上 下
70 / 74
第四章

4.朝でしゅ

しおりを挟む

そして…朝になりました
まず起きたのは副団長でした

「…あー昨日は団長の顔見てあまり寝れなかった…思い出しただけで…ブルブル」
と真っ青な顔をして両腕をさすり起き上がりました。

次に起きたのは…

「…おはようございます、副団長。さて、リィーヤさんを起こしましょうか。起きてくださいリィーヤさん」
と次に起きたのは団長で、さわやかな笑顔で副団長をみて隣でまだスースーと寝ているリィーヤを起こす。

「…スースー…ムニャムニャ」
まだ起きないリィーヤに団長達は

「「なんだこの可愛い生き物は!?」」と小さい声でささやきました。

「……起こさないといけませんよね?」
とボソッと団長は呟き

「…そりゃ起こさないとまずいでしょ」
副団長がたまたまその呟きを聞いてしまい返事をしました。

「クッ…(可愛すぎて起こしたくないんですが)仕方ありませんね。リィーヤさん起きて下さい」
と団長が肩を優しく揺さぶりました。

「…んんっ…ふにゃおはようございますしゅ」と寝ぼけているリィーヤに

「おはよう ~リィーヤちゃん」
「おはようございます。リィーヤさん」
挨拶をする団長達。

そこにマーサが出てきました 
『リィーヤよ顔を洗おうかの。ほれ水じゃよ』とマーサの手のひらから水が出てきてリィーヤの顔を優しく洗って消えました。

「リィーヤさんタオルをどうぞ。お着替えはこちらにおいてありますから、どうぞ。」
と団長がまだ寝ぼけているリィーヤにタオルとベットの上に置いてある服を渡しました。

「ゆっくり着替えて良いからねリィーヤちゃん!」
と副団長がリィーヤに言いました。

「わかったでしゅ」

今日のリィーヤのお洋服は
上が白色で下に向かって青くなるグラデーションのワンピースです

「お似合いですよ♪リィーヤさん」

「リィーヤちゃん!可愛いね」

と団長達が言いました。

「ありがとうでしゅ」
とびっきりな笑顔でリィーヤがお礼を言いました。


「…(早く帰ってリィーヤさんとゆっくりしたいな)」

「…(ささと帰りたいなぁ ~団長怖いし)」

と思っている団長達の心の声でした。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

奥様はエルフだったのです

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7pt お気に入り:42

“不吉な”聖女、母国を追放されて幸せになる・完

恋愛 / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:324

お姫様になってもいいですか?

BL / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:28

処理中です...