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第三章
6.喧嘩するほど仲がいいでしゅっ
しおりを挟む二人の言い合いも終わりあっという間に夕食の時間です
「今日の晩飯は何かな ~リィーヤちゃんと団長は椅子に座っててください、俺とこの人で行ってきますねー」
副団長がグイッと誰かを引っ張りました
「…引っ張らないで下さい!」
セキュランさんの服を思いっきり引っ張って連れて行かれました…
そしてリィーヤが椅子に座ろうと思いましたが届かずに…団長が持ち上げました。その隣に団長が座りました。
「…団長さん、荷物は何をもっていけば良いんでしゅか?」
とリィーヤが団長さんの袖を引っ張りました。
「後から一緒にやりましょうね」
団長がリィーヤの顔をみて話しかけました。
「はいでしゅ!!」
「リィーヤちゃんと団長お待たせ ~」
副団長がかえってきました。
「お帰りなさいでしゅ‼︎」
と元気にリィーヤが返事をしました。
「…なんでこんなことを…しなきゃいけないんですか…全く」
とセキュランさんがぶつぶつと…言いながら…副団長の隣に座りました。
副団長はリィーヤの向かいの椅子に座りトレーを渡しました。
「ありがとうでしゅ!!」
リィーヤが満面な笑顔でトレーを受け取り、お礼を言いました。
「…団長さんどうぞ」
「お前から貰っても嬉しく無いんだが…それと団長と呼ぶな!」
「全くうるさい人ですね、貴方は…ハァ」
「…こっちがため息つきたい…」
また二人の言い合いがはじまりました、、
「副団長さんどうしましょう⁇」
「あーもうほっとこう。リィーヤちゃん無視が一番だよ!」
と副団長が呆れ顔をしながらリィーヤの顔をみながら言いました。
「やっぱり、喧嘩するほど仲がいいと言う事でしゅね」
とリィーヤがこっそり呟いたら…
「仲良く無い!」
「仲良くねぇ!」
どうやら団長達には聞こえていたみたいでしゅ~
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