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狂い咲く愛と軽蔑
記憶
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夏が終わり、日が沈むのが早くなったことを、西の空の夕焼けが告げていた。すでに辺りは薄暗くなっており、東の空はもはや黒と言えた。
雨車家からの帰り道、唯理は石人の一連の行動を思い出していた。
まずはっきりとわかっていることは、石人には目に見えて大きな異常はないということだ。それは自分の能力ではっきりしている。ならば、自分が感じた違和感はいったい何なのだろうか?
唯理は違和感を抱いた時の会話を思い出しながら道を歩く。自然と顔は下を向いてしまい、時々すれ違う人にぎりぎりで気づいて躱すことを繰り返した。
会話の内容は何気ない雑談のはずだ。本来ならすぐに忘れてしまうようなたわいのない会話。重要な要素などないはずだ。
つかめそうでつかめない、そんなもどかしい思いが心に溜まっていく。
そして考えが堂々巡りになってきた時、突如携帯にメッセージが送られてきた。送り主が雨車だとわかり、先ほど別れたばかりなのに何なのだろうと思いながらも、唯理はその内容に目を通す。
メッセージの内容は石人のためのお楽しみ会を開きたいといったものだった。石人の心のケアをどうするか悩んだ末の雨車なりの答えなのだろう。
実際いい思い出で嫌な過去に蓋をするのはよくあることだ。石人にも効果的だろう。
だが、お楽しみ会をやるとなったら、自分のような不愛想な人間よりも最適な人がいるはずだ。
そう考えたところでふと思いつく。お楽しみ会に参加すれば石人の反応をいろいろ確認できる。そこに自分が感じた違和感の答えがあるのではないだろうか?
自分の中で何かがかみ合った音がした。唯理は携帯を開くと雨車にメッセージを送り、お楽しみ会で自分でもできることを調べ始めた。
「お楽しみ会開かない?」
突如の雨車の提案に石人は戸惑いながら首を傾げた。そもそもお楽しみ会が何なのかがよくわからないし、急に提案されれば少なかれ不審に思ってしまう。
「ごめん、急だったよね。でも、家の中にずっといるのも良くないと思うし、お父さんが迎えに来たらしばらく会えないかもしれないでしょ。だから、思い出作りしようよ」
確かに雨車の言うことはもっともだと思う。父親がどこに住んでいるかもわからない現状では、次にいつここにこられるかもわからない。
しかし、それ以上に今楽しむことはいけないことのような気がした。母は必死に戦ってるのに、自分はうかれていいのかと誰かに責められているようだった。
「気持ちは嬉しいけど、お母さんがかわいそうだよ」
その返答に、雨車はしばらく考えるように沈黙した後、まっすぐ石人の目を見て口を開いた。
「伯母さんは本当に石人くんが楽しんだら悲しいかな? 伯母さんが心配なのは私も同じ。でも石人くんが今みたいに思い詰めてる方が伯母さんはずっと悲しいと思うよ」
石人ははっと雨車の顔を見返す。雨車は大丈夫だと伝えるように、笑顔で大きく頷いてみせた。
「ありがとうお姉ちゃん。お楽しみ会やってみたい」
その言葉を聞き、雨車はよしとばかりにガッツポーズをする。自分より年上にも関わらず子供らしいしぐさをする雨車に、石人は思わず笑ってしまった。
雨車も嫌がる様子なく、つられてころころと笑う。その時、石人の目から一筋の涙が流れた。
「っえ……」
思ってもいなかった自分の体の反応に石人は戸惑い、何かの間違いだというように目をこする。しかしじわじわとくる目頭の熱さはけして錯覚などではなかった。
「あれ、嬉しいのにどうして僕泣いてるんだろう……」
混乱しているのは石人だけではない。突如涙を流した石人を見て雨車もどうしていいのかわからずじたばたする。
だが、ふと思い出した。そういえば石人はこの家に来てから一度も泣いたところを見せていない。
雨車のなかで石人と桜家が重なった。桜家は思いを外に出せず苦しんでいた。なら石人もそうだったのではないだろうか。
思えばまだ小学生の子供が、母親が意識不明の重体なのにいつも通りにしている方がおかしいのだ。
雨車は優しく自分の手を石人の頭に乗せると、泣き止むまでゆっくりと動かした。
石人は泣き止むと、疲れたのかソファーに座ったまま寝息を立て始めた。
雨車はこのままでは首が疲れてしまうだろうと、石人をソファーに寝かせると自分の部屋のタオルケットを持ってきて上にかぶせる。
一通りの作業を終えて、石人が起きていないことを確認すると雨車はキッチンの方へと歩いて行った。
今日は両親がともに仕事の日であり、必然的に料理当番は自分だった。石人は自分も料理をすると言っていたが、できることならこの家では石人には負担をかけたくなかった。
父親と一緒に暮らすとなったら生活様式はきっと大きく変わるはずだ。そこで負担がかかることは明白な分、ここでの生活は休養に徹して欲しい。
雨車は石人が目を覚ます前に料理を作り終えてしまおうと気合を入れる。そして、ポケットに入れていたヘアゴムで髪を後ろにまとめた。
毎週この日は雨車が料理を作っているため、料理自体は人並にできる。だが、献立を考えるのはあまり得意ではなかった。
自分は甘いものや濃い味付けの物が好きだ。それに加え小学校高学年の子は成長期でかなりの量を食べる。
特に石人は食べる量がかなり多かった。両親が離婚し、雨車家で預かるようになった時には既にそうだった。初めて一緒に食事をとった時には、こんなに食べるんだと目を見開いたものだ。
それ故にどれくらいの量を準備すればよいか少し考えてしまう。
雨車は慣れた手つきで冷蔵庫からいくつかの食材を取り出す。肉を出すことは確定として付け合わせに野菜も必要だろう。
幸いなことに、石人を家で預かることを決めてから、母はかなり多めに食材を購入してくれている。使える食材はかなりあった。
雨車が石人の様子を確認しようと後ろを向くと、ソファーから足がはみ出しているのが見えた。
どうやらまだ起きていないらしい。その光景に口元が緩むがすぐにフライパンに向き直り調理を再開する。
そこで雨車はふとお楽しみ会に唯理を呼んだ方がいいのではないかと考えた。
自分一人では、気づかないうちに石人に負担をかけてしまうかもしれない。その点、唯理ならばいち早く気づいてくれるはずだ。
雨車は一人頷き、メッセージを送る。そして送信されたことを確認すると、シンクの横に携帯を置いた。
そうして調理を続けているうちに肉が焼けてきたらしく、横でフライパンから音が出始める。
雨車は焼け具合を確認し問題ないと判断すると、食器棚へ向かって適当なお皿とコップを取り出し、シンクの横に置いた。
その時携帯が振動して音を鳴らし、メッセージが送られてきたことを告げた。雨車は唯理からの返答が来たのだと気づくと携帯へ向かって手を伸ばす。
しかし、伸ばした手がそばに置いていたコップにぶつかり、そのままバランスを崩して床へと落ちる。
バリンと甲高い音を響かせコップは砕けてしまった。ガラス製であったこともあり、飛び散った破片は大小さまざまだ。細かいものはかなり広がってしまっているに違いない。
雨車はしまったと顔をゆがませる。急いでいたとはいえ、横着して携帯や食器をそこら辺へ適当に置いたのは確実に失敗だった。
「とりあえず、早く片付けないと」
雨車はため息をつきながら掃除機を取りに行こうとする。その時、目をこすりながら石人がキッチンに入って来た。
「すごい音がしたよ。大丈夫?」
「来ちゃダメ!」
咄嗟に大きな声を出してしまった。石人は素足であり、キッチンに入れば破片が足に刺さる可能性がある。
大きい破片を踏むことはなくても、散らばった細かな破片は見つけにくい。危ないから掃除が終わるまでキッチンに入って欲しくないという雨車の心配の表れだった。
雨車は驚かせたかもしれないと焦る。だが、石人の見せた反応は雨車の予想とは大きく違うものだった。
「う……」
石人は小さな声を漏らすと、そのまま下にうつむいたまま動きを止めた。
「ご、ごめん。きつく言いすぎちゃった」
ただならぬ雰囲気に雨車はすぐさま謝るが、石人には全く聞こえていないようだった。そして、数秒後に頭を押さえてうずくまる。
「石人くん!」
雨車は急いで床のガラスを飛び越えて石人に近づいた。ひざを折って顔を覗き込むが、その目の焦点は明らかにあっておらず、取り乱したように荒い息をしている。
「来ないでって……」
石人はぽつりと声をもらした。小さな声でありよく近づかなければ聞き取れない。
「お母さんは来ないでって誰かに叫んでた」
雨車は突如告げられた内容に混乱しながらも、石人に声をかけようとする。だが、それよりも早く石人は核心を突く言葉を告げた。
「お母さんは誰かに怯えてたんだ」
石人の真に迫った声が冷たい静寂の中で響き渡った。
雨車家からの帰り道、唯理は石人の一連の行動を思い出していた。
まずはっきりとわかっていることは、石人には目に見えて大きな異常はないということだ。それは自分の能力ではっきりしている。ならば、自分が感じた違和感はいったい何なのだろうか?
