皇帝陛下!私はただの専属給仕です!

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第一試験

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翌朝

いつも通りの時間に起きる。サイドテーブルの時計を見て、な~んだ。まだ11時30分か。と思っていた。
しかし、サイドテーブル上から落ちた紙を見て愕然とした…。
そうだ…私、今日給仕の試験だ~!

「遅れたらどうなるかわからんからな」

そんな言葉を思い出し、慌てて支度をして飛び出した。王宮までは走れば20分。なんとかなる。

はぁはぁ…

着いた頃には着飾った人達がズラ~っと並んでいる。
これ全員が受けるの~!
ざっと見積もっても100人位はいる。

その中でただ一人、私服でしかも寝癖を作った状態の私は周りから浮いてる。
ヒソヒソと噂されるが、
まっ、落ちるんだし、なんでもいいやっ!って気持ちだった。

「これより専属給仕を決める試験を行う、私はカーブス陛下の執事のクラークスだ。試験課題は今から陛下より発表する!」

いかにも高そうって椅子に座り、周りは執事他メイドがズラっといる。そして、何かを食べている。

陛下は顔が小さく、顔立ちが良く、顔のパーツが綺麗に配置されており、試験に来た人達は目がハートになっており、給仕より嫁になりたい!って感じが伝わってきた…。
「…」
「陛下、課題を」
「…甘い物」
「は?甘い物、でございますか?」
「あぁ」

オホン

「陛下より課題を伝えられた!甘い物だ!明日同じ時間に持ってくるように!以上」

課題を告げられ、解散した。

甘い物…

かなりザックリしてるなぁと思った。
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