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第四章 人神代理戦争 霹靂
七十七話 人神代理戦争 其の陸拾 神殺魔王⑨
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共鳴器・涅槃静寂、それはバサラのために鍛治士ヴォルガ改め鍛治神ヴォルカヌスが作り出した神殺しの剣。神に対してアダマンタイトによる攻撃は再生をある程度阻害することが出来、それの純度は100%である。
だが、その本質はバサラは知らない。
涅槃静寂という共鳴器、その本質は・・・・・・。
***
バサラを切り裂いたはずの大剣は地面に振り下ろされていた。公爵は涅槃静寂を挟んだところで止めることはできないと考えていた。
しかし、目の前にはバサラが居らず、その目に映るのは彼の陽炎。
彼が切り裂いたのはバサラの形をした黒い炎。
涅槃静寂、その刃からいつの間にか黒い炎が溢れており、それが公爵の一撃を錯覚させた。
「こ、れは、涅焔?」
バサラですらその能力を把握出来ずに戸惑うも漆黒の刃から溢れている黒い炎を公爵目掛けて斬撃として放った。第六天魔王波旬・憎魔の刃の腹でそれは防がれるも間違いなく、その炎の正体をバサラは知っていた。
つい先程、自らの手で破壊した涅焔の物。何故か涅槃静寂が涅焔の能力を使える様になっており、それだけを理解するとバサラは黒く燃え上がる炎の刃を前にして、公爵に戦う意志を示す。
(何が起きてるのかさっぱりわからん! だけど、まだ、戦えるって涅焔に背中を押された気分だ。なら、それに応えるのが僕なりの手向けだ!)
涅槃静寂から溢れる黒炎は止まることを知らず、バサラの思いに呼応してか、更に大きく燃え上がった。
「まだ、まだ隠していたな! 全て開出せ! バカ弟子!」
「こっちだって初めて知ったんだよ!」
黒い炎を纏いながらバサラと公爵の剣同士が打つかり合い、火花を散らす。ついさっきまで、吹き飛ばされているはずのバサラの剣が黒炎を纏ったおかげなのか、公爵の握る大剣と撃ち合える様になっていた。
大剣を軽々と振り回し、ぶつけた瞬間、その動きが嘘かの様に重くドッシリとした質量が襲い掛かるもそれらを黒い炎を挟むことで緩和する。涅槃静寂が発する黒い炎は涅焔のものであり、それは剣を奮えば振るうほどにバサラに馴染んだ。
(何故だか知らないけど、涅焔の能力が使える様になってる。なら、あれが出来るかもしれない。一か八かになるけど、ここで終わらせる!)
公爵を 離れさせようとバサラは涅槃静寂から一気に黒い炎が溢れさせた。
だが、公爵はバサラが何か企んでいることを知っており、その炎を大剣で掻き分けて、真っ直ぐ突き進んだ。
「さぁ、終わりにしようか! 坊!」
「僕も、そう思っていたよ!」
互いに考えは同じ、一人は満足の死に至るための戦いであり、もう一人は自身の生へ目指すための戦いである。
黒い炎を掻き分け、公爵は第六天魔王波旬・憎魔を振り翳し、最後の一撃をバサラに叩き込もうとした。
公爵はこの一瞬でバサラが移動は出来ないと考え、速攻による決着を決めようとした。
第六天魔王波旬・憎魔、それは自身の変幻自在の能力を得物の変化以外にも可能とした公爵が見出した究極。
大剣にも関わらず、軽々と振るっていたのは変幻自在の能力であり、バサラにぶつける瞬間のみ、その重量を跳ね上げ、片腕での戦闘を可能としていた。
そこに居るはずのバサラ目掛けて振り下ろすと第六天魔王波旬・憎魔を叩きつける。
炎を裂き、バサラにトドメを刺したはずの第六天魔王波旬・憎魔の刃が何も無い地面を割った。
何が起きたか分からない。
だが、そこにバサラは居らず、視線の先に黒い炎を纏わせた彼の姿があった。
「瞬間、移動だと?」
否、それは瞬間移動などでは非らず。
涅槃静寂から溢れる黒い炎、それを一気に噴射させることで高速の移動を可能とした。
距離、そして、バサラの準備と覚悟、それら全てが今、整った。
「師匠、これが今の僕の全てだ」
いくら覚悟を決めようと涅槃静寂を握る手の震えは止まらない。敵を、神を殺せど自身の恩師に手をかけることはかつての自分も、今の自分でも嫌悪感のみが襲い掛かる。
それでも、バサラは決めていた。
自らの手で、公爵を、魔王を、師であるロンベルグ・ウォースタインを、倒すと。
世界を風景とし、その目に映るのは魂の形とその本質、ロンベルグ・ウォースタインとその共鳴器、全てが固定化される。
燃え盛る涅槃静寂から放たれるのは、神を撃ち落とし剣ではない。
新たな進化を見せた、今のバサラが至った魂を断つ斬撃。
だが、その本質はバサラは知らない。
涅槃静寂という共鳴器、その本質は・・・・・・。
***
バサラを切り裂いたはずの大剣は地面に振り下ろされていた。公爵は涅槃静寂を挟んだところで止めることはできないと考えていた。
しかし、目の前にはバサラが居らず、その目に映るのは彼の陽炎。
彼が切り裂いたのはバサラの形をした黒い炎。
涅槃静寂、その刃からいつの間にか黒い炎が溢れており、それが公爵の一撃を錯覚させた。
「こ、れは、涅焔?」
バサラですらその能力を把握出来ずに戸惑うも漆黒の刃から溢れている黒い炎を公爵目掛けて斬撃として放った。第六天魔王波旬・憎魔の刃の腹でそれは防がれるも間違いなく、その炎の正体をバサラは知っていた。
つい先程、自らの手で破壊した涅焔の物。何故か涅槃静寂が涅焔の能力を使える様になっており、それだけを理解するとバサラは黒く燃え上がる炎の刃を前にして、公爵に戦う意志を示す。
(何が起きてるのかさっぱりわからん! だけど、まだ、戦えるって涅焔に背中を押された気分だ。なら、それに応えるのが僕なりの手向けだ!)
涅槃静寂から溢れる黒炎は止まることを知らず、バサラの思いに呼応してか、更に大きく燃え上がった。
「まだ、まだ隠していたな! 全て開出せ! バカ弟子!」
「こっちだって初めて知ったんだよ!」
黒い炎を纏いながらバサラと公爵の剣同士が打つかり合い、火花を散らす。ついさっきまで、吹き飛ばされているはずのバサラの剣が黒炎を纏ったおかげなのか、公爵の握る大剣と撃ち合える様になっていた。
大剣を軽々と振り回し、ぶつけた瞬間、その動きが嘘かの様に重くドッシリとした質量が襲い掛かるもそれらを黒い炎を挟むことで緩和する。涅槃静寂が発する黒い炎は涅焔のものであり、それは剣を奮えば振るうほどにバサラに馴染んだ。
(何故だか知らないけど、涅焔の能力が使える様になってる。なら、あれが出来るかもしれない。一か八かになるけど、ここで終わらせる!)
公爵を 離れさせようとバサラは涅槃静寂から一気に黒い炎が溢れさせた。
だが、公爵はバサラが何か企んでいることを知っており、その炎を大剣で掻き分けて、真っ直ぐ突き進んだ。
「さぁ、終わりにしようか! 坊!」
「僕も、そう思っていたよ!」
互いに考えは同じ、一人は満足の死に至るための戦いであり、もう一人は自身の生へ目指すための戦いである。
黒い炎を掻き分け、公爵は第六天魔王波旬・憎魔を振り翳し、最後の一撃をバサラに叩き込もうとした。
公爵はこの一瞬でバサラが移動は出来ないと考え、速攻による決着を決めようとした。
第六天魔王波旬・憎魔、それは自身の変幻自在の能力を得物の変化以外にも可能とした公爵が見出した究極。
大剣にも関わらず、軽々と振るっていたのは変幻自在の能力であり、バサラにぶつける瞬間のみ、その重量を跳ね上げ、片腕での戦闘を可能としていた。
そこに居るはずのバサラ目掛けて振り下ろすと第六天魔王波旬・憎魔を叩きつける。
炎を裂き、バサラにトドメを刺したはずの第六天魔王波旬・憎魔の刃が何も無い地面を割った。
何が起きたか分からない。
だが、そこにバサラは居らず、視線の先に黒い炎を纏わせた彼の姿があった。
「瞬間、移動だと?」
否、それは瞬間移動などでは非らず。
涅槃静寂から溢れる黒い炎、それを一気に噴射させることで高速の移動を可能とした。
距離、そして、バサラの準備と覚悟、それら全てが今、整った。
「師匠、これが今の僕の全てだ」
いくら覚悟を決めようと涅槃静寂を握る手の震えは止まらない。敵を、神を殺せど自身の恩師に手をかけることはかつての自分も、今の自分でも嫌悪感のみが襲い掛かる。
それでも、バサラは決めていた。
自らの手で、公爵を、魔王を、師であるロンベルグ・ウォースタインを、倒すと。
世界を風景とし、その目に映るのは魂の形とその本質、ロンベルグ・ウォースタインとその共鳴器、全てが固定化される。
燃え盛る涅槃静寂から放たれるのは、神を撃ち落とし剣ではない。
新たな進化を見せた、今のバサラが至った魂を断つ斬撃。
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