97 / 194
黒猫と共に迷い込む
ラーメン!
しおりを挟む
「起きたか、八重子」
「おはよう、主殿」
「おはようである、主」
「おはよ~、あるじ」
「おはようございます、ご主人様」
リン!
私が起きたら、皆すでに起きていた。
もそもそもそ
「八重子、何故布団に潜るのだ」
「なんか、恥ずかしい…」
だって、コハクなんか、私より小さいのにすでに起きて身支度を終えている…。
今までは皆従魔で、服なんてえいやっで出来るからだと思ってたんだけど。
「私、実はかなり寝坊してる?」
「よく寝るものだと皆で話していたりしておるの」
そんなに寝てたのか?
いやいや、寝る子は育つ!寝るのは良いこと!
え?育つのは上じゃなくて横だろう?
そこ!いらんこと言わないの!
「ご主人様、お顔を洗うお水と、タオルです」
コハクが水の入った桶と、タオルを持って来る。
なんて良い子なんだ。
布団から素直に出て行く。小さい子にこんなことされたら寝てられません。
「ありがとう、コハク。なんか悪いね~」
「え?」
ん?なんでコハクちゃんは不思議そうな顔をしているのかな?
私も不思議に思いながら、顔を簡単に洗い、タオルで拭く。
すると、すぐにコハクがそれを片付けてしまう。
なんて働き者なんだ…。
着替える時もコハクが服を持って来たくれるし、ホントにまめだ。小さいお母さんみたい。
「そんじゃ、朝ご飯に行きますか」
皆で連れ立って下の食堂へ。
人がまばらな食堂の隅のテーブルに陣取る。
たらふく、は今日は食べさせない。なにせ、ラーメンが待っているのだから。
「むう、主殿がそれほど言うならば、それほど美味いのであろうな…」
クレナイが3人前食べるかどうしようか悩んでいた。
部屋をそのまま取って置いてもらい、荷物を置いて、身軽になってさあ出発。
途中、クロとリンちゃんも人化する。
コハクとハヤテとリンちゃんはお揃いの帽子で仲良く歩く。
その後ろ姿を見ながら歩いていると、クロがそっと話しかけて来た。
「答えは出たのかの?」
「う~ん、分かんない。でも、楽しくやれれば良いかなと思うよ。叔母さんも言ってたけど、楽しい思い出いっぱい作って、私の笑顔を思い出してねって。それでいいんじゃないかなって」
「そうかの」
クロが近づけていた顔を離して、普通に歩き始める。
うん。いっぱい楽しい思い出作ろう。コハクの笑顔を思い出せるように。
何がいいかなんて分からない。ただ、精一杯いいと思うことをやるしかない。
「そういえば、クレナイ、エリクサーって本当にないのかな?」
「エリクサーか。なるほどのう。妾も最初の主殿にちらっと聞いただけで、本当にあるのかどうかは分からぬのじゃ」
「そうか~」
雲を掴むような話ですね。
でもちょっと調べてみてもいいかもね。
そんなこんな言ってるうちに、ラーメン屋さんの前に。
うわ、もう列が出来始めてるよ。
開店は昼頃だというのにすでに行列。
早めに来て正解だった。この分なら一応昼飯と言える時間帯に食べられるかもしれない。
幼子達が飽きないように、簡単な手遊びを教える。
昔やった、ずいずいずっころばしとか、あっち向いてホイとか、せっせっせーのよいよいよいとか(これの正式名称ってなんだ?)。
まあ、最初に教えたのはじゃんけんなんだけども。
「なるほど。これは面白いのう。手の形で勝敗を決めるのじゃな」
「ふむ。面白い仕組みであるな。なかなかどうして便利である」
大人組が感心していた。
あっち向いてホイは勝ち抜き戦をやってみたり、にらめっこしてみたり、往来でやるものじゃないかもしれないけど。そうこうしているうちにお店が開いて、列が進み始めた。
昼を幾分か過ぎた頃、ようやっと来ましたラーメン!
人数が多かったので、ボックス席に詰められました。ハヤテだけお子様用の椅子です。
あるんだね、この世界にも。
私はコハクとリンちゃんに挟まれ、対面ではクレナイが男2人に挟まれている。
まあ、クロとシロガネは隣同士にはならないだろうね。クレナイがちょっと嬉しそうだけど。
皆でラーメンを注文。ラーメンは豚骨醤油に味噌と塩味があった。
とりあえず皆で醤油ラーメン、それと餃子なんて載ってたから、迷わず人数分注文。
大丈夫。食べきれなかったらクレナイが食べてくれるから。
ほどなくして運ばれてくるラーメン、餃子達。ライスはなかった。
みんなで一緒にいただきます。
懐かしい香りを、鼻で目一杯吸い込む。
ああ、なんて美味しそう!
