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セリスの頼み
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「エドガー、ちょっと来て欲しいんだ」
ある日、セリスが訪ねてきた。
「久しぶりだな、セリス。何かあったのか?」
「大森林の奥に遺跡ダンジョンがあってさ。そこの調査をしようと思ったんだけどさ‥‥‥」
「‥‥‥遺跡ダンジョン?」
「見た事もない文字が書いてあって入り方がわかんないんだよ。エドガーなら読めるかもと思ってさ」
遺跡‥‥‥は少し気になるな。危険かもしれないが行ってみようかな?
未発掘となれば貴重な魔法陣や魔導書などがあるかもしれない。
「ティナ‥‥‥」
「ダメです!」
「まだ何も言ってないじゃないか‥‥‥」
「『遺跡に行ってみたい』でしょう? 危険だからダメです」
ティナは俺の事になると超過保護になるからなぁ。
「なぁ、ティナ? そこには貴重な魔法陣があるかもしれないよ? その魔法陣を使ったらお前の望む魔道具を作れるかもしれないよ?」
「ダ‥‥‥ダメです」
そう言って目を背けるティナ。
ふむ‥‥‥。
「あー作りたいなぁ? ティナ専用の魔道具を作りたいなぁ?」
「ダ、ダ、ダメですぅ‥‥‥」
あと一息かな?
「ティナが付いてきてくれるから心配してないんだ。いつもありがとな」
背後から抱きついて耳元で囁く。
「はぅっ!! ‥‥‥危険だと判断したら直ちに戻りますからね!!」
よし、落ちた。
「ありがとな、ティナ」
ほっぺたに軽くキスをする。
「はわわわわわ‥‥‥」
ティナは溶けてしまった。
「という訳でOKだ、セリス」
「いや、つーか何してんだ、お前らは?」
バァーン!!
激しくドアが開く。そこに立ってたのはフルル。
「ずるいです!! フルルも行くです!!」
「フルル、見張りは‥‥‥?」
「人を増やしてもらって非番が増えたから大丈夫です! それに大森林に行くならフルルがいた方が良いです」
あー、それはそうかも。
森の民エルフだもんな。
「わかった。フルルも来てくれるか?」
「はいですっ!! お任せください!」
こうしてセリス、ティナ、フルルと俺、マール、バッツ、トライの三人も一緒だ。
冒険というのか探検というのかダンジョンとかに入るのも初めてだな。
ある日、セリスが訪ねてきた。
「久しぶりだな、セリス。何かあったのか?」
「大森林の奥に遺跡ダンジョンがあってさ。そこの調査をしようと思ったんだけどさ‥‥‥」
「‥‥‥遺跡ダンジョン?」
「見た事もない文字が書いてあって入り方がわかんないんだよ。エドガーなら読めるかもと思ってさ」
遺跡‥‥‥は少し気になるな。危険かもしれないが行ってみようかな?
未発掘となれば貴重な魔法陣や魔導書などがあるかもしれない。
「ティナ‥‥‥」
「ダメです!」
「まだ何も言ってないじゃないか‥‥‥」
「『遺跡に行ってみたい』でしょう? 危険だからダメです」
ティナは俺の事になると超過保護になるからなぁ。
「なぁ、ティナ? そこには貴重な魔法陣があるかもしれないよ? その魔法陣を使ったらお前の望む魔道具を作れるかもしれないよ?」
「ダ‥‥‥ダメです」
そう言って目を背けるティナ。
ふむ‥‥‥。
「あー作りたいなぁ? ティナ専用の魔道具を作りたいなぁ?」
「ダ、ダ、ダメですぅ‥‥‥」
あと一息かな?
「ティナが付いてきてくれるから心配してないんだ。いつもありがとな」
背後から抱きついて耳元で囁く。
「はぅっ!! ‥‥‥危険だと判断したら直ちに戻りますからね!!」
よし、落ちた。
「ありがとな、ティナ」
ほっぺたに軽くキスをする。
「はわわわわわ‥‥‥」
ティナは溶けてしまった。
「という訳でOKだ、セリス」
「いや、つーか何してんだ、お前らは?」
バァーン!!
激しくドアが開く。そこに立ってたのはフルル。
「ずるいです!! フルルも行くです!!」
「フルル、見張りは‥‥‥?」
「人を増やしてもらって非番が増えたから大丈夫です! それに大森林に行くならフルルがいた方が良いです」
あー、それはそうかも。
森の民エルフだもんな。
「わかった。フルルも来てくれるか?」
「はいですっ!! お任せください!」
こうしてセリス、ティナ、フルルと俺、マール、バッツ、トライの三人も一緒だ。
冒険というのか探検というのかダンジョンとかに入るのも初めてだな。
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