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第67回『飛脚 ドキュメント 運転免許』
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YouTubeで行った
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第67回『飛脚 ドキュメント 運転免許』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題には傍点を振ってあります。
所要時間は約45分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=K8e9u8_6IdY
↓使用させていただいたサイト↓
ランダム単語ガチャ
https://tango-gacha.com/
~・~・~・~・~
YouTubeで行った
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第67回『飛脚 ドキュメント 運転免許』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題は太字にしてます。
所要時間は約45分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
↓使用させていただいたサイト↓
ランダム単語ガチャ
https://tango-gacha.com/
~・~・~・~・~
『現代の飛脚に密着する!~運送業界の光と影~』
映像制作会社に勤める斎木は上司の東にそんなドキュメント映画の企画を提出した。
「どうですかね?」
学生時代から映画を作っていて、自分もいつかは映画をと思っていた斎木にとってその夢への足掛かりとなる肝いりの企画だった。
その熱意は目の下にクマができていて血色もよくなかったが、斎木の目は輝いていたことからもわかる。
斎木が送付したドキュメントファイルを閉じると、東は電子タバコを手に取った。
「光と影って書いてあるけど、光と影の部分って何かもうわかってるの?」
「いえ、それは取材してからのことです。」
「だめじゃん。」
東は苦笑した。
「もちろんですけど、これありきというわけではなくて、一応企画書なんでバーンと目に留まりそうな文句を入れておこうかと思いまして。当然テーマは取材を重ねてみないと何になるかはまだわかりません。」
「わからないのに取材してみようと思ったの?」
電子タバコをくわえている東からは否定的な発言が続いたが、斎木はここでひざを折ってはだめだと思った。
なぜなら近頃の東は、いや斎木が入社したころから東はどこか物憂げで仕事への情熱を持っていなかったからだ。
「でも買い物はクリック一つだけで翌日には自宅に届けられる現代の社会には、運送業界はなくてはならない存在じゃないですか。」
東は椅子を回して事務所の小さな窓からビルにはさまれた小さな空を眺めた。
「まあ、そう思うなら取材を始めてみるがいいさ。失敗は成功の母っていうからな。」
まだ初めてもいないうちから部下に対して失敗という言葉を使う東にかちんと来た斎木はその足で事務所から出ていきさっそく取材を始めた。
ところが午後になるころには斎木はもう事務所に帰ってきた。
「東さん、無理でした!」
西暦2072年。
運送は全てドローンで行われていて、AIによる全自動操縦なので配送するのに運転免許どころか人も必要なかった。
「早よ気付けや。」
~・~・~・~・~
~感想~
全自動化された近未来の話でしたというオチなんですが、書いてみて教訓ぽっくなるのがいやだったのでふざけた終わり方に変更しました。
でも強引さが否めないオチになってしまいました。
書き終わった今、もっとはっちゃけた設定も思いついたのですがそれは後の祭りです。
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第67回『飛脚 ドキュメント 運転免許』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題には傍点を振ってあります。
所要時間は約45分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=K8e9u8_6IdY
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お題はガチャで決めました。
お題は太字にしてます。
所要時間は約45分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
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~・~・~・~・~
『現代の飛脚に密着する!~運送業界の光と影~』
映像制作会社に勤める斎木は上司の東にそんなドキュメント映画の企画を提出した。
「どうですかね?」
学生時代から映画を作っていて、自分もいつかは映画をと思っていた斎木にとってその夢への足掛かりとなる肝いりの企画だった。
その熱意は目の下にクマができていて血色もよくなかったが、斎木の目は輝いていたことからもわかる。
斎木が送付したドキュメントファイルを閉じると、東は電子タバコを手に取った。
「光と影って書いてあるけど、光と影の部分って何かもうわかってるの?」
「いえ、それは取材してからのことです。」
「だめじゃん。」
東は苦笑した。
「もちろんですけど、これありきというわけではなくて、一応企画書なんでバーンと目に留まりそうな文句を入れておこうかと思いまして。当然テーマは取材を重ねてみないと何になるかはまだわかりません。」
「わからないのに取材してみようと思ったの?」
電子タバコをくわえている東からは否定的な発言が続いたが、斎木はここでひざを折ってはだめだと思った。
なぜなら近頃の東は、いや斎木が入社したころから東はどこか物憂げで仕事への情熱を持っていなかったからだ。
「でも買い物はクリック一つだけで翌日には自宅に届けられる現代の社会には、運送業界はなくてはならない存在じゃないですか。」
東は椅子を回して事務所の小さな窓からビルにはさまれた小さな空を眺めた。
「まあ、そう思うなら取材を始めてみるがいいさ。失敗は成功の母っていうからな。」
まだ初めてもいないうちから部下に対して失敗という言葉を使う東にかちんと来た斎木はその足で事務所から出ていきさっそく取材を始めた。
ところが午後になるころには斎木はもう事務所に帰ってきた。
「東さん、無理でした!」
西暦2072年。
運送は全てドローンで行われていて、AIによる全自動操縦なので配送するのに運転免許どころか人も必要なかった。
「早よ気付けや。」
~・~・~・~・~
~感想~
全自動化された近未来の話でしたというオチなんですが、書いてみて教訓ぽっくなるのがいやだったのでふざけた終わり方に変更しました。
でも強引さが否めないオチになってしまいました。
書き終わった今、もっとはっちゃけた設定も思いついたのですがそれは後の祭りです。
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