箸を掴んで、麺をすくい取る。
熱そうなので少しフーフーして、口の中へ。
ん~~~~~!至福!!
レンゲでスープを口元に運ぶ。
ん~~~~~!至福!!
「なるほど! これは美味い!」
クレナイはズルズルいい食べっぷり。てか、クレナイ啜れるのね。さすが。
「ふむ。面白い味である」
シロガネもお上品に口元に運んでいる。シロガネは啜ってない。
「ン~、不思議~」
リンちゃんも食べている。動物性のスープだから飲みにくいかもしれない。
「おいちい!」
ハヤテは箸は持てないので、フォークで食べてます。散ってる散ってる。
それをフキフキ食べているのがコハク。
ん、でもその顔はとても美味しそうに輝いている。気に入ったようだ。
クロも無言で箸を進めている。フーフーしている回数が多い気がするのは、気のせいじゃないと思う。
私も久しぶりのラーメンを堪能。
おかわりしたクレナイのを半分もらうほど。
いや、さすがに2杯は無理です。
シロガネは1杯で満足したようだ。チャーシューとスープが残っていたが、それもクレナイが。
リンちゃんも同じように残していたが、それもクレナイが。
ハヤテは全部食べきりました。さすが。餃子も1皿ぺろり。よく食べるなぁ。
クロも1杯ぺろり。餃子も1皿。こちらはスープが半分ほど残っていた。それもクレナイが…。
コハクはなんとか具を食べきり、スープはほとんどお残し。それもクレナイが…。
で、クレナイは皆の残りをもらいつつ、しっかり3人前食べてましたよ。あ、私の分を差し引いて、3.5人前かな?注文は4回したので。良く食べるなぁ。
餃子も各々の前にあって、クレナイが残っていた物をいち早く回収していた。
ラーメンを十分堪能し、お金を払って店を出る。次の人もいるから、回転は早くしないとね。
まだまだ行列は続いていた。
「うむ! なるほど! これは主殿が美味いというのも頷けるのじゃ!」
「うむ。なかなか面白い味であった」
「おいちかった~」
「とても美味しかったです。ごちそうさまです」
皆が満足そうに腹をさする中、コハクがぺこりと頭を下げる。
リンちゃんとクロは元の姿にさっさと戻り、リンちゃんは頭の上、クロは腕の中で寛いでいる。リンちゃんの帽子はクレナイの袖の中でお預かり。
「や~、本当、美味しかったね~。食い過ぎた…」
食べ過ぎたので、宿に帰ることに。
今日はもう宿でゆっくりしましょうか。
「そういえば、奴隷紋は消せるんだよね?」
「は、はい」
「消しちゃう? 嫌なら」
「え?!」
コハクの瞳が驚きで見開かれる。
なんか、ことあるごとに驚かれてる気が…。
「それはやめておいた方が良いかもしれぬぞ」
腕の中からクロの小声。
「さて、何故でしょうクロさん」
「奴隷紋がある限りは、コハクは八重子の持ち物だから、それを無理矢理奪っていくこともなかろう。しかし、これで奴隷紋が外れたなら、心ない連中が攫っていくことも考えられる」
「なるほど。確かに」
奴隷紋があるということは、例えるならリードをちゃんと付けている犬状態。リードを無理矢理奪っていくのはかなりリスキーである。
奴隷紋がないというのは、リードのない犬。つまり、いつでも攫って下さい状態になるのだね。
奴隷紋がある限りは、コハクの身の安全は保証されると言うことか。
「てなわけで、奴隷紋はコハクの身の安全の為に、付けっぱなしにしようと思いますが、OK?」
「は、はい。大丈夫です!」
なんか、ちょっと態度が硬いのよね。
まあ、それはおいおいで、いいでしょう。
やっと宿屋が見えてきた。ゆっくり歩いていたから大分時間かかった気がする。
腹が粉えたら、あとで街を皆と散歩しても良いかもしれないな。
そんなことを考えながら、宿屋へと入っていった。
しばらく食べ過ぎでベッドから動けなかったという。
「おはよう、主殿」
「おはようである、主」
「おはよ~、あるじ」
「おはようございます、ご主人様」
リン!
私が起きたら、皆すでに起きていた。
もそもそもそ
「八重子、何故布団に潜るのだ」
「なんか、恥ずかしい…」
だって、コハクなんか、私より小さいのにすでに起きて身支度を終えている…。
今までは皆従魔で、服なんてえいやっで出来るからだと思ってたんだけど。
「私、実はかなり寝坊してる?」
「よく寝るものだと皆で話していたりしておるの」
そんなに寝てたのか?
いやいや、寝る子は育つ!寝るのは良いこと!
え?育つのは上じゃなくて横だろう?
そこ!いらんこと言わないの!
「ご主人様、お顔を洗うお水と、タオルです」
コハクが水の入った桶と、タオルを持って来る。
なんて良い子なんだ。
布団から素直に出て行く。小さい子にこんなことされたら寝てられません。
「ありがとう、コハク。なんか悪いね~」
「え?」
ん?なんでコハクちゃんは不思議そうな顔をしているのかな?
私も不思議に思いながら、顔を簡単に洗い、タオルで拭く。
すると、すぐにコハクがそれを片付けてしまう。
なんて働き者なんだ…。
着替える時もコハクが服を持って来たくれるし、ホントにまめだ。小さいお母さんみたい。
「そんじゃ、朝ご飯に行きますか」
皆で連れ立って下の食堂へ。
人がまばらな食堂の隅のテーブルに陣取る。
たらふく、は今日は食べさせない。なにせ、ラーメンが待っているのだから。
「むう、主殿がそれほど言うならば、それほど美味いのであろうな…」
クレナイが3人前食べるかどうしようか悩んでいた。
部屋をそのまま取って置いてもらい、荷物を置いて、身軽になってさあ出発。
途中、クロとリンちゃんも人化する。
コハクとハヤテとリンちゃんはお揃いの帽子で仲良く歩く。
その後ろ姿を見ながら歩いていると、クロがそっと話しかけて来た。
「答えは出たのかの?」
「う~ん、分かんない。でも、楽しくやれれば良いかなと思うよ。叔母さんも言ってたけど、楽しい思い出いっぱい作って、私の笑顔を思い出してねって。それでいいんじゃないかなって」
「そうかの」
クロが近づけていた顔を離して、普通に歩き始める。
うん。いっぱい楽しい思い出作ろう。コハクの笑顔を思い出せるように。
何がいいかなんて分からない。ただ、精一杯いいと思うことをやるしかない。
「そういえば、クレナイ、エリクサーって本当にないのかな?」
「エリクサーか。なるほどのう。妾も最初の主殿にちらっと聞いただけで、本当にあるのかどうかは分からぬのじゃ」
「そうか~」
雲を掴むような話ですね。
でもちょっと調べてみてもいいかもね。
そんなこんな言ってるうちに、ラーメン屋さんの前に。
うわ、もう列が出来始めてるよ。
開店は昼頃だというのにすでに行列。
早めに来て正解だった。この分なら一応昼飯と言える時間帯に食べられるかもしれない。
幼子達が飽きないように、簡単な手遊びを教える。
昔やった、ずいずいずっころばしとか、あっち向いてホイとか、せっせっせーのよいよいよいとか(これの正式名称ってなんだ?)。
まあ、最初に教えたのはじゃんけんなんだけども。
「なるほど。これは面白いのう。手の形で勝敗を決めるのじゃな」
「ふむ。面白い仕組みであるな。なかなかどうして便利である」
大人組が感心していた。
あっち向いてホイは勝ち抜き戦をやってみたり、にらめっこしてみたり、往来でやるものじゃないかもしれないけど。そうこうしているうちにお店が開いて、列が進み始めた。
昼を幾分か過ぎた頃、ようやっと来ましたラーメン!
人数が多かったので、ボックス席に詰められました。ハヤテだけお子様用の椅子です。
あるんだね、この世界にも。
私はコハクとリンちゃんに挟まれ、対面ではクレナイが男2人に挟まれている。
まあ、クロとシロガネは隣同士にはならないだろうね。クレナイがちょっと嬉しそうだけど。
皆でラーメンを注文。ラーメンは豚骨醤油に味噌と塩味があった。
とりあえず皆で醤油ラーメン、それと餃子なんて載ってたから、迷わず人数分注文。
大丈夫。食べきれなかったらクレナイが食べてくれるから。
ほどなくして運ばれてくるラーメン、餃子達。ライスはなかった。
みんなで一緒にいただきます。
懐かしい香りを、鼻で目一杯吸い込む。
ああ、なんて美味しそう!
箸を掴んで、麺をすくい取る。
熱そうなので少しフーフーして、口の中へ。
ん~~~~~!至福!!
レンゲでスープを口元に運ぶ。
ん~~~~~!至福!!
「なるほど! これは美味い!」
クレナイはズルズルいい食べっぷり。てか、クレナイ啜れるのね。さすが。
「ふむ。面白い味である」
シロガネもお上品に口元に運んでいる。シロガネは啜ってない。
「ン~、不思議~」
リンちゃんも食べている。動物性のスープだから飲みにくいかもしれない。
「おいちい!」
ハヤテは箸は持てないので、フォークで食べてます。散ってる散ってる。
それをフキフキ食べているのがコハク。
ん、でもその顔はとても美味しそうに輝いている。気に入ったようだ。
クロも無言で箸を進めている。フーフーしている回数が多い気がするのは、気のせいじゃないと思う。
私も久しぶりのラーメンを堪能。
おかわりしたクレナイのを半分もらうほど。
いや、さすがに2杯は無理です。
シロガネは1杯で満足したようだ。チャーシューとスープが残っていたが、それもクレナイが。
リンちゃんも同じように残していたが、それもクレナイが。
ハヤテは全部食べきりました。さすが。餃子も1皿ぺろり。よく食べるなぁ。
クロも1杯ぺろり。餃子も1皿。こちらはスープが半分ほど残っていた。それもクレナイが…。
コハクはなんとか具を食べきり、スープはほとんどお残し。それもクレナイが…。
で、クレナイは皆の残りをもらいつつ、しっかり3人前食べてましたよ。あ、私の分を差し引いて、3.5人前かな?注文は4回したので。良く食べるなぁ。
餃子も各々の前にあって、クレナイが残っていた物をいち早く回収していた。
ラーメンを十分堪能し、お金を払って店を出る。次の人もいるから、回転は早くしないとね。
まだまだ行列は続いていた。
「うむ! なるほど! これは主殿が美味いというのも頷けるのじゃ!」
「うむ。なかなか面白い味であった」
「おいちかった~」
「とても美味しかったです。ごちそうさまです」
皆が満足そうに腹をさする中、コハクがぺこりと頭を下げる。
リンちゃんとクロは元の姿にさっさと戻り、リンちゃんは頭の上、クロは腕の中で寛いでいる。リンちゃんの帽子はクレナイの袖の中でお預かり。
「や~、本当、美味しかったね~。食い過ぎた…」
食べ過ぎたので、宿に帰ることに。
今日はもう宿でゆっくりしましょうか。
「そういえば、奴隷紋は消せるんだよね?」
「は、はい」
「消しちゃう? 嫌なら」
「え?!」
コハクの瞳が驚きで見開かれる。
なんか、ことあるごとに驚かれてる気が…。
「それはやめておいた方が良いかもしれぬぞ」
腕の中からクロの小声。
「さて、何故でしょうクロさん」
「奴隷紋がある限りは、コハクは八重子の持ち物だから、それを無理矢理奪っていくこともなかろう。しかし、これで奴隷紋が外れたなら、心ない連中が攫っていくことも考えられる」
「なるほど。確かに」
奴隷紋があるということは、例えるならリードをちゃんと付けている犬状態。リードを無理矢理奪っていくのはかなりリスキーである。
奴隷紋がないというのは、リードのない犬。つまり、いつでも攫って下さい状態になるのだね。
奴隷紋がある限りは、コハクの身の安全は保証されると言うことか。
「てなわけで、奴隷紋はコハクの身の安全の為に、付けっぱなしにしようと思いますが、OK?」
「は、はい。大丈夫です!」
なんか、ちょっと態度が硬いのよね。
まあ、それはおいおいで、いいでしょう。
やっと宿屋が見えてきた。ゆっくり歩いていたから大分時間かかった気がする。
腹が粉えたら、あとで街を皆と散歩しても良いかもしれないな。
そんなことを考えながら、宿屋へと入っていった。
しばらく食べ過ぎでベッドから動けなかったという。
0
お気に入りに追加
212
あなたにおすすめの小説
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
安全第一異世界生活
笑田
ファンタジー
異世界に転移させられた 麻生 要(幼児になった3人の孫を持つ婆ちゃん)
異世界で出会った優しい人・癖の強い人・腹黒と色々な人に気にかけられて
婆ちゃん節を炸裂させながら安全重視の冒険生活目指します!!
スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!!
僕は異世界転生してしまう
大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった
仕事とゲームで過労になってしまったようだ
とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた
転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった
住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる
◇
HOTランキング一位獲得!
皆さま本当にありがとうございます!
無事に書籍化となり絶賛発売中です
よかったら手に取っていただけると嬉しいです
これからも日々勉強していきたいと思います
◇
僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました
毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる