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第四章
3.王様はやばいやつ確定?かもでしゅっ
しおりを挟むそれから、リィーヤ達は泊まる部屋まで案内をしてもらいました。
「リィーヤさんは私とご一緒でいいですか?」と団長が廊下を歩きながら腕の中にいるリィーヤに話かけました。
「はいでしゅ!マーサも一緒でしゅよ!」
と元気よく頷きました。
「マーサさんも一緒なら安心ですね」
とにこやかな笑顔で言いました。
「それでは皆さまこの階の部屋を使ってください。それではごゆっくり!後は、メイドの人達に聞いてください!」
と王の側近はお辞儀をしながら駆け足でどこかなに行ってしまいました。
「…凄い慌ててましたね ~」
と団長いつのまにか横にいた副団長が言いました。
「……まぁ気にしない方が良いでしょう。取り敢えず部屋の順番を決めましょうか」と団長が言いました
「そうっすね ~じゃあリィーヤちゃんと団長と俺は一緒の部屋で!後は…かくかくしかじか…で!」
と副団長が部下たちに言いました。
「ちょっと待ってください、なんで副団長も一緒なんですか??違う所で寝てください!」と団長がすかさずツッコミました。
「えー良いじゃないですか…それにもし危ないことがあったらどうするんですか?例えば誘拐とか!!団長が強いことは知ってますが2人なら…いやマーサさんもいれて3人なら安全じゃ無いっすか!」
と副団長が必死に団長に伝えてました。
「…たしかに…。ここは安全じゃ無いのでその方がいいかも知れませんね。もし誘拐とかした場合は……ククク」
と悪い笑顔で団長が言いました。
「…(団長がやばい、これ俺のせいかな?)って事でリィーヤちゃん部屋に行こうか ~」と副団長は団長の腕の中にいたリィーヤを自分の腕の中にうつして部屋のドアを開けました。
「団長 ~危ないものとかないか確認して下さいよー」と団長に言いました。それに団長は…
「分かりました。やばいのがあったら明日王様に言いましょう(これであいつをブチのめす事ができますね)」
とにこやかな笑顔を浮かべた団長
「…そうですね ~」
と返事をした副団長。
それから団長は部屋の隅々まで確認した
ベッドの裏側やカーテンの隙間、クローゼットの中やお風呂場…他
「…後は天井ですかね…」
と団長は上をみた。
『天井なら妾がみてきてやろうかのぉ』
とマーサが現れて天井をみてきてくれました…その手に持っていた物を団長に預けて副団長の腕の中にいたリィーヤを抱っこして眠らせました。
「…盗聴の魔法…」
黒で四角い箱の中に魔法陣がある物
聴きたい人の声を魔法陣をかいた人に録画して送る物でした。
「えっあの王様が仕掛けたとかですか?」と団長の手の中にある箱をみながら言いました。
「…明日問い詰めましょう…」
この時副団長は間違って団長の顔をみてしまった。
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