13 / 26
13 過去の傷 ※R- 18
しおりを挟む
両親が交通事故で亡くなった――それは私が高校を卒業する年のことだった。
私の進路はすでに決まり、両親は『志茉が大学を卒業したら、田舎に家を買って、のんびり暮らそう』と言っていた矢先のことで、両親が亡くなった実感が湧かず、まだ家族三人で暮らしていた痕跡が残る部屋をさわれずにいた。
これが現実だとわかるのは、アパートの部屋に、両親ではなく要人がいる時だけ。
両親が亡くなってから、要人は私を監視するかのように、そばから離れない。
「志茉。弁当を買ってきたぞ。なにか食べないと体に悪い」
暗い部屋に気づいた要人が、部屋の灯りを一つつけた。
弱い灯りが部屋を照らし、もう夜なのだと気づいた。
「要人……」
「水くらい飲まないと、体を壊すぞ」
ペットボトルの蓋を開け、要人は水を渡してくれたけど、飲みたいと思わなかった。
「志茉。俺がいる」
要人は私の頭を撫でた。
でも、その手だけでは、私の不安な心の隙間は埋まらない。
――いつか、要人もいなくなる。
それは明日かもしれないし、一週間後かもしれない。
いつ、人はいなくなるか、わからないのだ。
失う恐怖に、体が震え、畳の上に映る自分の黒い影だけを見つめていた。
重ならない影、三つあった影は、一つだけになってしまった。
「寒いのか? 毛布持ってくる。志茉、少し眠れよ。眠ってないだろ?」
「行かないで……」
「どこにも行かない。俺は志茉のそばにいる」
離れようとした要人をどこにも行かせたくなくて、体に抱きついた。
要人には家族もいて、綺麗な女の人たちだって――要人は私じゃなくてもいい。
でも、今の私には要人しかいなかった。
「ずっと私と一緒にいて」
「ああ」
要人は私の体を抱き締めて、そのまま座った。
今の私にとって、要人だけが、唯一安心させてくれる存在だった。
こんなふうに、すがっては駄目だとわかっいても――孤独が、私を狂わせた。
「要人、私、寂しい――」
何度も泣いたのに、まだ涙がこぼれる。
「そうだな……」
両親を亡くした悲しみを共有できる人は、要人の他に誰もいなかった。
私の両親を実の両親のように、慕ってくれていた要人も辛いはずなのに、私は自分の感情を抑えられず、孤独の中に溺れ、息ができないほどの悲しみに沈んだ。
「……要人」
要人の両頬を掴み、その唇に自分の唇を泣きながら重ね合わせた。
足りないぬくもりを埋めるように、人の熱を得るように、私は要人を求めた。
「志……茉……」
要人は拒まず、私のつたないキスに応えて、何度もキスを繰り返した。
何度目かのキスで、要人は私の体を押し倒し、タガが外れたように体を求めた。
――重なる影はふたつ。
大きな手に触れられた体は、熱を持ち、生きていることを教えて、私に大きな安心感を与えてくれる。
「……かな……め……。もっと抱きしめて」
「……っ」
要人の唇が、私の皮膚の上になぞり、赤い痕を残すたび、小さな痛みを伴う。
自分の存在を刻みつけ、私に忘れさせないためのもの。
耳から首筋へ、首筋から胸元へ――要人の感触を感じる。
それが、心地よくて涙がこぼれた。
その涙に気づいた要人は、舌で涙をすくい、舐めとる。
「志茉……俺は……」
「止めないで。このまま、私を奪って」
「止まれるわけ……ないだろ」
気づくと、私と同じように、要人も泣いていた。
要人が泣くところを私は初めて見た。
なんでもできて、強くて自信たっぷりな要人が、泣く姿を見せたのはこれが初めてで、お互いの悲しみと苦しみが交差して、泣きながら、私たちは抱き合った。
キスをして、体中にお互いの痕をつけて、孤独を消して――自分のものではない熱が、私たちは一人じゃないと教えていた。
「志茉、口を開けて」
要人は手にしたペットボトルの水を口に含み、私の口に注ぐ。
水がこぼれても構わず、要人は私に水を飲ませ続けた。
冷たいはずの水なのに、要人がこぼれた水も全部舐め取り、ボトルの中身が空になるまで繰り返す。
からっぽのボトルを床に投げ捨てた音が響く頃には、お互い止まれなくなっていた。
要人が熱い息を吐く。
その息を下腹部で感じて、腰が浮く。
「まっ……そ、れ……」
要人の舌が、私の中をえぐるようになぞる。
敏感な前と中を同時に、舌と指が触れ、体が熱さを増し、思考を奪った。
「ん……あっ……」
「志茉。声、我慢しなくていい。息を吐き出して」
そう言いながら、要人は深くまで舌を潜り込ませ、ゆっくりと快楽を引き出していく。
なにも考えずに、その甘い感触を感じれば、悲しみを忘れて、どっぷりその中へ堕ちていける気がした。
指が丸い粒を押し潰し、大きく身を反らすと、優しくそこをなぞる。
「そこ……あっ……やぁ……」
「感じすぎる? 嫌か?」
要人の問いかけに、首を横に振った。
舌を引き抜き、代わりに指が埋められ、息をするのも忘れるほどの刺激に小さく喘いだ。
「んぅ……」
敏感な丸い粒を、舌がゆっくりなぞる。
淡い快楽と、指から繰り返し与えられる快楽で、蜜がこぼれ、淫猥な水音を鳴らしていた。
恥ずかしさで、顔を覆うと、その手を要人が押さえつけた。
感じている私の顔を要人は覗き込み、そして言った。
「まだ、痛いかもしれない」
「……いい。痛くして。要人がわかるようにして……」
その言葉に、要人は耐え切れなくなったのか、深く私を抱きしめた
コンドームのパッケージを口にくわえ、破り、苦しそうに要人が息を吐いて、汗を落とす。
ギリギリまで要人は、私が傷つかないよう我慢していたのだと気づいて、汗を指でなぞる。
私のせいで要人が苦しむことはない。
それを教えるために、私から要人にキスをした。
要人がしてくれたように、舌をなぞり、絡め、首に手を回して、奥まで。
「志……茉……っ……」
「あっ……いっ……」
唇を噛みしめ、声を出さず、耐える私の両手を要人が握る。
どこまでも要人は優しかった。
痛みさえ、自分の悲しみを消すため、必要としていた私。
その私の欲望を要人は満たしてくれる。
私の中に要人を感じ、要人も同じように私を感じている。
「志茉……」
お互いの熱に酔う――酔って、私たちは繋がったまま、キスを繰り返す。
煽られ、理性をすべて吹き飛ばして、私を全部奪って。
貫かれる痛みは、この先、要人を独占する罰。
寂しさに負けた私が、最悪な選択をして、要人の将来に黒い汚点を残してしまった。
ゆっくりと、徐々に激しく、要人が動く。
「ん……あっ……」
要人の汗が、私の体に落ちる。
綺麗な顔を歪ませて、息を乱す要人から匂い立つ色気。それは言い難いほどの美しい獣の姿で、それを支配する私は悪い女。
痛みが甘い快楽に変わっていく。
その快楽に身を震わせた。
繋がる部分が溶け合い、混ざり合い、私たちはなにも考えずに、ただ抱き合った。
もういっそ、このまま――このまま、死んでしまえたらいいのに。
「志茉。俺のそばにいろ」
私の心を読んだかのように、要人は言った。
「俺がいる限り、志茉は一人じゃない」
両親が死んでから、ようやく私は現実を見ることができた。
要人の体に縋りつき、声を上げて泣いた。
優しい要人なら、孤独から助けてくれるとわかっていたけど――
「ごめん……ね……要人……」
「どうして、謝るんだ……」
要人は私に捕まった。私から逃れられずに、囚われてしまった。
私たちが幼馴染のラインを一瞬だけ越えた『初めて』――それは、孤独を消すための行為だった。
私の進路はすでに決まり、両親は『志茉が大学を卒業したら、田舎に家を買って、のんびり暮らそう』と言っていた矢先のことで、両親が亡くなった実感が湧かず、まだ家族三人で暮らしていた痕跡が残る部屋をさわれずにいた。
これが現実だとわかるのは、アパートの部屋に、両親ではなく要人がいる時だけ。
両親が亡くなってから、要人は私を監視するかのように、そばから離れない。
「志茉。弁当を買ってきたぞ。なにか食べないと体に悪い」
暗い部屋に気づいた要人が、部屋の灯りを一つつけた。
弱い灯りが部屋を照らし、もう夜なのだと気づいた。
「要人……」
「水くらい飲まないと、体を壊すぞ」
ペットボトルの蓋を開け、要人は水を渡してくれたけど、飲みたいと思わなかった。
「志茉。俺がいる」
要人は私の頭を撫でた。
でも、その手だけでは、私の不安な心の隙間は埋まらない。
――いつか、要人もいなくなる。
それは明日かもしれないし、一週間後かもしれない。
いつ、人はいなくなるか、わからないのだ。
失う恐怖に、体が震え、畳の上に映る自分の黒い影だけを見つめていた。
重ならない影、三つあった影は、一つだけになってしまった。
「寒いのか? 毛布持ってくる。志茉、少し眠れよ。眠ってないだろ?」
「行かないで……」
「どこにも行かない。俺は志茉のそばにいる」
離れようとした要人をどこにも行かせたくなくて、体に抱きついた。
要人には家族もいて、綺麗な女の人たちだって――要人は私じゃなくてもいい。
でも、今の私には要人しかいなかった。
「ずっと私と一緒にいて」
「ああ」
要人は私の体を抱き締めて、そのまま座った。
今の私にとって、要人だけが、唯一安心させてくれる存在だった。
こんなふうに、すがっては駄目だとわかっいても――孤独が、私を狂わせた。
「要人、私、寂しい――」
何度も泣いたのに、まだ涙がこぼれる。
「そうだな……」
両親を亡くした悲しみを共有できる人は、要人の他に誰もいなかった。
私の両親を実の両親のように、慕ってくれていた要人も辛いはずなのに、私は自分の感情を抑えられず、孤独の中に溺れ、息ができないほどの悲しみに沈んだ。
「……要人」
要人の両頬を掴み、その唇に自分の唇を泣きながら重ね合わせた。
足りないぬくもりを埋めるように、人の熱を得るように、私は要人を求めた。
「志……茉……」
要人は拒まず、私のつたないキスに応えて、何度もキスを繰り返した。
何度目かのキスで、要人は私の体を押し倒し、タガが外れたように体を求めた。
――重なる影はふたつ。
大きな手に触れられた体は、熱を持ち、生きていることを教えて、私に大きな安心感を与えてくれる。
「……かな……め……。もっと抱きしめて」
「……っ」
要人の唇が、私の皮膚の上になぞり、赤い痕を残すたび、小さな痛みを伴う。
自分の存在を刻みつけ、私に忘れさせないためのもの。
耳から首筋へ、首筋から胸元へ――要人の感触を感じる。
それが、心地よくて涙がこぼれた。
その涙に気づいた要人は、舌で涙をすくい、舐めとる。
「志茉……俺は……」
「止めないで。このまま、私を奪って」
「止まれるわけ……ないだろ」
気づくと、私と同じように、要人も泣いていた。
要人が泣くところを私は初めて見た。
なんでもできて、強くて自信たっぷりな要人が、泣く姿を見せたのはこれが初めてで、お互いの悲しみと苦しみが交差して、泣きながら、私たちは抱き合った。
キスをして、体中にお互いの痕をつけて、孤独を消して――自分のものではない熱が、私たちは一人じゃないと教えていた。
「志茉、口を開けて」
要人は手にしたペットボトルの水を口に含み、私の口に注ぐ。
水がこぼれても構わず、要人は私に水を飲ませ続けた。
冷たいはずの水なのに、要人がこぼれた水も全部舐め取り、ボトルの中身が空になるまで繰り返す。
からっぽのボトルを床に投げ捨てた音が響く頃には、お互い止まれなくなっていた。
要人が熱い息を吐く。
その息を下腹部で感じて、腰が浮く。
「まっ……そ、れ……」
要人の舌が、私の中をえぐるようになぞる。
敏感な前と中を同時に、舌と指が触れ、体が熱さを増し、思考を奪った。
「ん……あっ……」
「志茉。声、我慢しなくていい。息を吐き出して」
そう言いながら、要人は深くまで舌を潜り込ませ、ゆっくりと快楽を引き出していく。
なにも考えずに、その甘い感触を感じれば、悲しみを忘れて、どっぷりその中へ堕ちていける気がした。
指が丸い粒を押し潰し、大きく身を反らすと、優しくそこをなぞる。
「そこ……あっ……やぁ……」
「感じすぎる? 嫌か?」
要人の問いかけに、首を横に振った。
舌を引き抜き、代わりに指が埋められ、息をするのも忘れるほどの刺激に小さく喘いだ。
「んぅ……」
敏感な丸い粒を、舌がゆっくりなぞる。
淡い快楽と、指から繰り返し与えられる快楽で、蜜がこぼれ、淫猥な水音を鳴らしていた。
恥ずかしさで、顔を覆うと、その手を要人が押さえつけた。
感じている私の顔を要人は覗き込み、そして言った。
「まだ、痛いかもしれない」
「……いい。痛くして。要人がわかるようにして……」
その言葉に、要人は耐え切れなくなったのか、深く私を抱きしめた
コンドームのパッケージを口にくわえ、破り、苦しそうに要人が息を吐いて、汗を落とす。
ギリギリまで要人は、私が傷つかないよう我慢していたのだと気づいて、汗を指でなぞる。
私のせいで要人が苦しむことはない。
それを教えるために、私から要人にキスをした。
要人がしてくれたように、舌をなぞり、絡め、首に手を回して、奥まで。
「志……茉……っ……」
「あっ……いっ……」
唇を噛みしめ、声を出さず、耐える私の両手を要人が握る。
どこまでも要人は優しかった。
痛みさえ、自分の悲しみを消すため、必要としていた私。
その私の欲望を要人は満たしてくれる。
私の中に要人を感じ、要人も同じように私を感じている。
「志茉……」
お互いの熱に酔う――酔って、私たちは繋がったまま、キスを繰り返す。
煽られ、理性をすべて吹き飛ばして、私を全部奪って。
貫かれる痛みは、この先、要人を独占する罰。
寂しさに負けた私が、最悪な選択をして、要人の将来に黒い汚点を残してしまった。
ゆっくりと、徐々に激しく、要人が動く。
「ん……あっ……」
要人の汗が、私の体に落ちる。
綺麗な顔を歪ませて、息を乱す要人から匂い立つ色気。それは言い難いほどの美しい獣の姿で、それを支配する私は悪い女。
痛みが甘い快楽に変わっていく。
その快楽に身を震わせた。
繋がる部分が溶け合い、混ざり合い、私たちはなにも考えずに、ただ抱き合った。
もういっそ、このまま――このまま、死んでしまえたらいいのに。
「志茉。俺のそばにいろ」
私の心を読んだかのように、要人は言った。
「俺がいる限り、志茉は一人じゃない」
両親が死んでから、ようやく私は現実を見ることができた。
要人の体に縋りつき、声を上げて泣いた。
優しい要人なら、孤独から助けてくれるとわかっていたけど――
「ごめん……ね……要人……」
「どうして、謝るんだ……」
要人は私に捕まった。私から逃れられずに、囚われてしまった。
私たちが幼馴染のラインを一瞬だけ越えた『初めて』――それは、孤独を消すための行為だった。
25
お気に入りに追加
1,595
あなたにおすすめの小説
御曹司はまだ恋を知らない
椿蛍
恋愛
家政婦紹介所に登録している桑江夏乃子(くわえかのこ)は高辻財閥の高辻家に派遣されることになった。
派遣された当日、高辻グループの御曹司であり、跡取り息子の高辻恭士(たかつじきょうじ)が婚約者らしき女性とキスをしている現場を目撃するが、その場で別れてしまう。
恭士はその冷たい態度と毒のある性格で婚約者が決まっても別れてしまうらしい。
夏乃子には恭士がそんな冷たい人間には思えず、接しているうちに二人は親しくなるが、心配した高辻の両親は恭士に新しい婚約者を探す。
そして、恭士は告げられる。
『愛がなくても高辻に相応しい人間と結婚しろ』と。
※R-18には『R-18』マークをつけます。
※とばして読むことも可能です。
★私の婚約者には好きな人がいる スピンオフ作品。兄の恭士編です。
一目惚れ婚~美人すぎる御曹司に溺愛されてます~
椿蛍
恋愛
念願のデザイナーとして働き始めた私に、『家のためにお見合いしろ』と言い出した父と継母。
断りたかったけれど、病弱な妹を守るため、好きでもない相手と結婚することになってしまった……。
夢だったデザイナーの仕事を諦められない私――そんな私の前に現れたのは、有名な美女モデル、【リセ】だった。
パリで出会ったその美人モデル。
女性だと思っていたら――まさかの男!?
酔った勢いで一夜を共にしてしまう……。
けれど、彼の本当の姿はモデルではなく――
(モデル)御曹司×駆け出しデザイナー
【サクセスシンデレラストーリー!】
清中琉永(きよなかるな)新人デザイナー
麻王理世(あさおりせ)麻王グループ御曹司(モデル)
初出2021.11.26
改稿2023.10
契約婚と聞いていたのに溺愛婚でした!
如月 そら
恋愛
「それなら、いっそ契約婚でもするか?」
そう言った目の前の男は椿美冬の顔を見てふっと余裕のある笑みを浮かべた。
──契約結婚なのだから。
そんな風に思っていたのだけれど。
なんか妙に甘くないですか!?
アパレルメーカー社長の椿美冬とベンチャーキャピタルの副社長、槙野祐輔。
二人の結婚は果たして契約結婚か、溺愛婚か!?
※イラストは玉子様(@tamagokikaku)イラストの無断転載複写は禁止させて頂きます
若き社長は婚約者の姉を溺愛する
椿蛍
恋愛
★宮ノ入シリーズ第1弾
【注意】改稿のため、一部非公開になります。(2023.5~)
継母と異母妹は前妻の子である姉の美桜を家政婦として扱っていた。
家を出ようとしても継母の実家の力で住む場所も決めることができず、友達は嫌がらせを受けてしまい、美桜は自分から自然と距離を置いた。
28歳になっても家から出してはくれず、黙々と家事をこなしていた。
23歳になった妹には見合い話がたくさんくるにも関わらず、美桜にはお見合い話はこない。
妹の梨沙は自慢げにお見合い話を美桜に見せつけていた。
欲しいのはそんなものではなく、自由なのに―――美桜はそれをなんの感情もなく見つめていた。
けれど、そんな美桜に一つだけ見合い話が持ち込まれた。
【初出】2020.8.3
【完結】溺愛予告~御曹司の告白躱します~
蓮美ちま
恋愛
モテる彼氏はいらない。
嫉妬に身を焦がす恋愛はこりごり。
だから、仲の良い同期のままでいたい。
そう思っているのに。
今までと違う甘い視線で見つめられて、
“女”扱いしてるって私に気付かせようとしてる気がする。
全部ぜんぶ、勘違いだったらいいのに。
「勘違いじゃないから」
告白したい御曹司と
告白されたくない小ボケ女子
ラブバトル開始
地味系秘書と氷の副社長は今日も仲良くバトルしてます!
めーぷる
恋愛
見た目はどこにでもいそうな地味系女子の小鳥風音(おどりかざね)が、ようやく就職した会社で何故か社長秘書に大抜擢されてしまう。
秘書検定も持っていない自分がどうしてそんなことに……。
呼び出された社長室では、明るいイケメンチャラ男な御曹司の社長と、ニコリともしない銀縁眼鏡の副社長が風音を待ち構えていた――
地味系女子が色々巻き込まれながら、イケメンと美形とぶつかって仲良くなっていく王道ラブコメなお話になっていく予定です。
ちょっとだけ三角関係もあるかも?
・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。
・毎日11時に投稿予定です。
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
契約書は婚姻届
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「契約続行はお嬢さんと私の結婚が、条件です」
突然、降って湧いた結婚の話。
しかも、父親の工場と引き替えに。
「この条件がのめない場合は当初の予定通り、契約は打ち切りということで」
突きつけられる契約書という名の婚姻届。
父親の工場を救えるのは自分ひとり。
「わかりました。
あなたと結婚します」
はじまった契約結婚生活があまー……いはずがない!?
若園朋香、26歳
ごくごく普通の、町工場の社長の娘
×
押部尚一郎、36歳
日本屈指の医療グループ、オシベの御曹司
さらに
自分もグループ会社のひとつの社長
さらに
ドイツ人ハーフの金髪碧眼銀縁眼鏡
そして
極度の溺愛体質??
******
表紙は瀬木尚史@相沢蒼依さん(Twitter@tonaoto4)から。
再会したスパダリ社長は強引なプロポーズで私を離す気はないようです
星空永遠
恋愛
6年前、ホームレスだった藤堂樹と出会い、一緒に暮らしていた。しかし、ある日突然、藤堂は桜井千夏の前から姿を消した。それから6年ぶりに再会した藤堂は藤堂ブランド化粧品の社長になっていた!?結婚を前提に交際した二人は45階建てのタマワン最上階で再び同棲を始める。千夏が知らない世界を藤堂は教え、藤堂のスパダリ加減に沼っていく千夏。藤堂は千夏が好きすぎる故に溺愛を超える執着愛で毎日のように愛を囁き続けた。
2024年4月21日 公開
2024年4月21日 完結
☆ベリーズカフェ、魔法のiらんどにて同作品掲載中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる