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黒猫と共に迷い込む
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何度目かのフリーフォールを味わった後、
「む、見つけたぞ、八重子」
「ら、らんすか、くろはん…」
息も絶え絶え。
「なんだ。だらしないの。あれくらいで」
「あーたは猫だから大丈夫かもしんないけど、あたしは人間だから!!」
猫は冷蔵庫の上から飛び降りたりすることもある。人間もそういうのが好きな人はいるけどね。じゃないと遊園地のような遊具が作られるはずがない。
だけど、それが苦手な人間もいるのよ!
あの、ふわっと、内臓が持ってかれるような感覚がダメなんだよ。察してくれ。
猫は身長の4、5倍の高さまでジャンプ出来ると言うけど、今回それを体感しました。
気絶したかった…。
壁に開いた穴にクロが入って行く。と、トントンと何やら上がって行く感覚。
「れ? ここは、上り階段?」
「そうだの。上を目指すのだ」
「皆は? 探さないの?」
「この階には気配を感じられん。多分ではあるが、上にいる感じがするの」
「上?」
「うむ。何にせよ、ばらけていたのでは良くない。一度ダンジョンを出て集まるのが最善の策であろうの。皆同じように上を目指すはずだの」
「そっか」
確かに、バラバラだと皆心配だし、さっきの階みたいな怪物に出会って、クレナイやシロガネならともかく、ハヤテやリンちゃんは倒せるか心配だ。
「皆バラバラになっちゃってるのかな?」
「うむ。そうなっているような感じはする」
一番の心配はリンちゃんだ。あの子だけ攻撃する術がない。怪我を治せると言ったって、自分が酷い怪我をしてしまったらどうなるか分からない。
一応消える前はハヤテの頭の上にいたから、ハヤテと一緒に飛ばされたと思いたいのだが。
「クレナイはまあ、案ずることはないよね」
「さすがに、地上最強と呼ばれるドラゴンであるしの」
クレナイは心配ないだろう。
「シロガネは…、分からないな…」
「まあ、大丈夫なのではないかの?」
あまり攻撃手段は持ってないけど、攻撃出来ないわけではないし、何より防御力に定評がある。
「よし。この辺りでよいかの。降ろすぞ、八重子」
「ん? はいはい」
階段の半ば辺りで降ろされる。
「ここからは自力で歩いて行けって?」
「そうではない。ちょっと他の奴らの様子を見てくるから、八重子はここで待っていて欲しいのだ」
ん?どゆこと?
「我が輩だけなら、空間移動が出来る。それで皆の様子を見てくる」
「くうかんいどう?」
「知らぬか? 離れた所に空間を通って移動することだの。影渡りなどと言った方が分かり易いかの? それともちと違うのだが…」
「クロさん? 私そんなこと出来るなんて、聞いてませんよ」
「言っていないからの」
ジト目でクロを睨む。
「他にも言ってない能力があるの?」
「ないこともない。例え八重子と言えど、さすがに我が輩の力の全容を話すわけにはいかぬ」
「ク~ロ~。私はあなたの飼い主よねぇ~?」
「では言って来るである」
逃げた。
それこそ、壁に溶け込んだかのように、するりと姿を消した。
「クロ! なんで私に話せないのよ! いっつもチューして、一緒に寝て、家の中でストーカーやってたくせに!」
猫は好きな人をストーキングします。可愛いストーカーが現われたって言って、いつも喜んでいたのだが。
「人の姿に化けられるようになったら、なんか生意気になったわね」
仕方がないので階段に座ってクロの帰りを待つ。
下に行く気にはなれないし、上に行く気にもならない。ここが安全地帯だから、ここに置いて行ったのだろうし。
「猫だった時はあんなに甘えん坊さんだったのに」
今でも猫だけどね。ただの甘えん坊さんが、ちょっと生意気な甘えん坊さんになったわよ。
「くそう。今度またお腹モフモフの刑にしてやる」
もちろん、猫の姿に戻ってからです。
人のお腹ではモフモフ出来ませんよ!
