182 / 194
黒猫と共に迷い込む
虹石のブレスレット
しおりを挟む
「後は、無力化する方法だの…」
「つまりは、そいつの魔力を封じてしまえば良いのよね? だったら、良い物があるわね。ちょっと待ってて」
そう言って、イレーナは部屋を出て行った。
「八重子、この隙に体を休めておけ」
「え? だって、イレーナさんが戻って来るでしょう」
「いや、大分時間がかかりそうな感じだったの。詳しくは見えなかったが。さすがは神の力の一端を担う者だの。考えが読めぬ」
クロも出来ない事があるんだね。
お言葉に甘えて、ベッドに横になる。
色々考えてしまって眠れないかとも思ったけど、不思議とすぐに意識が落ちて行った。
「八重子」
そう呼ばれて、目が覚める。
「うわ、どれくらい寝てた?」
「3時間くらいかの。もうすぐ昼だの」
朝食べて、少し話してまた眠り、起きてみたらばもう昼だとは…。
「私…、よく寝る子だわね…」
顔を手で覆って、ちょっと反省。
「色々あって疲れていたのだろう。そういう時は眠って良いのではないのかの?」
クロさん優しい…。
「そして、もう少しで来るようだぞ。その寝ぼけ眼で迎える気かの?」
慌てて身支度し始めた。
コンコン
扉がノックされる。
クロが扉を開けると、イレーナと、もう1人男性が入って来た。
息を飲む。
黒いフードを取ると、黒髪に黒い瞳。ちょっと地黒の肌。切れ長の鋭さを思わせる目つき、整った顔立ち。
イレーナが息を飲むほどの美少女であるならば、この人は息を飲むほどの美青年。
心臓バックンバックン。これ程のイケメンが、いるものなのか…!
「遅くなってごめんなさい。ちょっと手間取っちゃって」
イレーナが小首を傾げて謝ってくる。
クロが私の側に立つ。新しく入って来た人を警戒してるのだろうか。
「あ、紹介するわね。さっき話してた、もう1人の協力者、テルデュクス。口は悪いけど、悪い人じゃないから」
「お前な、どういう紹介の仕方だ…」
「あら~? 真実を言っただけだけど?」
今の会話でよく分かる。この2人の仲が。
小さく溜息を吐いた。
「テルデュクスだ。ふん…、なるほどな。確かに、異質な気配だな。だが、確かに、俺に似ている…」
「でしょう? 面白いわよね」
「何の話だの」
「いや、系統的に俺によく似た力の持ち主だなとな。まあその話はどうでもいい。ええと、あんた…」
「八重子さん、ね」
「ヤエコ、さん。これを」
テルデュクスがポッケから何かを取り出して、私の方に差し出してくる。
「なんだの?」
クロが警戒している。
「大丈夫だ。魔力のないあんたらが触っても、何の害もない」
差し出して来たそれをクロが受け取り、私に渡してきた。
みれば、虹色に輝く石を連ねたブレスレットのような物。付けられている石が、荒削りで四角かったり六角だったりしているのがまたお洒落。じゃなくて。
「これは?」
「それは、所謂魔力を封じる石を装飾品にしたものだ。結構大変だった…」
テルデュクスが顔を青くしている。魔力を封じる石に触れていたのだ、体調を悪くしたか?
「人の身の制約を受けてるからね…。辛かったわ…」
「だな…。俺もこんなに大変だとは思わなかったぞ…」
なんか、ご苦労様?
「そうか、これを、あの子爵野郎に取っつけてやればいいのね!」
それくらいなら私でも分かるわ!
「いえ、それだけだと、外した途端に効果がなくなってしまうから」
いそいそとイレーナが側に寄ってきた。
「ちょっと掲げててくれる?」
「? はい」
掌に乗せて、イレーナに捧げるように持つ。
そこに、なにやらイレーナが目を閉じて、ブツブツ言い始めた。
ほどなくして、ブツブツ言うのをやめ、目を開ける。
「うん、なんとか定着させたわ…」
疲れた様に言った。
「何をしたのだの?」
クロが聞いて来た。
「一定の魔力を持つ者に触れた時に、その者の魔力回路を狂わせる魔法を仕込んだの。だから、触れた途端にその人は魔法を使えなくなってしまうというわけ。だから、それをターゲット以外に触れさせないように気をつけてね」
「あわあわあわ…」
それって、今目の前にいる2人に触れたら、途端に2人は魔法を使えなくなっちゃうわけだよね?
