142 / 143
最終話 その後
しおりを挟む
「アクア・ヤーパニー 『水聖』!」
「ジョン・ヤーパニー 『賢王』!」
「「おお!!!」」
なんだかわからないが盛り上がっているな。
「水聖は水魔法のスペシャリストね。その上には水神っていうスキルもあるらしいけど授かった人は知らないわ」
「賢王はそのまま賢き王って才能ね。政治方面にうってつけのスキルね」
ほうほう、二人とも詳しいんだな。
「じゃあ、ジョンにこの国を継いでもらおうかな? アクアは水魔法の神様にでもなるか?」
「うん!!」
「うち、神様になる~!!」
ははっ! 可愛いなぁ。
「アウルム‥‥‥、本気なの?」
「あなたが言うと洒落にならないのよ?」
「本人達の望むようにしたらいいじゃないか。二人とも素晴らしい才能があるんだ。それを活かす道に進めばいい」
「「ありがとう」」
ーーーーーーーーーーーー
その10年後、ジョンはヤーパニー王国の王として即位し、賢き王としてその後王国は隆盛を極める事になる。
アクアは王族の身分を放棄、冒険者として各国を漫遊し、『水聖アクア』として有名になった。
諸国漫遊中に世界樹とエルフの村を発見し、アウルムの死後未亡人となった母シルヴィアと共に訪れる。
独り身になったシルヴィアの保護を世界樹の精霊「ユグドラシル」に依頼し、シルヴィアは世界樹の守人として残りの余生を過ごした。
アクアはさらに研鑽を重ね、ユグドラシルの祝福を授かり水神となった。
アクアが黒髪の少年に『水神の祝福』を与えることになるのは何千年も先の話である。
完
「ジョン・ヤーパニー 『賢王』!」
「「おお!!!」」
なんだかわからないが盛り上がっているな。
「水聖は水魔法のスペシャリストね。その上には水神っていうスキルもあるらしいけど授かった人は知らないわ」
「賢王はそのまま賢き王って才能ね。政治方面にうってつけのスキルね」
ほうほう、二人とも詳しいんだな。
「じゃあ、ジョンにこの国を継いでもらおうかな? アクアは水魔法の神様にでもなるか?」
「うん!!」
「うち、神様になる~!!」
ははっ! 可愛いなぁ。
「アウルム‥‥‥、本気なの?」
「あなたが言うと洒落にならないのよ?」
「本人達の望むようにしたらいいじゃないか。二人とも素晴らしい才能があるんだ。それを活かす道に進めばいい」
「「ありがとう」」
ーーーーーーーーーーーー
その10年後、ジョンはヤーパニー王国の王として即位し、賢き王としてその後王国は隆盛を極める事になる。
アクアは王族の身分を放棄、冒険者として各国を漫遊し、『水聖アクア』として有名になった。
諸国漫遊中に世界樹とエルフの村を発見し、アウルムの死後未亡人となった母シルヴィアと共に訪れる。
独り身になったシルヴィアの保護を世界樹の精霊「ユグドラシル」に依頼し、シルヴィアは世界樹の守人として残りの余生を過ごした。
アクアはさらに研鑽を重ね、ユグドラシルの祝福を授かり水神となった。
アクアが黒髪の少年に『水神の祝福』を与えることになるのは何千年も先の話である。
完
1
お気に入りに追加
127
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる