私達は結婚したのでもう手遅れです!

椿蛍

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本編

34 傷を癒して※R-18

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「危険な目にあわせないと約束したのに悪かった」

二人になって、冬悟さんが最初に言ったのは謝罪の言葉だった。

「冬悟さんが謝ることじゃないです。私が悪かったんです」

心のどこかで『大丈夫』なんて勝手に思い込んでいたから。
その気の緩みのせいで私は冬悟さんや嶋倉の人達に迷惑をかけてしまった。
冬悟さんは私にお詫びをさせてほしいなんて神妙な顔で言うから、なにをするのかなと思ったら―――

「あっ、あの、冬悟さん、これっ」

お湯の中で背後から抱き抱えられ、さっきから何度も首筋にキスをされている。
これがお詫び?
どうしてこんなことになっているのだろうと思いながら、がっしりと体をつかむ冬悟さんの腕を見た。
離してくれそうにない。

「なんだ?羽花は嫌か?」

「んっ……」

耳たぶを舌が舐めた。

「は、恥ずかしいです……あっ」

指が胸の頂をなぞった。
脚が差し込まれてさっきから下腹部を刺激して、たまらない。
気持ちいい―――でも、こんなお詫びは納得できないよっー!
腕をつかんで首を横に振った。

「だ、めです……こんなとこでっ……」

「足の汚れはとれたか」

「え?ちゃ、ちゃんと洗いました……」

泥だらけになっていたから、何度も洗った。
だから、大丈夫―――それなのに冬悟さんは体を自分のほうに向かせると足をつかんだ。

「と、とっ、冬悟さっ……」

足をお湯から出して、爪先から足の指を舐められ、ぞくりと肌が粟立った。
冬悟さんは私の表情を楽しむようにじっと見つめ、ゆっくりと舌を這わせてなぞりあげる。

「や、やっ、汚いからぁ……」

だめだと思って、拒絶しているのに甘えるような声になってしまい恥ずかしい。

「ん……あぁ……」

ぬるりとした舌の感触に体が震え、沈まないように浴槽の縁を握りしめた。
甘いお湯の香りが余計に頭をぼうっとさせる。
気づくと足はお湯の中に戻されて、赤くなった腕をゆっくりと唇がなぞっていた。

「怖かっただろう?」

「平気です……絶対、冬悟さんが助けにきてくれるって信じていましたから」

「当然だ。玄馬になにかされたか?」

「なにも……されてないです」

指が下腹部に添えられた。
なれない感触に怖くて身を固くすると、その戸惑いを消し去るかのようにキスをして舌を絡めた。

「ふっ……あ、あっ」

「羽花はここが好きだな」

指が丸い粒を押した。
びりっとした刺激に体が跳ねて冬悟さんの体にしがみつくような体勢になってしまい、耳元で笑い声が聞こえた。

「好きなのは俺の体か」

「……全部好きです」

その返事に火がついたのか、唇が奪われて深く貪られた。

「はっ……冬悟さ、ん、くるしっ……」

息ができないと訴えても角度を変えて何度もキスをする。
頭が霞がかったようになってなにも考えれず、ただそのキスを受け入れるしかなかった。
何度も舌を絡めて中を激しく蹂躙し、その嵐のようなキスが止み、はぁっと深く息をした。

「んっ……!」

息を整えるひまもなく、冬悟さんの熱く硬くなったものが脚の間に触れ、蜜口に押しあてられたのがわかった。
優しい指でなぞられていたはずが、押し開き、容赦なく一気に奥まで貫かれた。

「ひあっ……あぁっ」

苦しくてぎゅうっと体にしがみつき、あまりの衝撃に体を硬直させた。

「これは羽花が悪い。俺を煽った罰だ」

中に入ったまま動かず、私の反応を待っていた。
息を吐き、くたりとその胸に体を倒した。

「な、か……く、るしいです……」

冬悟さんの上に乗るような形で貫かれたせいか、繋がりが深い。

「そうか?じゃあ、気持ちよくしてやるよ」

「ま、待って。今、動かれたらっ……」

腰を支えられて、逃げれないようにしてしまうと奥をえぐられた。

「あっ、や。やぁっ……お、くにっ」

「羽花は奥が好きなのか。いつもより感じてるな」

下から突き上げられるたび、奥にぶつかり、頭が真っ白になる。
苦しさと快楽が混ざりあって、混乱していた。

「あ……あぁ……あ……」

打ち付けられるたび、熱に浮かされたような声が出て、体は頼りなく揺さぶられた。
お互いの肌の熱をもっと感じたくて、しかたないのにそれができない。

「やぁ……あぁんっ……ん」

奥を突かれながら、前をなぶられて快楽だけが頭の中を支配していた。

「羽花。気持ちよくてたまらないって顔をしているぞ」

「んぅ……あ、あぁっ」

指で前が転がされ、痺れきった体は脚に力が入らず、ぐらりと倒れた。
それと同時に律動が早められ、お湯をばしゃりと手がかいた。

「あぁっ、あ、あぁっ……」

頭がおかしくなる―――そう思った瞬間、中に熱いものを感じて、それに応じるかのように腹の奥が吐き出されたものを飲み込んだ。

「あ……」

深い場所で繋がっていたせいか、液体が中を巡る感触すら、感じてしまう。

「羽花。そのままだと辛いだろう?」

乱れた呼吸で冬悟さんは一番感じる部分をこすった。

「だ、めっ……そこっ……」

「だめじゃないだろう?」

前と中を同時になぶられるとどちらの刺激を追っていいかわからない。
こんなの―――無理。

「あ、んんっ、あ、あぁっ……」

あと少しというところで、ゆるやかな動きから一気に奥を貫かれ、体がのけぞった。

「あっ―――」

目の前がチカチカした。

「羽花の中はもうぐずぐずに溶けてるな。熱すぎる」

「う……は、ぁ……」

くたりと腕の中に倒れこんでもまだ冬悟さんは離してくれそうになかった。

「冬悟さんひどい……お詫びって……言ったくせに」

こんな苦しいまでに感じさせて、体をなぶられるとは思わなかった。

「気持ちよかっただろう?お詫びに前より感じさせてやっただけだぞ?」

「そっ、そんなのっ……んっ」

唇を塞がれた。

「まだまだいけそうだな。もっと感じさせてやるよ」

いいですっ、もういいんですっ!
そう言いたいのに言わせないとばかりに何度もキスをされて、なにも言えなかった。
その冬悟さんの宣言通り、意識がなくなり、体が痺れて動けなくなるほど私の体を抱き尽くしたのだった―――

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