陛下!私、好きな人が出来ちゃいました、だから私を諦めて下さい?!

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邪魔者はコレでも喰らって下さい

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翌朝、ブラックさんとの約束で街に行ける。
早くニックさんに会いたいな…。
まだ、無精髭かな…とか、やつれてないかな…とか心配と会える楽しみが両方だ。

「ソマリア様!昨日は逃げてましたが今日はみっちりやりますからね。一日です、いいですね?」
「やだ、用事があるから…」
「なっ!用事ですと!なんですか、それは?」

しまった…執事にバラしてしまった。ブラックさんとの秘密だったのに、私から…。

「何でもないです。忘れてください」
「また、なんか企んでますね、ソマリア様」

うっ…仕方ない、正直に話すことにした。

「なるほど、ブラックに付いて街ですか。なら私もお供します」
「何故!ダメです!」
「私はソマリア様の執事です。問題がないように努めるのが私の仕事です、それとも私がいたら不都合でも?」

せっかく事情を知るブラックさんだけと行けるのに執事がいたらダメになる…どうにか来れなくさせないと。
教養を受けながらあれこれ画策を練る。
給仕に負えない事情が起こるか、執事自身が来れなくなる、どちらかかなと考えた。

「ソマリア様?ちゃんと聞いてますか?」
「えっ、あ、はい…何についてでしょうか?」
「はぁ…薬について、です」

薬…ピンと来た、これだ!

正午まであと一時間位、いつもこれくらいでお茶を持ってきてくれるので、そこでコレを執事の中に…
ふふ。ちゃんと効くかな?

「お嬢様、お茶でございます」
「ありがとうございます。執事は?」
「これからお茶をお持ちしますが、それが何か?」
「たまには私が持って行きますよ、お世話になってるので」
「いやいや、それはダメです。給仕の仕事ですから」
「まぁまぁ、たまには、ね」

と、無理やり執事のティーカップを持ち、執事の部屋に入る。
「ソマリア様!何を?教養はどうしたんですか?」
「ちょっと休憩も必要ですよ。どうぞ」

早く飲んで~!特製のアレ入りティーを! 
ゴクッと飲み干した、後は反応は…と期待が高まる。
しかし、あまり長居したらバレそうだからそそくさと部屋を出た。

バタバタバタバタ…
どうやらうまく行ったみたい、下剤入り。ふふ。

これで、心置きなく街に行けそうだなとほっと胸を撫で下ろした。
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