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第四章

8、リィーヤの怒りでしゅっ!

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「「リィーヤ!!」」
団長達は後ろを振り返りました、そこには顔を真っ赤にした怒り顔のリィーヤがいた。

「ぷくっ~許せないでしゅ!」
小さい足をダンダンと地面にぶつけているリィーヤを見守るマーサ。

「おいっ!そこで何をコソコソしているんだっ!!」
王様の息子がいきなり大声をあげた、それにびっくりするリィーヤ。団長達も怒りの頂点がMAXに。

「あの息子殺しても問題ないよな」
とつぶやく団長、その顔は目が完全にやばい。
「多分殺しても問題ないっすよー」
副団長も小さくつぶやいたがいつもの爽やかな笑顔はそこには無かった。

「うるしゃい、ウォターボ~ル」と小さくつぶやくリィーヤ。

水の玉は息子の全身を包み込みこんだ。

「なっ!ブクブクブクッッ…!?」
息子は何もしゃべれない状態になり一生懸命破ろうとするが無理だった。護衛達はマーサの魔法で声も出せず動けない状態だった。

「「リィーヤナイス!」」
と言う団長達。リィーヤに👍をみせてすぐさま怪我をした男性を助けに行く。

「おい、大丈夫か?」
とりあえず男性を揺さぶってみるが反応無し。

「こういうときは水っすね!」
副団長が魔法で出した水を男性の顔にかけた。

「ウッ…ここは…ハッあの息子はどうなりましたか?」
とゆっくり起きる男性を団長が背中を支えて副団長はとりあえず指をさす。

指を指したところには…
「ナッ!!」
水の玉をみて驚く男性。

「リィーヤさんそろそろ解放してはどうですか?」
いつも通りの笑顔で優しく語りかける団長。

「あい、分かったでしゅ!」
ブシャッと水の玉を壊すリィーヤ。

そこから出てきた息子は…
鼻水を垂らしながらリィーヤを睨みつけると
「ゴホッゴホゲホッッ…絶対に許さないからな!!」と大声で走りどこかに行きました。
護衛達も走り去りました。

「「やっぱあいつ殺す」」
とつぶやく団長達の目は獲物を見つけた鷹の目だったとマーサが言う。
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みんなの感想(36件)

ひつじ
2023.09.10 ひつじ

番外編も嬉しいけれど!
本編もお待ちしてます(* ´ ▽ ` *)ノ

かなかな
2023.09.11 かなかな

ありがとうございます~!頑張ってかきますね

解除
meme
2023.09.09 meme

番外編?だけど更新されてる!((⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)嬉しいです
本編もよろしくお願いします

かなかな
2023.09.10 かなかな

ありがとうございます!本編も頑張ってかきますね!!

解除
meme
2023.08.30 meme

更新お願いします!

解除
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