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2 ―痛い尋問―

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 轟音と衝撃波が、胃の辺りを揺さぶるように響いた。近い。
 音源の方を見ると、塀越しに白い砂煙が立ち込め、真っ青な空を侵食する。アラビア語の叫び声や怒鳴り声も、すぐそこだった。
「子供が巻き込まれた!」
 声を聞いて走り出そうとしたアーロンの腕を、力強い手ががっしりと掴んだ。
「フーバー先生! 子供がっ―――」
「子供達は先に避難してる筈だ! 次はここだぞ、アーロン!」
 初老の先輩医師に怒鳴られた。白髪混じりの坊主頭に丸メガネ。最近急に痩せてきていたが、こんな力があるとは思えない程、掴む手が強かった。
 戦闘機の音が、近づいていた。


 何かを引きずる音が響いている。
「いい加減に起きろ、アーロン=ワイアット!」
 視界に入ってきたのは、今朝から着ている服。木製の椅子。床は自宅のものではない。
「うっ...」
 頭を動かすと首の後ろに、次いで後頭部に痛みが走った。手を充てようとして、椅子の背もたれの更に後ろで拘束されていた。
「やっとお目覚めか、先生!」
 カーンと金属音が響いた。荒いコンクリートの床を、鉄パイプか何かで叩いたようだ。引きずる音はやんでいる。
「事実確認!」
 大声で棒読みのセリフ。
「氏名、アーロン=ワイアット」
 室内はコンクリートの打ちっぱなしで、高い天井に蛍光灯。空気が湿っているのは、この部屋を使う度に洗い流すからだろうか。流しきれない有機物の臭いが微かに漂う。
「年齢、26歳。職業、内科医。住所、―――」
 過去のプロフィールが必要なさそうで、正直、ホッとするアーロン。怒鳴り終わった男は、アーロンの目の前に立つ。
「間違いないか?」
「あー、年齢なんだけど、30歳くらいにしといてくれないか? その方が仕事がし易い」
 云った途端に殴られた。
「―――嘘だろ」
 思わず呟くアーロン。不意打ちでも拳をまともに食らうなんて、近年ではなかなかない経験。
 アーロンは踏ん張って、椅子ごと転げるのを何とか回避し、座り直す。手が拘束されている以上、自由な足は有効に使えるようにしておかなければ。
「もう一度訊く。間違いないか?」
「...ああ」
「では次。―――2ヶ月前、ミゲル=ペータース宅で、ある事件があった。その際、フリートウッド家の五男、ハリー卿を護衛し奮闘した、とあるが、間違いないか?」
「それ、何の書類?」
 もう一度拳が飛んできたが、椅子に縛られたまま回転して避けた。が、態勢が整わないうちに鉄パイプが鈍く光り、椅子ごとアーロンを殴り飛ばした。粗末な木製の椅子はバラバラになる。
「...っつ...」
「間違いないかっ!」
「弁護士を呼んでくれ。突然拉致されてこの扱いは不当だ」
「残念ながら、ここは警察ではない」
「...軍か」
「弁護士どころか、助けを呼ぶことも出来ないぞ。質問に素直に答えないと、体が保たない」
「冗談じゃない!」
「そう。冗談でこんな事はしない」
 男は冷たくほくそ笑んだ。
「―――ペータースの部下とホーバット製薬の部下を倒したのはお前一人でか?」
「違う。ハリーも大分倒してたし、もう一人いた」
「その、もう一人、とは何者だ?」
「知らない」
 振り下ろされた鉄パイプを避け、間髪を入れずに2打目が横から来る。それを足の裏で受けるが、吹っ飛ばされて壁に激突する。崩折れるアーロンの髪を無造作に掴み、顔を上向かせる男。
「云え! 3人目は誰だ」
「思い出せないんだ。勘弁してくれ」
「そんな筈はなぃ―――」
 ゴッと額が鳴った。髪を掴んでいた手を、アーロンは頭ひと振りで振り払い、相手の喉元にも頭突きを食らわす。
「思い出せないって、何度云ったら分かるんだ」
「じゃあ、思い出させてやる!」
 相手は鉄パイプを振り回した。後ろ手のままではバランスが取りづらく、3回に1回くらいは足の裏で受け止めつつ、床に飛ばされていた。

「あれは何をやってるんだ?」
 モニターを見ながら、上官が呟く。
「足の裏で受けるヤツですか?―――殴り飛ばされてると見せかけて、ジャンプしてるんですよ。鉄パイプを踏み台にして」
 並んだ部下が答える。
「何だそれ?」
「空振りより何かに当たる方が、鉄パイプを持つ腕に負担がかかるからでしょう。力加減によりますが」
「やられっ放しに見えて、鉄パイプの相手にダメージを与えてるということか」
「しかも派手に倒れるから攻撃側は手応えに満足する」
「ところが、倒してもその度に起き上がるから、だんだん脅威に感じてくる訳か」
「疲れますしね。―――動体視力、反射神経、柔軟性、瞬発力、あと体力も必要ですね」
「考えて、いきなりできるものか?」
「いえ。訓練が必要でしょう」
「訓練を受けてるのか? 医者だぞ」
「ただの医者では、なさそうですね」
「それでか...」