唯理は違和感を抱いた時の会話を思い出しながら道を歩く。自然と顔は下を向いてしまい、時々すれ違う人にぎりぎりで気づいて躱すことを繰り返した。
会話の内容は何気ない雑談のはずだ。本来ならすぐに忘れてしまうようなたわいのない会話。重要な要素などないはずだ。
つかめそうでつかめない、そんなもどかしい思いが心に溜まっていく。
そして考えが堂々巡りになってきた時、突如携帯にメッセージが送られてきた。送り主が雨車だとわかり、先ほど別れたばかりなのに何なのだろうと思いながらも、唯理はその内容に目を通す。
メッセージの内容は石人のためのお楽しみ会を開きたいといったものだった。石人の心のケアをどうするか悩んだ末の雨車なりの答えなのだろう。
実際いい思い出で嫌な過去に蓋をするのはよくあることだ。石人にも効果的だろう。
だが、お楽しみ会をやるとなったら、自分のような不愛想な人間よりも最適な人がいるはずだ。
そう考えたところでふと思いつく。お楽しみ会に参加すれば石人の反応をいろいろ確認できる。そこに自分が感じた違和感の答えがあるのではないだろうか?
自分の中で何かがかみ合った音がした。唯理は携帯を開くと雨車にメッセージを送り、お楽しみ会で自分でもできることを調べ始めた。
「お楽しみ会開かない?」
突如の雨車の提案に石人は戸惑いながら首を傾げた。そもそもお楽しみ会が何なのかがよくわからないし、急に提案されれば少なかれ不審に思ってしまう。
「ごめん、急だったよね。でも、家の中にずっといるのも良くないと思うし、お父さんが迎えに来たらしばらく会えないかもしれないでしょ。だから、思い出作りしようよ」
確かに雨車の言うことはもっともだと思う。父親がどこに住んでいるかもわからない現状では、次にいつここにこられるかもわからない。
しかし、それ以上に今楽しむことはいけないことのような気がした。母は必死に戦ってるのに、自分はうかれていいのかと誰かに責められているようだった。
「気持ちは嬉しいけど、お母さんがかわいそうだよ」
その返答に、雨車はしばらく考えるように沈黙した後、まっすぐ石人の目を見て口を開いた。
「伯母さんは本当に石人くんが楽しんだら悲しいかな? 伯母さんが心配なのは私も同じ。でも石人くんが今みたいに思い詰めてる方が伯母さんはずっと悲しいと思うよ」
石人ははっと雨車の顔を見返す。雨車は大丈夫だと伝えるように、笑顔で大きく頷いてみせた。
「ありがとうお姉ちゃん。お楽しみ会やってみたい」
その言葉を聞き、雨車はよしとばかりにガッツポーズをする。自分より年上にも関わらず子供らしいしぐさをする雨車に、石人は思わず笑ってしまった。
雨車も嫌がる様子なく、つられてころころと笑う。その時、石人の目から一筋の涙が流れた。
「っえ……」
思ってもいなかった自分の体の反応に石人は戸惑い、何かの間違いだというように目をこする。しかしじわじわとくる目頭の熱さはけして錯覚などではなかった。
「あれ、嬉しいのにどうして僕泣いてるんだろう……」
混乱しているのは石人だけではない。突如涙を流した石人を見て雨車もどうしていいのかわからずじたばたする。
だが、ふと思い出した。そういえば石人はこの家に来てから一度も泣いたところを見せていない。
雨車のなかで石人と桜家が重なった。桜家は思いを外に出せず苦しんでいた。なら石人もそうだったのではないだろうか。
思えばまだ小学生の子供が、母親が意識不明の重体なのにいつも通りにしている方がおかしいのだ。
雨車は優しく自分の手を石人の頭に乗せると、泣き止むまでゆっくりと動かした。
石人は泣き止むと、疲れたのかソファーに座ったまま寝息を立て始めた。
雨車はこのままでは首が疲れてしまうだろうと、石人をソファーに寝かせると自分の部屋のタオルケットを持ってきて上にかぶせる。
一通りの作業を終えて、石人が起きていないことを確認すると雨車はキッチンの方へと歩いて行った。
今日は両親がともに仕事の日であり、必然的に料理当番は自分だった。石人は自分も料理をすると言っていたが、できることならこの家では石人には負担をかけたくなかった。
父親と一緒に暮らすとなったら生活様式はきっと大きく変わるはずだ。そこで負担がかかることは明白な分、ここでの生活は休養に徹して欲しい。
雨車は石人が目を覚ます前に料理を作り終えてしまおうと気合を入れる。そして、ポケットに入れていたヘアゴムで髪を後ろにまとめた。
毎週この日は雨車が料理を作っているため、料理自体は人並にできる。だが、献立を考えるのはあまり得意ではなかった。
自分は甘いものや濃い味付けの物が好きだ。それに加え小学校高学年の子は成長期でかなりの量を食べる。
特に石人は食べる量がかなり多かった。両親が離婚し、雨車家で預かるようになった時には既にそうだった。初めて一緒に食事をとった時には、こんなに食べるんだと目を見開いたものだ。
それ故にどれくらいの量を準備すればよいか少し考えてしまう。
雨車は慣れた手つきで冷蔵庫からいくつかの食材を取り出す。肉を出すことは確定として付け合わせに野菜も必要だろう。
幸いなことに、石人を家で預かることを決めてから、母はかなり多めに食材を購入してくれている。使える食材はかなりあった。
雨車が石人の様子を確認しようと後ろを向くと、ソファーから足がはみ出しているのが見えた。
どうやらまだ起きていないらしい。その光景に口元が緩むがすぐにフライパンに向き直り調理を再開する。
そこで雨車はふとお楽しみ会に唯理を呼んだ方がいいのではないかと考えた。
自分一人では、気づかないうちに石人に負担をかけてしまうかもしれない。その点、唯理ならばいち早く気づいてくれるはずだ。
雨車は一人頷き、メッセージを送る。そして送信されたことを確認すると、シンクの横に携帯を置いた。
そうして調理を続けているうちに肉が焼けてきたらしく、横でフライパンから音が出始める。
雨車は焼け具合を確認し問題ないと判断すると、食器棚へ向かって適当なお皿とコップを取り出し、シンクの横に置いた。
その時携帯が振動して音を鳴らし、メッセージが送られてきたことを告げた。雨車は唯理からの返答が来たのだと気づくと携帯へ向かって手を伸ばす。
しかし、伸ばした手がそばに置いていたコップにぶつかり、そのままバランスを崩して床へと落ちる。
バリンと甲高い音を響かせコップは砕けてしまった。ガラス製であったこともあり、飛び散った破片は大小さまざまだ。細かいものはかなり広がってしまっているに違いない。
雨車はしまったと顔をゆがませる。急いでいたとはいえ、横着して携帯や食器をそこら辺へ適当に置いたのは確実に失敗だった。
「とりあえず、早く片付けないと」
雨車はため息をつきながら掃除機を取りに行こうとする。その時、目をこすりながら石人がキッチンに入って来た。
「すごい音がしたよ。大丈夫?」
「来ちゃダメ!」
咄嗟に大きな声を出してしまった。石人は素足であり、キッチンに入れば破片が足に刺さる可能性がある。
大きい破片を踏むことはなくても、散らばった細かな破片は見つけにくい。危ないから掃除が終わるまでキッチンに入って欲しくないという雨車の心配の表れだった。
雨車は驚かせたかもしれないと焦る。だが、石人の見せた反応は雨車の予想とは大きく違うものだった。
「う……」
石人は小さな声を漏らすと、そのまま下にうつむいたまま動きを止めた。
「ご、ごめん。きつく言いすぎちゃった」
ただならぬ雰囲気に雨車はすぐさま謝るが、石人には全く聞こえていないようだった。そして、数秒後に頭を押さえてうずくまる。
「石人くん!」
雨車は急いで床のガラスを飛び越えて石人に近づいた。ひざを折って顔を覗き込むが、その目の焦点は明らかにあっておらず、取り乱したように荒い息をしている。
「来ないでって……」
石人はぽつりと声をもらした。小さな声でありよく近づかなければ聞き取れない。
「お母さんは来ないでって誰かに叫んでた」
雨車は突如告げられた内容に混乱しながらも、石人に声をかけようとする。だが、それよりも早く石人は核心を突く言葉を告げた。
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