「えと、一定の魔力って、どれくらいの人?」
「下手をすると、その辺を歩いている人とか」
「それ、持ってたら不味くない?」
「一度きりしか使えない魔法だから。ターゲット以外に触れたら、その人が使えなくなって、ターゲットには使えなくなっちゃうから」
「あわあわあわ…」
なんか、重要アイテムをもらっちゃった?
「我が輩が預かっておこうか…」
「私が持ってます! 万が一クロに何かあったら大変だし!」
「いや、我が輩も魔力はないのだがの…」
急いで胸ポケットにしまった。これで滅多矢鱈に人に触れることはないだろう。
「あら、でも何か同じような回路はあるから、そこに影響するかもしれないわね?」
イレーナ、ナイスフォロー。
クロが渋面になる。
「これで必要な物は揃った。後は、どうやって彼奴の屋敷まで行くかだの」
クロが考え込む。
また国境を越えて、なんてやってたら、見つかる可能性大だしね。
「その家の詳細な場所は分かる?」
イレーナが聞いて来た。
クロを見る。もちろんだが、私に分かる訳ないのである。なにせずっとクロに負ぶわれて運ばれていたのだし、クロがどこに向かっているのかも分かっていなかったし。てへ。
「分かるが、何か方法があるのかの?」
「この人が、そういうの得意だから」
とテルデュクスを手で指し示した。
テルデュクスが渋面を作る。
「あまり、理をいじるのもなぁ…」
「緊急事態でしょう。堅いこと言わない」
おお? 転移とかの魔法が使えるとか? この世界ではそういう魔法は聞いた事なかったなぁ。あ、いつもシロガネ達に運んで貰ってたし、あまり関係なかったかな。
紙とペンをクロがどこからか取り出し、大まかに地図を書いていく。
「なるほどな…。そういう使い方もあるのか…」
何を感心しているのでしょう、テルデュクスさん?
「まあ、だいたいこんな感じかの」
「凄いわ。この世界にこれだけ正確な地図も作られてないから…」
イレーナが感心している。
私が覗き込むも、そこまで正確に書かれている様にも見えなかった。大まかに国境と森と道などが書かれているだけだ。これだけで正確な地図になるんだろうか?
「テル、テル、見て、見て。凄くない?」
「ほう…、確かに、こんなに細かく描かれてるのは初めて見るな…」
そんなものなのか?
「うん。これだけ正確なら、分かりやすい。開けるのもやりやすいな」
地図を見てうんうん感心している。
「さすがに屋敷の中とはいかぬか?」
「さすがにそこまでは無理だ。行ったことがあるならともかく、見たこともないとなると、下手すりゃ壁の中にってこともある」
「ふむ。それはまずいの」
あ、それ見たことあるよ。転移で失敗して壁にめり込むって奴。動けなくなるどころか、下手すりゃそのまま…。ブルブル。
「屋敷の前がいらぬほどにだだっ広かったのでの。その辺りに行かせて貰えれば、なんとか屋敷に潜入しよう」
「分かった。となると、位置は、この辺りか?」
テルデュクスが何か手を空中で動かし始めた。
「すぐ行くのか?」
「いや、暗くなってからの方が良かろう」
「それもそうだな」
という話しになったので、夕方までのんびり過ごす事になった。
2人はなにやら忙しいようで、お昼を一緒に食べた後、また夕方に来ると言ってどこかへ行ってしまった。
クロはなにやら考えているようで、あまり私の相手をしてくれない。
仕方ないのでぼんやりしていたら、いつの間にか夢の世界へと旅立って行っていた。
寝る子は育つ。ですね。横にとか突っ込んじゃだめよ。
泡沫の夢の中で、私は必死に前に進もうとしていたが叶わず、遠くでクレナイ達が藻掻いている姿が見えた。
ただの夢だと思いたい。
「つまりは、そいつの魔力を封じてしまえば良いのよね? だったら、良い物があるわね。ちょっと待ってて」
そう言って、イレーナは部屋を出て行った。
「八重子、この隙に体を休めておけ」
