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21 想い ※R-18
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朗久さんは忙しいらしく、帰ってきたのは私よりずっと遅かった。
絹山百貨店を買収するという当初の予定にはなかったことをしてしまったせいか、普段より仕事量は増えている。
負担にならないかと、遠慮がちに話しかけると、朗久さんが笑った。
「お母様と麗奈が会社に!?」
「莉世と別れろと言ってきたな。あんまり馬鹿げたことを言うから、途中でつまみだしてやった」
「そんなことを……」
結婚しろと言ったと思えば、次は別れろ?
どういうことなの?
それよりも、朗久さんはなんて返事をしたのか、気になってその顔を見ると、朗久さんは笑った。
「別れないと答えた」
「そ、そうですよね」
ほっとして、緊張が解けた。
麗奈は私より若いし、可愛くしているし―――聡さんから『若い方がいい』と言われ、別れたことを引きずっているのかもしれない。
もっと朗久さんを信じるべきなのに。
「不安だったのか?」
シャワーを浴びたばかりのせいか、体が近づくと、石鹸のいい香りがした。
ドライヤーで乾かしていない髪は前髪をあげたままで、いつもは隠れている目が私を見つめていた。
「そ、そんなことない」
知らない人みたいで、つい目をそらしてしまった。
それがいけなかったのか、朗久さんは半ば、強引に唇を奪った。
「んっ…!」
目を細め、笑いながら唇を甘く噛んだ。
舌が唇をなぞり、口を開けさせると、舌を絡めとり、深く何度もキスをし、ソファーに体を押し付けた。
「あ、朗久さん」
「こんなに好きなのに伝わらないなんてな」
泣きそうな顔で朗久さんは笑った。
「もう……きっと、私の方が朗久さんのことが好きです」
顔を赤くさせて、朗久さんは顔を背けた。
「朗久さん?」
「好きだと初めて言われた」
ぼすっと胸に顔を埋めた。
顔を見られたくないのか、ボタンをはずしながら、胸に顔を埋めて、感じさせるように優しく胸の突起をなぞり、唾液をからませた。
ぞわぞわとした感触が体に走り、体が震えた。
「んっ、くっ」
焦らすように舌はゆっくりと突起の周りをなぞり続けて、不意打ちのように吸い上げられると一気に熱が集まり、声がこぼれた。
「ひあっ…ああっ」
それだけなのに下腹部がじんっとした。
「前より体が感じるようになってきたな」
「そ、んなっ、ひあっ!」
くぷっと指が中に入り込み、優しくかきまぜた。
「わかる?俺の指に莉世の中が吸い付いている」
「は、恥ずかしいからっ、あっ、んっ」
前の突起を指で押し潰され、息を乱すと、そこばかりを指が往復し、とろとろになった指でずりゅっと突起をひっかけられ、腰が大きく跳ねた。
「ひゃっ、うっ」
弱い部分に当たるたび、脚がびくっと震えてしまう。
こんなのはだめだと思うのに止められない。
はしたないほどに濡れそぼり、太ももにつう、と蜜が垂れたのがわかった。
「や、もっ、こんなっ」
「そうだな。もういいか」
ぐ、と熱くて硬いものが添えられて、入り口部分を撫でられると、ぐちゅぐちゅと音が鳴った。
「だ、だめっ。それっ……おかしくなるからっ」
「中にいれてほしい?」
にこ、と朗久さんがあどけなく笑った。
今、その顔は反則すぎる―――
「…は、い」
「わかった」
体をきつく抱きしめられ、ゆっくりと中に熱く固いものが入ってくるのがわかった。
「っく…あ、深すぎっ…るから……」
最奥まで入れて、繋がるとゆっくりと朗久さんが動き出した。
「ひあっ、ああっ…あっ!」
「莉世。いつもより、感じてるな」
「あ…んっ…ふあっ」
「たまらない…っ」
我慢できなくなった朗久さんは激しく体を叩きつけて、我を忘れた様に体を貪った。
「あ…朗久さん、もっ…」
私が達するのと同時にドクッと中に熱いものが注ぎ込まれた。
「はっ……あ」
朗久さんの熱い息が耳元にかかる。
触る手も指も服すら―――この人は私の物なんだから。
誰にも渡したくない。
息を乱す朗久さんの唇に自分の唇を重ねた。
どうか―――誰も私から朗久さんを奪わないで。
絹山百貨店を買収するという当初の予定にはなかったことをしてしまったせいか、普段より仕事量は増えている。
負担にならないかと、遠慮がちに話しかけると、朗久さんが笑った。
「お母様と麗奈が会社に!?」
「莉世と別れろと言ってきたな。あんまり馬鹿げたことを言うから、途中でつまみだしてやった」
「そんなことを……」
結婚しろと言ったと思えば、次は別れろ?
どういうことなの?
それよりも、朗久さんはなんて返事をしたのか、気になってその顔を見ると、朗久さんは笑った。
「別れないと答えた」
「そ、そうですよね」
ほっとして、緊張が解けた。
麗奈は私より若いし、可愛くしているし―――聡さんから『若い方がいい』と言われ、別れたことを引きずっているのかもしれない。
もっと朗久さんを信じるべきなのに。
「不安だったのか?」
シャワーを浴びたばかりのせいか、体が近づくと、石鹸のいい香りがした。
ドライヤーで乾かしていない髪は前髪をあげたままで、いつもは隠れている目が私を見つめていた。
「そ、そんなことない」
知らない人みたいで、つい目をそらしてしまった。
それがいけなかったのか、朗久さんは半ば、強引に唇を奪った。
「んっ…!」
目を細め、笑いながら唇を甘く噛んだ。
舌が唇をなぞり、口を開けさせると、舌を絡めとり、深く何度もキスをし、ソファーに体を押し付けた。
「あ、朗久さん」
「こんなに好きなのに伝わらないなんてな」
泣きそうな顔で朗久さんは笑った。
「もう……きっと、私の方が朗久さんのことが好きです」
顔を赤くさせて、朗久さんは顔を背けた。
「朗久さん?」
「好きだと初めて言われた」
ぼすっと胸に顔を埋めた。
顔を見られたくないのか、ボタンをはずしながら、胸に顔を埋めて、感じさせるように優しく胸の突起をなぞり、唾液をからませた。
ぞわぞわとした感触が体に走り、体が震えた。
「んっ、くっ」
焦らすように舌はゆっくりと突起の周りをなぞり続けて、不意打ちのように吸い上げられると一気に熱が集まり、声がこぼれた。
「ひあっ…ああっ」
それだけなのに下腹部がじんっとした。
「前より体が感じるようになってきたな」
「そ、んなっ、ひあっ!」
くぷっと指が中に入り込み、優しくかきまぜた。
「わかる?俺の指に莉世の中が吸い付いている」
「は、恥ずかしいからっ、あっ、んっ」
前の突起を指で押し潰され、息を乱すと、そこばかりを指が往復し、とろとろになった指でずりゅっと突起をひっかけられ、腰が大きく跳ねた。
「ひゃっ、うっ」
弱い部分に当たるたび、脚がびくっと震えてしまう。
こんなのはだめだと思うのに止められない。
はしたないほどに濡れそぼり、太ももにつう、と蜜が垂れたのがわかった。
「や、もっ、こんなっ」
「そうだな。もういいか」
ぐ、と熱くて硬いものが添えられて、入り口部分を撫でられると、ぐちゅぐちゅと音が鳴った。
「だ、だめっ。それっ……おかしくなるからっ」
「中にいれてほしい?」
にこ、と朗久さんがあどけなく笑った。
今、その顔は反則すぎる―――
「…は、い」
「わかった」
体をきつく抱きしめられ、ゆっくりと中に熱く固いものが入ってくるのがわかった。
「っく…あ、深すぎっ…るから……」
最奥まで入れて、繋がるとゆっくりと朗久さんが動き出した。
「ひあっ、ああっ…あっ!」
「莉世。いつもより、感じてるな」
「あ…んっ…ふあっ」
「たまらない…っ」
我慢できなくなった朗久さんは激しく体を叩きつけて、我を忘れた様に体を貪った。
「あ…朗久さん、もっ…」
私が達するのと同時にドクッと中に熱いものが注ぎ込まれた。
「はっ……あ」
朗久さんの熱い息が耳元にかかる。
触る手も指も服すら―――この人は私の物なんだから。
誰にも渡したくない。
息を乱す朗久さんの唇に自分の唇を重ねた。
どうか―――誰も私から朗久さんを奪わないで。
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