本当たまんない
「うん」
「それにしても最近ちゃんと2人きりになれないね、ビデオ通話じゃ晴翔に邪魔されたし、今日は立花に遭遇するしでさ」
悠里は不満そうだが確かに俺も思った。
4月からはあんまり2人きりになれてない
今日だって久しぶりのデートだったのに、
もちろん千尋は全く悪くない。
なら2人きりになれる場所へ行こう
「ねぇ、良かったら久しぶりに家に来ない?」
悠里の顔赤くなってきた。
「うん、行きたい」
ちょっとそわそわしてる、本当に可愛い。
悠里こそ誰かに盗られたら絶望だよ
カフェを出て我が家へ向かった。
母さんは今日も夜帰りだからゆっくり出来る
「いやー最高に面白かったね」
「うん、やっぱアクションがいいんだよね」
「・・・」
入場口までは3人で歩いた。
これからどうしようか考えてたら
「じゃあ…」
とだけ言って立花くんはさっさと帰ろうとした。
「帰るの?」
「他にないでしょ?お前バカ?」
「おい立花言い方悪いぞ!」
「いいよいいいよ悠里、ごめんね」
全く可愛い癖に可愛げはないんだから
素直じゃないし、口も悪いし。
悠里と真逆な性格だけどさっき大見得切った手前だし、負けないぞ!
「じゃあまずはLINE交換しよ」
「しない」
即答すぎ、、、言い終える前によ
ガックリしてみてると立花くんがスマホ出してQR見せてきた。えっ?
「ハア…気が変わる前に早くして、じゃなきゃ帰る」
俺も慌ててスマホだしてすぐ追加した
「ありがとう立花くん、これからは友達として仲良くしようね、あと千尋って呼んでもいい?俺も大翔いいからさ」
「無理ウザいしキモい、LINEも
しつこかったらすぐブロックするから」
言い捨てプンプンしながら出口に向かっていった。話してみて段々千尋の事分かってきたかも
「はいはいまたそれね、じゃあまた学校でね
ち・ひ・ろ」
一瞬振り返ってきた時少しだけど恥ずかしそうに顔赤くなってた。
千尋が去った後悠里とカフェに入った
「立花があんなしゃべったり感情的なとこ初めてみたよ、俺も部活でしか関わりないけど、部員ともほとんど話さないし、うちの顧問厳しいけど立花には何故か指導はせず自由に練習させてるよ。俺は下手だから以前コツを聞きに行ったら《辞めたら?》って言われただけだし」
やっぱりクラスだけじゃないんだ
「部活でもそうなんだ」
「ねぇさっきも見てて思ったけどさぁ
随分立花の事気にしてない?
まさか俺とクラス離れたからって立花と浮気する気じゃないよね?」
ヤバい今日はフグモードじゃなくて本気でキレかけてる、笑顔で言ってるけど目は絶対笑ってない。でもふざけてる場合じゃない
「違うよ、
真面目な話クラスでもすごい浮いてるんだ。陰口も出てきたり、本人も全然人と関わろうとしないから孤立してるんだ。
俺の勘だけど何か感情が抜けてる気がするし、千尋は強がってるけど心では辛いと思うんだ。
アイツの今までは知らないし、余計なお世話かもしれないけど、俺は力になりたいんだ。
思い出してよ去年の事を。
俺も悠里も孤立する怖さをよく知ってるじゃん。
2人だから乗り越えれた、だからクラスメイトとして千尋の役に立ちたいだけだよ。
でも俺が好きなのは恋人なのは悠里だけだよ」
悠里は真剣に聞いてくれた。
「やっぱり大翔は大翔だね。
俺もそんな人だから好きになったんだしね。
分かった友達としては許します。
俺だって奏太や智樹達がいるしね。
よし俺も協力するよ
部活でももっと根気よく話しかけたりね」
悠里が可愛い笑顔に戻ってくれた
これが本当たまんない
「うん」
「それにしても最近ちゃんと2人きりになれないね、ビデオ通話じゃ晴翔に邪魔されたし、今日は立花に遭遇するしでさ」
悠里は不満そうだが確かに俺も思った。
4月からはあんまり2人きりになれてない
今日だって久しぶりのデートだったのに、
もちろん千尋は全く悪くない。
なら2人きりになれる場所へ行こう
「ねぇ、良かったら久しぶりに家に来ない?」
悠里の顔赤くなってきた。
「うん、行きたい」
ちょっとそわそわしてる、本当に可愛い。
悠里こそ誰かに盗られたら絶望だよ
カフェを出て我が家へ向かった。
母さんは今日も夜帰りだからゆっくり出来る
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