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思いがけない提案
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翌朝
目覚ましのアラームより早く目が覚める。
結局どうなったのか気になり、あまり寝れなかった。
寝不足気味なまま、リビングに行き朝食を食べるが
「あ…」
お茶をこぼしてしまい
ダイニングテーブルを水浸しにしてしまった。
「ちょっと~、注意してよね」
「ごめん…」
「最近ちょっとおかしいわよ、声荒げたりとかもあるし、本当に何かあるんじゃない?」
「何もないって…」
何もない訳がない。むしろあり過ぎる方だ。
「なんだか、心配だなぁ…」
「何が?」
独り言をいったつもりが返事があった為、振り向くと兄が立っていた。
「また何か鏡にいってるのか?おかしな奴だなぁ」
「な、何か用?…あ、歯磨くの?」
「いや、衣里に話があって。由佳、覚えてるよな?
由佳が衣里と2人で出かけたいみたいなんだが、休みの日空いてないか?」
「え、由佳さんが、私と2人で…?なんで?」
「将来的に家族になる予定だから仲良くしたいんじゃないか?まぁ、空いてる日、なるべく早く教えてくれ」
「うん…分かった…」
由佳さんと2人で出かけるなんて想像出来なかった。
ほとんど知らない人で不安だが、姉になる予定の人が誘ってくれたのだからしっかり受けようと思った。
学校に向かう途中に綾に会う。
「えりりん、おはよう」
「おはよ、あや」
「ん~、えりりん、眠そうだね。あまり寝てない?」
「ちょっと考え事していたら、あまり…」
「ふ~ん、そっか、そっか、ようやくかぁ」
「な、何が?」
「内緒っ」
他愛のない話だったが、綾に元気づけられた感じがして、嬉しかった。
クラスに入ると目の前を立ち塞ぐ様に佐藤君がいた。
「おはよ~待ってたよ~えりちゃん!!」
「お、おはようございます…」
「昨日の猫、これでしょ!違う??」
満面の笑みで、写真を見せるが、猫なんて嘘だし、
どうしようか迷ってしまった。
ただ、違うというと話がこじれそうだし合わせておかないと、って思った。
「そ、そうです、その子です。」
(困ったなぁ…こんな風に接しているのを野村さんや小林さんに見つかったら…なんて言われるか…)
そう思ったらクラスを見渡し、居ないことを願った。
願いは通じ、どうやらまだ登校してないみたいで
ホッとする顔を見せる。
「見つかってホッとした?」
「あ、はい、見つけてくれてありがとうございます」
話をしている姿を見られる前に終わって欲しい、ただそれだけを望んだ。
「あの、そろそろチャイムが…」
そう切り出したが、止まらない佐藤君の話。
「いや~、猫より大事な話があるんだけど~
すずしょー、早くこねぇかなぁ」
クラスのドアが開き、待ち望んでいた翔太君が来る。
「おー、待ってたぞ、すずしょー。昨日は悪かったな」
「いや、こっちこそ」
(あれ?よく見ると翔太君の頬に絆創膏が貼ってある。………やっぱり喧嘩したんだ。)
「翔太君、顔」
「あ~、これ?中村さんが追いかけてた猫が木にいたから下すためにやられちゃった」
(……最悪だ。翔太君も絡んでるなんて…余計嘘なんていいづらい、どうしよう…)
申し訳なさから下を向き、黙り込んでしまった。
「えりちゃん、大事な話があるんだけど~」
「……どうぞ」
翔太君も絡ませる嘘をつき、
落胆している私は話を聞く耳を全く持ってなかった。
「俺とすずしょーとえりちゃん、3人でデートしない?」
「………」
(3人で、デート!?)
この人は何を言ってるんだろうと思い、思わず顔を上げた。
目覚ましのアラームより早く目が覚める。
結局どうなったのか気になり、あまり寝れなかった。
寝不足気味なまま、リビングに行き朝食を食べるが
「あ…」
お茶をこぼしてしまい
ダイニングテーブルを水浸しにしてしまった。
「ちょっと~、注意してよね」
「ごめん…」
「最近ちょっとおかしいわよ、声荒げたりとかもあるし、本当に何かあるんじゃない?」
「何もないって…」
何もない訳がない。むしろあり過ぎる方だ。
「なんだか、心配だなぁ…」
「何が?」
独り言をいったつもりが返事があった為、振り向くと兄が立っていた。
「また何か鏡にいってるのか?おかしな奴だなぁ」
「な、何か用?…あ、歯磨くの?」
「いや、衣里に話があって。由佳、覚えてるよな?
由佳が衣里と2人で出かけたいみたいなんだが、休みの日空いてないか?」
「え、由佳さんが、私と2人で…?なんで?」
「将来的に家族になる予定だから仲良くしたいんじゃないか?まぁ、空いてる日、なるべく早く教えてくれ」
「うん…分かった…」
由佳さんと2人で出かけるなんて想像出来なかった。
ほとんど知らない人で不安だが、姉になる予定の人が誘ってくれたのだからしっかり受けようと思った。
学校に向かう途中に綾に会う。
「えりりん、おはよう」
「おはよ、あや」
「ん~、えりりん、眠そうだね。あまり寝てない?」
「ちょっと考え事していたら、あまり…」
「ふ~ん、そっか、そっか、ようやくかぁ」
「な、何が?」
「内緒っ」
他愛のない話だったが、綾に元気づけられた感じがして、嬉しかった。
クラスに入ると目の前を立ち塞ぐ様に佐藤君がいた。
「おはよ~待ってたよ~えりちゃん!!」
「お、おはようございます…」
「昨日の猫、これでしょ!違う??」
満面の笑みで、写真を見せるが、猫なんて嘘だし、
どうしようか迷ってしまった。
ただ、違うというと話がこじれそうだし合わせておかないと、って思った。
「そ、そうです、その子です。」
(困ったなぁ…こんな風に接しているのを野村さんや小林さんに見つかったら…なんて言われるか…)
そう思ったらクラスを見渡し、居ないことを願った。
願いは通じ、どうやらまだ登校してないみたいで
ホッとする顔を見せる。
「見つかってホッとした?」
「あ、はい、見つけてくれてありがとうございます」
話をしている姿を見られる前に終わって欲しい、ただそれだけを望んだ。
「あの、そろそろチャイムが…」
そう切り出したが、止まらない佐藤君の話。
「いや~、猫より大事な話があるんだけど~
すずしょー、早くこねぇかなぁ」
クラスのドアが開き、待ち望んでいた翔太君が来る。
「おー、待ってたぞ、すずしょー。昨日は悪かったな」
「いや、こっちこそ」
(あれ?よく見ると翔太君の頬に絆創膏が貼ってある。………やっぱり喧嘩したんだ。)
「翔太君、顔」
「あ~、これ?中村さんが追いかけてた猫が木にいたから下すためにやられちゃった」
(……最悪だ。翔太君も絡んでるなんて…余計嘘なんていいづらい、どうしよう…)
申し訳なさから下を向き、黙り込んでしまった。
「えりちゃん、大事な話があるんだけど~」
「……どうぞ」
翔太君も絡ませる嘘をつき、
落胆している私は話を聞く耳を全く持ってなかった。
「俺とすずしょーとえりちゃん、3人でデートしない?」
「………」
(3人で、デート!?)
この人は何を言ってるんだろうと思い、思わず顔を上げた。
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