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Episode3:You are my special
3-20 まだ出てくるカミングアウト
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才造のお兄さんは割と気が弱くてオロオロしているだけなので、残るはお父さんだけ。
ある時、才造が一人で実家へ赴いた時、お父さんにこう言われたらしい。
「お前たち本人はそれでいいかもしれない。だが生まれて来た子供がそれを理由にイジメに遭うかもしれないだろう。そうなった時、どう守るつもりだ? もし私がその子供の立場なら、お前たちを恨むと思うぞ」
もちろん、それも三人で想定はしていた。答えも用意してあったけど、でもそれはお父さんを納得させられるほどのものではなく、一旦宿題として持ち帰ってきた。
するとそれを聞いた累くんが自分に話をさせてくれと言うので、次の休みの日に才造と二人で行って演説したという。
「お父さん、よろしいですか。イジメというのは、常にやる側に全ての問題があります。その理由がいかなるものであろうと、一切関係ありません。喧嘩であれば両成敗も理解できますが、一方的なイジメとなると話は別です。イジメられる方にも問題があるというのは、論点のすり替えだと僕は考えます。違いますでしょうか?」
「いや、間違ってはいない。君の言うことはもっともだ。才造もこの間、同じようなことを答えたな。だがその時才造にも伝えたが、そういう問題ではないんだ。世の中全員がそう思ってくれないのが問題だと言って追い返したはずだ。お前たちは理想を言っているだけで、現実が見えていない。異端のものに向ける世間の目は、お前たちが思っている以上に厳しいぞ。その言い分が通用するのなら、イジメで苦しむ人間など存在しない。この世からイジメなどとっくに消え失せているはずだ」
「仰る通りです」
「そうだろう。理屈が正しいかどうかじゃないんだ。もっと現実を見ろ」
そう言われて、累くんはシュンと俯く――と思いきや、その逆。顔を上げてニッコーーーーーと笑ったという。
「そうですね、では現実の話をいたしましょう。残念なことに、世の中には異端に対する理解が乏しい方が多数いらっしゃいます。それを攻撃することによって自らの安心を手に入れようとする方も星の数ほどいます。そのことを僕は重々心得ております。何故かと申しますと、僕自身が子供の頃に身をもって体感して参りましたので。両親の不義を理由にイジメを受けておりました。中学生の頃です」
また新たな情報が飛び出した。才造も驚いて目をむいたという。
「一部の幼稚な人間の所業を気に病むような細いメンタルを僕は当時から持っていなかったので、陰口などは何とも思いませんでしたが、物理的な嫌がらせはさすがに迷惑でしたね。持ち物を壊されて帰ったりすると、母が手を付けられないほどヒステリーを起こしますので。イジメの理由としては、『アイツの父親は他の女のところに行っていて、ほとんど家に居ないらしい』『そのせいで母親はノイローゼらしい』など、僕にはどうしようもないことでした。正直、僕の容姿や能力に対する妬みもあったと思います。親は最初から当てにしていませんでしたが、教師も同じでした。当然何度も訴えましたが、状況が変わることはなかったので、僕は自らの力で解決することにしたんです。ボイスレコーダーや隠しカメラを駆使し、相手方がぐうの音も出せないほどの証拠を集め、それを警察や教育委員会、相手の保護者の勤務先、行政機関、報道機関に送りつけました。その結果、相手方の子供の方が学校に来られなくなり、転居を余儀なくされるという結末になりました」
その初耳エピソードに才造も青ざめたらしい。でも、当の累くんはあくまで穏やかに、ニコニコ淡々と語っていたそうな。
「その上でもう一度申し上げますが、たとえ父親が二人いようが、母親が夫を二人持っていようが、仮に親が犯罪者だろうが、キモかろうがウザかろうがイヤミだろうが、責めを負うべきは常にイジメる側なのです。万が一、さいぞーさんと莉子さんの間に生まれたお子さんがイジメの被害に遭うようなことがあれば、理由の如何を問わず、僕がどんな手を使ってでも証拠を掴み、相手方を糾弾いたします。僕にとってはさほど難しいことではありませんでしたが、これを真似できる子供などそうそういないでしょう。ですので、ノウハウを持つこの僕が直々に手を下します。僕が少年だった頃のように、周囲の大人は当てにならないなどとは決して思わせません。この僕が、相手を合法的にねじ伏せ、二度と太陽の下を歩けないようにし、お子さんを守ってご覧に入れます。その能力が僕にはあります。今ではそれに加え、弁護士や探偵を雇う財力もあります。必要であれば、僕一人が憎まれ役になっても一向に構いません」
ものっそい笑顔なのに、とんでもない威圧感――横で聞きながら、才造は震えたらしい。頼もしいような、恐ろしいような。コイツを敵に回すのだけはやめておこうと思ったという。
あたしは後から伝え聞いただけだけど、まるでその場にいたかのように想像できた。本当に涼しい顔でそういうことをやりそうだと思った。合法的という部分だけちょっと疑問が残るけど。
才造のお父さんも、それで反論できなくなってしまったそうな。頭を抱えて深くため息をついた。
「もう……何と反対しても無駄なのか。正直な、表向きはお前たちのためを思ってという建前で反対してたがな、いや、それも嘘ではないが……本当のところを言うと、私も困るんだ。地元の人を相手にこんな商売をしているだろう。晴香のように進学して離れれば済むという話ではない。私はまだいいが、この先、幸造が継ぐだろう。妙な噂で顧客が離れてしまっては、幸造夫婦に迷惑がかかる……」
その問題の解決の糸口は、意外なところにあった。
先日、あたしたちが手助けをしてお見合いパーティーに挑んだ若手の農業マンたちが、才造のお父さんの職場に押しかけてきたのだそうだ。
「草田先生~! 頼人から聞いたんだけどもよ、おたくの次男坊、一妻多夫婚するなんつってんだってなぁ!」
「親として反対すんのも分かるけども、許してやってくんねぇべか? 俺ら、さいぞーと莉子と、あの累とかいうヤツに助けてもらってちょこっと自信ついたんだよォ! そんでオレなんて、嫁さんまでもらえることになったんだわぁ! こう見えて感謝してんだァ」
「んだんだ~!!」
大人数でそんなことを訴えられて、面食らってしまったらしい。彼らの営む農園は、元々大半が草田税理士事務所のクライアントだったのだ。
「もしさいぞーたちを悪く言うようなヤツがいたら、オレらがシメるからよ!! だから先生、頼んますよォ! 俺らも先生にずっと仕事お願いすっから!!」
後日、彼らに協力要請してくれた兄にお礼を言うと、「いがったなぁ~。恩は売っとくもんだな」なんて言って呑気に笑っていた。
そんな感じで周りから固められ、才造本人の意思も固いので、才造のお父さんも最終的にはとうとう折れてくれた。
実を言うと、あたしの両親や兄も口添えをしてくれたようだ。田舎の人間関係は拗れると逃げ場がないので怖くもあるけど、反面仲間意識が強く、ちょっとやそっとのことで切れない頼もしさもある。
才造のお父さんもあたしの父と同じように、子供が決して不利益を被らないようにと、そこだけは最後まで言い続けていた。
それと、その他にもう一つ条件を出された。
万が一の際――たとえばもしお別れすることになった時のことなど、あらかじめしっかり決めて全て書面に起こしておくようにと言われた。
「子供に関することは俺も誓約書みたいなものを作るつもりでいた。でも、別れるとかそういうことは起こらないと思うし――もし万に一つそういうことになったとしても、その時にしっかり話し合って決められるから」
才造がそう伝えたけど、お父さんは許さなかった。
なので三人で改めてじっくり話をして、もしもの時のことを考えつく限り相談した。万が一、別れを選ばなくてはならなくなった時のこと、誰かが先立った時のこと、病気や事故、障害などその他不測の事態が発生した時。それから、親の介護のこと。それだけでなく、日常生活での金銭的な分担、家事や育児の役割分担なども、思いつく限りあげて意見をすり合わせ、歩み寄り、文書にまとめて署名した。全員が納得行くよう譲歩できたと思う。
それをコピーして才造の両親、そしてあたしの両親にも持っていてもらうことにした。
話してみて、確かにあらかじめ準備が必要なことだったと自分たちでも実感した。
やはり才造を育てた両親だけあって、子供のことを第一に考える聡明な人たちだとしみじみ思った。累くんも同じように感じたと言っていた。
余談だけど、あたしのきょうだいたち――特に晴香ちゃんと同じくまだ高校生の二人に嫌じゃないかと聞くと、心配するだけ損したみたいな返答が帰ってきた。
「大丈夫だよ、リコ姉~。ダンナ二人いるとか、それで悪口言われるとか、そんなの宇宙の広さに比べたら小さい小さい~。それよりNASA入るのって超難しそうだから、自分でロケット作ろうと思うんだけど、どうやって作るのかなぁ?」
と、末っ子の楼愛。夢は大きいが瑠那を上回るおバカだ。ペットボトルロケットすら作れるか危うい。
「元々変な家族ばっかだし、今更これ以上なんか言われたところで別にどうとも。リコ姉より、兄ちゃんとかルナ姉の方が恥ずかしい」
と、きょうだいで一番地味キャラの蓮人。ごもっとも……なんだろうか。
◇
――ともあれ、そこまでクリアしてようやく三人での結婚の許可が降り、晴れてあたしと才造、累くんで結婚式を挙げることになった。
累くんが戻ってから1年が経っていた。
◇
ご覧いただきありがとうございます!
残り2話…明日正午ごろと20時頃に1話ずつ更新して完結となります。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
ある時、才造が一人で実家へ赴いた時、お父さんにこう言われたらしい。
「お前たち本人はそれでいいかもしれない。だが生まれて来た子供がそれを理由にイジメに遭うかもしれないだろう。そうなった時、どう守るつもりだ? もし私がその子供の立場なら、お前たちを恨むと思うぞ」
もちろん、それも三人で想定はしていた。答えも用意してあったけど、でもそれはお父さんを納得させられるほどのものではなく、一旦宿題として持ち帰ってきた。
するとそれを聞いた累くんが自分に話をさせてくれと言うので、次の休みの日に才造と二人で行って演説したという。
「お父さん、よろしいですか。イジメというのは、常にやる側に全ての問題があります。その理由がいかなるものであろうと、一切関係ありません。喧嘩であれば両成敗も理解できますが、一方的なイジメとなると話は別です。イジメられる方にも問題があるというのは、論点のすり替えだと僕は考えます。違いますでしょうか?」
「いや、間違ってはいない。君の言うことはもっともだ。才造もこの間、同じようなことを答えたな。だがその時才造にも伝えたが、そういう問題ではないんだ。世の中全員がそう思ってくれないのが問題だと言って追い返したはずだ。お前たちは理想を言っているだけで、現実が見えていない。異端のものに向ける世間の目は、お前たちが思っている以上に厳しいぞ。その言い分が通用するのなら、イジメで苦しむ人間など存在しない。この世からイジメなどとっくに消え失せているはずだ」
「仰る通りです」
「そうだろう。理屈が正しいかどうかじゃないんだ。もっと現実を見ろ」
そう言われて、累くんはシュンと俯く――と思いきや、その逆。顔を上げてニッコーーーーーと笑ったという。
「そうですね、では現実の話をいたしましょう。残念なことに、世の中には異端に対する理解が乏しい方が多数いらっしゃいます。それを攻撃することによって自らの安心を手に入れようとする方も星の数ほどいます。そのことを僕は重々心得ております。何故かと申しますと、僕自身が子供の頃に身をもって体感して参りましたので。両親の不義を理由にイジメを受けておりました。中学生の頃です」
また新たな情報が飛び出した。才造も驚いて目をむいたという。
「一部の幼稚な人間の所業を気に病むような細いメンタルを僕は当時から持っていなかったので、陰口などは何とも思いませんでしたが、物理的な嫌がらせはさすがに迷惑でしたね。持ち物を壊されて帰ったりすると、母が手を付けられないほどヒステリーを起こしますので。イジメの理由としては、『アイツの父親は他の女のところに行っていて、ほとんど家に居ないらしい』『そのせいで母親はノイローゼらしい』など、僕にはどうしようもないことでした。正直、僕の容姿や能力に対する妬みもあったと思います。親は最初から当てにしていませんでしたが、教師も同じでした。当然何度も訴えましたが、状況が変わることはなかったので、僕は自らの力で解決することにしたんです。ボイスレコーダーや隠しカメラを駆使し、相手方がぐうの音も出せないほどの証拠を集め、それを警察や教育委員会、相手の保護者の勤務先、行政機関、報道機関に送りつけました。その結果、相手方の子供の方が学校に来られなくなり、転居を余儀なくされるという結末になりました」
その初耳エピソードに才造も青ざめたらしい。でも、当の累くんはあくまで穏やかに、ニコニコ淡々と語っていたそうな。
「その上でもう一度申し上げますが、たとえ父親が二人いようが、母親が夫を二人持っていようが、仮に親が犯罪者だろうが、キモかろうがウザかろうがイヤミだろうが、責めを負うべきは常にイジメる側なのです。万が一、さいぞーさんと莉子さんの間に生まれたお子さんがイジメの被害に遭うようなことがあれば、理由の如何を問わず、僕がどんな手を使ってでも証拠を掴み、相手方を糾弾いたします。僕にとってはさほど難しいことではありませんでしたが、これを真似できる子供などそうそういないでしょう。ですので、ノウハウを持つこの僕が直々に手を下します。僕が少年だった頃のように、周囲の大人は当てにならないなどとは決して思わせません。この僕が、相手を合法的にねじ伏せ、二度と太陽の下を歩けないようにし、お子さんを守ってご覧に入れます。その能力が僕にはあります。今ではそれに加え、弁護士や探偵を雇う財力もあります。必要であれば、僕一人が憎まれ役になっても一向に構いません」
ものっそい笑顔なのに、とんでもない威圧感――横で聞きながら、才造は震えたらしい。頼もしいような、恐ろしいような。コイツを敵に回すのだけはやめておこうと思ったという。
あたしは後から伝え聞いただけだけど、まるでその場にいたかのように想像できた。本当に涼しい顔でそういうことをやりそうだと思った。合法的という部分だけちょっと疑問が残るけど。
才造のお父さんも、それで反論できなくなってしまったそうな。頭を抱えて深くため息をついた。
「もう……何と反対しても無駄なのか。正直な、表向きはお前たちのためを思ってという建前で反対してたがな、いや、それも嘘ではないが……本当のところを言うと、私も困るんだ。地元の人を相手にこんな商売をしているだろう。晴香のように進学して離れれば済むという話ではない。私はまだいいが、この先、幸造が継ぐだろう。妙な噂で顧客が離れてしまっては、幸造夫婦に迷惑がかかる……」
その問題の解決の糸口は、意外なところにあった。
先日、あたしたちが手助けをしてお見合いパーティーに挑んだ若手の農業マンたちが、才造のお父さんの職場に押しかけてきたのだそうだ。
「草田先生~! 頼人から聞いたんだけどもよ、おたくの次男坊、一妻多夫婚するなんつってんだってなぁ!」
「親として反対すんのも分かるけども、許してやってくんねぇべか? 俺ら、さいぞーと莉子と、あの累とかいうヤツに助けてもらってちょこっと自信ついたんだよォ! そんでオレなんて、嫁さんまでもらえることになったんだわぁ! こう見えて感謝してんだァ」
「んだんだ~!!」
大人数でそんなことを訴えられて、面食らってしまったらしい。彼らの営む農園は、元々大半が草田税理士事務所のクライアントだったのだ。
「もしさいぞーたちを悪く言うようなヤツがいたら、オレらがシメるからよ!! だから先生、頼んますよォ! 俺らも先生にずっと仕事お願いすっから!!」
後日、彼らに協力要請してくれた兄にお礼を言うと、「いがったなぁ~。恩は売っとくもんだな」なんて言って呑気に笑っていた。
そんな感じで周りから固められ、才造本人の意思も固いので、才造のお父さんも最終的にはとうとう折れてくれた。
実を言うと、あたしの両親や兄も口添えをしてくれたようだ。田舎の人間関係は拗れると逃げ場がないので怖くもあるけど、反面仲間意識が強く、ちょっとやそっとのことで切れない頼もしさもある。
才造のお父さんもあたしの父と同じように、子供が決して不利益を被らないようにと、そこだけは最後まで言い続けていた。
それと、その他にもう一つ条件を出された。
万が一の際――たとえばもしお別れすることになった時のことなど、あらかじめしっかり決めて全て書面に起こしておくようにと言われた。
「子供に関することは俺も誓約書みたいなものを作るつもりでいた。でも、別れるとかそういうことは起こらないと思うし――もし万に一つそういうことになったとしても、その時にしっかり話し合って決められるから」
才造がそう伝えたけど、お父さんは許さなかった。
なので三人で改めてじっくり話をして、もしもの時のことを考えつく限り相談した。万が一、別れを選ばなくてはならなくなった時のこと、誰かが先立った時のこと、病気や事故、障害などその他不測の事態が発生した時。それから、親の介護のこと。それだけでなく、日常生活での金銭的な分担、家事や育児の役割分担なども、思いつく限りあげて意見をすり合わせ、歩み寄り、文書にまとめて署名した。全員が納得行くよう譲歩できたと思う。
それをコピーして才造の両親、そしてあたしの両親にも持っていてもらうことにした。
話してみて、確かにあらかじめ準備が必要なことだったと自分たちでも実感した。
やはり才造を育てた両親だけあって、子供のことを第一に考える聡明な人たちだとしみじみ思った。累くんも同じように感じたと言っていた。
余談だけど、あたしのきょうだいたち――特に晴香ちゃんと同じくまだ高校生の二人に嫌じゃないかと聞くと、心配するだけ損したみたいな返答が帰ってきた。
「大丈夫だよ、リコ姉~。ダンナ二人いるとか、それで悪口言われるとか、そんなの宇宙の広さに比べたら小さい小さい~。それよりNASA入るのって超難しそうだから、自分でロケット作ろうと思うんだけど、どうやって作るのかなぁ?」
と、末っ子の楼愛。夢は大きいが瑠那を上回るおバカだ。ペットボトルロケットすら作れるか危うい。
「元々変な家族ばっかだし、今更これ以上なんか言われたところで別にどうとも。リコ姉より、兄ちゃんとかルナ姉の方が恥ずかしい」
と、きょうだいで一番地味キャラの蓮人。ごもっとも……なんだろうか。
◇
――ともあれ、そこまでクリアしてようやく三人での結婚の許可が降り、晴れてあたしと才造、累くんで結婚式を挙げることになった。
累くんが戻ってから1年が経っていた。
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最後までお付き合いいただけると幸いです。
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