「さあ、もう逃げないのか? 手を焼かせやがって」
 優位に立ちながら、肩で息をする男。アーロンは壁に追い詰められ、両側には男が手をついている。近い。
 ニヤッと口角を上げるアーロン。
「猟奇的な犯罪者に追い詰められた、か弱い美女の気分だな」
「それなら、後でその美女ぶりを確かめさせてもらおう」
「やれるもんなら、な!」
 卑猥に笑う男の顔をめがけて、左ストレートを一発。動き回っているうちに後ろ手にされたロープが緩んで、最後はアーロンが自力で腕を抜いた。
 相手の頭が元の位置に戻ると右ストレート。が、相手にブロックされ、その腕の肘で殴られる。ひるまずすぐに左ストレート、うまく入らずもう一度右ストレートを入れるがまた腕でかわされる。アーロンはそのまま相手の肩を掴む。がら空きになったみぞおちを殴られた。ダメージに上体を折りつつも、相手の脇に入り込んでタックルする。背中にエルボーを決められるが、構わず壁に叩きつけた。
「そこまでだ!」
 新たに入って来たのは、モニターを見ていた上官。
「ローエ、下がってよろしい」
 命じられた男は、アーロンを睨んだまま動かない。
「下がれと云ったのが聞こえなかったのか?」
 ローエは渋々、部屋を出て行った。それを見届けてから、上官は落ち着いた声で話しかけてくる。
「Dr.ワイアット。犬は好きかな?」
 ローエが出て行った鉄製の扉が再び開くと、歯を剥くドーベルマンが2頭、リードをピンと張った状態で入場する。
「噛まないヤツが好きかな」
 喉をグルグル鳴らしている。アーロンの言葉を無視して、上官は命令を下す。
「離せ!」
「こんなことして、動物愛護団体からクレームこないのか!?」
 ささやかな抵抗を口にするアーロン。
「室内でリードを離しても問題はない」
 アーロンはシャツのボタンをブチブチ外し、大急ぎでそれを右腕に巻いた。
 一目散に突進してきたドーベルマンは、1頭目、予想通りアーロンを目前にしてクワッと大口を開けた。仕方なく、右腕を出してわざと噛ませた。衝撃はもとより、アーロンの腕を咥えたままで頭を振るので困る。
―――食いちぎる気か!?
 体重をかけて狂ったように頭を振るドーベルマン。アーロンは体勢を保つのが精一杯。なのに2頭目がコンクリートの床に爪の音を鳴らしながら、突進してきた。
 アーロンは腕に噛み付いてるヤツの首根っこを左手で掴み、2頭目めがけて叩きつけた。2頭は手応えのある音を立てて一緒に転がり、キャンキャン鳴きながら、尻尾を巻いて出ていった。―――普通に走って行ったので、恐らく犬達は、大した怪我はしてないだろう。
「見事だ。犬と戦ったことがあるのか?」
「あるかっ、そんなもん! 噛まれたのも初めてだ!―――狂犬病の予防接種はしてるんだろうな!」
 やはりシャツでは保たなかったと見えて、血が滲んでいた。痛みはさほどではない。
「Dr.ワイアット、いくつかの渡航歴があるが、目的は?」
 上官は無視して質問をする。
「中東は仕事だ。他の国は学会だ」
「君にはスパイ容疑がかけられている」
「人違いだ。きっと、医者で26歳でアーロン=ワイアットって名前のヤツが、この国にもう一人いる筈だ」
「そしてそいつは、2ヶ月前にペータース邸でハリー卿を守るために数十人の男達を殴り倒したのか?」
「あー、きっとそいつは3人目の奴だ」
 上官はその言葉を無視する。
「ペータース邸の防犯カメラの映像には、ハリー卿と君が、3人目の人物と接触している様子が映っている」
「じゃあ、顔認証システムで探したらいい。軍なら容易いだろ」
「国内にいればな。―――しかし、画像が乱れていて使い物にならない」
「防犯カメラ、1個じゃないだろ?」
「ああ。30台全部だ」
「悪いが、力になれそうにない。あの件は、オレはむしろ巻き込まれた側で、疑われる覚えはない」
「巻き込まれた?」
「ああ、そうだ。事件の標的のハリーとは腐れ縁だからな。彼自身も一緒に暴れてたし」
「たしか、ある国の政治家の子息も一緒だったな」
「彼に手を出すなよ」
 アーロンの声音が変わる。「―――その政治家は、大物だそうだ」
「必要なら、質問にも答えてもらわなければならない」
 アーロンはわざと、口角を上げて見せた。
「ならそうしてくれ。オレは無罪放免だな」
「他国の政治家に接触するには手続きが必要だ。その間は君に答えてもらう」
 出入口がまた開いて、屈強そうなのが数人入ってきた。
「大人数を相手にするのが得意だったな」
 上官は入れ違いに出て行った。


