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ミク専属長
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働きが良ければ戻れる…
その言葉だけを信じて、私はがむしゃらに頑張った。たまにミスをしてカンカンに怒られたけど…。
そして…
パーティーの為の給仕として働ける日になった。
今まで見た事ない人ばかりだ。
「ここにいるのは王宮でも腕のいい人ばかり、皇帝専属とかもいるから失礼のないようにしなさい」
皇帝専属…そんな人もいるんだ。
確かに服装が私と同じような生地が薄い感じじゃなくしっかりしてそうだし、動きとか見ると無駄が無いというか次するべき事がはっきりしてる感じに見える。
「ナーシャ、その子が新人で入れた子ね」
「マール、この人が責任者のミク専属長よ」
ミク専属長…歳は少し取っているけど、背筋はシャンとしていて、トレードマークの丸いメガネが特徴だ。
「宜しくお願いします」
「じゃあ、マールしっかりとやりなさい!」
周りでは巨大なケーキを作る為の型やら器具が並んでおり、沢山の給仕が相談しながら制作している。
私もやってみたいけど、参加は無理そうだなぁ…。
「マール。あなたがどれくらい作れたり出来るのか知りたいから何か作って貰えるかしら?」
ここで認めてもらえたら色々参加させて貰えるかな。
1番好きで得意なものを作ろう。
私はクリームチーズ、卵、牛乳、小麦粉を用意…。
これでなんとなくミク専属長は分かったみたいだ、私が作りたい物が。
やっぱり給仕より、こうやって何か作る方が楽しい!
自然と笑顔になっちゃった。…よし、完成!
「出来ました」
「チーズスフレね、私も好きだわ、いただいて良いかしら?」
「どうぞ!お口に合えば嬉しいですが…」
一口、また一口とミク専属長は食べ、半分くらい残し手を止めた。
あれ?不味かったかな…?
すると、ミク専属長が私の隣で余った材料を使い、何かを作ってる。けど、すぐ分かった。
チーズスフレだ。
あっという間に作り、私の前に置き「どうぞ」と勧めてきた。
同じ材料なのに、私が今まで作ってきた中でも段違いに味が濃厚だ。なんで…。
ミク専属長は優しく微笑み、「宿題ね」といい、私の元を離れ、制作する方に歩いて行った。
その言葉だけを信じて、私はがむしゃらに頑張った。たまにミスをしてカンカンに怒られたけど…。
そして…
パーティーの為の給仕として働ける日になった。
今まで見た事ない人ばかりだ。
「ここにいるのは王宮でも腕のいい人ばかり、皇帝専属とかもいるから失礼のないようにしなさい」
皇帝専属…そんな人もいるんだ。
確かに服装が私と同じような生地が薄い感じじゃなくしっかりしてそうだし、動きとか見ると無駄が無いというか次するべき事がはっきりしてる感じに見える。
「ナーシャ、その子が新人で入れた子ね」
「マール、この人が責任者のミク専属長よ」
ミク専属長…歳は少し取っているけど、背筋はシャンとしていて、トレードマークの丸いメガネが特徴だ。
「宜しくお願いします」
「じゃあ、マールしっかりとやりなさい!」
周りでは巨大なケーキを作る為の型やら器具が並んでおり、沢山の給仕が相談しながら制作している。
私もやってみたいけど、参加は無理そうだなぁ…。
「マール。あなたがどれくらい作れたり出来るのか知りたいから何か作って貰えるかしら?」
ここで認めてもらえたら色々参加させて貰えるかな。
1番好きで得意なものを作ろう。
私はクリームチーズ、卵、牛乳、小麦粉を用意…。
これでなんとなくミク専属長は分かったみたいだ、私が作りたい物が。
やっぱり給仕より、こうやって何か作る方が楽しい!
自然と笑顔になっちゃった。…よし、完成!
「出来ました」
「チーズスフレね、私も好きだわ、いただいて良いかしら?」
「どうぞ!お口に合えば嬉しいですが…」
一口、また一口とミク専属長は食べ、半分くらい残し手を止めた。
あれ?不味かったかな…?
すると、ミク専属長が私の隣で余った材料を使い、何かを作ってる。けど、すぐ分かった。
チーズスフレだ。
あっという間に作り、私の前に置き「どうぞ」と勧めてきた。
同じ材料なのに、私が今まで作ってきた中でも段違いに味が濃厚だ。なんで…。
ミク専属長は優しく微笑み、「宿題ね」といい、私の元を離れ、制作する方に歩いて行った。
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