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第三章

5.副団長さんがんばれでしゅ

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「団長さんこないでしゅね…」

「多分もうすぐで来ると思うよ~」
副団長達は食堂でまったりと飲み物を飲んで団長達を待ってました。

すると、いきなり大声が聞こえてきました


「お前もっとあっちにいけ!」

「お前がもっとあっちにいけ」

「…団長さん達でしゅか?」

「多分…そうだよ ~あははははぁ…全くあの人達は…。」

副団長さんは喋りながらため息を吐き団長達が来るのを待ってました。
団長達が食堂のドアを開け入ってきました。

「リィーヤさんお待たせしました」
団長が笑顔でリィーヤに近づき喋りかけました。

「団長しゃん遅かったでしゅね!」

「すいません、こいつが喋るの遅くて…」
団長さんが横目で同級生をチラッとみて

「相変わらずお前は良い性格をしているな」と団長に向けて言いました。

「あー2人ともその辺に。用件は⁇」
と副団長が2人を止めて

「ゴホンっ…子供とこいつを王都に連れて行く」
と団長に指をさし言いました。

「おい、こいつは無いだろ…後指をさすな!」
と団長がセキュランの指を掴み逆方向に…!?

「…おい馬鹿力俺の指からはなせ…っ」

「…コソッ副団長さんどうしましょう?」
とリィーヤが副団長の服の袖を引っ張り、副団長はリィーヤに気がつき座り込みました。リィーヤは副団長の耳に口を近づけて喋りだし

「うーん…どうしよっか。。しょうがない俺が止めるしか無いか…」
と言い副団長が立ち上がり団長達に近づき…

その頃、リィーヤは応援してました。
「副団長さんがんばれでしゅ!!」


「団長 ~リィーヤちゃんの前なのでやめてください ~」

「…黙っててくれ」
「…うるさい」
と2人同時に副団長に言いました。

「……」

副団長さん可哀想でしゅっ
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