 ステファンは、ノートから目を上げると、最後のチーズを口に入れた。
「アーロン...」
 呟いて立ち上がる。
―――ファビアンは急にいなくなった。アーロンは修道院を卒業して出て行った。二人とは連絡を取ってなかったみたいだな。
 しかし個人的に、SNSをやっているかも知れない。
 ステファンはノートパソコンを持ち出すと、テーブルの上で立ち上げた。
「まずは、ファビアン―――と」
 キーボードの上で細い指がリズムを刻む。
―――ファーストネームしか判らないな。ヒント、なかったかな。
 ステファンはボロボロのノートの最初の方を見返した。

  ファビアンは、
  あいつらとつるんでる。
  でも近頃は僕と目が合うと、
  優しく微笑んでくれる。
  そして今日初めて、
  秘密の場所に連れてってくれた。
  その場所は、誰にも云えない。
  二人だけの秘密。
 「大人はこんなふうに、
  キスするんだ」
  と云って、
  ファビアンは僕を
  ベッドに座らせて、
  僕のほっぺをそうっと挟んだ。
  彼の真剣な顔が近付いて、
  唇を付ける。
  舌が入ってきて最初は驚いた。
  ファビアンの舌は、
  知らない生き物みたいに、
  僕の口の中で暴れた。
  3つ年上のオイゲンと
  キスをしたことあるけど、
  こんなふうに、
  舌を入れたりはしない。
  学校の同級生の何人かとも
  キスしたけど、
  どの子もファビアンとは
  違ってた。
 「それは、みんなクリスを
  本気で愛してないからさ」
  ファビアンは2度目のキスの時、
  僕の服を捲って脇腹をさすった。
  くすぐったくて僕は
  体をクネクネさせたけど、
 「大人になるとみんな、
  こうするんだ」
  とファビアンは云った。
 「暑いだろ」
  と云って、
  ファビアンは僕の服を脱がせて、
  自分も服を脱いだ。
  ファビアンはズボンまで
  脱がせようとしたので、
  僕は「やめて」と云った。
  だって、僕のアソコが
  いつの間にか張っていて、
  恥ずかしかったから。
  でもファビアンは、
  先に自分のズボンと
  下着を脱いで、僕に、
  ファビアンのアソコを見せた。
  ファビアンのアソコは
  上を向いて大きくて、
  僕はドキドキした。
  男同士でおしっこの飛ばし合いを
  した時に見た他人のアソコは、
  上を向いてないし、
  もっとフニャっとしてて、見ても
  ドキドキしたりしなかった。
 「クリスのことが、
  好きだからだよ。ほら、触って」
  ファビアンは僕の手を持っていって、
  僕はソレを握った。
 「あっ...」
  ファビアンは
  すっごく気持ち良さそうに、
  目をつぶって上を向いた。
  そして僕の手の上から
  僕の手を握って、
  上下に動かし始めた。
  ファビアンはもう片方の手で、
  僕のアソコを、
  ズボンの上からギュッと握った。
  僕はびっくりしたけど、
  飛び上がりそうなくらい
  気持ち良かった。
  思わず、僕自身も
  聞いたことない声が出た。
 「クリスにもやってあげる」
  ファビアンが僕のズボンと下着を
  脱がせる時、僕の手が
  ファビアンのアソコから離れた。
  僕の手に、
  ヌルヌルが付いていた。
  それは、透明だった。
 「見て。クリスも、ほら―――」
  僕のアソコの先っぽから、
  透明な、おしっこじゃない
  ものが出てて、
  ファビアンが触ると
  糸を引いていた。
  ファビアンは、
  それが付いた自分の指を、
  美味しそうに舐めた。
  そしてファビアンは、
  僕のアソコを舐めたから、
  僕はまた驚いた。
  でも、それは僕が
  今まで感じたことのない感触で、
  でもドンドン、
  破裂しそうなくらい
  アソコが張ってきて、
  でもとっても、凄く、
  凄く気持ち良かった。
 「あ、あ、あん、んん」
  と、声が出ると、ファビアンも
  気持ち良くなるって云って、
  僕も何だか、
  もっと気持ち良くなる気がした。

 ステファンはノートから目をそらした。腕を組んで、上体を背もたれに預ける。
―――この先、ファビアンの情報なんて、書いてあったかな。
 思い出そうにも、まどろみの方が勝ってしまい、思い出すことが出来ない。
「明日にしよう」
 ステファンはノートを閉じた。
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