8 / 76
最終試験③
しおりを挟む
バーン!
また食堂の扉を思いっきり開いて鎧軍団が入ってくる。
「あのさ…バーンって開くの辞めてくれない?お客も驚くし、何より壊れたら直してくれるんだろうね?」
ビーグルさんが扉を開けた鎧に突っかかり、物を言うが構わず、私に向かって歩いてくる。
どうやら最終試験の要項をくれるみたいだ。
ぶっきらぼうに渡され、また何事も無かったかのように戻って行った…。
ビーグルさんは塩を持ってきて鎧軍団に向かって投げつけていた。
なになに…
明後日12時に王宮に集合。王宮内で料理をし、
17時の陛下の夕食として振る舞う
食材について必要な物は持参する事 以上
陛下の夕食ー!?
一気にハードルが上がった…。王宮に入る事もそうだが、陛下を目の前にするし、何より陛下の夕食に!
紙をじーっと見つめる私にビーグルさんが近づき、紙を覗き込む。
「へぇー、陛下の夕食ね」
「あ。ビーグルさん、明後日仕事休むけどいい?」
「試験でしょ、何を遠慮してるの?それよりマール、王宮に行くなら服とかちゃんと持ってるの?」
「いや、興味ないから持ってないけど…」
「はぁ…本当に料理以外はダメなんだね、あんたは。受かったらどうすんだい?」
「受かっても給仕なら格好はあまり関係無くない?だから大丈夫」
ビーグルさんの呆れた顔よりも料理をどうしようか悩む…。
さっぱりかぁ、魚なら大根とか卸すのが良いかな、それか酢とか使い…って酢なんて陛下、大丈夫なのかな?
あれこれ考える内に作る物が定まらず残り1日になった…。
また食堂の扉を思いっきり開いて鎧軍団が入ってくる。
「あのさ…バーンって開くの辞めてくれない?お客も驚くし、何より壊れたら直してくれるんだろうね?」
ビーグルさんが扉を開けた鎧に突っかかり、物を言うが構わず、私に向かって歩いてくる。
どうやら最終試験の要項をくれるみたいだ。
ぶっきらぼうに渡され、また何事も無かったかのように戻って行った…。
ビーグルさんは塩を持ってきて鎧軍団に向かって投げつけていた。
なになに…
明後日12時に王宮に集合。王宮内で料理をし、
17時の陛下の夕食として振る舞う
食材について必要な物は持参する事 以上
陛下の夕食ー!?
一気にハードルが上がった…。王宮に入る事もそうだが、陛下を目の前にするし、何より陛下の夕食に!
紙をじーっと見つめる私にビーグルさんが近づき、紙を覗き込む。
「へぇー、陛下の夕食ね」
「あ。ビーグルさん、明後日仕事休むけどいい?」
「試験でしょ、何を遠慮してるの?それよりマール、王宮に行くなら服とかちゃんと持ってるの?」
「いや、興味ないから持ってないけど…」
「はぁ…本当に料理以外はダメなんだね、あんたは。受かったらどうすんだい?」
「受かっても給仕なら格好はあまり関係無くない?だから大丈夫」
ビーグルさんの呆れた顔よりも料理をどうしようか悩む…。
さっぱりかぁ、魚なら大根とか卸すのが良いかな、それか酢とか使い…って酢なんて陛下、大丈夫なのかな?
あれこれ考える内に作る物が定まらず残り1日になった…。
0
あなたにおすすめの小説
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
助けた騎士団になつかれました。
藤 実花
恋愛
冥府を支配する国、アルハガウンの王女シルベーヌは、地上の大国ラシュカとの約束で王の妃になるためにやって来た。
しかし、シルベーヌを見た王は、彼女を『醜女』と呼び、結婚を保留して古い離宮へ行けと言う。
一方ある事情を抱えたシルベーヌは、鮮やかで美しい地上に残りたいと思う願いのため、異議を唱えず離宮へと旅立つが……。
☆本編完結しました。ありがとうございました!☆
番外編①~2020.03.11 終了
10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、孤独な陛下を癒したら、執着されて離してくれません!
花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。
【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる