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即位後の遠征②
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「お待たせしました!」
無邪気な笑顔と共に私の前に姿を見せたアリス嬢。
婚約者に会うためか普段よりも甘めの服装を身に纏っている。
「準備はいいか?」
「えぇ、すぐ出発できますよ」
「なら、行く…」
「待って」
アリス嬢から突然の静止する言葉が飛んでくる。
同行する食べ物を見ながら不満そうな顔をするから嫌いな物でもあったんだろうか?と考える。
「マールお姉ちゃん、お菓子が無いよ…」
「お菓子…ですか?」
「アリス、タクティスに行けば貰えるはずだ、我慢しろ」
「やだ!あっちの美味しくないから!」
美味しくない…私は食べた事ないから何とも言えないが、こう駄々をこねるのを見ると余程…。
陛下やミク専属長を見て、どうしようか迷っていると
「マール、10分やる、すぐ何か作ってこい」
「10分?とてもじゃないです、最低20分下さい」
「ちっ、わかった。20分だけやる、すぐ行け」
急いで厨房に行き、考えるが時間が無い…。
冷蔵庫を開け、上から下まである食材に目を通す。
思い浮かばない…。
ふとしたきっかけで扉付近にある卵を落としてしまった。
「しまった…」と思ったが、ピンッと来た。
「お待たせしました」
「時間ギリギリだな、遅れたら怒る予定だったんだが、で、作れたのか?」
「嫌みですか…はい、一応、どうぞアリス様」
私は出来たばかりでまだ熱さが残るクレープを手渡した。中はザックリと切り分けたフルーツにクリームをトッピング。
「ありがとう、お姉ちゃん!」
夢中に頬張っている。
先程まで不満だった顔はどこにやらって様子であったが、喜んでる姿を見るとやっぱり嬉しくなる。
「じゃあ、いくか」
陛下の声とともに、私は初めてリーネ国の外に出た。
無邪気な笑顔と共に私の前に姿を見せたアリス嬢。
婚約者に会うためか普段よりも甘めの服装を身に纏っている。
「準備はいいか?」
「えぇ、すぐ出発できますよ」
「なら、行く…」
「待って」
アリス嬢から突然の静止する言葉が飛んでくる。
同行する食べ物を見ながら不満そうな顔をするから嫌いな物でもあったんだろうか?と考える。
「マールお姉ちゃん、お菓子が無いよ…」
「お菓子…ですか?」
「アリス、タクティスに行けば貰えるはずだ、我慢しろ」
「やだ!あっちの美味しくないから!」
美味しくない…私は食べた事ないから何とも言えないが、こう駄々をこねるのを見ると余程…。
陛下やミク専属長を見て、どうしようか迷っていると
「マール、10分やる、すぐ何か作ってこい」
「10分?とてもじゃないです、最低20分下さい」
「ちっ、わかった。20分だけやる、すぐ行け」
急いで厨房に行き、考えるが時間が無い…。
冷蔵庫を開け、上から下まである食材に目を通す。
思い浮かばない…。
ふとしたきっかけで扉付近にある卵を落としてしまった。
「しまった…」と思ったが、ピンッと来た。
「お待たせしました」
「時間ギリギリだな、遅れたら怒る予定だったんだが、で、作れたのか?」
「嫌みですか…はい、一応、どうぞアリス様」
私は出来たばかりでまだ熱さが残るクレープを手渡した。中はザックリと切り分けたフルーツにクリームをトッピング。
「ありがとう、お姉ちゃん!」
夢中に頬張っている。
先程まで不満だった顔はどこにやらって様子であったが、喜んでる姿を見るとやっぱり嬉しくなる。
「じゃあ、いくか」
陛下の声とともに、私は初めてリーネ国の外に出た。
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