クロが空間を渡っていくと、シロガネの気配が近くなってきた。
(6、7、8階か…)
先程いた階から上ること8階。その階の中に、シロガネの気配がある。
「しかし、動いとるの…」
右から左へ、左から右へ。どうやら走り回っているようである。
そちらの方へと目指して行くと、向こうの方から白い塊が凄い早さで迫って来た。
「おおい、馬。我が輩だの…」
ビュン!
その白い影は、クロに気付かなかったのか、クロの横を特急で走り去っていった。
「なんだの、彼奴は…」
もう一度追いかけるクロ。
再びシロガネの前に出ると、
「おい、駄馬! 我が輩の話を…」
ビュン!
やはり通り過ぎて行った。
「彼奴…」
ちょっとイラっとしたクロ。
再び追いかける。
そして、またシロガネの前に出る。
ところが、その姿は八重子そのもの。
「おお~い」
と手を振ると、
「主?!」
喜びの声が聞こえた。
白い塊がスピードを上げて迫って来て、目の前で止まった。
「主! 探していたであるぞ!」
「はっはっは。我が輩も一応会いたかったのだの」
「ん? 主、何か声がおかしいようだが…」
ドロン
クロが元の黒い男の姿に戻った。
「な、な、な、クソ猫?!」
「このバカ馬が。我が輩が来たことに気付かずに走り去るとは。どれだけ周りが見えなくなておったのだの」
「き、貴様! 主の姿に化けるなど、失礼であろうが!」
「お主が我が輩に気付かなかったからだろうが」
シロガネが悔しそうな顔をする。
いや、事実、周りのこと何も見えていなかっただろうに。
カタカタと音がして、骸骨兵が1体近づいて来た。
「なんぞ、あれは?」
「そういえば、先程から何やら我に体当たりしてくる者が…」
反対です。シロガネが体当たりしに行ってるのです。
「邪魔をするでないわ」
そういうと、シロガネが少し翼を羽ばたかせた。
風の塊が骸骨兵に向かっていき、骸骨兵はバラバラに砕けて動かなくなった。
「それでの、我が輩は八重子と共に飛ばされたのだがの、どうやら下の階の方なのだの」
クロが気にせず話しを続ける。
「む?! 主と一緒か! 一先ずはご無事で何よりである」
シロガネも気にせず、クロの話しを聞く。
可哀相だから、少しは気にしてあげて。
「だからだの、このままばらけていては危ないので、一先ず上、ダンジョンの入り口を目指そうという事にしたんだの」
「なるほど。確かに、悪戯に下を目指したなら、魔物も強くなるし、どこかで擦れ違うやもしれぬ」
「そうだの。だから、上を目指せと伝えに来たのだの」
「ぬ、そういえば貴様、どうやってここまで? 主はどうしたのだ?」
「それは空間を潜り抜けてだの」
「空間を潜り抜ける??」
「まあそんな話しをしている場合ではない。馬よ、少し食料などをもらっていくぞ」
「馬ではない! ペガサスだ!」
「何故先程は聞こえぬかったかのう」
クロがシロガネが背負っている荷物をゴソゴソと漁り、中にあった保存食を引っ張り出す。
ついでにペットボトルも引っ張り出す。
「おい、この中に水を入れろ」
「ふん! 誰が貴様の言葉など聞くか」
「八重子の為の水なのだが…。そうか。お主は八重子に水を飲ませたくないと…」
「それを早く言え! すぐに満タンにしてやるわ!」
ペットボトルの中に水が満たされた。
「では、迷子になどならずに、ちゃんと上を目指すのだぞ」
「誰が迷子になどなるか!」
クロがまた壁に溶け込むかのように姿を消した。
「ふん! クソ猫が…。しかし、主は無事か。良かったである」
これで安心して上を目指せるというもの。
「さて、上に上がる階段はどこであろう?」
実は1度通り過ぎていたりするのだが…。
シロガネは出口を探して、再び走り始めた。
「む、見つけたぞ、八重子」
「ら、らんすか、くろはん…」
息も絶え絶え。
「なんだ。だらしないの。あれくらいで」
「あーたは猫だから大丈夫かもしんないけど、あたしは人間だから!!」
猫は冷蔵庫の上から飛び降りたりすることもある。人間もそういうのが好きな人はいるけどね。じゃないと遊園地のような遊具が作られるはずがない。
だけど、それが苦手な人間もいるのよ!
あの、ふわっと、内臓が持ってかれるような感覚がダメなんだよ。察してくれ。
猫は身長の4、5倍の高さまでジャンプ出来ると言うけど、今回それを体感しました。
気絶したかった…。
壁に開いた穴にクロが入って行く。と、トントンと何やら上がって行く感覚。
「れ? ここは、上り階段?」
「そうだの。上を目指すのだ」
「皆は? 探さないの?」
「この階には気配を感じられん。多分ではあるが、上にいる感じがするの」
「上?」
「うむ。何にせよ、ばらけていたのでは良くない。一度ダンジョンを出て集まるのが最善の策であろうの。皆同じように上を目指すはずだの」
「そっか」
確かに、バラバラだと皆心配だし、さっきの階みたいな怪物に出会って、クレナイやシロガネならともかく、ハヤテやリンちゃんは倒せるか心配だ。
「皆バラバラになっちゃってるのかな?」
「うむ。そうなっているような感じはする」
一番の心配はリンちゃんだ。あの子だけ攻撃する術がない。怪我を治せると言ったって、自分が酷い怪我をしてしまったらどうなるか分からない。
一応消える前はハヤテの頭の上にいたから、ハヤテと一緒に飛ばされたと思いたいのだが。
「クレナイはまあ、案ずることはないよね」
「さすがに、地上最強と呼ばれるドラゴンであるしの」
クレナイは心配ないだろう。
「シロガネは…、分からないな…」
「まあ、大丈夫なのではないかの?」
あまり攻撃手段は持ってないけど、攻撃出来ないわけではないし、何より防御力に定評がある。
「よし。この辺りでよいかの。降ろすぞ、八重子」
「ん? はいはい」
階段の半ば辺りで降ろされる。
「ここからは自力で歩いて行けって?」
「そうではない。ちょっと他の奴らの様子を見てくるから、八重子はここで待っていて欲しいのだ」
ん?どゆこと?
「我が輩だけなら、空間移動が出来る。それで皆の様子を見てくる」
「くうかんいどう?」
「知らぬか? 離れた所に空間を通って移動することだの。影渡りなどと言った方が分かり易いかの? それともちと違うのだが…」
「クロさん? 私そんなこと出来るなんて、聞いてませんよ」
「言っていないからの」
ジト目でクロを睨む。
「他にも言ってない能力があるの?」
「ないこともない。例え八重子と言えど、さすがに我が輩の力の全容を話すわけにはいかぬ」
「ク~ロ~。私はあなたの飼い主よねぇ~?」
「では言って来るである」
逃げた。
それこそ、壁に溶け込んだかのように、するりと姿を消した。
「クロ! なんで私に話せないのよ! いっつもチューして、一緒に寝て、家の中でストーカーやってたくせに!」
猫は好きな人をストーキングします。可愛いストーカーが現われたって言って、いつも喜んでいたのだが。
「人の姿に化けられるようになったら、なんか生意気になったわね」
仕方がないので階段に座ってクロの帰りを待つ。
下に行く気にはなれないし、上に行く気にもならない。ここが安全地帯だから、ここに置いて行ったのだろうし。
「猫だった時はあんなに甘えん坊さんだったのに」
今でも猫だけどね。ただの甘えん坊さんが、ちょっと生意気な甘えん坊さんになったわよ。
「くそう。今度またお腹モフモフの刑にしてやる」
もちろん、猫の姿に戻ってからです。
人のお腹ではモフモフ出来ませんよ!
クロが空間を渡っていくと、シロガネの気配が近くなってきた。
(6、7、8階か…)
先程いた階から上ること8階。その階の中に、シロガネの気配がある。
「しかし、動いとるの…」
右から左へ、左から右へ。どうやら走り回っているようである。
そちらの方へと目指して行くと、向こうの方から白い塊が凄い早さで迫って来た。
「おおい、馬。我が輩だの…」
ビュン!
その白い影は、クロに気付かなかったのか、クロの横を特急で走り去っていった。
「なんだの、彼奴は…」
もう一度追いかけるクロ。
再びシロガネの前に出ると、
「おい、駄馬! 我が輩の話を…」
ビュン!
やはり通り過ぎて行った。
「彼奴…」
ちょっとイラっとしたクロ。
再び追いかける。
そして、またシロガネの前に出る。
ところが、その姿は八重子そのもの。
「おお~い」
と手を振ると、
「主?!」
喜びの声が聞こえた。
白い塊がスピードを上げて迫って来て、目の前で止まった。
「主! 探していたであるぞ!」
「はっはっは。我が輩も一応会いたかったのだの」
「ん? 主、何か声がおかしいようだが…」
ドロン
クロが元の黒い男の姿に戻った。
「な、な、な、クソ猫?!」
「このバカ馬が。我が輩が来たことに気付かずに走り去るとは。どれだけ周りが見えなくなておったのだの」
「き、貴様! 主の姿に化けるなど、失礼であろうが!」
「お主が我が輩に気付かなかったからだろうが」
シロガネが悔しそうな顔をする。
いや、事実、周りのこと何も見えていなかっただろうに。
カタカタと音がして、骸骨兵が1体近づいて来た。
「なんぞ、あれは?」
「そういえば、先程から何やら我に体当たりしてくる者が…」
反対です。シロガネが体当たりしに行ってるのです。
「邪魔をするでないわ」
そういうと、シロガネが少し翼を羽ばたかせた。
風の塊が骸骨兵に向かっていき、骸骨兵はバラバラに砕けて動かなくなった。
「それでの、我が輩は八重子と共に飛ばされたのだがの、どうやら下の階の方なのだの」
クロが気にせず話しを続ける。
「む?! 主と一緒か! 一先ずはご無事で何よりである」
シロガネも気にせず、クロの話しを聞く。
可哀相だから、少しは気にしてあげて。
「だからだの、このままばらけていては危ないので、一先ず上、ダンジョンの入り口を目指そうという事にしたんだの」
「なるほど。確かに、悪戯に下を目指したなら、魔物も強くなるし、どこかで擦れ違うやもしれぬ」
「そうだの。だから、上を目指せと伝えに来たのだの」
「ぬ、そういえば貴様、どうやってここまで? 主はどうしたのだ?」
「それは空間を潜り抜けてだの」
「空間を潜り抜ける??」
「まあそんな話しをしている場合ではない。馬よ、少し食料などをもらっていくぞ」
「馬ではない! ペガサスだ!」
「何故先程は聞こえぬかったかのう」
クロがシロガネが背負っている荷物をゴソゴソと漁り、中にあった保存食を引っ張り出す。
ついでにペットボトルも引っ張り出す。
「おい、この中に水を入れろ」
「ふん! 誰が貴様の言葉など聞くか」
「八重子の為の水なのだが…。そうか。お主は八重子に水を飲ませたくないと…」
「それを早く言え! すぐに満タンにしてやるわ!」
ペットボトルの中に水が満たされた。
「では、迷子になどならずに、ちゃんと上を目指すのだぞ」
「誰が迷子になどなるか!」
クロがまた壁に溶け込むかのように姿を消した。
「ふん! クソ猫が…。しかし、主は無事か。良かったである」
これで安心して上を目指せるというもの。
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