「え? だって、イレーナさんが戻って来るでしょう」
「いや、大分時間がかかりそうな感じだったの。詳しくは見えなかったが。さすがは神の力の一端を担う者だの。考えが読めぬ」
クロも出来ない事があるんだね。
お言葉に甘えて、ベッドに横になる。
色々考えてしまって眠れないかとも思ったけど、不思議とすぐに意識が落ちて行った。
「八重子」
そう呼ばれて、目が覚める。
「うわ、どれくらい寝てた?」
「3時間くらいかの。もうすぐ昼だの」
朝食べて、少し話してまた眠り、起きてみたらばもう昼だとは…。
「私…、よく寝る子だわね…」
顔を手で覆って、ちょっと反省。
「色々あって疲れていたのだろう。そういう時は眠って良いのではないのかの?」
クロさん優しい…。
「そして、もう少しで来るようだぞ。その寝ぼけ眼で迎える気かの?」
慌てて身支度し始めた。
コンコン
扉がノックされる。
クロが扉を開けると、イレーナと、もう1人男性が入って来た。
息を飲む。
黒いフードを取ると、黒髪に黒い瞳。ちょっと地黒の肌。切れ長の鋭さを思わせる目つき、整った顔立ち。
イレーナが息を飲むほどの美少女であるならば、この人は息を飲むほどの美青年。
心臓バックンバックン。これ程のイケメンが、いるものなのか…!
「遅くなってごめんなさい。ちょっと手間取っちゃって」
イレーナが小首を傾げて謝ってくる。
クロが私の側に立つ。新しく入って来た人を警戒してるのだろうか。
「あ、紹介するわね。さっき話してた、もう1人の協力者、テルデュクス。口は悪いけど、悪い人じゃないから」
「お前な、どういう紹介の仕方だ…」
「あら~? 真実を言っただけだけど?」
今の会話でよく分かる。この2人の仲が。
小さく溜息を吐いた。
「テルデュクスだ。ふん…、なるほどな。確かに、異質な気配だな。だが、確かに、俺に似ている…」
「でしょう? 面白いわよね」
「何の話だの」
「いや、系統的に俺によく似た力の持ち主だなとな。まあその話はどうでもいい。ええと、あんた…」
「八重子さん、ね」
「ヤエコ、さん。これを」
テルデュクスがポッケから何かを取り出して、私の方に差し出してくる。
「なんだの?」
クロが警戒している。
「大丈夫だ。魔力のないあんたらが触っても、何の害もない」
差し出して来たそれをクロが受け取り、私に渡してきた。
みれば、虹色に輝く石を連ねたブレスレットのような物。付けられている石が、荒削りで四角かったり六角だったりしているのがまたお洒落。じゃなくて。
「これは?」
「それは、所謂魔力を封じる石を装飾品にしたものだ。結構大変だった…」
テルデュクスが顔を青くしている。魔力を封じる石に触れていたのだ、体調を悪くしたか?
「人の身の制約を受けてるからね…。辛かったわ…」
「だな…。俺もこんなに大変だとは思わなかったぞ…」
なんか、ご苦労様?
「そうか、これを、あの子爵野郎に取っつけてやればいいのね!」
それくらいなら私でも分かるわ!
「いえ、それだけだと、外した途端に効果がなくなってしまうから」
いそいそとイレーナが側に寄ってきた。
「ちょっと掲げててくれる?」
「? はい」
掌に乗せて、イレーナに捧げるように持つ。
そこに、なにやらイレーナが目を閉じて、ブツブツ言い始めた。
ほどなくして、ブツブツ言うのをやめ、目を開ける。
「うん、なんとか定着させたわ…」
疲れた様に言った。
「何をしたのだの?」
クロが聞いて来た。
「一定の魔力を持つ者に触れた時に、その者の魔力回路を狂わせる魔法を仕込んだの。だから、触れた途端にその人は魔法を使えなくなってしまうというわけ。だから、それをターゲット以外に触れさせないように気をつけてね」
「あわあわあわ…」
それって、今目の前にいる2人に触れたら、途端に2人は魔法を使えなくなっちゃうわけだよね?
「えと、一定の魔力って、どれくらいの人?」
「下手をすると、その辺を歩いている人とか」
「それ、持ってたら不味くない?」
「一度きりしか使えない魔法だから。ターゲット以外に触れたら、その人が使えなくなって、ターゲットには使えなくなっちゃうから」
「あわあわあわ…」
なんか、重要アイテムをもらっちゃった?
「我が輩が預かっておこうか…」
「私が持ってます! 万が一クロに何かあったら大変だし!」
「いや、我が輩も魔力はないのだがの…」
急いで胸ポケットにしまった。これで滅多矢鱈に人に触れることはないだろう。
「あら、でも何か同じような回路はあるから、そこに影響するかもしれないわね?」
イレーナ、ナイスフォロー。
クロが渋面になる。
「これで必要な物は揃った。後は、どうやって彼奴の屋敷まで行くかだの」
クロが考え込む。
また国境を越えて、なんてやってたら、見つかる可能性大だしね。
「その家の詳細な場所は分かる?」
イレーナが聞いて来た。
クロを見る。もちろんだが、私に分かる訳ないのである。なにせずっとクロに負ぶわれて運ばれていたのだし、クロがどこに向かっているのかも分かっていなかったし。てへ。
「分かるが、何か方法があるのかの?」
「この人が、そういうの得意だから」
とテルデュクスを手で指し示した。
テルデュクスが渋面を作る。
「あまり、理をいじるのもなぁ…」
「緊急事態でしょう。堅いこと言わない」
おお? 転移とかの魔法が使えるとか? この世界ではそういう魔法は聞いた事なかったなぁ。あ、いつもシロガネ達に運んで貰ってたし、あまり関係なかったかな。
紙とペンをクロがどこからか取り出し、大まかに地図を書いていく。
「なるほどな…。そういう使い方もあるのか…」
何を感心しているのでしょう、テルデュクスさん?
「まあ、だいたいこんな感じかの」
「凄いわ。この世界にこれだけ正確な地図も作られてないから…」
イレーナが感心している。
私が覗き込むも、そこまで正確に書かれている様にも見えなかった。大まかに国境と森と道などが書かれているだけだ。これだけで正確な地図になるんだろうか?
「テル、テル、見て、見て。凄くない?」
「ほう…、確かに、こんなに細かく描かれてるのは初めて見るな…」
そんなものなのか?
「うん。これだけ正確なら、分かりやすい。開けるのもやりやすいな」
地図を見てうんうん感心している。
「さすがに屋敷の中とはいかぬか?」
「さすがにそこまでは無理だ。行ったことがあるならともかく、見たこともないとなると、下手すりゃ壁の中にってこともある」
「ふむ。それはまずいの」
あ、それ見たことあるよ。転移で失敗して壁にめり込むって奴。動けなくなるどころか、下手すりゃそのまま…。ブルブル。
「屋敷の前がいらぬほどにだだっ広かったのでの。その辺りに行かせて貰えれば、なんとか屋敷に潜入しよう」
「分かった。となると、位置は、この辺りか?」
テルデュクスが何か手を空中で動かし始めた。
「すぐ行くのか?」
「いや、暗くなってからの方が良かろう」
「それもそうだな」
という話しになったので、夕方までのんびり過ごす事になった。
2人はなにやら忙しいようで、お昼を一緒に食べた後、また夕方に来ると言ってどこかへ行ってしまった。
クロはなにやら考えているようで、あまり私の相手をしてくれない。
仕方ないのでぼんやりしていたら、いつの間にか夢の世界へと旅立って行っていた。
寝る子は育つ。ですね。横にとか突っ込んじゃだめよ。
泡沫の夢の中で、私は必死に前に進もうとしていたが叶わず、遠くでクレナイ達が藻掻いている姿が見えた。
ただの夢だと思いたい。
0
お気に入りに追加
212
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!!
僕は異世界転生してしまう
大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった
仕事とゲームで過労になってしまったようだ
とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた
転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった
住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる
◇
HOTランキング一位獲得!
皆さま本当にありがとうございます!
無事に書籍化となり絶賛発売中です
よかったら手に取っていただけると嬉しいです
これからも日々勉強していきたいと思います
◇
僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました
毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。

最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる